TWGPルール:2012年12月15日版

Last-modified: 2014-08-21 (木) 23:58:10

TWGPルール

[マトリクス(絶対則)] : 次の10の定めに反する処理は行えない

01.数値増減やカウントを伴なう「継続効果」は、全て時計廻しカウント・システムで処理する
02.パワーを比較せずに場から捨てる効果は、各人ともゲーム全体を通し1度しか行使できない
03.他者にターンを渡さず次ターンも同じ者が獲得する間は、手札補充やタテ置き復帰ができない
04.掛け算(積算)を連続する処理は無効
05.山札減少効果はトライアルを除き各ターン上限フル6枚/ハーフ3枚で、超える枚数は無効
06.「判定に無関係/ユニット/ウェポン/勝利条件やシステムに矛盾する」各テキストは無効
07.「瞬間効果」の発動コスト(数値)は、一律に「ライフ1枚」として読み替える
08.手札は捨札にできない。 「手札を捨てる」条件は「手札を山札の1番下に戻す」と読み替える
09.山札からの選択は、「直前に6回以上シャッフルして上から2枚目のカード」として読み替える
10.ドローは、ダンロード(チャージ追加)後のセットアップ(チャージ札を手札にする)に読み替える

[ゲーム・ジャッジ(勝敗)] : ゲーム敗北の4条件
1.プレイに用いている相手のカードを無断で操作した。
2.パスの宣言など、プレイを2分間経過しても行わない。
3.裏置きライフが無くなり、次のターン以降にライフが回復せずに、受けたダイレクトが成立した。
4.決着後に勝者側のデッキと裏置き場札をチェックして反則が発見された。
・ 全プレイヤーが、対外干渉できない状況で決着しなければ、勝者なし(引き分け)
・ 裏置きライフが無くなったターンに、追加で成立ダイレクトを受けても負けることはない
変則ルール : ライフが無くなった瞬間に負ける

[リソース(構成)] : デッキとライフ
・ ライフやデッキ(20枚)の内容は、効果やカードが重複してはならない(決着後にチェックあり)
・ デッキ20枚内の異なるキャラクター・カードで、基本パワーが並んで(同じで)も重複にならない
・ ダイスは各自が用意

デッキ : ハーフ20枚 / フル40枚(20枚×2組)/ トライアル60枚以上(20枚×3組以上)
ライフ  : ハーフ03枚 / フル05枚         / トライアル07枚以上の奇数

デッキ : 20枚を組み合わせたカードの束
 TWGPでは山札を「ライブラリ」、手札を「アーカイヴ」と呼び、エントリーデッキのみゲームの開始前から予めライブラリ14枚とアーカイヴ06枚に分けた構成となっている。
 フル・デュエルは、用意した上限6デッキ以内から任意の1デッキを選んで前半デッキ(エントリーデッキ)とし、そのライブラリ14枚を使い切ったら、残りデッキから任意の1束を後半デッキ(ファイナルデッキ)として選び、投入(インストール)する。
 トライアル・デュエルでは、エントリー~セカンド~サード~(中略)~ファイナルとしてデッキを順に投入する。
・ 使用デッキのライブラリは、ライフ・グリッドの右隣りに裏タテ置きする
・ ライブラリは使用前に他者の指示する順序で1枚ずつ並べて6分割し、組み直さねばならない
・ セットで1つの機能を成すカードは、その全枚数を構成数に加え、組を揃えるまで行使できない
・ 名称に「poison/venom/toxi/毒」いずれかを含むユニットは、1デッキ毎1枚以下に制限
変則ルール : 設定枚数のカード束から、20枚を必要時までに選定して投入デッキを構成する

ライフ : ゲーム勝敗を決定付ける要素を表現した横1列のカード
 裏置きライフを表タテ置き(同時に、これまでのライフ効果カードを表タテからヨコ置き = damage )に変える度に、全プレイヤーに唯一通用するライフ効果が更新する。
・ 中段グリッドへ重ねずに、並べて置く
トランプでのライフ効果 : 数字に該当する基本パワーのユニットは場から捨札にし、召喚も不能

[デバイス(操作機構)]

             <相手>

サージ   |  相手チャージ・グリッド  |
ライブラリ |   相手ライフ・グリッド   |
ストレージ |  相手ユニット・グリッド  |

       |  自分ユニット・グリッド  |  ストレージ(サージに置けない捨札)表タテ置き
       |   自分ライフ・グリッド   |  ライブラリ(山札)裏タテ置き
       |  自分チャージ・グリッド  |  サージ(捨札6枚まで)縦並べ表タテ置き

              <自分>

サージ(余波) : アサルト攻防にダイレクト効果を付加できる捨札の列
 捨札(ログ)は、山札の下段に縦並び6枚までその一部分を重ねて表タテ置きのサージ札とし、上限6枚のサージが並んだら、それ以降の溢れた捨札はストレージに重ねる。
 基本パワー06以上のユニットはアサルト攻防に際し、そのサージ3枚(または6枚)をストレージ(捨場)に移し(消費し)てダイレクト(ライフ攻撃)効果を付加させ、敗退ユニット側プレイヤーは連鎖的にライフ1枚(または2枚)を攻防決着処理の一部として失効する。 略記「S」。
・ 基本パワー05以下が、サージを消費してもダイレクト効果(サージ・ダイレクト)は生じない
・ 連携(パワーを合算)したユニットは、ダイレクト効果を得られない
・ サージ6枚を消費したアサルト勝利では、相手のライフ2枚を連続して失効させる
・ サージをストレージに移す(消費する)処理では行使権が移動しない
・ サージを消費するシステムは、サージ・ダイレクト以外にも複数ある

ストレージ(捨場) : ライフ以外の使用済や失効したカードの置き場
 ユニット・グリッドの右隣りに表タテ置きで重ねる。
・ 捨札の束を「山札」および「ライブラリ」とは呼ばない
・ 捨札に変える処理をログアウトと呼び、優先的にサージに追加せねばならない
・ サージ枚数が上限6枚に達したら、捨札をサージには追加できずストレージに重ねる

デリート(除外) : デッキからの排除すなわちプレイに使えなくする処理

[グリッド(升)] : 5マス横1列×3段 (フル・デュエルの場合)
・ 略記「G」
・ グリッド以外の位置には、機能するカードを置けない
・ 所有者の違うカードが混じり合う操作は一切ない

ユニット・グリッド : ユニット、ウェポン、Bカウンター、Sアースを扱う5つのグリッド横1列
・ カードを重ね置きできる
・ セットで1体や1群を成すカードは、その組を揃えてから枚数分グリッドを占有して行使する
・ カードの無いグリッドに新たにカードを置くには、ダウンロード(チャージ札の追加)が必要
・ 表タテ置きユニットがないプレイヤーに向けて、ダイレクト(ライフ攻撃)を行える

ライフ・グリッド : ライフ効果(ターンが変わっても継続する戦略的効果)を扱う横1列
・ あらゆるカードが、重ね置きできない (オプション・システムの「エクストラ・デヴァイス」は例外)
・ 予め指定枚数を裏タテ置きし、ゲームを開始する
・ ライフ効果は、表タテ置きになった瞬間に全プレーヤーとカードに作用する

チャージ・グリッド : チャージとアーカイヴ効果(瞬間の戦術的効果)を扱う5つのグリッド横1列
 ダウンロード(山札から引いて裏タテ置きする処理。チャージ札の追加)と戦術のキャパシティを表す。
・ 略記「C」
・ 同じカード以外は、重ね置きできない
・ アーカイヴ効果は、行使した際の戦闘に限られる瞬間効果で、手札からGに置いて行使する
変則ルール : 全てのタウンロードは表タテ逆置きする

[フェイズ(工程)] : 2段階

 年齢の最も若い者(同じならジャンケン1回の勝者)が、若い順の先攻か後攻かを選択する。

先攻のビルド・フェイズ  先攻は行使権を得る

先攻のバトル・フェイズ  先攻は標的決定権を得る

ターンのスクロール

後攻や次の順番のビルド・フェイズ  後攻や次の順番は行使権を得る

後攻や次の順番のバトル・フェイズ  後攻や次の順番は標的決定権を得る

ターンのスクロール

※ 1巡目は戦闘できない

ビルド・フェイズ  :  各グリッドの調整
・ 次のターンも同じ者が獲得する間は発生しない(ターンが他者に移ったら発生する)フェイズ
・ 各自がCグリッドの裏タテ置きチャージ札を他者に見せず確認し、上限6枚までの手札にできる
・ チャージ札を手札に加える処理は、セット・アップと称す
・ ターン・プレイヤーのみ行使権を得て、「戦闘せずに自己完結の召喚」や「状態の変更」ができる
・ 手札3枚なら「Gブラストの宣言」ができる(宣言後も行使権は移らない)

[状態(MODE)]

 表タテ置き  : Active ( 行使 or 臨戦 )
 表タテ逆置き : Hack-Active ( 洗脳臨戦 )
 裏タテ置き  : Stealth ( 潜伏 ) / Charge ( 補給 ) / Life ( 有効ライフ )

 表ヨコ置き  : Save ( 膠着 ) / Damage ( 失効ライフ )
 表ヨコ逆置き : Hack-Save ( 洗脳膠着 )
 裏ヨコ置き  : GB-Prompt ( Gブラストの宣言 ) / Drain ( 吸収 )

