村人

Last-modified: 2017-11-06 (月) 10:10:57

村人とは

なんの能力も持たないただの人である
もし初心者がこのページを見ていたら
「なんの能力も持たない村人なんてつまらなそう」と思うかもしれない…
だが人狼初級者から中級者への第一歩は「村人が楽しい」と思うようになるのことなのだ

能力がないと言うことは噛まれることを考えずに自分の推論を述べることができるし
役職を持っている人間よりも自由に行動できる、ということだ
推理こそが自分を守る武器であり狼を追い込む唯一の手段である
騙りに騙されるな、真実を見つけろ

戦略

戦略と言っても能力がない村人に出来ることは限られている
朝一「おはよう」は基本、役職なしの村アピ。あんま遅くなると怪しまれる
あと喋らないと推理する気ない人外と見られて吊られるから自分の考え言っていけ

推論を言う、怪しいと思う発言に突っ込む

村人じゃなくても村陣営なら基本。
怪しいと思う人間がいたらその人間に突っかかるだけでなく、
周りが納得するだけの理由を用意しないと逆に自分が人外と思われて吊られることもあるから注意すべし。
間違うことを恐れてはいけない、間違った推理を言う人間が普通なのだ

占い候補に占われないこと

もし、真占いに占われたら、それは真占いに自分が疑われてしまったという事。
もしくは、早いうちに占っておくべき危険な場所と思われた事。
占い師の○は本来は狼か狐を探すための貴重な一手であり
村人が○をもらうのは、グレーを狭めずに噛める場所を狼に与えることにもなる

占われた時の対応

○をもらった時

○をもらったからとその占い師を盲信してはいけない
騙りでも○は簡単に出せるので○もらったからと真確定をしないように

ちなみに全ての占い師から○をもらったら確定○として進行役を求められるかもしれない…

●をもらった時

騙りだ、といってあまり過度に騒ぐのもスマートじゃない
むしろ●をもらったということは占い真偽について、他の村人よりもより多くの情報を持っていると好意的にとらえて
「自分に●を出したから偽だ」という自分以外同意できない意見ではなく
「~だからこの占い師は偽だ」と意見を言えることを目指そう、内訳まで言えたらイイネ

もし吊り数に余裕があるなら甘んじて吊られることに身を任せよう
そうすることで自分は無実であってももし霊能が生きていれば霊能結果○という情報を残すことができる
そのとき騙った占い師は破綻する
ただし、吊りに余裕がなければ素直に吊られてはいけない
(例えば霊能結果で人狼が一匹吊られたことは確定しているが、まだ人狼一匹と狂人一人が生きている可能性があるのに残り2吊りしかないとき)

その騙り占い師の占い位置、発言、噛み筋を精査してその「占い師は偽だ」と村のみんなに訴えかけよう

村人時に気をつけること

非能力者発言、序盤の素村発言

○も●ももらってない時に「能力がない」と公言するのは
狼にとっては潜伏役職の候補を絞らせることになりかねない
狼に潜伏職の居場所をなるだけ絞らせないように序盤の素村アピは控えるべし

寡黙

あまり発言をしないと狼と疑われたり生きててもヒントにならないと吊られる
村は吊りでしか人外の処分ができないためなるだけ喋り自分の推論を落とすこと

推理を間違えることを恐れない

村人は積極的に「○○が怪しい☓☓がくさい」と推理をしていこう
「あれ……△△が人狼なのかな?」と思う事柄があっても自分の胸の内に秘めているだけでは推理は進まない
「△△が人狼に違いない」と積極的に発言することで狼にゆさぶりをかけよう
もしあなたの推理があっていればあなたは狼に警戒されるし噛まれるかもしれない
もし推理が間違っていれば警戒もされないし噛まれることもない
村人は積極的に「ブラフ」を利用して推理を切り開いていこう

終盤自分が生き残った意味を考える

狼にとって不利な人間は大抵噛まれる
終盤まで生存したときは思い込みをやめて一度冷静になって考えよう

推理要素をきちんと集める

「あっこいつ怪しいな」と思った発言や「あれ、この役職のこの動きおかしい」なと思ったものは
積極的に脳内か、あるいはメモ帳にストックしておくようにしよう
そうしておかないと急に自分に●が出たときや、予想外の展開になったとき
あるいは終盤に殴りあう必要が出てきたときに対処しようがなくなってしまう

