どんな本から

Last-modified: 2017-03-18 (土) 17:51:30

122 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/06/26(木) 16:29:55 ID:Wp1mTUzc0
民俗学って興味あるんだけど、本で読むならどこから手をつければいいんだ?
遠野物語?
 
 
127 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/06/26(木) 20:56:56 ID:n.coH8tY0
>>122
入門としては谷川健一の「日本の神々」がオススメ
新書判で薄いが、掲載されてる事項はどれも民俗学のエッセンスと言えるもので
これを読んで興味を持った分野を掘り進めるのが良い
 
東方的には、第5章の「生き神の思想と御霊信仰」で諏訪大社の大祝について言及されているのが見所
伊予の三島社(大山祇神社)の大祝、阿蘇一の宮(阿蘇神社)の大宮司も諏訪大社の大祝と同じく
生き神だそうな。また、諏訪大祝の家系は元を正せば阿蘇国造に繋がる……とある
 
 
130 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/06/27(金) 02:37:03 ID:zOE6Uqs.0
「日本の神々」はちょっと文章が散漫な気がするなぁ
パチ俗学(※民俗学のツラを被った戯言)だけど
中沢新一の「精霊の王」をおすすめしたい
あるいは同じ作者のカイエ・ソバージュシリーズは
文化人類トンデモ学の良書だと思ってる
 
 
123 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/06/26(木) 17:41:20 ID:V/G4LNT20
むしろ柳田翁の著作を探すほうが困難なんだぜ
適当な本を読み進めて行ってもOK
でも柳田さんは文章も面白いからそっからでもよし
俺はこう思ってる
 
 
126 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/06/26(木) 20:51:15 ID:UTDPjSiw0
柳田は結構あるけどな。色々な出版社の文庫にも入ってるし。むしろないのは南方。
でも遠野物語は本当に民話を集めただけで考察はなされていないから、民俗学的な考え方を学ぶにはお勧めできない。
 
 
139 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/06/27(金) 17:15:33 ID:QBQmqFk60
柳田全集なら図書館とかに置いてあると思う
でかい奴だけど
 
 
128 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/06/26(木) 21:00:24 ID:55RVALv20
遠野物語は民俗学つーかどちらかと言うと文学より
一通り柳田に目を通してから赤松啓介の本を読むと
アンチ柳田なスピリットを感じて面白い
 


 
131 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/06/27(金) 02:44:03 ID:IDSS7lWc0
東方に関係してる本って何がある?
これを読めば更に東方が楽しめる。みたいな
 
 
138 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/06/27(金) 08:37:20 ID:m18i1Wlk0
>>131
万葉集
古事記
 
 
132 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/06/27(金) 03:55:34 ID:SsQqBvwA0
本で言うと無数にあるから何ともなぁ。
玉藻の話を知れば藍が好きになるかもしれんとか
小野篁の話を知れば小町が好きになるかもしれんとか
そういう個々レベルのなら出てくるが「東方に」と言われると難しい。
 
そこを敢えて考えるなら、俺は仏教関連の書籍を薦めるかな。
別にとあるキャラが云々みたいなのじゃないんだけども、仏教から延いては
陰陽道、道教まで食指を伸ばしていくと、東方プレイしてて「おっ」て思うような
話が結構出てくるかもしれん。
具体的なところでは、妖夢やら幽々子・藍・橙・小町・映姫あたりのスペカやら設定まわりの言葉が
中々解るようになってくる。
 
 
133 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/06/27(金) 04:26:38 ID:dW.yVLCc0
特に密教系だなぁ
修験に合流する流れを追えばいいと思う
ゆかりんの言う土の者は大抵これに関わってるから
 
鬼の話もお勧め
萃香かわいいよ萃香
 

                ,.へ___,.-ァ
   ヽ_          く____ゝ'、 /  
    ヽヽ、  r| ̄ヽ、/ く_/ヽY__ ̄7
     〈/^ヽ、''' " ̄`""/  /ヽ、__」 
      `>'´       (   /ヽ、|      
      /           `'ー'ヽ.       
     〃 {ハ_ハ_,!V ハ レ'、i l │ i|ーー-、
     レ!小l==  ==、 从 |、i|  、ヽ 
      ヽ|( "" -  ""  |ノ│つ ヽヘノ}¨ヽ 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

 
134 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/06/27(金) 04:31:53 ID:.Wqp8QQ60
じゃあ、俺はあえて京極夏彦あたりを薦めてみるかねぇ。
ミステリ小説だけど、探偵役が晴明神社の神主兼憑き物落としで、
毎回やたら妖怪だの民俗学だのについて語りまくる。十年くらい前にちょっくらブームになった。
 