バトル・フェイズ  :  手札や場札の行使
 ターン・プレイヤーは、標的決定権による先制攻撃を仕掛けることができる。

 対外干渉(自分以外のプレイヤーの能力や勝敗条件や管理カードに影響)する宣言(選択)の度に、カードの行使権がプレイヤー間で交互あるいは順に移動し、攻撃や効果を最後から逆に遡りながら処理する。

・ 召喚は、行使権を相手側に渡す直前に連結できる
・ ターン・プレイヤーには、このフェイズを省略(スキップ)してターンを終了(エンド)する権限がある
・ リフレクト/ハック/トラップ/カウンターの4種は、ターン・プレイヤー以外が標的決定権を得る

[ステータス] : 1項

パワー(戦闘力) : 機動力/攻撃力/防御力を総合的に評価した00~99の値
 各社カード仕様の「レベル」や「コスト」、それらが無い仕様では、「強さ」や「HP」などから当ルールで定めた項目の数値。 小さいほど機動力が高い。 略記「Pow」

 ドラクエ・バトルロード : 「HP」の千と百の桁。 481→04 , 8700→87 (大魔王ゾーマ)

 マジック・ザ・ギャザリング : 「マナ・コスト」の値。 2→02 , 14→14

 ヴァイスシュヴァルツ : 「パワー」の万と千の桁。 500→00 , 2500→02 , 10000→10

 デュエル・マスターズ : 「コスト」の値。 2→02 , 9→09

 バトルスピリッツ : 「コスト」の値。  2→02 , 12→12

 ヴァンガード : 「パワー」の万と千の桁。  3000→03 , 11000→11

 恐竜キング : 「強さ」の千と百の桁。 900→09 , 2000→20

 ライブオン : 全ての「トルク」の数。 「 赤×2 + 無色×1 」 → 03

 ポケモン : 「HP」の百と十の桁。 40→04 , 120→12

 遊戯王 : 「☆」の数。 ATK/DEF片方でも「0」ならパワー00

パワーの分類 : 6種
基本(スペック) : ユニットが山札や手札の状態から既に備えている固有のパワー
召喚(ドライヴ) : 召喚できる上限として、素材の基本パワーを合算(足し算)した数値
算定(カスタム) : 基本パワーがアーカイヴ効果やウェポンなどで変動した数値
連携(シンクロ) : 連携したユニットの算定パワーを合算した数値
増幅(ブースト) : 算定や連携のパワーと、新たに追加したチャージ枚数を合算した数値
過剰(オーバー) : 新たに減少させたライフ枚数に10を掛け算した数値

[宣言とタイミング] : 行使の表明と時期
 宣言とは「行使権を得ての表明」であり、その内容の処理を実行(開始)する前段階として生じる処理留保の状態で、有効なタイミング(時期)は各処理ごとに異なる。

宣言 : 2種   ( プロンプト / Prompt )
自己完結( inner ) : 他者のあらゆる要素に干渉しない内容で、宣言と実行が同時に完了する
対外干渉( outer ) : 対象者の何らかの要素に影響する内容で、宣言の直後に行使権を渡す
宣言なし( accept ) : 効果干渉に対抗できない状況や、ユニットの算定パワーで対抗する応戦

タイミング : 25種
マイ・ターン( My-Turn ) : 標的決定権を有す間(リフレクト/カウンター行使の他者ターン含む)
スクロール( SCroll ) : 宣言したプレイヤーとは別人に、ターンが移った状況
フォワード( FOrward ) : 実行や発動の行使権を得る以前の状況(主にBカウンターの召喚で)
リ=アクティヴ( Re-Active ): ヨコ(Save / GB-Prompt)を表タテに置き変える処理が可能な状況
アドヴァンテージ( ADvantage ) : 行使権を得ている間(攻撃、反撃、効果干渉の宣言が可能)
ロックオン( Lock-On ) : 攻撃側が標的を指定した瞬間
サイトオン( Sight-On ) : 標的に指定されてから最初に防御側が行使権を得た瞬間
カウンター( COunter ) : 標的に指定されている間
バトルオフ( Battle-ofF ) : 標的の指定に係わらない(宣言せず標的でもない)ユニットの状況
ダイレクトオン( Direct-On ) : ダイレクト宣言した瞬間 / 宣言された側が行使権を得た瞬間
ダイレクトオフ( Direct-ofF ) : ダイレクト宣言が発生してない状況 (全ての召喚が該当)
オープン( OPen ) : 裏タテ( Stealth )を表タテ( Active )置きに変えた瞬間
パラレル( PArallel ) : 自己完結の宣言は、反撃の宣言をした直後に継続(並列処理)できる
ログ・アウト( LoG-out ) : 場札が捨札になった瞬間
ライブラリ・アウト( Library-Out ) : 山札が捨札になった瞬間
ライブラリ・ダウン( Library-Down ) : 山札が尽きた状況
ドライヴ( DRive ) : 空きユニット・グリッド数が減った瞬間
マスター( MAster ) : マスター・ドライヴに成功した瞬間
インターラプト( iNterrupt ) : トラップ特性などで、直ちに相手から行使権を奪いつつ割り込む
ダイレクト・ゲット( Direct-Get ) : 相手のライフを喪失させた瞬間
ダメージ( DAmage ) : 自分のライフを喪失した瞬間
ターミネート( TErminate ) : 発生した1つの戦闘やダイレクトが決着するまでの間
ギャップ( GAp ) : ライフ格差が、フル・デュエル3枚以上/トライアル・デュエル6枚以上の状況
リンク( LinK ) : 自分の残ライフが2以下(フル・デュエルのダメージ3以上)の状況
ファイナル・デッキ( Final-deck ) : ファイナル・デッキを山札に加えた状況

[ドライヴ(召喚)] : ターン問わず反撃と同時または先制行使にて手札ユニットを場へ出す処理
・ ユニット以外の手札(アーカイヴ)を場(グリッド)に出す処理は、アップロードと呼ぶ
・ ダイレクト(ライフ攻撃)宣言を受けたら、そのダイレクトが決着するまで召喚できない
・ 反撃や応戦の宣言で行使権を渡す直前に、その宣言側は続けて召喚を行使できる
・ あらゆる召喚は、区切った処理として連結できる
・ 状態(表・裏/タテ・ヨコ)を問わず、自分のグリッドのユニットなら召喚素材に使える
・ 召喚素材ユニットのポイズンを含む全ての効果は、無効となる(効果は失効する)
・ 召喚素材にGブラスト攻撃宣言ユニットを含む場合、召喚後もGブラスト攻撃宣言を継続できる
・ トークン(コピーのユニット)は、デッキ以外で同じ実物カードを必要数だけ用意しなければ無効

チャージ・ドライヴ : 手札召喚
 基本(ウェポンや効果などを除いた素の状態)パワー03以下の手札ユニットを召喚するには、2枚ダウンロード(山札から引いてチャージ・グリッドに裏タテ置き)してから、その手札ユニット1枚だけを任意のユニット・グリッドに表または裏の表示でタテ置きする。
・ タイミング「ダイレクトオフ」「パラレル」
・ 基本パワー04以上の手札を裏置きした者は、置いた瞬間に遡り、反則で負ける
・ 裏置きのチャージ召喚を「ステルス召喚」と呼ぶ
・ 『 魔法撃戰!!! ドルサーガ 』では、2枚ダウンロードではなく1枚ダウンロードに調整されている

パワー・ドライヴ : 場札召喚
 自分グリッド上の表タテ置き素材ユニットに、同じく自分グリッド上のあらゆる素材ユニットを任意の数だけ表タテ置きで重ね、それら複数ユニットの基本パワー合計(召喚パワー)以内に収まる、パワー04以上の手札ユニット1枚をカード束に表タテ置きする。
 戦闘してないユニットを召喚の核(コア)にして、その上に標的となっているユニットを召喚素材の用途で重ねると、相手からのロックオンを回避できる(標的を失った相手側のユニットは、ヨコ置きで戦闘を終える)。
・ タイミング「ダイレクトオフ」「パラレル」
・ 1グリッド上限6枚を超えるウェポンは捨札にする
・ この召喚では、基本パワー03以下のユニットを場に出せない

カウンター・ドライヴ : 戦闘召喚
 アサルト攻撃の標的となった表タテ置きユニットの算定パワーが、ターンプレイヤー(手番)側ユニットよりも小さければ連番の召喚ができる。

実行条件 : 手番側(連携であれば最も小さい)算定パワー > 召喚側コアの算定パワー

 交戦中のタテ置き標的ユニットをコア(召喚の核。中心)に、基本パワーで連番となる「手札や自分グリッド上のあらゆる素材ユニット」から、任意の枚数だけ連番で重ね、それら素材ユニットの基本パワー合計(召喚パワー)以内に収まる手札ユニット1枚を表タテ置きする。
 標的ユニットの基本パワーが03ならば、素材ユニットの基本パワーは04から順に増加、または、02から順に減少する連番の一方ないし双方となる。
・ タイミング「カウンター」
・ 交戦ユニットでの召喚なので、実行条件に小さい算定パワー(機動力)が必要
・ 実行条件を満たしていれば、インターセプトで割り込ませた連携ユニットをコアに使える
・ ウェポン処理はパワー召喚に準ずる

