科学信仰

Last-modified: 2017-03-18 (土) 17:49:39

372 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 01:42:19 ID:sGwiCTE60
都市伝説じゃないが、科学信仰って東方世界では神格化するのかね。
神として存在しなくても、妖怪のように信じられることで存在したりするように。
水が喋ったり、マイナスイオンが存在したり、あるある大辞典がすべて事実だったり。
 
 
373 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 01:57:34 ID:Mhozomz20
>>372
 
つ水&火符「フロギスティックレイン」
 
ものが燃焼するのは「フロギストン(燃素)」って物質が放出されてるからなんじゃないか、
とかいう仮説が昔あったらしいけど、それがスペルカードに取り入れられた例。
 
 
374 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 02:22:13 ID:zAsYT.3I0
科学信仰って、究極的に言えば超自然的現象の全否定に行きつくんだよなぁ。
例えば生物系からすれば、人間の記憶やら意識やらは、全て脳というタンパクと脂肪と水の塊の中で介される物理的現象、で解決する。つまり魂の全否定。
そも、信仰が力を持つ、ってのがそもそも科学じゃ否定されるし。
 
コレが力を持つとなると、人間に妖怪が見えないとか、妖怪が人間に見えるとかになりそう。科学じゃ妖怪なんて「存在しない」訳だから。
別の言い方をすれば、外界の人間は科学信仰の力を受けているため妖怪が見えず、外界の妖怪は減る、なんて解釈もできるんだけど。
 
擬似科学は科学的解釈に則ってないから科学じゃない。それが実現するという理屈は科学じゃない、魔術の理論になると思う。
 
 
375 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 02:39:40 ID:TW7/J5DE0
>>374
超自然現象でさえ
それが観測されれば、いつかは数式で証明できるはずのもの
として、科学的にも、肯定されるよ。
科学というものは結局は実験と観測によって成り立つものだからね。
ガリレオが近代科学の祖と呼ばれるのも
彼が実験による証明という手法を取り入れたといわれているからだ。
 
信仰が力を持つ、というのも論理の上では実に味気ないが
肯定はできる。
というのは、人間の行動原理を考えた際
信仰があったほうが、より合理的であると判断されれば肯定される。
 
ある種の共通意識によって、そこに集まった種族が
ばらばらにならずより合理的な行動をとることができるのならば
それは力と解釈してもいいはずだ。
 
ところで話は変わるが
神はサイコロを振るか
という命題がある。神はサイコロを振らないと長い間科学では信仰されてきた。
しかし量子力学では神はサイコロを振ることになっている。
素粒子の存在だ。
 
つまり、現代の科学は「分からないもの」を否定してはいない。
 
 
376 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 02:42:14 ID:XB0amQ9.0
現状は積極的に否定してる一派が大多数占めてる気がする
これは日本独自の現象なんだろうけどな
 
 
377 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 02:42:45 ID:sOmTXgi20
オカルトや伝承や宗教だって社会科学だ
科学は全てを受け入れるのよ
 
 
378 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 02:52:43 ID:XB0amQ9.0
というか、分からないかどうかすら分からないのか
科学は目的に至るための効率的な方法を示す言葉だったが
今では偉人たちを祖として習い、彼らを崇め奉るものを指すようになった
釈迦は哲学者と切り捨てられるが、彼はそこに納まっていない
危うさを持った科学以外の方法論が科学的思考以上の結果を出すこともあるだろう
科学が魔法に追いつくのは一体いつになるんだろう
 
 
380 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 03:11:41 ID:zDNkt6Ik0
科学的手法以上に「危うさ」から遠い方法論なんてものが一体この世のどこにあるのかと
 
 
379 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 03:10:42 ID:zAsYT.3I0
>>375
や、そりゃまあ観測「されれば」そうだろうとは俺も思うけどさ。
科学は「観測されたもの」が「何故そうなるか」を研究してきた訳でさ。
観測「されてない」ものは存在しないものとして扱われるだろう。違ったら赤っ恥だが。
 
信仰が力を持つ、ってのもその解釈ならアリだと思うが、
俺が言いたかったのは、「信仰」という「人間の脳思考」が、現実に力を持つってことは有り得ないだろう、ってこと。
判りにくくてスマン。
 
