ライフリングマーダー

Last-modified: 2013-02-22 (金) 20:57:06

主要登場人物

  • 宇津井夜雲(被害者)
  • 宇津井望
  • 乙原小春
  • 伊賀和志
  • 信木由衣
  • 粟谷泰久
  • 香淀しずか
  • 新鶴ちえみ
  • 天野つかさ

あらすじ

湖に浮かぶ小島に建てられた小さなログハウスで、高名な幻想小説家がライフルで射殺される。
容疑者は、作者の息子を含むライフル部の4人と、その友人2人。
弾道を調べてみると、不思議なことがわかる。犯人は天空から被害者を撃ったとしか思えない状況だった。
作者:麻耶雄嵩
難易度:☆☆☆☆
203P

!以下の記述にはネタバレを含みます。直接的な解答はあぶり出しになっていますが、ナゾの名称なども見ることを避けたい方は引き返してください!

 
 
 
 
 

ナゾ一覧

ナゾの総数 38(金銀銅のナゾ含む)

ファイル名必要キーワード
1和志なら泳いで島に渡れた? 13ページ“二つの距離が湖面を挟んで五十メートル”
39ページ“俺はお前と違って泳ぎが得意だから”
2なぜ望は友人たちを連れてきた? 14ページ“母もそれでいなくなったようなものだし”
74ページ“お前が友人を連れてくるなんて初めてのこと”
3由衣は望と小春のことをどう思っている? 15ページ“望が好きだからとはっきり断られたようだ”
18ページ“乙原小春が寄り添っている”
4ちえみがライフルを撃ちたがった理由は? 29ページ“和志を脅迫して~”
5なぜ栗屋は不安げだったのか? 49ページ“明日からは臨時の~”
49ページ“言葉と裏腹に~”
6栗屋はボートを漕げなかった? 49ページ“利き腕ではありませんから”
128ページ“栗屋もそれを期待していた様子で”
7小春が怯えたのは夜雲の言葉だけが原因? 75ページ”女には気を許すなよ”
77ページ“蒼ざめている”
8由衣の言う"陸"とはどこのことだろうか? 84ページ“島から陸に戻ってくるたびに~”
209ページ“ボートじゃなく陸に据えた方が安定していい”
9他の人が寝ている間に撃った? 87ページ“屋敷全体に必要以上の防音を施している”
156ページ“競技用のスモールボア・ライフルが使われた”
10しずかはなぜ人物や現場のスケッチを? 94ページ“しずかは卓を囲む四人のスケッチを始めた”
151ページ“しずかがスケッチを始めていた”
11豪雨の中で正確に狙い撃てた理由は? 103ページ“大ダライをぶちまけたような豪雨”
159ページ“下からじゃなく、上から見下ろして撃たれた”
12しずかは朝食を食べていた? 114ページ“今からスケッチに~”
112ページ“みなさんもう~”
13煙突以外にも禍々しい気配の原因があった? 123ページ“あの庵、昨日と違って禍々しい気配が”
236ページ“煙突らしきものが僅かに頭を覗かせている”
14島も水に浸かった? 130ページ“桟橋だが、表面に濡れた藻が~”
15高床式の理由は浸水を用心したため? 130ページ“桟橋だが、表面に濡れた藻が~”
138ページ“床下が三十センチほど浮いて”
16つかさたちが聞いた銃声が事件に関係ある? 133ページ“パンパンと森の奥から銃の音が聞こえてくる”
180ページ“湖上庵の外では、パン、パンとライフルの音”
17対岸から撃つ方法は? 153ページ“水色のカーテンが掛けられており、そこにも小さな穴”
155ページ“対岸まで、五、六百メートルはある”
18犯人はどこから撃ったのか? 156ページ“五十メートルの的を狙う銃”
157ページ“宇都井さんが座った位置より~”
19弾痕を残さずに被害者を撃つことは可能? 161ページ“屋敷が正面に見える”
162ページ“錠は下りてるし、ガラスに穴はない”
20犯人が湖上庵を密室にしたのだろうか? 164ページ“密室”
21被害者は『奇蹟』を目にした? 166ページ“『奇蹟』というタイトル”
167ページ“旦那様はもうすぐ終わると仰られていました”
22気づかれずにヘリコプターから撃つ方法は? 203ページ“豪雨の中、ヘリコプターから射撃した”
204ページ“少なくともカーテンを開け窓の外は見るだろ”
23二階建ての船が存在した? 207ページ“二階建ての船”
207ページ“他に船は一艘もなかった”
24雨が止んでいたら足場を組めた? 208ページ“予備のボートに足場を組めばいい”
208ページ“すぐに転覆してしまうよ”
25痕を残さずに足場を組む方法は? 209ページ“ボートじゃなく陸に~”
210ページ“草は綺麗に生え揃ってて、全然荒れてなかった”
26粟屋が煙突に細工をしたのだろうか? 230ページ“唯一、時間に余裕があるのは粟屋だけ”
236ページ“煙突らしきものが僅かに頭を覗かせている”
27誰かが煙突を動かした? 236ページ“煙突らしきものが僅かに頭を覗かせている”
236ページ“昨日はそんなものなかったはずだ”
28なぜ外から撃ったように見せかけたのか? 241ページ“室内で殺して、椅子に座らせ~”
29梯子を使わずに屋根に上れないか? 256ページ“梯子のせいで、草がかなり折れてるだろ”
257ページ“梯子の痕をどこかにつけなきゃ無理”
30犯人が望に罪を着せようとした理由は? 261ページ“ハンカチ”
261ページ“屋敷の屋根”
31犯人が無意味な偽装工作をしたきっかけは? 261ページ“ハンカチ”
261ページ“屋敷の屋根”
32ハンカチはいつ盗まれたのか? 261ページ“ハンカチ”
278ページ“昨日からズボンのポケットに入れっ放し”
33なぜ犯人は望のライフルを使ったのか? 281ページ“望の銃が使われたってこと”
34由衣はなぜ詮索しすぎるなと言ったのか? 294ページ“犯人を刺激して~”
295ページ“あれは犯人からの警告なのか”
35しずかはどこへ行った? 299ページ“人に登らせたわりに、全然姿を見せない”
300ページ“屋根裏部屋に行くときにはもう姿はなかった”
36凄腕のスナイパーを知るなら○○のできる店へ 203ページ“凄腕のスナイパー”
37探偵・九条薫は○○○○をよく使う 127ページ“普段使うもの”
287ページ“名探偵”
38芥川龍之介の短編小説『○』 7ページ“有名作家”
71ページ“芥川龍之介”