[ステルス(潜伏)] : 相手側からの標的指定(ロックオン)を回避できるカード状態
 行使権を得たら、ダウンロード(チャージの追加)を要さず、ロックオンされていない(交戦していない)基本パワー03以下の表タテ置きユニットを裏タテ置きに変更することで、グリッド・ブラスト以外の「攻撃」やハザード以外の「アーカイヴ効果」など、「標的の決定(ロックオン)が必要な処理」の対象から除外(キャンセル)できる。
 裏タテ置き(潜伏状態)でのチャージ召喚をステルス召喚と呼び、ユニットの召喚以外には、ブラスト・カウンター(略称:Bカウンター)やサージ・アース(略称:Sアース)の敷設でも実行する。
・ タイミング「バトルオフ」「パラレル」
・ ダイレクトの宣言に向け、表タテ置きへの変更(潜伏の解除)で対抗(割り込み)できる
・ 攻撃宣言した相手から標的に指定されているユニットは、潜伏できない
・ 反撃や応戦の宣言で行使権を渡す直前に、その宣言側は続けて潜伏の操作を行使できる
・ ハック状態(表逆置き : 管理を奪われている状態)のユニットは、潜伏できない
・ ウェポンを敷いたユニットは潜伏できず、潜伏したユニットにウェポンは敷けない
・ 基本パワー04以上のユニットを潜伏させたら、その瞬間にまで遡って反則負け
・ 基本パワー04以上のユニットには、アーカイヴ効果を含め、裏置き強制が無効

ステルスに通用する処理
1. 全体を対象とした効果 : 該当するライフ効果 / 該当する「アナザー」のアーカイヴ効果
2. グリッド・ブラスト : 全体攻撃
3. ハザード : 裏置きや攻撃宣言済みを含め、対象を可能な別状態に変えるアーカイヴ効果
4. プローブ・トレーサー : 基本パワー02ユニットの機能

管理プレイヤーがステルス操作できる各状況
1. 行使権を得ている(反撃や応戦の宣言の直後を含む)
2. ライフを失い(タイミング「ダメージ」)、リ=アクティヴ処理を行う
3. リ=アクティヴ処理と同じ機能を持つ、アーカイヴ効果「アナザー」を得る

リ=アクティヴ : ハック状態は解消せず、任意のヨコ置きユニットをタテ置きに変更する処理

[ゼロ・スパート] : 山札が尽きた状態への特例
 ライブラリ(山札)残数が「0」枚のプレイヤーは、チャージ召喚(手札召喚)に要すダウンロード(チャージの追加)条件が消滅する。
 チャージ・ブースト(増幅攻撃)に必要なダウンロードは、手札からチャージ・グリッドへの裏タテ置きで補える。
・ タイミング「ダイレクトオフ」「ライブラリ・ダウン」
・ 残りライブラリ1枚でのチャージ召喚は、その残り1枚をダウンロードしてからゼロ・スパートする

[ボーナス(追加予算)] : 山札の回復
 ファイナル・デッキを投入(インストール)したプレイヤーは、ダイレクトで他のプレイヤーをダイレクト・ゲット(ライフ表置き)した直後、その1枚毎に任意で自分のストレージ(捨札の束)およびサージから6枚を選び、ライブラリの一番下に補充できる。
・ タイミング「ファイナル・デッキ」「ダイレクト・ゲット」
・ ストレージやサージの合計枚数が6枚未満ならば、ボーナスを行使できない
・ 「Sダイレクト2(サージ消費6枚)」が成功したら、最大で12枚を加えることができる
・ 補充したら、6回以内で任意にシャッフルできる
・ 全てのシステムで、ストレージからサージへの補充は行えない(サージを奪われる対策に応用)

[コイン/ダイス] : 双方の補完
 コイン5枚の表裏を決めてダイス(サイコロ)1個の代用とする。 表をダイスの目数1つと見做し、その合計枚数に1加算して1~6を表す。 また、ダイスの奇数をコインの表とし、偶数をコインの裏と見做す。
・ 自分のダイスが無い状況で他者が持参していたら、そのダイスを使用せねばならない

[アタック(攻撃)] : 攻撃ユニットと標的ユニットの規定に則ったパワーを比較し、判定する処理
・ ユニットの各テキスト(文章)は、全て無効(無視する)
・ 3通りの攻撃方法( アサルト / チャージ・ブースト / グリッド・ブラスト )が有る
・ 全ての攻撃は、「標的決定権」を要し、なお且つ「表タテ置き」状態 に限り「宣言」できる
・ アサルトとチャージ・ブーストは標的決定権( Lock-On )を持つプレイヤーしか「実行」できない

アサルト( Assault ) : 格闘戦
 攻守ユニットともにダウンロード(チャージの追加)をせず算定パワーを比べ、数値の小さい片方または拮抗した双方を捨札とし、グリッドに残ったユニットは攻守いずれでも強制的に表ヨコ置きする処理。
・ タイミング「マイ・ターン」
・ 基本パワー6以上が、サージ3枚をログに送ると、得た勝利に付随してダイレクトが成立する
・ 基本パワー5以下のユニットが、サージをログに送ってもダイレクト効果は生じない
・ 攻防の判定が引き分けの場合、ダイレクト効果(サージ・ダイレクト、略記:S-D)は消滅する
・ サージをログに送る処理では行使権が移らないので、続けてアーカイヴ効果などを追加できる
・ サージ6枚をログに送った(消費した)アサルト勝利では、相手ライフ2枚を連続して失効させる
・ サージをログに送れるのは、攻撃宣言または応戦で最初に行使権を得たタイミングに限られる
・ 攻撃宣言または応戦で最初に行使権を得たタイミングとは、「ロックオン」「サイトオン」を言う
・ 00制限 : 基本パワー00とのアサルト攻防は必ず引き分けになり、双方とも表ヨコ置きする
変則ルール : ダイレクト効果×1を得るサージ消費枚数を3枚ではない正数に設定する
変則ルール : ハック状態を含め、攻撃側のみ1ユニット毎にダウンロード×1枚を要す

チャージ・ブースト( Charge-Boost ) : 増幅攻撃
 算定パワーに、任意のダウンロード(チャージの追加)枚数を加算した増幅パワーで単体ユニットを攻撃し、標的ユニットの算定パワーが拮抗以下ならば標的ユニットだけを捨札とし、ターンプレイヤー(手番)が操作する攻撃ユニットを表ヨコ置きする処理。
 速射性とロックオン(識別・捕捉追尾)精度の問題から、算定パワーが攻撃側を上回るユニットしか標的に決定できない(機動力が求められる)。
・ タイミング「マイ・ターン」
・ 略記「Cブースト」

標的条件 : 標的の算定パワー  >  攻撃の算定パワー

達成条件 : 標的の算定パワー  ≦  攻撃の増幅パワー

達成例 : 算定パワー03+ダウンロード3枚 vs 算定パワー06
失敗例 : 算定パワー03+ダウンロード3枚 vs 算定パワー06+追加ウェポン1枚
失敗例 : 算定パワー03+ダウンロード3枚 vs 算定パワー06融合解除→算定パワー03×2

・ 標的の算定パワー  ≧  攻撃の増幅パワー  でも、攻撃ユニットは捨札に成らない
・ 攻撃ユニットがアーカイヴ効果で捨札になっても、その攻撃でダウンロードしたチャージ札は残る
・ 反撃の効果「ハック」宣言条件は算定パワーであり、チャージ・ブーストした増幅パワーではない
・ ウェポン除去などで標的ユニットの算定パワーが減少し、標的条件から外れたら攻撃失敗
・ 捨札にならなかった標的ユニットは、カード方向を保てる
・ 英記「Lock-On Regulation(標的条件)」「Complete Regulation(達成条件)」
・ 00制限 : 基本パワー00ユニットは、チャージ・ブーストをできない

グリッド・ブラスト( Grid-Blast ) : 全体攻撃
 自分のターンに攻撃宣言した裏ヨコ置きユニットを表ヨコ置きに変更し、相手のライフ・グリッド以外の裏置きカードの方向を保ったまま全て表置きに強制変更させ(※)、相手ユニット・グリッド上の個々を全て一律かつ均等に算定パワーで比較(攻撃)し、拮抗以下の相手ユニット及びチャージ・グリッド上の札を全て捨札にする処理。
※ 相手の2つのグリッド段に在るBカウンター反撃を全て処理した上で

条件 & タイミング
宣言(表タテ→裏ヨコ置き) : 自分の手札3枚の状況 & 「パラレル」「マイ・ターン」
実行(裏ヨコ→表ヨコ置き) : 自分の手札6枚の状況 & 「パラレル」「スクロール」