 
381 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 03:42:31 ID:TW7/J5DE0
>>379
されているじゃん。妖怪。幽霊も。
 
ただ、近年あまり観測されていないのと
多くの人がそれらは文化や民俗学の方向から
解明できる問題だととらえていて、科学の世界に持ち込もうとしないだけだよ。
或いは、科学的な現象だと証明されたものも無いわけではない。
 
信仰が力を持つってのはね、実は宗教ってのは
何かが目に見える形で、明確に、起こることを期待して
信じるもんじゃないと思うんだよね。
空気のようにそこにある、ありのままに受け入れること
これが(文化と化した)宗教なんじゃないかね。
 
宗教の信仰はどういうものかってのは、免罪符とルターのお話なんか分かりやすいと思うね。
 
ご利益というのは目に見える形で降ってくるものじゃないんだよ。古来よりね。
天皇が中世より象徴天皇なのと同じで
ただ、そこに在るということが力になってる。
 
 
382 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 04:30:35 ID:zAsYT.3I0
>>381
うーん、妖怪や幽霊が観測された、ってのが科学の発達してなかった時代の話だと思うんだよ。
その手の逸話は現代じゃ科学で割と説明されてる訳で、昔に観測されたものも、当時の科学が現代レベルで発達していたら普通に説明できてしまったんじゃないか、と思う。
あと、「持ち込もうとしない」ってのは何だか違う気がするんだけど……。
 
後、俺が言いたかったのは、例えば人間が何かに恐怖したとして、その恐怖が「妖怪」という形を持って現実に顕現することはないだろ、って事。
人間の思考がただの電気信号である、という考え方が俺の思考の根本にあるからだけどさ。
信仰による精神的な負担の軽減とかも、大脳生理学や心理学なんかで説明できてしまうだろう、というか。
別に宗教を否定する気はないし、むしろそういう「精神の安寧」を求めて宗教を信仰するのは普通にアリだろうと思うけどさ。
それは別に宗教である必要もないんじゃないかな、と思う。
俺が科学教に傾倒しすぎてるだけかもしれないけどさ。
 
 
383 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 04:32:47 ID:ec4PKrhU0
ここまで朝倉理香子の名前無し
 

          _,,,......,,,_ _,. -─ァ
       _,. -'===-y'´ _____,ゝ
    , '"⌒`ヽ、' ̄`ヽ、  ̄ `、ー`--ァ
    ,'          ヽ   ヽ、__ゝ
    i   i  /^'^ヽ、_ゝー 、',    ',
    i  i ト.ー   ,Yテ!ゝ!ノヽ、!  i
   ノ i  ,ヘイテ、__ ,.-ヒ_,.ハ  ',   i
  ,' ハ/ ハ(,.ノ,  '--' ,, ',  !  l
  レ´  | 从    -    /i  ハ  ハ
     i/ i. ゙ヽ、   ,.イ ,' ,' /.  ',
     /  ヽi´ ヽ>T ´ ン//レ'.   ハ
    ノ   /Y_,.イ \./ ヽヽ、_!  / ',
  _,.イ    // ヽ、 ', r´ヽィ⌒iゝ',ヽ/ /` ' ー-..,,,__
, '" ,'   イ    Y ゝ-イゝr'  Yi /五年    /
  i  _ノ i   、  ヽ', くンヽ!ヽ!7 〉/  の科学/
/ レ´ ヽ、!   \_ ',   \i/ =/     _,._/
  /    'l  _,.-/ ヽY),   /o  /     ,と'_`i

 
384 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 05:00:02 ID:TW7/J5DE0
>>382
確かに、「妖怪」が顕現した時点で
それはあなたの言う、科学では何らかの生物に分類されちゃうでしょ。
超常現象も同じく。何らかの科学的現象として分類されるはずだ。
 
そういう意味では科学に、妖怪も魔法も無いってことになるね。
 
解明されていないことは沢山あって
且つ数式に直すことも、理論立てて説明することも
現時点では不可能なものは沢山あるけど
 
ある種の科学を信奉している人は
それは証明が複雑でややこしい(もしくは膨大な量になってしまう)だけで
いつかは体形づけることができる
 
と主張する。
 
でもそもそも、タンパク質が最初にある方向に進化し始めたのだって、
今の科学じゃ偶然だとしか言えないんだろう?必然性、法則性を見出せない。
そういうことなんで、現代の科学教では「わからないこと」を受け入れるか
抗って新たな真実を求め続けるかしかない。
 