会話形式で、民俗学あんま知らない相手に説明して聞かせる形式だから
素人でもまぁまぁ分かるし。分かんないところも分からないなりに面白い(←ここ重要
何より、森博嗣読んでたZUN氏は多分京極も読んでると思うんだよな。
影響も受けてるはず。勝手な推測だけど。
東方的には……『姑獲鳥の夏』で式神の話とか。
『魍魎の匣』で鬼と節分の話がちょっと出てくる。
『狂骨の夢』でタケミナカタと、西行が反魂の法で人を作った話が触れられてる。
『絡新婦の理』で木之花咲耶比売が出てくるのも、小説儚月抄と関わりあるし。
『塗仏の宴』で河童の話がけっこう出てくるとか。まあ色々。
 
 
135 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/06/27(金) 04:40:55 ID:dW.yVLCc0
>>134
どっかで読んでるっつってたような
最近は小松和彦氏と組んだり色々やってるみたいだな京極さん
しかし、完結してないことを明記しておかぬとは何と底意地の悪い
出版ペースがとてつもなく遅いのは存じておろう
レイニーブルー止めに等しい蛮行ぞ
 
 
136 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/06/27(金) 05:26:38 ID:.Wqp8QQ60
>>135
あー、まあ確かに。近作もそんなに快作ってほどじゃないし。
スレ違いになるからあんまり言わないけど。
 
そうね、ストーリー的に言うなら『絡新婦の理』まで、
民俗学系の知識や薀蓄を仕入れるにしても『塗仏の宴』まで読めば後は切っちゃっても良いかも、
と一応書いておく。
 
それだけだとアレだから、もう一つついでに。
柳田國男の著作が読みたいなら、ちくま文庫から全集が出てるから利用すると良いと思う。
どれから読んだら分からないって人がいたら、ちくま日本文学っていう文庫シリーズの15巻が
柳田國男で、代表作がだいたい入ってるからそれを手に取ると良いかもしれない。
もしくは、まあ東方つながりなら、講談社学術文庫で『妖怪談義』だけ読んでしまうというのもアリかな。
 
遠野物語も、民俗学そのものではないにしても、東方妖々夢の元ネタの一つだし
まあ読んでみて損はないと思いますよ、っと。
 
 
137 136 [sage] 2008/06/27(金) 05:50:54 ID:.Wqp8QQ60
たびたびすまん。
今確認してみたら、ちくま日本文学の柳田國男の巻はどっちかっていうと文学寄りだから
あんまりオススメできないかも。何か勘違いしてたっぽい。
 
あと、もしかしてちくま文庫版の柳田全集ってもう書店にないのか。
……今度からちゃんと調べて書きこむ。すまぬ。むきゅー。
 

             __,,,.....,,,,__
       ,l⌒'r、,r'´       ゛゛''- .,_
        | ゙i,r' i!、___   ___       ゛`、
    _  <.,__ト__(,_、ゝr-─-..ニ__r、-l'1/ン
   /\ \ く<_,.,r'´'/ / i i l iヽハ ̄゛'<.,ゝ
  ./  .\___、,〃 {_{ノlλ_lー|-!ヽリ| │ i|
  /    /// ,レ!小l ┳   ┳ 从 |、i|  むきゅー
  `.   ///   ヽ|l⊃     .⊂⊃ |ノ│
   .` 、///⌒ヽ___|ヘ   △    j /⌒i !
      \ /:::::::| l>,、 __, イァ/  /│
.        /:::::::/| | ヾ::トY_ゝ::{ヘ、__∧ |
       `ヽ<_{><] .`| : |:::/ヾ:::彡' |

 
140 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/06/27(金) 20:42:37 ID:AeC8lo0k0
書こうかどうか迷ってたんだが、京極が出てきたから良いよね
ってことで歴史・民俗学要素の強いミステリを幾つか薦めてみる
 
北森鴻、「蓮丈那智フィールドファイル」シリーズ
高田崇史、「Q.E.D」シリーズ
 
北森の方は民俗学ミステリ
特に民間伝承・民間信仰系で詳しい話が出てきたり
確か、咲耶比売、稲田姫なんかの話があったはず
東方に関わりの強い話、と言うより民間伝承・信仰の話を読むのに良いかも
 
高田は歴史の、オカルト色が強い辺りがメイン
六歌仙(小野小町が含まれる)やら式神の話やら、サブタイトルがズバリ「竹取伝説」なんかもある
でもまぁ、それほど強く関わりのある話が出てくる、って程でもないかもね
よくバックテーマに「恨みを残して死んだ人間が悪霊となり、神として祀られる」ってのがあるから、
その辺をパーティー帽の悪霊さんに無理矢理絡めれば……
まぁ、妄想の種が増えるくらいかな?
 