・ 相手の各ユニット算定パワー  ≧  攻撃算定パワー  でも、攻撃ユニットは捨札に成らない
・ 攻撃パワーは、ターンを持ち越せない(ライフ効果ではない)作用を計上しない算定パワー
・ 標的決定権(ロックオン)は不要なので、誰もが行使権を得たら「攻撃実行」できる
・ 「攻撃実行」から判定の処理後も含め、(トラップやBカウンターを除き)行使権の移動は無い
・ 「行使権の移動」に代わる要素として、「他者にターン移行」の実行条件が設定されている
・ トラップやBカウンター以外では行使権を得られないので、攻撃実行への対抗は不可能
・ 反撃は、トラップか、それぞれ相手チャージGとユニットG上のタテ置きBカウンターだけが可能
・ ハック操作側が自分の手札6枚状態で攻撃実行すると、ハックされてる側グリッドを攻撃できる
・ 攻撃先の相手グリッド上に在るハック操作中ユニットは、攻撃に巻き込まれてパワー比較する
・ 攻撃実行の条件を満たさずタテ置きや表置きに変わると、攻撃失敗(攻撃宣言のリセット)
・ 攻撃宣言(裏ヨコ置きに変更)は、条件を満たせば1巡目でも可能で、行使権は移らない
・ 攻撃宣言したターンに、手札6枚になっても攻撃はできない
・ 攻撃宣言しているユニットは、各グリッド1枚を超えてはならない
・ 攻撃宣言している状態は、潜伏ではないので、標的に選択(攻撃などを加えることが)できる
・ 表タテ置きに変更して攻撃宣言を解除することで、ダイレクトの宣言に対抗(阻止)できる
・ 捨札にならなかった相手のユニットは、カードの方向を保てる
・ 略記「Gブラスト」「GB」
・ 英記「Regulation(条件)」「Prompt(宣言)」「Enter(実行)」
・ 00制限 : 基本パワー00ユニットは、グリッド・ブラストをできない

[ダイレクト(ライフ攻撃)] : 勝敗の判定条件に影響する処理
 ダイレクトの「宣言」と共に、下記ダイレクトの方法1~5いずれかで、相手の裏タテ置きライフを表置き(失効)に変更させる。
 連続攻撃や連射を表現したカードの文章(テキスト)は、アーカイヴ効果「アクセル」として扱われるので、1度のダイレクト処理で複数のライフをまとめて減少させることはできない。
・ ハック状態のユニットは、そのユニットの在るグリッドのプレイヤーに向けたダイレクトができない
・ コンディション(状態や能力)が変化するアーカイヴ効果は、ダイレクトの用途には使えない
・ ダイレクトを宣言したら、相手に行使権が移る
・ ダイレクトを宣言されたら、そのダイレクト成否の確定とその処理が完了するまで召喚できない
・ 「ステルス(潜伏)解除」や「リ=アクティヴのアーカイヴ効果」は、ダイレクトの宣言に対抗できる
・ 00制限 : 基本パワー00ユニットは、ダイレクトできない
・ 下記「ダイレクトの方法1~4」の宣言条件は、相手のグリッドに表タテ置きユニットが無い状況

サージ消費しないノーマル・ダイレクトの方法( NORMAL DIRECT method ) : 4つ
・ タイミング「マイ・ターン」「ダイレクトオフ」
1. 自分の表タテ置きユニットを表ヨコ置きに変更する
2. 相手グリッド以外のハック状態ユニット(タテ逆置き)を時計廻りでヨコ逆置きに変更する
3. アーカイヴ効果「スペル」をチャージ・グリッドに表タテ置きする(アーカイヴ効果で対抗できる)
4. 表タテ置きBカウンターのダメージ攻撃処理を行う(アーカイヴ効果で対抗できない)

 成立したダイレクトの標的になっているプレイヤーは、裏タテ置きライフのテキスト(内容)を確認しつつ、ライフ・ダメージ分の枚数を一括りに選んで表置きに変更し、全プレイヤーに唯一作用する継続効果(ライフ効果)の1枚を決定(発動)する。
 この際、既に表タテ置きになっていた別のライフ効果カードは表ヨコ置きへと変更し、新たな表タテ置き失効ライフが全プレーヤーの中で1枚だけとなるように更新し、ライフ減少プレイヤーは行使権(アドヴァンテージ)だけを得て、下記のダイレクト成立後の処理4~5にある「特別なダウンロード(チャージアップ)」と「手札調整(リ=ロード)」および、ビルド・フェイズと同じ下記のダイレクト成立後の処理1~3(リ=ビルド)を任意で行う。

ライフが減少した者の事後処理( Damage routine ) : 5つ
・ タイミング「ダメージ」
1. リ=アクティヴ(ハックで操作できないユニットを除き、任意のヨコ置きを表タテ置きに変更する)
2. タテ置き間のウェポン増減、召喚、潜伏やG位置交換など、攻撃行動ではないプレイ(操作)
3. 手札上限(6枚)の範囲でセットアップ(チャージしてある場札を手札に加える処理)
4. 任意の手札を山札の下に戻し、その枚数分を山札の上から手札に加える(リ=ロード)
5. 空きチャージ・グリッド数を上限枚数に任意のダウンロード(山札からチャージGに裏タテ置き)

 ダイレクト成立後の処理1~5に決まった順序は無いが、「消費サージ3枚×2以上のSダイレクト」処理に限り、残りライフを一括りに続けて表置きするまで実行できない。
・ ダイレクト成立後の処理に連結させて、自己完結( inner )のアーカイヴ効果などを行使できる
・ リ=ロードを終えたライブラリ(山札)は、6回以内で任意にシャッフルできる

[プロパティ(特性)] : 実行(発動)に際し標的決定権を一時的に得る性質

・ トラップ : 条件を満たしたら、自発的に発動(ライフ札では失効)できる

・ カウンター : 事前に裏置きを要し、攻撃されると自動で表タテ置きに変わり即発動する

ライフ・トラップ : 継続効果の永続トラップなど、ライフのカード(条件を満たせば自主的に失効)

ライフ・カウンター : 継続効果のフィールド魔法など、ライフのカード

アーカイヴ・トラップ : 瞬間効果の通常トラップや対応トラップなど、チャージGに置いて発動する

ブラスト・カウンター : 瞬間効果のリアクション・ライブなど、事前にステルス召還(潜伏)して使う

[数え処理] : 時計廻しカウント・システム (逆時計廻し含む)

 段階的な数値変動や数え(カウント)を要す効果は、そのテキスト条件の数値を下記の技術「 時計廻しカウント・システム (逆時計廻しカウントを含む)」の該当カウント数値に読み替えた上で、指定カードの方向をテキストのカウント条件(明記なき場合は、リ=アクティヴ1度で1つ数える)に則り変更して数えを表現(処理)する。

裏タテ → [1]表タテ:発動 → [2]表左(逆回転) → [3]表逆 → [4]表右 = 表ヨコ:効果は失う

・ 各ユニットは真下の裏置きライフ札で、下記の減少:[1]裏右~[3]裏左までをカウンティングする
・ 複数ライフ札を使う場合の全ては、最も直近の効果だけカウントする(以前の数は失効)
・ アーカイヴ効果「ハック」行使から生じたあらゆる交戦に下記カウントをチャージ・グリッドで行う
・ アーカイヴ効果によるコスト以外の段階的なライフ増減カウントは、下記の方法で行う

減少 : 裏タテ → [1]裏右 → [2]裏逆 → [3]裏左 → [4]表タテ:ライフ失効 = ライフ効果を発動

増加 : 表ヨコ → [1]表逆 → [2]表左 → [3]裏タテ:ライフ回復

ハック : [行使]表タテ → [決着1]表右 → [決着2]表逆 → [決着3]表左 → [決着4]除去 = 失効

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  以上が基本システムだ。

  初心者は試しにトランプで遊んでみろ^^

  以下のオプションは好みで加えろ。

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[インターセプト(要撃)] : アサルトに対する連携防御   ( intercept )
 アサルトの防御側は、数に制限なく任意で攻撃側算定パワー未満の表タテ置きユニットを選び、チャージの追加なしに標的ユニットと連携(算定パワーを合算)させて、応戦ないしアーカイヴ効果による反撃を行える。

実行条件 : 攻撃側(連携であれば最も小さい)算定パワー > 防御側それぞれの算定パワー

 ウェポンや効果も含めて算定および合計した、防御側の連携パワーをアサルト攻撃側の算定パワーと比べて判定し、下記の処理後に残ったユニットを攻守いずれも表ヨコ置きにする。

条件(連携攻撃であれば、算定パワーを連携パワーに読み替える) : 判定

攻撃算定パワー > 防御連携パワー : 防御で連携したユニットが全て捨札になる

攻撃算定パワー = 防御連携パワー : 戦闘に参加した双方のユニットが全て捨札になる

攻撃算定パワー < 防御連携パワー : 攻撃を仕掛けたユニットが捨札になる

・ タイミング「カウンター」
・ 効果の算定パワーは、連携パワーに読み換える
・ アサルト攻防でのポイズン効果は、連携ユニット全てを一括りで対象にできる
・ 防御プレイヤーは各アサルト毎に、残っている表タテ置きユニットで繰り返し連携できる
・ 召喚後の算定パワーが攻撃側未満ならば、続けてインターセプトに移行できる
・ 連携したユニットは、サージ消費によるダイレクト効果を得られない
・ 00制限 : 基本パワー00ユニットは、連携できない

[デッキ・カード] : 5種 (ユニット/ウェポン/Bカウンター/アーカイヴ・トラップ/エフェクト)

ユニット : ユニット・グリッドで戦闘するキャラクターのカード
 基本パワー03以下は、裏タテ置き(潜伏)が可能。
・ 00制限 : 基本パワー00ユニットは、アサルト/ステルス/デコイの3処理のみ選べる