ちなみに俺も現代の科学を信奉しているけど、前者を選ぶね。
もし研究者だったら失格だ。
 
神がサイコロを振らないとするとね、今俺が書き込んでいるのも、全ては物事の始まりに
予期できることであり、想定の範囲内ってことになってしまう。
 
宗教を「精神の安寧」という捉え方は、表面ではあっていると思うが
実際にはそうしたものでも無いんだよ。凄く、計算機をはじいたような答えだね。
宗教というのは実際には、ただそこにあるだけのものなんだよ。
 
あなたも多分、それにとらわれているはずなんだけど、(科学教以外の)宗教、信じてる?
 
 
385 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 05:07:50 ID:zAsYT.3I0
>>384
すまん、全然信じてないや……。全く貴方の言う通りだわ。
お前は何様だっていうような発言してたな、申し訳ない。
俺の事は忘れて下さい。スレ汚しスマソ。
 
 
386 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 05:25:13 ID:TW7/J5DE0
>>385
いや、こっちも失礼しました。
 
でも多分、東方幻想板の、しかもこういうスレにきて発言して
ってことは多分、科学以外にも何かしらの外国で言うところの宗教を
心の中に持っているのは間違いないと思いますよ。
 
日本人は皆、無宗教ですって言うけど
外国人はこぞって、日本人は宗教信じてるって言うのね。
外からの目だと、われわれも立派な宗教の信徒だというわけだ。
 
つまりどういうことかって言うと
日本人の頭の中にある宗教のイメージってのが、お経を読むだの
臥して祈るだの、巡礼するんだの、大げさすぎるんだわ。
 
海外に居る連中には、科学教を信じつつ、キリスト教を信じている奴が沢山居て
キリストは決して、心臓を再度鼓動させたわけではないし
神様が7日で世界を作ったとかノアの大洪水で現在の山河がおおよそできた
なんて主張はありえないって思ってるひと沢山いるんだよね。
 
それでも奴ら、キリスト教徒なわけだ。理屈じゃないんだわな。一種の倫理や文化のようなもので。
 
 
387 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 05:30:35 ID:Iffyb2s60
和の心みたいなもんか
 
 
390 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 11:45:24 ID:HNYV1APU0
>>386
このスレの前のほうで語られてるが
日本人の宗教嫌いは明治期に神道が科学と同列に扱われたことが原因
神道は自然科学と同様にただ自然にあるもので、それ以外は宗教と言い、心の弱い者が縋るものである
って全国的に教育しちゃったのよ
欧米でやってたキリスト教と科学の並列を強引に真似ようとしたんだわな
そんで戦後に国家神道が求心力を失うにあたりもう一つの国教たる科学だけが残った
けど、科学って理想が無いんだよな
あくまで受容的な情報解析装置なわけだ
拝金至上主義とか新興宗教の乱立とかはこれに由来すると思う
皮膚常在菌が居なくなって雑多な細菌上陸してきたみたいな
とりあえず非公式になった宗教の再興が急務なんだろうなぁ、この国は
 
 
391 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 12:48:37 ID:BjTB7nXQ0
信仰は儚き人間の為に
 
 
392 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 13:51:58 ID:DU3K1rUk0
とりあえず、
科学的認識が実験と観測によるものというのなら、なおのこと
確実に「人間に認識できないもの」も、この世には存在する
人間は紫外線は見られないし、ある周波数以上、以下の音は聞けない
これまでのテクノロジーで人間が作った機械でも認識できない光線や宇宙線が
存在する可能性は否定できない
 
先に熱素の話が出てたけど、第五元素(賢者の石)の探究だって
近世のある時期までは、本気で「疑似科学」ではなく「科学」と思い込まれてた
こういう錯誤はひょっとすると現代にもあっておかしくはない
 
人間は人間が理解可能な五感と思考能力の枠内でしかものを認識できない
これはソクラテスの言う無知の智とか孔子の言う怪力乱神を語らずとか
いうのと同じで、昔の人は「人間は何でも理性で認識できる」なんて考えは
むしろおこがましいと自覚しつつ「考えてもわからんもの」には沈黙した
近代の論理学もウィトゲンシュタインが同じ結論に至っとるw
 
