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会社概要
開発テーマ
山がちな地形が災いし交通が未発達な藤井地区の、
発展途上感満載の様子をお届けします。
サテライト
鉄道路線一覧
堀沢本線
(マップ南)~竹野~南森~堀井~藤井~堀沢~前川原~(マップ北西)
および、堀井~松平、堀沢~倉内の支線。
本マップ主要路線。
- 竹野~南森
↑堀沼駅周辺。地峡地帯を越える橋。複線電化。途中海を越える大きな橋が掛かっているが、海峡を越えているわけではなく陸続きである。
このような形になっている理由としては、
①地峡部分に堀沼市街地が広がっており用地確保が困難だったこと
②地峡を貫く運河を避けるため(運航に支障の出やすい跳ね橋にはしたくなかった)
の2つがある。
南森駅は新線開通に伴い、乗換のために新設された駅である。
- 南森~藤井
本線と新線に分かれている。- 本線(南森~堀井~白沢崎~藤井)
- 南森~白沢崎
↑堀井駅周辺。このあたりは地域で最も歴史の古い路線。単線非電化(支線を含む)。
堀井からは松平支線(堀井~松平)が伸びている。
途中の白沢崎駅では、平坦な地域にもかかわらず折り返し構造となっている。
かつては白沢崎駅でスイッチバックする優等列車が走っていたが、
新線開業した現在は全てこの駅で折り返す。
竹野から白沢崎駅までの快速が現在も走っている。
歴史的には、白沢崎~堀井~松平/倉崎で開業した白沢鉄道が発祥。本地域最古の鉄道でもある。
白沢鉄道は当初炭鉱輸送を行っていたが、開業まもなく閉山。
その後は旅客専業だったが、国営化され、現在の姿に。 - 白沢崎~藤井
↑松島墨染駅周辺。山が迫る険しい一帯。白沢崎~森坂は単線非電化。険しく人口も少ないため、現在優等は通っていない。
森坂~藤井は複線電化。北部からの普通電車が森坂まで乗り入れており、本数は比較的多い。
- 南森~白沢崎
- 新線
↑竹ノ島口駅北側。峠の急坂を越えるために工夫された線路。複線電化。
南森~新倉崎駅の手前は白沢鉄道の廃線跡を活用して敷設された。
かつては堀沢(本線側)から倉崎の市街地まで路線が伸びていた。
現在も南森駅の北側の渡り線、新倉崎駅から倉崎市街地までの道にて、当時の名残が見られる。
基本的に新線は優等のみの運行を予定していたが、
竹野~竹ノ島口までの区間列車(普通電車)が走っている。
これは、当初の新線が南森~竹ノ島口までの暫定開業だったことに由来する。
竹ノ島口~藤井間は工事が難航した区間。
竹ノ島口を出るとすぐに上下線が分かれ、上り線はトンネルを利用したループ線になっている。
途中の松野駅周辺は山合いの小さな町。開通時は町総出で三日三晩にわたる祭が行われたという。
- 本線(南森~堀井~白沢崎~藤井)
- 藤井~堀沢
↑堀南福橋駅周辺。旧線跡が所々残っている。複線電化。
当初は藤井~堀沢間にも新線を通す予定だったが諸般の事情で中止(後述の大岡線を参照)、
本線の改良工事が行われ、優等と普通列車が行きかう賑やかな区間である。
藤井~福沢間は白沢崎(南側)からの普通列車(非電化)も乗り入れる。
福沢~逢坂間は標高の低い山を越えるアップダウンの激しい区間。
逢坂側では上り線が昇りやすい傾斜になるよう大回りしている。
車両の性能アップもあり、将来の改良工事によって大回りは解消の見込み。
開業当初は、堀南福橋駅の手前から北にそれ、堀沢市街地を通り西側の倉内まで伸びていたが、
マップ外との接続のため現在の線形に変更。
堀沢市街地付近はバス転換、倉内方面は堀沢本線倉内支線として残っている。
- 堀沢~前川原
↑前川原駅周辺。崖が続く一帯の数少ない平地に町が形成されている。単線非電化。
現在のところ未改良の線区。
優等は全て堀沢で折り返すため、この区間は普通列車のみ。