ウェポン : 敷いてパワーを変化させる支援のカード
 そのもの自体はパワーを持たないが、ダウンロードを要さず且つターンに関係なく、手札からの行使や同じユニット・グリッドに在るタテ置きユニット同士での分配により、上限6枚までの任意の枚数をユニットの下に表ヨコ置きで敷き、その枚数分だけパワーを増加ないし減少させる。
・ タイミング「パラレル」
・ 分配(授受)関係にあるユニット双方とも、方向(タテ/ヨコ)は変化しない
・ 異なるカードの構成で多数のウェポンをデッキに含めることができる
・ ウェポンを敷いたユニットは潜伏できず、潜伏したユニットにウェポンは敷けない
・ ハック状態や(攻撃宣言を含め)ヨコ置きユニットは、ウェポンを増減できない
・ タテ置きユニットは方向を保ち、手札6枚上限の範囲で無条件にウェポンを手札へ戻せる
・ ステータス異常が生じるテキスト(呪い装備など)は、パワーが減る(下限は算定パワー01)
・ 種類名に「poison/venom/toxi/毒」を含むユニットのポイズン効果は、アサルト敗退でも有効
・ 00制限 : 基本パワー00ユニットには、ウェポンを使えない

ブラスト・カウンター : Gブラストに反撃するカード
 カウンター特性(プロパティの1種)を有し、2枚ダウンロード(チャージを追加)してからユニット・グリッドに予め裏タテ置き(ステルス召喚と同じ処理)し、相手からグリッド・ブラストやライフ効果など、自分のユニット・グリッドやチャージ・グリッドへの全体に攻撃や除外効果を受けると、自動的に表タテ置きへと変わり、行使権と標的決定権を得て発動する。
【タイミング】
(召喚「フォワード」「ダイレクトオフ」「パラレル」)
実行A「オープン」(チャージ札の状態から表置きに変わる場合を含む)
実行B「ライブラリ・アウト」(山札が捨札になった瞬間)
・ 略記「Bカウンター」
・ パワーに換算できない数値の攻撃テキスト(文章)は、一律パワー06の攻撃として扱う
・ 複数グリッドのBカウンター攻撃パワーを合算(連携)して、単体の標的ユニットに集中できる
・ ハック状態ユニットのGブラストで発動したら、発動グリッド側プレイヤーに効果を与える
・ 発動させず除去するには、Bカウンター1枚毎にハザード1枚を行使して表ヨコ置き変更する
・ 同じカードは、威力を合算させる重ね置きができる(フル・デュエルでは2枚まで可能)
・ Bカウンターの発動原因であるGブラスト実行ユニットは、Bカウンターの標的に選ばなくてもよい
・ 相手ユニット・グリッドに表タテ置きユニットが無くなれば、余ったBカウンターでダイレクトできる
・ 数値ダメージの攻撃ではないコンディション変化のテキストは、ダイレクトできない
変則ルール(B/S-Dカウンター) : Sアース機能をBカウンターの発動条件に付加する

アーカイヴ・トラップ : 発動条件を備えた戦術用途のカード
 発動条件を満たしたら、アーカイヴ(手札)からチャージ・グリッドへ表タテ置きすることで、強制的に行使権と標的決定権を他のプレイヤーから奪って発動する。 ターンを超える継続性の無いトラップ特性の効果カードは、この種類に括られる。
・ タイミング「インターラプト」
・ 裏置きできない
・ 同じカードだけ、威力が合算する重ね置きができる(フル・デュエルでは2枚まで可能)

アーカイヴ・エフェクト : 発動条件がない戦術用途のカード
 行使権のあるプレイヤーが、アーカイヴからチャージ・グリッドへ表タテ置きすることで、即時に発動する。 ターンを超える継続性およびトラップ特性の無い効果カードは、この種類に括られる。
・ 自己完結( inner )の宣言( プロンプト / Prompt )は、タイミング「パラレル」
・ 対外干渉( outer )の宣言は、タイミング「アドヴァンテージ」
・ 裏置きできない
・ 同じカードだけ、威力が合算する重ね置きができる(フル・デュエルでは2枚まで可能)

[サージ・アース(防塁)] : サージ・ダイレクトを防御できる唯一のカード
 戦闘の生じる事前から予めステルス召喚しておき、隣接しているユニットがアサルト攻防で敗退して、プレイヤーがサージ・ダイレクト(略記:S-D)を受けてしまう状況(タイミング「ログ・アウト」)に、任意で表タテ置きへと変更してから、その被るサージ・ダイレクトを変更した枚数分だけ相殺(ログとなることで無効化)する。 省略して「Sアース」と記述することもある。

サージ・アースとして使用できる各社カード仕様の4条件
1. アイテムや兵器(武器)のような消費ないし装備ができない
2. 自発的な攻撃や防御に行使できない
3. 防衛を目的としたゲーム・システムに分類される
4. グリッド全体やプレイヤーに及ぼす影響力を持たない

・ 召喚(ドライヴ)のタイミング「フォワード」「ダイレクトオフ」
・ 宣言(プロンプト)のタイミング「ログ・アウト」
・ アサルトの攻防(戦闘)が発生してからステルス召喚しても、その戦闘処理に割り込めない
・ 通常のダイレクトは阻止できない
・ 同じカードを重ね置きできる(フル・デュエルでは2枚まで可能)
・ 隣接しているSアースは、連鎖した同時行使ができる
・ サージ・ダイレクトを受けるまで、チャージ・バックを除き移動や撤去ができない
・ サージ・ダイレクト以外への防御および先制攻撃いずれの用途にも機能できない
・ 自己完結(他者側に影響しない)処理なので、行使権は移らない
変則ルール(B/S-Dカウンター) : Sアース機能をBカウンターの発動条件に付加する

[マスター・ドライヴ] : 管理者(プレイヤー)召喚
 任意で、マスター・ユニットを予めライフ・カードの1枚とし、2枚ダウンロードして、ライフ・グリッドからユニット・グリッドに表タテ置き召喚する(ライフとして失効していない)。
 ユニット・グリッド上で敗退したらライフ・グリッドに表ヨコ置き(この瞬間にライフ失効)する。
・ タイミング「ダイレクトオフ」「パラレル」
・ この召喚も含めあらゆる召喚は、相手からのダイレクト宣言に対抗できない(割り込めない)
・ プレイヤーの戸籍と、カード内容キャラクターの遺伝子学上の性別とを一致させること
・ ライフ構成するマスター・ユニットは1枚だけとし、ライフ以外に同じカードを含めてはならない
・ 地球の人間キャラクターしかマスター・ユニットに利用できず、一律に基本パワー06として扱う
・ 地球の人間キャラクター以外は、対戦者の承諾を得て利用できる
・ ゼロ・スパートなど特記ない件では、チャージ召喚の運用に準ずる
変則ルール : 必ずユニット・グリッドの中央に配すこと

[マスター・スキル] : ユニット・グリッドに在る間は繰り返し行使できるマスター・ユニット能力

・ 男性限定 : タイミング「パラレル」の消費サージ3枚で任意1体を リ=アクティヴできる

・ 女性限定 : カード方向を問わず、常に他者のサージを自分側のサージとして扱える
           (互いが女性の場合は、相殺され行使できない)

・ チャージ・バック(退却)できない

[アーカイヴ・エフェクト] : ターンを超えない一過性のエフェクト 17種
 チャージ・グリッドへ、表タテ置きした瞬間の戦闘にだけ有効となる効果(エフェクト)を発動し、その戦闘一局面の処理後は効果を失って直ちに捨札となり、次の戦闘にまで効果を持ち越せない一過性の瞬間効果。 「アーカイヴ効果」と記す場合も有る。
・ 自己完結( inner )の宣言( プロンプト / Prompt )は、タイミング「パラレル」
・ 対外干渉( outer )の宣言は、タイミング「アドヴァンテージ」だが、「ハック」だけ追加機能あり
・ 「ハック」は、実行した戦闘や参加してない戦闘を含め、4連続「ターミネート」が終わるまで有効
・ 交戦中の手番ユニットかプレイヤー本人いずれか一方と、標的となった対象だけが応酬できる
・ 1デッキ20枚に、同じ効果のカードが重複してはならない
・ 同じカードは、同時の重ね置きで威力や効果を合算できる(フル・デュエルでは2枚まで可能)
・ 同じカードを同時に重ね置きした効果には、その枚数以上の同時行使でなければ対抗が無効
・ 発動のコストは、それぞれのテキスト(文章)に則る
・ 発動の数値コストは、一律に「ライフ1枚」として読み替える
・ 連携ユニット全てを一括りに対象とする
・ リフレクトを除き、自分ユニットを対象に使うなら行使権は移らず、予め攻撃の直前にも使える
・ リフレクト/ハックは、ターンプレイヤー(手番)のユニット以外でも標的決定権を得られる

[読み替え&行使の法則]
1. 山札や場札から、捨札に変わると発動(発揮)する条件のカードは、Bカウンターとして扱う
2. 効果「アナザー」以外は、タイミング(時期)/コスト(代償)/上記を除く諸条件を無効とする
3. パワーに該当しない項目の数値は、一律にパワー06として扱う
4. 1枚内に複数ある、エフェクト(効果)やシステム(機能)のいずれも、1つしか行使できない

リフレクト : 行使権と標的決定権を一時的に得て、その効果を受けることなしに反射する
(テキスト例) 反射

プラス : 機動力を変えずに、算定パワー(効果やウェポンを含めたパワー)を増加させる
(テキスト例) レベル上昇,HP増加
・ 基本パワー00ユニットには無効

ダウン : 機動力を変えずに、算定パワーを下限01まで減少させる
(テキスト例) レベル下降,HP減少
・ 基本パワー00ユニットには無効

アクセル : パワーを保ったまま、パワー00ユニットを上回る機動力を得る
(テキスト例) 加速,行動回数増加
・ Gブラスト以外の攻撃やダイレクトを1撃だけ回避(キャンセル)し、札の方向を保つ
・ チャージ・ブースト/インターセプト/カウンター召喚/デコイの行使条件を満たせる
・ 互いが行使し有ってる場合は、枚数毎に相殺される