ヒラメキ一覧

ヒラメキの総数 40(金銀銅のヒラメキ+黒のヒラメキ5つ含む)

ファイル名必要ナゾファイル・キーワード
1栗屋は骨折していなかったナゾファイル“なぜ栗屋は不安げだったのか?”
47ページ“昨日、私の不注意で階段で転んでしまい”
2和志は失恋の恨みで望に罪を着せようとしたナゾファイル“犯人が望に罪を着せようとした理由は?”
10ページ“和志が一方的に突っかかっている”
3望に罪を着せたい人間がいると思わせたいナゾファイル“犯人が望に罪を着せようとした理由は?”
284ページ“警察もそこまで単純じゃないだろうし”
4殺害方法を隠すためにハンカチを置いたナゾファイル“犯人が無意味な偽装工作をしたきっかけは?”
272ページ“ぶら下がって狙撃したときに落としたのかも”
5ぶら下がって撃つ屋根を屋敷の屋根と勘違いナゾファイル“犯人が無意味な偽装工作をしたきっかけは?”
272ページ“ぶら下がって狙撃したときに落としたのかも”
6犯人は屋敷の二階から撃ったナゾファイル“犯人はどこから撃ったのか?”
13ページ“二つの距離が湖面を挟んで五十メートル”
7屋敷のある湖畔から撃ったナゾファイル“犯人はどこから撃ったのか?”
13ページ“二つの距離が湖面を挟んで五十メートル”
8犯人は対岸の崩れた崖から撃ったナゾファイル“犯人はどこから撃ったのか?”
155ページ“対岸まで、五、六百メートルはあるだろう”
9犯人は湖上庵の中から撃ったナゾファイル“犯人はどこから撃ったのか?”
161ページ“寝室”
10犯人は二階建ての船から撃ったナゾファイル“犯人はどこから撃ったのか?”
207ページ“二階建ての船”
11犯人はボートに足場を組んで撃ったナゾファイル“犯人はどこから撃ったのか?”
208ページ“予備のボートに足場を組めばいい”
12犯人は屋根からぶら下がって撃ったナゾファイル“犯人はどこから撃ったのか?”
217ページ“屋根からぶら下がって撃った”
13犯人は屋敷の屋根から撃ったナゾファイル“犯人はどこから撃ったのか?”
261ページ“屋敷の屋根”
14望は容疑者を増やすため友人を連れてきたナゾファイル“なぜ望は友人たちを連れてきた?”
282ページ“動機も僕しかない”
15ちえみは犯行のためについてきたナゾファイル“ちえみがライフを撃ちたがった理由は?”
150ページ“夜雲の額には小さな穴が穿たれていた”
16小春は夜雲のことを知っていたナゾファイル“小春が怯えたのは夜雲の言葉だけが原因?”
71ページ“写真嫌いで、著者近影など一枚もない”
17由衣は屋敷から書斎が撃てると思っていたナゾファイル“由衣の言う"陸"とはどこのことだろうか?”
13ページ“屋敷”
18和志は射撃の腕がよく正確に撃てたナゾファイル“豪雨の中で正確に狙い撃てた理由は?”
29ページ“和志は部長で射撃の腕も一番らしい”
19水位は上がらず、桟橋は船の水を被ったナゾファイル“島も水に浸かった?”
135ページ“波に洗われた形跡もない”
20水位が上がっても島は水没しなかったナゾファイル“島も水に浸かった?”