ま、だから「わかんないもの」について、あーでもないこーでもないと
社会科学や自然科学の多様な角度から「仮説」を言い続ければ良いのさ
そこから大まかなヒントや輪郭ぐらいはわかるかも知れない。
というだけで充分上等。そんだけでも探究のロマンは尽きないさ
 
で、この流れで最初に上がった「科学信仰」が幻想郷に入るかだが
フランス大革命の初期、急進的な唯物主義者がキリスト教の「神」に変えて
「最高存在」という概念を国家イデオロギーのシンボルに据えたが
当然定着せずに消えたことがある
これも少しは信仰されたら擬人化されて幻想郷に入ってたのか?
幻想郷に紛れ込む「最高存在たん」いったいどんなキャラなのかw
 
 
393 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 13:57:28 ID:ozpayqpY0
ちょっと話はそれるけれども宗教ってのも文化の一部だよな
そも文化と言うもんは人間がその季節風土に合わせて長い間構築してきた規律や規範みたいなもんだ
それゆえに保守的で排他的な傾向を持ってるんだけれども
日本は明治とWW2終戦後の二回に大きくこの文化を変えようとしたんだな、特に終戦後の方は大きかった
新しく根付かせようとした文化の影響を受けて元来在った文化はその形を変容させてしまった
んで新しく来た文化ももともとの文化のもつ保守性にはじかれて変形して根付いてしまった
受け売りを大まかに喋ったけれどもそういうのがどうも現代日本のいびつな社会を形成している理由らしい
 
それで幻想郷のことを考えるけど、幻想郷はその元から在った文化を残し外からのものを排除する場所なんだよな
幻想郷の守り手たる霊夢も夢と伝統を保守する巫女という肩書きだし
幻想郷っていうのは死に往こうとしている旧来の文化がその形を残そうとして存在している防衛本能みたいなものなんじゃないか、と浪漫しかなさそうなことを考えてみた
 
 
394 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 17:47:16 ID:aEgFErOAO
だからガチで金なんか錬成しようとしてる俗物後期錬金術と初期錬金術を一緒にするなよ……。
これだから理系は……。
 
むしろ昔の方が神秘に関してはストイックだったよ。
 
 
395 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 18:44:37 ID:zLNsCZAc0
どこから錬金術が出てきたかしらんが初期こそ金属変成への執着は強かったけど?
むしろ後世になるにつれて金属変成は無視はされないが扱いが小さくなってく
 
 
396 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 19:57:08 ID:k9Qu8S6s0
錬金術で思い出した
不死繋がりで八百比丘尼などは出ないのだろうか
 
 
398 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 21:10:46 ID:BBNc7ALc0
>>396
不死はともかく尼さんキャラは出てほしいです。
 
 
412 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/13(日) 00:40:11 ID:tM4g/frk0
>>396
多分もう出てる
妹紅がそれっぽいんだよな
彼女も深く掘り下げると面白い人物だと思う
 
 
401 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 22:20:44 ID:d0WlgsHs0
しかし神や妖怪を語るスレで科学が語られるというのも奇妙な気がするが
どことなく親和性のある話題に思えるな。
 
科学は白魔術であり、理が明らかにされていて誰にも使える。
対してオカルトは黒魔術であり、理はブラックボックスに隠されて知っている者しか使えない。
とは京極での解説だったかな。
 
 
402 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 22:39:37 ID:KG8MYJlE0
科学も「科学」という理で定義された宗教みたいなもんだからなぁ
時代が違えば別の理があったわけで
科学者は科学を信奉する者にすぎない
科学と宗教の差異なんて所詮その程度
 
 
403 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 22:57:19 ID:G/0ZQHHw0
科学も宗教と似たようなものだ、なんて言い方は科学に対しても宗教に対しても失礼過ぎる
宗教を信仰するというのは、経験や知識では証明出来ないものを敢えて信じる事
一方科学は経験や知識に信を置く
方法論が全く違う。これを「大した差異じゃない」と言ってしまってはもう仕方がない
 