スロー : アクセルに対してのみ相手から行使権を奪い、効果を相殺する
(テキスト例) 減速,行動回数減少

ポイズン : 対象ユニットのウェポンを全て捨札にし、ウェポンの追加も不能にする
(テキスト例) 動ける肉体的変調効果,毒
・ 基本パワー00ユニットには無効
・ 種類名に「 poison / venom / toxi / 毒 」を含むユニットは、アサルト攻防で効果を発動する

ポーション : ポイズンを解消
(テキスト例) 毒消し

クラック : 戦闘が決着するまで、事前に宣言した任意のアーカイヴ効果を無力化する
(テキスト例) 封印,無力化

ハック : 成立条件で標的を表タテ逆置きに変え、行使権と標的選定権を一時的に得て操作する
(テキスト例) 動ける精神的変調効果,魅了,混乱,錯乱,洗脳
 反撃側は、攻撃して来るユニットしか標的にできないが、その攻撃ユニットの全権を一時的に奪うことで、ハックの行使から連続した当該ユニットによる攻撃や効果を実行できる(操作を終えたら表ヨコ逆置きする)。
 成功条件(増幅ではない算定パワー) : 行使側(プレイヤーはパワー06に換算) ≧ 対象
上記例: パワー07からのダイレクトに、プレイヤーが1枚(成功条件パワー06)では対抗できない
・ 同時重ね置きは成功条件が変化(例: 成功条件パワー12 = 算定パワー06+06)する
・ 連携であれば、算定パワーを連携パワーに置き換える
・ 標的が表ヨコ置きでも、表タテ逆置きのハック状態にした直後に行使側が操作できる
・ プレイヤーは標的にできない
・ チャージ・グリッドの時計廻しカウント・システムで、あらゆる「ターミネート」の4回分を持続する
・ ハック状態ユニットは、そのユニット・グリッドのプレイヤーにダイレクトできない
・ ハックしたユニットが実行していた攻撃は、ダウンロードを要さずにその奪った操作で継続できる

ドレイン : ユニットやライフ以外のカード(素材やウェポンなど)を裏ヨコ置きに変えて作用を奪う
(テキスト例) 敷いてある召喚ユニット素材を奪う,装備を奪う

ハザード : 裏置きや攻撃宣言済みを含め、対象(連携は全て)を可能な任意の状態に変更する
(テキスト例) 動けない効果,麻痺,眠り,石化,気絶,仮死,病気
・ ハック状態ユニットを含め、自分の管理下のユニットには行使できない
・ 裏タテ置きの1枚ないし1組のブラスト・カウンターを表ヨコ置きに変更して無力化できる
・ 状態のハザードによる変更は、ハック状態(逆位置)を解消(正位置に)できない
・ バースト・チャージ(ダウンロードやセットアップの強制)との併用で多様な戦術が可能
・ Gブラスト宣言ユニット管理側が手札6枚の際に処理確定すれば、Gブラスト実行を強制できる
・ 連携の全ユニットをも対象にあらゆる攻撃宣言を無効化し、攻撃を不発にできる

メディカル : ハックとハザードを一挙に解消できる
(テキスト例) 各種回復カード

アサシン・スキル : 相手からのロックオンや、インターセプトおよびデコイでの反撃を無効にする
(テキスト例) ステルス

スペル : 標的の増幅ではない算定パワーと比較(Cブーストと同じ処理)するパワー攻撃の効果
(テキスト例) パワーに該当するステータス値へ影響する火炎魔法,雷撃魔法,津波,地震など
・ 自分側のユニットを介さない「プレイヤー本人による行使」でも、相手のユニットを倒せる
・ ダイレクト(ライフ攻撃)や基本パワー00ユニット排除に適す

コピー : 全プレイヤーの捨札の中から、行使者が選んだアーカイヴ効果1つを得る
(テキスト例) コピー

アナザー : 上記に含まれない効果
(テキスト例) 上記に含まれない内容
・ 他者と自分とのカードを混在させるプレイはできない

[キズナ( 絆 , Bonds )] : 連携攻撃
 ライフ格差のある劣勢のプレイヤーは、ハック状態を含むユニット複数を連携(算定パワーを合算)させ、共通のアサルトおよびチャージ・ブーストやアーカイヴ効果の行使ができる。
・ 連携ユニット数の上限なし
・ キズナ連携したユニットは、サージ消費によるダイレクト効果(サージ・ダイレクト)を得られない
・ アーカイヴ効果の算定パワーは、連携パワーに読み換える
・ 連携アサルトをインターセプトで形勢逆転されても、攻撃の連携を追加できる
・ アサルト攻防のポイズン効果は、勝敗に関係なく連携ユニット全てを一括りに対象とする
・ ライフ格差が宣言条件となっているオプション・システムは、この他にオーバー・スキルがある
・ 00制限 : 基本パワー00ユニットは、連携できない

[バースト・チャージ(撹乱:主に補給線の撹乱)] : ダウンロードやセットアップを強制する
 サージ3枚をストレージに送り(消費し)、表タテ置き算定パワー01ユニットを表ヨコ置きにして、他のプレイヤーに3枚以内の追加ダウンロード(チャージ・グリッド空き枠数の範囲で、山札から引いて裏タテ置きする処理)および、手札上限(最高6枚保持)までのセットアップ(チャージ場札を手札に加える処理)の両方ないし一方を強制できる。
・ タイミング「アドヴァンテージ」
・ 相手のチャージ・グリッドを埋めて、アーカイヴ効果やチャージ召喚を行使不能に追い込む
・ 標的決定権が要らないので、反撃の締めに行えば、次の標的ユニットが有利に反撃を行える
・ ハック状態を含め自分の管理下にある算定パワー01ユニット(「民兵」に相当)で行える
・ サージ4枚以上を捨札に変えても、相手への追加ダウンロード上限は変わらない

[チャージ・バック(退却)] : チャージのキャパシティと引き換えにユニットを退避させる
 2枚ダウンロードし、自分側グリッドの戦闘に参加していない表タテ置きユニット1枚(カードが敷かれているならば束の全て)を手札あるいは、山札の一番下に戻せる(直後に任意で6回以上シャッフルできる)。
・ タイミング「パラレル」「ロックオフ」で、常にグリッド側プレイヤーが操作する
・ 自己完結(他者側に影響しない)処理なので、チャージ・バックそのものでは行使権が移らない
・ マスター・ユニットは、退却できない。
・ グリッド・ブラストの達成感が低下するので、特殊なケースを除き公式大会では採用されない

[リ=カヴァー(回復)] : スポーツで言う「デュース制」の導入
 有効(裏置き)ライフが「0」枚のプレイヤーが、他のプレイヤーにダイレクトを成功させた瞬間、その減少させたライフ枚数と等しい自分のライフ枚数が re-cover (回復 : 裏タテ置きに変更)する。
・ タイミング「ダメージ」

 自分の裏置きライフが「0」枚の状態で、その後に自分ライフ枚数が一時たりとも増加せず、その次ぎのターン以降で自分のライフ枚数を更に減少させる判定(有効ライフ枚数がマイナスとなる処理)が成立したらゲームに敗退する。

[エクストラ・デヴァイス(特殊戦術)] : 専用の宣言条件を持つカード
 各社TCGのエクストラ・デッキや第2山札に置くカードは、ゲーム開始前から予め任意で、各ライフ・カードの下に1枚を裏タテ置きで敷いておき、ユニット・グリッドやチャージ・グリッドに移動させて行使する。 省略して「ED」と記述することもある。
・ エクストラ・デヴァイスは、デッキ枚数に計上しない(俗に言う「別腹」)
・ EDの活用は任意だが、重複しないカードを必ずライフと同じ数だけ敷設するのが条件
・ テキストの「山札から(サーチ機能で)抜き、手札ないし場札にする札」は、EDにしか置けない
・ 上記サーチ機能にシャッフルが必要なテキストでは、EDカードの指定を相手に選択させる

[オーバー・スキル(過負荷戦術)] : ライフ格差で最も劣勢の者だけが実行できる処理
・ ライフ格差が宣言条件となっているオプション・システムは、この他にキズナがある
・ 00制限 : 基本パワー00ユニットは、オーバー・スキルを行使できない
変則ルール : オーバー・スキルを行使したプレイヤーは、昇華できない

オーバー・ドライヴ : ライフ召喚
 ライフ1枚をパワー10に換算し、自分の裏タテ置きライフを任意で表ヨコ置きに変更(ライフ減少)して、その合計による召喚パワーで収まる手札のユニットをタテ置き召喚する。
・ タイミング「ダイレクトオフ」「パラレル」
・ 基本パワーの合計が召喚パワー以下ならば、複数のユニットを同時に召喚してもよい

オーバー・ロード : ライフをパワーに変換
 自分の裏タテ置きライフを表ヨコ置きに変更させ、自分の管理する交戦中のユニットに、その戦闘の処理に限り、「 減少させたライフ枚数 × パワー10 = 過剰パワー 」を加算する。
・ タイミング「アドヴァンテージ」
・ 他の条件を満たせば、あらゆる攻防に行使できる
・ Sダイレクト×2で、ライフを使い切る加算ならば、勝利でライフ2枚がリ=カヴァー(回復)する