135ページ“波に洗われた形跡もない”
21被害者は窓を開けたときに撃たれたナゾファイル“弾痕を残さずに被害者を撃つことは可能?”
162ページ“窓は書斎と寝室だけ”
22粟屋は湖上庵に入ったときに密室にしたナゾファイル“犯人が湖上庵を密室にしたのだろうか?”
145ページ“粟屋がひとりで中に入る”
23ちえみは窓を調べに行ったとき密室にしたナゾファイル“犯人が湖上庵を密室にしたのだろうか?”
162ページ“ちえみは窓を調べていたが”
24夜雲はモーターボートを所有していたナゾファイル“二階建ての船が存在した?”
79ページ“ケチってモーターボートを使わないんだ”
25朝、雨が止んだ後ならボートに足場を組めたナゾファイル“雨が止んでいたら足場を組めた?”
107ページ“雲一つない晴れ模様”
26屋敷が動いて煙突が見えるようになったナゾファイル“誰かが煙突を動かした?”
251ページ“太い釘でしっかりと固定されている”
27湖上庵が動いて煙突が見えるようになったナゾファイル“誰かが煙突を動かした?”
251ページ“太い釘でしっかりと固定されている”
28島が動いて煙突が見えるようになったナゾファイル“誰かが煙突を動かした?”
251ページ“太い釘でしっかりと固定されている”
29煙突は前日も見えていたナゾファイル“誰かが煙突を動かした?”
252ページ“そこまで云われると不安になる”
30犯人は湖上庵の二階の窓から屋根に上ったナゾファイル“梯子を使わずに屋根に上れないか?”
58ページ“切妻屋根の妻面に二階の窓”
31和志は失恋の恨みで望のライフルを使ったナゾファイル“なぜ犯人は望のライフルを使ったのか?”
10ページ“和志が一方的に突っかかっている”
32手元にあったため望のライフルを使ったナゾファイル“なぜ犯人は望のライフルを使ったのか?”
199ページ“衝動的な殺人”
33銅のヒラメキナゾファイル“凄腕スナイパーを知るなら○○のできる店へ”
93ページ“麻雀”
34銀のヒラメキナゾファイル“探偵・九条薫は○○○○をよく使う”
246ページ“デジカメ”
35金のヒラメキナゾファイル“芥川龍之介の短編小説『○』”
4ページ“鼻”
36黒のヒラメキギブアップ用
解決の糸口を見ることにより入手
解決の糸口は、一度クリアするとペナルティなしで閲覧可能になる
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事件のあらすじについて

問1宇津井望、乙原小春
問2上から見下ろして撃たれていた
問3宇津井望

調書

問1ぶら下がって撃つ屋根を屋敷の屋根と勘違い
問2犯人は屋敷の二階から撃った
問3島が動いて煙突が見えるようになった
水位が上がっても島は水没しなかった
問4由衣は屋敷から書斎が撃てると思っていた
問5信木由衣

番外編・薫の怪証明

問1夜雲の小説は本人が書いていなかった
問2湖上庵に地下室があること

番外編・丸ノ内の迷推理

問1小春は湖上庵の書斎から銃痕を残せない
問2入り口の扉に閂が掛けられていたから
問3足場を組んだ痕がなかったから