物語・登場人物

物語

何者かにビルから突き落とされ、瀕死の重傷を負った天才検事芳川樹は、その意識だけが冥界へと送られた。
冥界を取り仕切る閻魔大王ヤマ・ラージャは、芳川樹の検事としての頭脳を買い、自らの仕事の手伝いを命ずる。
その仕事とは、「アカシャ」と呼ばれる現世で起きた未解決事件が記された本を読み、犯人を特定すること。
現世に戻してもらうことを条件に、芳川樹は未解決の事件を解決していくことになる。

登場人物

芳川樹（よしかわいつき）

主人公。冷静沈着で、物事に動じない性格。百年に一人と言われた若き天才検事。
何者かに命を狙われ瀕死の重傷を負い、意識だけの存在となって冥界へ。
現世に戻してもらうことを条件に、「アカシャ」に記された未解決の事件を解決することに。
基本的には冷静沈着だが、間違いを指摘され慌てて「アカシャ」を捲ったり、ネクタイを整えて誤魔化したりするような所も。
元は黒髪黒スーツ。決めポーズはまだない。決め台詞は、

　犯人は○○
　彼（彼女）以外には考えられない

声：平岡祐太

ヤマ・ラージャ

冥界を取り仕切る閻魔大王。とても偉いのだが、言動は軽妙で洒脱。
死者の罪を裁くために現世での未解決の事件を解明しなければならない立場。
未解決の事件が記録されている冥界の蔵書「アカシャ」を芳川に渡し、自分の仕事を手伝わせる。
ばすがすばくはつばつがつばくはつ

声：デーモン閣下

天野つかさ（あまのつかさ）

さまざまなアルバイトを掛け持ちするカメラマン志望の大学生。２０歳。
「アカシャ」に記録された未解決の事件に何故か巻き込まれ、容疑者の代表として度々冥界に召還される。
芳川と共に自らの容疑を晴らそうと推理力を働かせるが、独特の発想は的外れな方向にむかうことも。
推理に詰まっていると、ときどきナゾを拾ってきてくれる。ありがとう。
声：本仮屋ユイカ

丸ノ内慶次（まるのうちけいじ）

刑事歴云十年のベテラン刑事。典型的な刑事な性格。
「アカシャ」に記録された未解決の事件を何故かほとんど担当しており、警察代表として冥界に召喚される。
毎回容疑者になる天野つかさを真剣に疑いながら、芳川と共に事件解決のため頭を働かせる。
趣味は一人カラオケと時代劇。
声：國村隼

九条薫（くじょうかおる）

天野つかさに依頼され、芳川がビルから突き落とされた事件について調べる女私立探偵。２６歳。
落ち着いた大人っぽい性格で、あまり感情を表には出さない。
事件ファイルNo.5より冥界に召還されることとなる。
こちらも推理力を働かせてくれるが、その発想はつかさ以上に突拍子も無い。「怪証明」は伊達じゃない。
ド近眼。やはり推理に詰まっていると、ときどきナゾを拾ってきてくれる。ありがとう。
声：川原亜矢子