遠い将来、途中の古平から山脈を越え、古井までの高速鉄道が通る壮大な計画があるが・・・
住民はあまり信じていないようだ。
古井本線
藤井~富士田~竹塚~櫻原~古井~森沢~(マップ北東)
本マップ北東部と中心部を結ぶ主要路線。全線非電化。
- 藤井~竹塚
↑富士田駅付近。竹沼線用ホーム(手前側)は古井本線開通時に付け足された。部分単線。藤井~富士田までは後述の竹沼線の車両も乗り入れる。
竹沼で普通列車は折り返し。
歴史的には、元々竹沼線として開業した路線を富士田から分岐させ、そちらが本線となった。
- 竹塚~櫻原
↑櫻原駅手前の2連続スイッチバック。本マップ随一の見どころ。単線。山脈を越える唯一の路線にして、本地域の最難工事区間。
竹塚側にはスイッチバック1か所、櫻原側にはスイッチバックが2か所設置されている。
当初は櫻原より東側の石島で平地に降りる路線計画だったが、難工事すぎて中断。
その後、櫻原方面に下りる方向で計画修正された経緯がある。
本区間は優等のみが通過し、途中駅はなし。
あまりにスイッチバックが多いので、車両に運転士(兼車掌)が2人乗車することで時間短縮している。
- 櫻原~古井
↑福井山駅~倉平町駅。かつての土砂崩れからの復旧は、トンネルによってなされた。単線だが、櫻原~福井山の途中区間のみ複線。
海と山に囲まれた非常に険しい区間であり、
福井山~倉平町ではかつて大規模な土砂崩れが発生し、7年もの間不通となったことがある。
当該区間はトンネル化工事がなされ再開通した。
トンネル内部には行き交い可能な信号場も設置され、通行量がぐっと増えた。
優等列車は古井までの運行。
普通列車は全列車が櫻原から石島線へ乗り入れる。
その他の路線
- 竹沼線
富士田~竹沼。非電化単線。
藤井~竹沼を結んだ竹沼軽便鉄道が発祥。その後国有化。
藤井~富士田間は後に古井本線に編入され、現在の竹沼線はその残りの区間。
全列車が藤井駅まで乗り入れている。
- 大岡線
堀沢~大岡。非電化単線。
当初堀沢線大岡新線として計画され、建設がスタートしたものの、
大岡-新福沢(未成駅)間のトンネル工事中、多量の水が噴出、工事中断。
区間開業のまま、大岡線と改称された。
・・・のだが、最近、別ルートでのトンネル掘削が可能ということが判明。
じつに30年振りに工事が再開された。
開通後は再び以前の名称である堀沢本線大岡新線と名を変える予定。
- 石島線
櫻原~石島~(マップ東)。非電化単線。
以前は石島以東が石島線と名乗っていたが、
前述の古井本線の経路変更もあり、櫻原以東の路線名称となった。
全列車が古井本線に乗り入れている。
主要都市
- 富士井町
本地域の中心に位置する。藤井県藤井郡。
中心都市ではあるが人口が一番多いわけではない。
地名は「富士井」だが最寄り駅は「藤井」。
歴史的には一時期町名にも「藤井」が使用されたが、元に戻ったのだそう。
近隣の森坂町、福沢村との合併構想がある。
- 竹野市
本地域最南端の都市にして、最大の人口を抱える。
堀沢本線優等の始発でもある竹野駅に隣接して市街地が広がる。
- 堀沼町
竹野市の北側、地峡地帯の町。藤井県入船郡。
町の脇を運河が流れており、古くから海運業で栄えた。
その地形が鉄道においてはネックとなり、駅は郊外に置かれている。
人口は富士井町よりも若干多い。
- 白崎町
堀沢本線の「本線」と「新線」に分かれる部分の「本線」側の中心都市。藤井県白沢郡。
古くは炭鉱で栄えたが、現在は優等一本で行ける竹野方面へのベッドタウン。
- 堀沢町
堀沢本線の名前の由来となった、マップ北西部の町。藤井県堀沢郡。
古くは入江の海港として栄えたが、
近年は船の巨大化に対応するため、その役割を西隣の倉内村に移した。
- 古井町
マップ北東部の中心都市。藤井県寺前郡。
郡名の通り、この一帯は寺前町として発展した。
現在は古井本線優等の終着駅となっている。