その時にあわてて発言を見直すよりも夜ごとにきちんと発言チェックをしたほうが安心、というのは当然のこと

ある程度慣れてきたらここも読んでみよう

立ち回り

狩人、潜伏霊を匂わせる発言をする

村にとって占いや霊能は重要な存在で、それを守る狩人は村に取って吊ったらいけないし
噛まれてもいけない大切な役職であるが、狩人は表に出るとまず狼に噛まれてしまうので基本COはしない
村人は役職COを禁止はされているがそれを匂わせる発言は許されるので
それっぽい発言をして狩人の代わりに噛まれるのも手である
ただし一歩間違えたら人外と間違われる戦術なので初心者はやらないほうが無難

人柱になる

いわゆる狐盾進行
狐村など第三陣営がいる村限定
一言に狐盾といっても数パターンあるのでどちらも紹介

・村目線LW潜伏で狐生存が見えず、吊りに余裕がある時にグレランで狼を吊って狐勝利を防ぐために行う苦肉の策
吊ってもらうことで狩人を保護しつつ狼吊りで狐勝利を防ぐのが目的だが、この進行は真占いが生きていることが前提なので注意

・村目線2W以上濃厚で狐生存が濃厚なとき、村陣営は私を吊れ、飽和で妖魔勝利になるぞ、それが嫌なら人狼は名乗りをあげろ!
と人狼を脅しあげる作戦

推理の仕方の一例

ここで、チェス盤をひっくり返すぜ!

「うみねこのなく頃に」で主人公が多用していた言葉
判断が難しい時にはチェス盤を相手の席から見てみろという意味

 

村人なら人狼の立場になって考えれば推理が広がる
人狼なら村人の立場になって発言すれば疑われにくくなる。という事。

 

例えば、簡単な「チェス盤をひっくり返す」思考の考え先としては、
狼に噛まれている村人に目を向けてはどうだろうか。
その人は狼に何故噛まれたのだろうか。
「役職をCOしていたから?」「CO無しでも役職を持っていると思われたから?」「頭が良い村人だから?」
逆に、役職をCOしている人が何故噛まれないかも考えてみよう。
「偽の役職者だから?」「狩人に護衛されてそうだから」「無能な役職者だから?」

 

もちろん、狼の噛み先は適当な場合もある。
だが、狼にも適当に噛む訳にはいかない場面も多々ある。
そういう時はチェス盤をひっくり返して考えて見てはどうだろうか。
また、その思考をする事を覚えたら昼の発言にも目を向けてみよう。
狼の村を不利にリードする発言を見つけられるかもしれないぞ

ヘンペルのカラス

「全てのカラスは黒い」という事を証明しないとならない場合、
カラスを一羽一羽調べてる以外にも、
カラス以外の黒くないものを順に調べて証明すれば
「黒くないものはカラスでない」という事が証明できるという理論

 

人狼で例えると、
「自分が狼でない事を信用させる事が出来ないなら、他人が狼である事を信用させればいい」
って考え方が出来る。

 

要は、自分が疑われてるなら、疑いを解く事より他人を叩いた方が有効な場面もあるかもしれないって事。

ライン理論

これは誰が狼か?という考え方だけではなく、
狼の組み合わせがどのようにあるのかを考える方法。

  • ライン理論の例
    状況は霊能が真で残りは生存が2W確定、役職COは霊能以外は全滅。占いは早期に死んで○確定は霊能のみ。
    村は誰が狼かで議論している。


    AさんとBさんは殴り合っている。AとBがセットで狼陣営なのを消す。
    AさんとCさんは殴り合っている。AとCがセットで狼陣営なのを消す。
    CさんとDさんは殴り合っている。CとDがセットで狼陣営なのを消す。
    BさんとDさんは殴り合っている。BとDがセットで狼陣営なのを消す。


    村には狼候補が4人いるがこの場合は良く見ると戦いはA&Dチーム VS C&Bチームに綺麗に別れる。
    つまりはAかDを吊って次の日が来ればDを吊ればいい。CかBを吊った場合も同じ。
    もしAがDも殴っていたらAはラインが存在しないので村人に確定して、
    Dのラインも自動的に消滅して狼をCとBに確定させる。
    このように「あいつが狼だったら連鎖的にあいつも狼」という考え方をするのがライン理論。


    あくまで推理方法の一例なのでこれを逆手に取られることもあるので注意。

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