とは言え、あくまで「ミステリを読みながら歴史や民俗学の面白い話が読める」程度で、
どちらも京極ほど語り尽くしてはいないし、掘り下げてもいないなぁ……
ただ、京極ほどブ厚くもない(特に北森は短編集)ので、手軽に読んでみるってのには向いてるかもよ
 
 
141 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/06/28(土) 18:21:41 ID:/kqKo0S20
このスレで扱うような内容をきちんとやってるサイトとかってないかな。
胡蝶の見果てぬ夢さんはかなり本気な雰囲気で好きなんだが。
参考文献とかも載ってるから、そこから広げられるし。
あとは東方備忘録さんみたいな元ネタ解説・考察系サイトかな。
 
 
142 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/06/28(土) 22:51:30 ID:Y06Ff5ZE0
民俗学と言えば折口信夫も高名だな
まぁ東方と直接関係あるかつったらあれだけども、読むだけでも面白いよということで一応
そういや大学出てからその手の本読んでないな・・・俺も久々に読み込んでみようかな
 


  
143 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/06/28(土) 23:38:14 ID:TJUKnabo0
ずばり妖怪図鑑みたいな本でお勧め無い?
絵はついて無くて解説のみでもいいから、数が多く乗ってる奴。
妖精だと結構あるんだけど、妖怪は見当たらない。
 
 
144 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/06/29(日) 00:12:50 ID:mHkKRQ..0
>>143
いろいろあると思うけど、とりあえず今手元にあるのは
角川書店『日本妖怪大事典』村上健司編著 ISBN:4048839268
水木しげるの絵がところどころ載ってる。
著者は季刊『怪』とかに執筆してたりする人。
 
もしくは、鳥山石燕の『画図百鬼夜行』が角川文庫ソフィアで買えるから、
とりあえずそこから入ってみたら良いんじゃなかろうか。
 
 
145 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/06/30(月) 00:00:42 ID:W2m7EPiY0
民俗伝承資料が新紀●社のシリーズしか知らぬ俺は負け組
 
ミシャクジ神は「社宮司」とも記し、読みが「石神」にも通づるとなると
ケロちゃんの統括領域は相当デカいな
 


 
163 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/07/01(火) 03:01:42 ID:oHXrlaPs0
足洗邸が挙がったのでマンガもOKなのだと解釈し、オススメ書籍として「もっけ」を挙げてみようかしら
わりと普通の日常の中に妖怪たちがまぎれこんでくるタイプの話だが
表紙なんかだとほのぼのした雰囲気に見えるが、意外と重めのエピソードが多い気がする
 
アニメにもなったようだがそっちはノーチェック、っつーかこっちで放映してない
 


 
213 名前が無い程度の能力 [] 2008/07/04(金) 22:26:32 ID:imXGMMb.O
今、遠野物語読んでるんだが何か他に良い伝承関係の本はあるかい?
 
 
221 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/07/05(土) 02:32:40 ID:l25Qr8kA0
>>213
伝承関係でまとまってるのって、『遠野物語』ぐらい読みやすい分量のって
あんまり思い当たらないなぁ。昔話集成とかだとやたら分厚かったり
高かったりしそうだし。
いっそ、雰囲気重視なら説話集みたいなの探してみたら良いんじゃない?
日本霊異記とか今昔物語とか、講談社学術文庫なり岩波文庫なりで
読めるのがあるんじゃないかな。
 
あと、学燈社の別冊国文学に『昔話・伝説必携』ってのがある。
話系っていうか、話のバリエーションを大体押さえられると思う。
まあ、新刊書店に無いかもだから、古書店探す事になるかも知らんが。
 
 
223 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/07/05(土) 03:21:13 ID:UZcZjPZQ0
そもそも妻帯肉食おkがほとんどな時点で日本の仏教は骨抜き
それも江戸時代の神仏混交政策の一環という説も
逆に言えば戦国期までの一部宗派の仏教原理主義は凄かった
 