[昇華( sublimize )] : プレイヤー能力の覚醒
 フルデュエルで2vs5、1vs4~5、0vs3~5などの「ライフ3枚以上の格差」、トライアルで「ライフ6枚以上の格差」が生じた場合(タイミング「ギャップ」)に、劣勢のプレイヤーはテキスト(カードの文章)に依存すること無く、次の3つの特殊技能を発現する。 なお、この技能はいずれも行使権が移らず(インターセプトやアーカイヴ効果などを続けて行使できる)、また、ゲーム決着まで能力を失うことがなく、全プレイヤーの中で最初の1名のみが得られる。
変則ルール : オーバー・スキルを行使したプレイヤーは、昇華できない
変則ルール : 発動条件の格差ライフ数を変更する

手札錬金( Archive Alchemy ) : ログ再生
 ダウンロードを要さず、任意でストレージとサージとアーカイヴを自在に交換できる。
・ タイミング「パラレル」
・ 捨札になったターン中は、同じ札を手札に戻せない

デコイ(囮) : 身代わり
 攻撃側ユニットの算定パワー未満で、自分が操作できる表タテないし表逆置き(ハック状態)単体ユニットに、宣言された攻撃や効果のロック・オン(標的選定)を強制変更させることで身代わりとし、ロック・オンから外させた自分のユニットの方向(タテ/ヨコ)を保ちながら、戦闘を回避させる。
・ タイミング「ダイレクトオフ」「ロックオン」
・ デコイは、ダイレクトを阻止(割り込み)できない
・ インターセプトで、形勢逆転できなかった防御側が連結できる
・ インターセプトで、形勢逆転された攻撃側が連結できる
・ チャージ・シールドと併用できる

チャージ・シールド : 増幅防御
 チャージ・ブーストの標的となったユニットに、チャージの追加枚数だけ算定パワーを増幅(足し算)して対抗できる。
・ タイミング「ロックオン」
・ デコイと併用できる

[リンク( Link )] : ユニットAとBのセットが得る瞬間効果
・ タイミング「リンク(フル・デュエルは、喪失ライフ3以上の状況)」で行使
・ リンクで生じる瞬間効果を「リンク・エフェクト」と称す
・ 1枚で複数の構成リンクを発生させることはできず、必ず隣接させること
・ ユニット方向の明記がない効果は、ヨコ置きでも行使できる
・ それぞれの瞬間効果は、リンクが攻撃したり標的となった戦闘処理で1回ずつ行使できる
・ リンク・ユニットを「LU」と略すことがある
・ ユニット・グリッドを「UG」と略す
・ 00制限 : 基本パワー00ユニットは、リンクを構成できない
変則ルール : 発生条件の残ライフ数を変更する

    オンライン(効果を行使できる)  >  オフライン(効果を行使できない。無効化)

    零  >  勇  >  冥  >  零

    蟲  >  姫  >  竜  >  蟲

    樞  >  神  >  水  >  樞

  ブランク > ピュア > ケイオス

 個人名や通名や称号を除く下記の「ネーム・レギュレーション(AとB)」で、上記の三竦み関係を構成する。
・ 三竦みは互いの場に在るだけで、自動的に組み合わせの数に則り影響し合う
・ 同じグリッドに在るリンク同士は、ハック状態を除いて三竦みが影響しない
・ 此処に記したネーム・レギュレーションは一部である

零 : ゼロ( ZERO )
ユニットA.どのネーム・レギュレーションにも該当しない
ユニットB.上に同じ
効果1.相手ライフにダメージを与える代わりに、同じ枚数の自分ライフを回復する
効果2.追加ダウンロード2枚毎に、このLU1体が条件を満たせばデコイに用いれる
効果3.このLUが敗退したらセットアップできる

竜 : ドラグーン( DRAGOON )
A.竜/龍/ドラゴン/ワイバーン/リザード/サラマンダー
B.竜騎兵(騎士)/ドラゴンライダー/ドラゴンテイマー/竜使い/竜王(皇)/ドラゴンスレイヤー
1.自分のライブラリから、任意枚数をサージに移せる
2.チャージ・ブーストに、消費サージを加算できる
3.タテ→ヨコ置き+消費サージ6枚で、Aは宣言を省略したGブラストができる

冥 : ヴォィド( VOID )
A.魔/悪魔/デビル(エビル、デーモン)/ディアボロ/キュバス/メフィスト
B.魔王(魔皇)/魔神/デビル(デーモン)+キング(エンペラー、カイザー)/堕天使/サタン/ベルゼブブ/ルシファー
1.インターセプトに限り、サージやストレージからチャージ召喚できる(決着後に捨てる)
2.Bは、このLU以外の自分ユニット1体を捨てる毎に、効果プラス(パワー06加算)×1を得る
3.消費サージ3枚毎に、効果ハック(洗脳)×1を得る

神 : ジェネシス( GENESIS )
A.魔を除く:エンジェル/ヤマト/オロチ/ナーガ/キューピット/ヒドラ(ヒュドラ)/ギドラ
B.魔を除く:ゴッド/仏陀(釈迦、仏、如来)/神/スサノ/イザナ/アマテラス
1.消費サージ3枚毎に、1枚の手札錬金
2.チャージ・シールド
3.サージやストレージからチャージ召喚できる(決着後も捨てなくてよい)

蟲 : バグ( BUG )
A.虫/蟲/バグ/スコーピオン/ビー/アント/スパイダー/蝶
B.上に同じ
1.このLUの召喚素材が、基本パワー03以下のバグならば、これをチャージ召喚できる
2.消費サージ3枚毎に、このLU1体へ効果ポイズン×1を得る
3.「竜」か「蟲」が無い相手は、「ターミネート」毎に山札の一番上1枚を捨てる(枚数の重複なし)

姫 : ヴァルキリー( VALKYRIE )
A.クィーン/プリンセス/ガール/レディ/嬢/婆/ヴァルキリー/ハーピー/母/アマテラス
B.上に同じ
1.UGに女性マスターが在れば、消費サージ6枚でマスター以外の相手ユニット1体を山札に戻す
2.UGに女性マスターが在るアサルト勝利で、相手のサージ・ダイレクトを自分の効果に得られる
3.自分のライブラリから3枚を捨札とする毎に、このLU1体へ効果リフレクト(反射)×1を得る

勇 : ブレイヴ( BRAVE )
A.戦士/兵/闘/ソルジャー/ウォリア/ジャスティ/サムライ/フォース/鬼/虎/忍
B.魔を除く:王(皇)/将/老師/仙人/勇/彦(ヒコ)/英雄/ヒーロー/ブレイヴ/ハート
1.Cブーストの標的となったこのLUは、消費サージ3枚でアサルトに変更(強襲)できる
2.このLUは、アサルト攻防でダウンロードによる枚数増幅ができる
3.自分側ユニットを全て捨て、アサルト対象を捨札に道連れする(この効果はアクセルで回避可)

樞 : ギア( GEAR / ギアの無効化を「シャットダウン」と称す )
A.ロイド/ロボ/ジャンク/ボーグ/メカ/ギア/メタル/サイバー/ゴーレム/パペット
B.上に同じ
1.自分のライブラリから3枚を捨札とする毎に、このLU1体をリ=アクティヴできる
2.タテ→ヨコ置き変更で、効果スペル( Flame 06 )×1を得る
3.タテ→ヨコ置き変更で、Gブラストを回避する(ブラスト・キャンセラー)

水 : アクア( AQUA )
A.ミズチ/鯨/イルカ/リバイアサン/クラーケン/オロチ/シャーク/キャンサー
B.上に同じ
1.消費サージ3枚毎に、このLU1体へ効果アサシン・スキル( ≒ 潜行)×1を得る
2.タテ→ヨコ置き変更の消費サージ3枚毎に、効果コピー×1を得る
3.タテ→ヨコ置き変更の消費サージ3枚毎に、バースト・チャージできる

『 魔法撃戰!!! ドルサーガ 』および『 CODE:DIVER 』 は T.W.G.P ルールだが、異なる点としてユニット・グリッドに置けるカードのテキストが全て有効として扱われ、フル・デュエルのシステム構成も下記に変化する。

・ ライフ枚数  5 → 3
・ グリッド列   5 → 3
・ チャージ召喚ダウンロード枚数  2 → 1
・ 各エクストラ・デヴァイス上限数  1 → 2  (ライフ3枚なので、最大で合計6枚まで置ける)

 ドルサーガとは、イマジアの特定領域に伝承されている ≪ 史実に基づいた叙事詩 ≫ の名称。 地球の在る側の宇宙(実数質量の宇宙 : リアリス)でのシステムは上記となるが、相対する宇宙(虚数質量の宇宙 : イマジア)でのシステムは、ターンとフェイズが存在しない混戦・乱戦のリアルタイム戦闘システムであり、行使の宣言の可否はパワーの値すなわち機動力と、タイミングによって確定する。

以下は、イマジアにおけるゲーム・システム。

  テキスト(カードに書かれている文章)の読み換え  >

ターン

ターミネート( terminate : 発生した1つの戦闘やダイレクトが決着するまでの間 )

  セットアップ(場のチャージ札を手札に加える処理)のタイミング 3種  >

・ 受けたダイレクトが成立して、自分のライフが減少した状況(ダイレクトの受け手のみ実行)