 
404 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 23:17:10 ID:UuRlheuk0
このスレでも頻出する鬼、天狗、河童やらが誕生した背景として、当時の最先端の技術を持った集団が
技術はもとより集団ごとブラックボックスの中に収まっていて、その箱には神秘性やら、うさんくささやらで装飾されていた。
そして中身が一般にも公開されてしまうと、からっぽのうさんくささで装飾された箱だけが残る。その箱に収まりのいい
怪異やらを詰め込んでそれらしいラベルをくっつけることで上記の妖怪たちが生まれた。という過程もある。
 
なんかよくわからん文章になってしまったが、要するに科学技術の発展と拡散の過程で発生する妖怪もいる、ということ。
妖怪と科学は必ずしも相反するものではない、腐れ縁的な関係でもあるんだよ、ってなことが言いたかった。
 
 
405 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 23:30:48 ID:R8l7YyVg0
心の拠り所さえあれば、宗教みたいなものとして機能する
現代人、特に大半の日本人は神や仏がいなくても、困るのは葬式みたいな
定型化された儀式くらいだ
つまり、普段は別のもので代用されてる
心が満たされるなら何でもいいんだ
宗教もまた多様化の時代
 
まぁアメリカ人の半分は進化論を信じないし
別に古来からの宗教が死んだわけではない
 
 
406 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/12(土) 23:48:45 ID:CpPcrjPM0
ここで宗教と科学は全く別物という説を出してみる
 
宗教は宗派とかで、元が同じでも色々分岐してるよな。そしてそれらは多少の対立こそあれ、大抵は共存してしまうもの
どれが正しいかとか、決めるべき判断材料が主観的なものしかないからだ
 
科学はそうでなくて、ある公理の下で得られる数学のみが正誤の基準となる
不確定という一点において派閥が分かれることも往々にしてあるが、
それはどちらかが間違いと分かるか、両方をつなげる理論が登場するかで、必ず一本になる
つまり科学って究極に排他的で、他との共存を許さない「ものの考え方」であるべきだ
 
科学を宗教の一種として見なした場合、科学が登場し大成した時点でキリストもイスラムも排除され、
科学という唯一の宗教が広い世界を闊歩しているべき
しかし実際にそれはなかった
だとすれば、科学と宗教群は「長さと重さ」のように全く別の次元に立っていなければ説明がつかないということになる
 
 
407 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/13(日) 00:01:26 ID:0xfFPqno0
なんかスレ違いじゃないか?
 
 
408 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/13(日) 00:05:10 ID:1Noe1nkQ0
神話からは若干ずれてきた気が。
哲学寄り?
 
 
409 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/13(日) 00:13:24 ID:QCio0Kg.0
>>407
だよなあ
どこから来たんだか
大元は>>372か?
 
無理にでも元の話に戻してみるか
 
>>406だから、科学ってのは信奉するべきものなんかじゃないはずだ
科学はただそこにあるもの、幻想郷に外界のがそのまま適用できるかは今は議論しないとして、
科学は幻想入りするまでもなく幻想郷に存在してる(紫とかれっきとした数学者だろ?)
だからその信奉なんてもってのほか。
以上、俺の結論
 
 
410 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/13(日) 00:35:09 ID:tM4g/frk0
>>407-409
安心しろ
ここはインテリが民俗学にかこつけて自説をぶつ糞スレだからな
まったくスレ違いどころか>>1-50の流れを見る限り何の違和感も無い
 
 
419 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/13(日) 01:12:59 ID:a1c5DOE.0
>>409
朝倉理香子は「科学信者」だよ
科学は宗教ではないが、それに精神的な拠り所や絶対性を求めれば個人にとっての信仰の対象にはなるだろ
宗教と関係ないところにも信仰は存在する
 
 
420 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/13(日) 01:23:58 ID:8D2Vwc/U0
つまり科学は宗教と同じでは無いが、科学にも信仰心は持てるって事じゃないかな
本来科学ってのは只そこにある法則だから理論的に研究こそすれども
信仰っていう風に何もかも無視して信じてしまう物じゃない
それでも『科学スバラシイ!』って感じで熱狂的になる人も居るはずだろうから信仰自体はしてもいいんじゃないかな
 
 
424 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/13(日) 02:23:47 ID:QCio0Kg.0
>>419>>420
その論でいう科学は宗教の一種だな
他の誰と矛盾しても共存しうる、人の心の中にある「科学」だからな
 
ただ一概には言えない
ある不思議現象に対して、理香子が
「法則・数式によって科学で説明されるはずだ!」とだけ思っているか、
更に「絶対にその法則を見つけてやる!」とまで思っているかで全然違う話になる
 
 
411 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/13(日) 00:38:10 ID:qVv2OQ0w0
やだのび太さんたら科学なんて迷信を信じてるの?
 
