オフパコ事件

Last-modified: 2016-11-18 (金) 13:20:20

執筆中

オフパコ事件

VIP人狼オフパコ事件
この物語は2016年の3月にVIP人狼で起きた1つの事件を1人の女子高生がラノベ化した物語である

登場人物(仮)

  • ねじきち
    14歳中学生
    思春期の男の子
    性欲旺盛で姉のtincoの下着を盗んだ事がある(ばれて5000円で買うことに)
  • ふぇえ止め
    14歳中学生
    メンヘラ
    過去に交通事故で自律神経のどこかがおかしくなった
    過度の性欲で学校のトイレでオナニーするのが日課
  • しゃろーむ
    無職、30歳女
    生活保護需給中
    出会い系のチャットで日々男を漁ってる
  • きすりん
    26歳
    会社員
    ホモで上司のアイ惨に惚れている
  • アイ惨
    45歳
    中間管理職
    きすりんの上司
    家族を省みずに働いた結果、妻と娘とは別居中
  • えみり
    17歳女
    クラスのあいどる
  • じょにー
    11歳小学生
    学校では生き物係という実力の持ち主
  • まりー
    28歳看護師
    ビッチまんこ
    じょにーの母親
  • 許可さん
    25歳
    無職
    共産党員
    日本海を友愛の海にするのが夢
  • tinco
    16歳
    フリーター
    ねじきちの姉
    小遣い欲しさにねじきちにパンツを売ったことがある
  • おなぺ
    小学校で飼育されてるうさぎ
    じょにーに懐いている

主題歌

青春ライン (いきものがかり)

序章 スタートライン

甲高い音と共に一面のコバルト・ブルーに白い弧が描かれる
空に舞う白球を見上げて少年は笑った
キラキラと光る太陽の光を受けて、白球はどこまでも遠く、遠くに飛んだ
少年の名はじょにー
じょにーは白球を追う友人を楽しそうに見守っていた


グラウンドのベンチには一冊のノートが無造作に置かれている
ノートの1ページ目には、端正な字で紙一面にボールペンで
『それでも、世界は美しいよ』
と書かれていた。


そのノートをじょにーが手にしてから既に1年が経とうとしていた。
じょにーは今でも毎日のように思い出す。
あの、栗色の髪の少女と出逢った日を。
混沌の闇の中で落ち込んでいた自分が救われたあの日を。

第一章 堕ちたマリー

「あっ…あっ…あっ…」
暗い部屋の中でじょにーは1人、何もない闇を見つめていた。
隣の部屋では母親のマリーが今日も知らない男と肌を重ねていた。
じょにーは音を立てないように隣の部屋を覗く
艶やかなマリーの表情
紅潮した体
それはじょにーの知らない母親の姿
そしてそれを貪る知らない男
「もっと…許可さん、もっと…!」
発情した猫のようなマリーの甘い声に男の動きが早くなる
自分の知らない世界にじょにーはゴクリと唾を飲み込んだ


キイッ…


じょにーは思わず隙間をあけたドアから手を離してしまっていた
マリーと母親の視線がじょにーに向く
先ほどまで妖艶に男を求めていたマリーの顔は突如として鬼のように厳しくなった
「…てめぇっ!部屋で大人しく寝てろっていっただろ!」
ビクッ
じょにーの体は恐怖で硬直した
…また殴られるまた殴られるまた殴られるまた殴られるまた殴られるまた殴られる
「外に出てろよ!暗くなるまで戻ってくんなよ!!」
その母親の怒声にじょにーは逃げるように走り出した。
逆らったら殴られる
じょにーにとって母親は唯一の肉親
そして、自分を愛してはくれない人…
それが11歳のじょにーの現実だった。

第二章 別れ

日が暮れて家に帰ったじょにーを出迎えたのはマリーと体を重ねていた男だった
じょにーはビクッと体を硬直させる
マリーと男の邪魔をしたらまた怒られる
「あっ…ご、ごめんなさい!」
その場から逃げ出そうとしたじょにーの肩を男の手が止めた
「まちなさい、いいんだよじょにー君。まちなさい」
男はゆっくりとして落ちついた声でじょにーを諭すようにいった。
「君はね、明日から新しい家に移るんだ」
「新しい家…?」
「そうだ。君のお母さんは疲れてしまっていてね。休む必要があるんだ。だから君は新しい家で預かるんだ」
それが母のマリーと別れて生活するという意味だという事はじょにーにも理解できた。
そしてじょにーは自分が母に捨てられたという事も理解出来た。
『あんたなんて生まなきゃよかった』
過去にマリーはじょにーにそういった事があった。
母の恋人に『子連れは面倒くさい』と吐き捨てられた日、母は顔を真っ赤にしてじょにーを殴りつけた。
じょにーはその日からいつか捨てられる事を恐れていた。
だから、今までマリーを怒らせまいといつもビクビクしていた。
『―きっとぼくは、怒らせてしまっていたんだ』
じょにーはそう思ってうつむいた。
「明日の10時に迎えにくるからね、じょにー君。支度をしておきなさい」
男はじょにーの頭を撫でてその場から立ちろうとする。
「ああ、そうだ。マリーさん、生活保護の件は先生にも通しておくから。またよろしく頼みますよ」


その日の夕食は、じょにーにとって何年振りかのマリーの手料理だった。
母はどこか気まずそうに呟いた。
「あんたがいる施設、同じような子が沢山いるらしいから。すぐに私の事なんか忘れるわよ」


そっぽを向いたマリーの瞳は少しだけ潤んでいた。

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  • 続きはよして -- 2016-11-18 (金) 13:20:20