・ 他のプレイヤーから、自分のユニットが標的として選ばれ、宣言された状況(該当者のみ実行)

・ セットアップ機能を有する各システムや手札効果アナザーを行使した瞬間(行使者のみ実行)

  アドヴァンテージ(行使権) & ロックオン(標的決定権)獲得の判定(プレイ・ジャッジ)  >
 先攻後攻や手番の設定が無いので、他者および他者の場札への干渉を宣言したプレイヤー達の中から、1名が行使権&標的決定権を得る。
 取り合い(競合: encounter )で、行使権&標的決定権を獲得できなかった者は、自分の宣言が無効(キャンセル)となり、宣言した直前のカード方向(タテ/ヨコ)が維持される。
・ 召喚からの連結ダイレクトに、相手が同じく召喚で対抗した場合も下記の競合判定で処理する
・ 召喚ユニットが行使権の移動を経た後に改めて行うダイレクトに、相手は召喚で対抗できない

競合判定(エンカウンター・ジャッジ)の優先条件

パワーの小さい側(プレイヤー本人はパワー06に換算)

残りライフの少ない側(パワーが同じ場合)

場のユニット数の少ない側(残りライフが同じ場合)

ダイスの出目の小さい側(代用:コイントスかジャンケンで勝った側/場のユニット数が同じ場合)

  グリッド・ブラスト(全体攻撃)の実行タイミング  >
 条件を満たしてグリッド・ブラストの宣言(攻撃の準備)を行ってから、いったん他者にアドヴァンテージ(行使権)とロックオン(標的決定権)の移動処理を経た後(効果などで「宣言から実行までを連結させる処理」が無効)で、再びグリッド・ブラストの宣言プレイヤーが、実行(攻撃の発動)の条件を満たした上でアドヴァンテージとロックオンを獲得した瞬間。
・ ターンが存在しなくとも、反撃の機会は設けられている

  リ=アクティヴ(表ヨコ置きカードの方向をタテ置きに戻す処理)のタイミング 3種  >

・ 受けたダイレクトが成立して、自分のライフが減少した状況(ダイレクトの受け手のみ実行)

・ 全プレイヤーの全てのユニット状態がヨコ置きの状況(全員が実行)

・ タテ置きや裏置きユニットの在るプレイヤー全てがパス(現状維持を選択)した状況(全員実行)

  ゲーム・ジャッジ(勝敗:ゲーム決着)の条件  >
 裏置きライフが無い状況で、自分が他のプレイヤーへの干渉を実行してもライフが回復することなしに、その後に更なる受けたダイレクト(ライフへの攻撃)が成立した(ライフがマイナスに転じた)瞬間に負ける。
・ ターンが存在しなくとも、反撃の機会は設けられている

[リンク・ウェポン] : ユニットのウェポン化 (マスター・ユニット能力)
 ユニット・グリッド上のタテ置きマスター・ユニットは、同じグリッド上に在るタテ置きリンクのユニット2体をウェポンとして扱うことで、そのリンクを残ライフ数に関係なく行使できる。 省略して「LW」と記すことがある。
・ 通常のウェポンも含め合計6枚まで敷けるが、保持できるリンクは1つに限られる
・ LWで発生するリンクは、他者グリッドのリンクと三竦みで影響し合う
・ リンク・ユニットに敷いて在る召喚素材ユニットは、リンク・ウェポン化で捨札になる
・ リンク・ウェポンは、マスター・ユニットのパワーを変化させない
・ マスター・ユニットがユニット・グリッドを離れたら、リンク・ウェポンはログ(捨札)になる
変則ルール : タイミング「リンク」に限り、リンク効果を行使できる

属性(カテゴリー) : 類型(タイプ)
零 : 補給 : 白(中心の表)
竜 : 咆撃 : 黒(中心の裏)
冥 : 侵蝕 : 紫(虚数の極点)
神 : 超常 : 黄(実数の極点)
蟲 : 異常 : 緑
姫 : カウンター:桃
勇 : 格闘 : 赤
樞 : 耐久 : 橙
水 : 魔術 : 青

属性 : 紋章(クレスト)
零 : 0 or 卍
竜 : 火を吐く竜
冥 : 眼
神 : 十字架
蟲 : 蜘蛛
姫 : ハート
勇 : 剣
樞 : 歯車
水 : 波

[ドライヴ・エフェクト] : パワー06以上の単体ユニット召喚効果
・ タイミングは、「リンク」の有無に係わりなく「ドライヴ」

属性 : 召喚効果( DE )
零 : バンディット(相手チャージを山札の最下に戻させ、同枚数以内で自分がダウンロード)
竜 : アーマゲドン(ライフ効果の消去:他者ライフ表タテ→表ヨコ置き)
冥 : ドッペルゲンガー(同じカード1枚を無条件で同時召喚できる)
神 : 天変地異(ディザスター:他者ユニットGの合計3枚まで裏タテ→表ヨコ置き変更)
蟲 : パラサイト・ドライヴ(相手サージ2枚を消費させる毎に、自分側パワー03以下の蟲を召喚)
姫 : マイ・ロード(指定列の相手チャージと基本パワー06以下ユニットを山札の最下に戻す)
勇 : ラヴ&ピース(全員が手札を見せ合い、直前の戦闘処理を無効化ヨコ置きさせて終結する)
樞 : カウンター・ドメイン(ユニットやウェポン以外の表面を相手に見せてから無制限に裏置き)
水 : タイダル・ウェーブ( Tidal Wave :相手の全手札を山札の最下に戻させる)
マスター : クライマックス(下記)

・ 共通(強制) : 他者ユニットG上の戦闘中を除く全カード状態を下記に変え、行使権を渡す

     ユニット・グリッド 裏置き → 表タテ (BカウンターとB/S-Dカウンターは実行する)
     ユニット・グリッド 表タテ → 表ヨコ
     ユニット・グリッド 表ヨコ → 表タテ

・ 男性限定 : 召喚側だけ1回セットアップできる

・ 女性限定 : 双方が直前の戦闘を無力化ヨコ置きして処理を完結(ターミネート)する

[リンク・シフト] : リンクの変更
 「リンク」「ダイレクトオフ」「パラレル」のタイミングで、捨札にするグリッド上リンク1体につき2枚ダウンロードし、その捨札の算定パワー以下で、手札リンク・ユニットを召喚する。
・ リンクを発生させているユニットしか捨札にできない
・ リンクを発生させないユニットの召喚は、直ちに反則負けとなる
・ 捨札にしたユニットの方向(タテ/ヨコ)と、召喚するユニットの方向を一致させること
・ ダウンロード4枚では、場のリンク2体を両方とも捨てた後に、手札2枚を召喚できる
・ 戦闘で捨札となる処理に連結(便乗)させることはできない
・ 標的になっているユニットでも実行できる

[リンク・ドライヴ] : 属性召喚
  タイミング「リンク」において、この召喚が成功すればリンクを構成できるペア・ユニットが、何らかの瞬間効果の対象として「ロックオン」された時、ライブラリの一番上から3枚を捨札にすること(ライブラリ・アウト)で、手札から基本パワー06以下のリンク・ユニット1枚を表タテ置き召喚し、リンクを構成できる。
・ ロックオンされたユニットの方向は問わない
・ ロックオンを要さない効果には行使できない
・ ゼロ・スパートできないが、ライブラリ・アウト3枚分の不足をオーバー・ドライヴ1枚で補える
・ リンクを発生させないユニットの召喚は、直ちに反則負けとなる
・ 「攻撃(アサルト)」に対抗するのがカウンター召喚だが、これは「効果」に対抗できる召喚である

[アーキテクチャー(大会ルール、architecture )] : 5項

1.チャージ・バック(退却)は行使できない
  「リンク」やアーカイヴ効果「アナザー」など、カードを手札や山札に戻す効果に制限なし

2.変則ルール「オーバー・スキルを行使したプレイヤーは、昇華できない」を適用

3.変則ルール(ハウス・ルール)「B/S-Dカウンター(「Sアース」と「Bカウンター」併用)」を適用
  魔法撃戰!!! ドルサーガは、「Sアース」「Bカウンター」「B/S-Dカウンター」の3種を使い分ける

4.上記3項を除き、全システムをデフォルト・ルールで適用

5.各人が合計5回まで、「ルール・チェック」で公式情報に基づく説明を相手に要求できる

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          以下は処理についての補足

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反撃や応戦(の宣言で、行使権を渡す直前)に連結した召喚(数値はユニット算定パワーを表す)

手番06A:攻撃アサルト(宣言),サージ消費×6(実行)効果Sダイレクト2(有効) → 受手03A

  受手03A+04A:インターセプト(宣言) → 手番06A:効果Sダイレクト2

  受手03B+03C→06A:パワー召喚(実行)

    手番06A→06A3W:ウェポン追加×3(実行) → 受手03A+04A

      受手03A+04A+06A:インターセプト(宣言) → 手番06A3W:効果Sダイレクト2

      受手03D:ステルス解除(実行)

        手番06A3W:効果アクセル(宣言) → 受手03A+04A+06A

          受手03A+04A+06A:応戦(実行) → 手番06A3W:効果アクセル(有効)

[結果]
△ 手番06A3W:効果Sダイレクト2,効果アクセル
△ 受手03A+04A+06A

○ 勝ち
△ 引き分け
× 負け

整形は誰か任せたw