日本の宗教や伝承関係の人物を手軽にまとめた読みやすい本では
『日本異界絵巻』宮田登・小松和彦・鎌田東二・南伸坊(河出書房新社)
が良いかな? 空海とか役小角とか安倍晴明とかいろいろ面白く紹介してる
 
遠野物語以外でも柳田先生の著作では
『柳田國男全集 妖怪談義 一つ目小僧その他』柳田國男(ちくま文庫)
なんか良いかも
鬼や河童はそれ単体で研究書が多く出てて読むの大変だが
それはそれで面白い説や解釈が多い
 


 
518 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/07/16(水) 21:26:08 ID:an5Svaes0
民俗学入門書としてお勧めの本、柳田氏以外ので何かありませんか?
色々探してるんですが、初学者向けが中々…
 
 
539 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/07/17(木) 03:14:02 ID:YWmXT3P60
>>518
入門という意味では、宮本常一氏の著作がお勧めかな。
苗字や職業なども、どういう意味があるのか結構詳しく解説してくれてる。
 
塩の道とか、日本文化の形成とか優れた著作が多い。
最近では宮本氏の「イザベラバードの日本奥地紀行を読む」ってのを読んだんだが
なかなか面白かったよ。
 
情報の収集という意味では、幅広い方向に読むのがいいよ。
もう古くなったが新書で、地震と火山の日本史なんてのも面白い。
名著、日本百名山なんかにも山によっては
山岳信仰と山のルーツが少しばかり触れられていて
そうした方向から文化に触れるのもありだと思う。
 
求めればいくらでもある。地元図書館や神社の看板、神主の講話や
お坊さんの説法で、地元のお話から集めるのもおすすめ。
 
 
541 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/07/17(木) 03:46:27 ID:pvJYvodo0
>>518
 
539も言ってるけど、最終的には「当たって砕けろ」。
これは面白そうなんじゃないかなっていう本に、とりあえず当たってみる。
最初のうちは、難しくて意味わかんなかったり、変な本掴んじゃったりもするけど、
めげずに色々読んでいくうちに、自分の中にいろいろ蓄積されてく。
そのうち、何を読んでも、自分の中の「知ってる事」にどっかしら引っかかって響いてくるようになる。
そうなったら、何を読んでも面白い、って幸せな状態になれるぜw 頑張れ。
 
ただ、最初に偏っちゃうと大変なんで、はじめのうちはとにかく「有名な本」から入ってみたらどうかな。
柳田の他に、折口信夫、上で名前が上がってる宮本常一。
このスレで話されてるような妖怪絡みなら小松和彦。
 
ただし、南方熊楠だけはオススメできないw
 
 
548 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/07/17(木) 10:55:22 ID:6MyH7mP.0
>>539
>>541
ご丁寧にありがとうございます。
まさに難しくて意味わかんない本にぶちあたったりしてました。
だから比較的初心者でも取っつきやすい本はないかなぁ、と思ってたところです。
でも今意味分からなくても、全くの無駄でもないってことすかね。
後々知識が繋がったりとか。
 
とりあえず上に挙げられた方々や、
自分が面白そうと思った本を総当たりで読んでみますー
 
 
554 名前が無い程度の能力 [sage] 2008/07/18(金) 03:19:27 ID:9dIUtVuY0
>>548
よく少年漫画で「自分より弱いヤツと戦ってもダメだ、自分より強いやつと戦え」的な
セリフが出てきたりするけど、ある意味そんな感じで。
自分で理解できる範囲の本ばっか読んでても、なかなかレベルアップしていかない面はあるからね。
読解力をつけたり、っていう面でも。
 
ただもちろん、いきなり古文書とか読んだりしても全然分からないわけで。
わかんないのばっかり読んでたら、つまんなくて続かなくなるかも知れない。
中身パラパラ見て、難解すぎて全然歯が立ちそうになかったら回避。
その辺のバランス感覚はやってるうちにつくと思う。
 
あんまり強敵とばかり当たってると疲れるだろうから、
たまには、このスレの前の方で挙がってるような、神話や民俗知識を取り入れた
エンタメ作品を手にとってみるのも良いと思う。
まあ、フィクションの場合、偶に作者の妄想とか捏造とか
入ったりする場合もあるから警戒はしなきゃいけないけど、
逆にそういう民俗や神話の面白い部分を凝縮して取り入れたりもしてるから。
それに後日、難しい文献を読んでる時に、「ああ、これはあの作品に出てきてたアレか!」
っていうのに出会うと嬉しいし、一息吐けるしね。
無論、東方もそういう役割を果たしてると思う。最近のは特に。