みたいなセリフを思い出した
 
 
413 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/13(日) 00:44:47 ID:8D2Vwc/U0
あったなそんなセリフ
 
しかし幻想郷はいわゆる現代と真逆な世界では無い訳だろう
『魔法が有るから科学が無い』みたいに何か相対的な物が欠けてる世界じゃない
つまり幻想郷は全てを受け入れる世界っていうのを言ってみたかった
 
 
414 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/13(日) 00:53:08 ID:tlGrDKfo0
旧作魔理沙は質量保存の法則を知っているしな
 
 
415 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/13(日) 00:57:10 ID:Nskna1pw0
咲夜さんのスペルカード名は物理に関係することばっかりな気が
 
 
422 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/13(日) 02:05:26 ID:aRSg3sxw0
ひどく大雑把に根源的な言い方をすれば
科学と宗教はどちらも「世界を認識する手段」ともいえる
世の現象をどう解釈するかだ
雷が落ちるのは雲の中のプラスの電気とマイナスの電気がぶつかってるからと考えるか
雲の中に雷様がいたり衣玖がサタデーナイトフィーバー踊ってると解釈するか
 
自然科学はもっぱら数値化された唯物的な論理体系に立って現象を語るが
雲の中でプラスの電気とマイナスの電気をぶつけてるのが雷様なんだよ
といえば科学と信仰を共存させられるw
いや実際、イスラム圏では新しい科学法則が見つかるたびに
「アラーがそう決めていたのだ」と解釈するようだし
 
ええと、で、何が言いたかったかというと
神話や伝承の多くは自然現象を擬人化した神やら妖怪やら妖精やら
を登場人物にしとるわけだが、科学的に説明できる現象を神様や妖怪に
見立てることはいくらでもできる
つうことで(実際にはそんなの登場しないだろうけど)科学信仰の変じた
キャラクターが幻想郷にいてもおかしくはない
「核融合を操る程度の能力」とかなw
 
 
423 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/13(日) 02:17:05 ID:hzup6fV60
FFの魔法の説明がそれに近いね。
FFでは、魔法の説明は
例えばブリザドだったら大気中の分子運動を魔法によって低下させ
冷気を呼ぶとかそんな説明がついていた。
 
 
421 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/13(日) 02:01:59 ID:k6aqWnt20
科学の話はスレチじゃないか・・・?
盛り上がってるところで申し訳ないんだが・・・
 
 
425 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/13(日) 03:06:30 ID:5aT8ehBI0
>>421に同意
宗教じみたトンデモ科学を無理矢理想定してみたところで、それは民俗でも神話でもないからな
 
 
448 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/14(月) 13:35:03 ID:J9L2YF7A0
>>421
遅レスなうえにちょっと違うかもしれんけどパチェがロケットの事を魔法って言ってたよな。
後、香霖堂でコンピューターの事を式神って言ってた気がする。
それぞれが違うロジックを扱ってるだけで根本的には一緒なんかもね。
単に科学が魔法の存在を無知から成り立つ迷信として貶めたってだけで
魔法と科学は相反する存在ではなくて広義で見れば同じ概念なんかもねー。
 
 
450 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/14(月) 14:48:57 ID:ahzkc9z20
>>448
科学も魔法も、世界を理解するモデルを作ろうとするという点では同じだろう
ただ科学はそれに理性を用いるけど、魔法は何を用いてるかは知らないな
 
 
451 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/14(月) 15:29:31 ID:TakSDeSQ0
魔理沙の魔法実験なんて再現性のある試行結果の積み重ねだから
外の世界から見れば科学の範疇になりそうな気もするし
ちょっとした認識の違いなのだろう
 
 
452 名前:名前が無い程度の能力[sage] 投稿日:2008/07/14(月) 16:21:15 ID:5dLWzKHM0
魔法は現代にも言葉としては残ってる。医学(madisn)は魔法(masic)って意味だしね。
魔法はまだ無知だった科学だろう。産業革命とニュートン力学さまさまさ。