マサトモ

Last-modified: 2018-02-20 (火) 00:13:31

【名前】マサトモ
【性別】男
【年齢】?(外見年齢は20代ほど)
【容姿】
東洋人。狩衣に烏帽子と標準的な公家の格好をしているが、腰には武士さながら太刀を帯びている。
長く真っ直ぐな髪を烏帽子から垂らしており、不思議なことにたとえ無風であっても風を受けているかのように揺らいでいる。
顔立ちは髭のないどちらかと言えば整ったほうだが、事あるごとに表情を歪めて高笑いすることが多い。
【性格】
傲岸で自信家。権力志向が強い。
だが自分より力が上の相手に対しては、表面上の自信を崩さないままに対策を練り虎視眈々と追い落としを狙う狡猾さも持ち合わせている。
覚えたての異国の言葉を見様見真似で使ってみるなどコミカルな一面もある。
【能力等】
・『陰陽剣』
陰陽道に武士の剣術を組み合わせたもの。
その一挙手一投足に術的意味が籠められ、基本的に腰から刀を抜く動作を以って発動する。
発動時には術者の全身が青紫のオーラに包まれ、髪もより激しくはためくことになる。
これは陰陽道により術者の周囲に展開された"気"であり、物理・魔法を問わず術者に命中した攻撃の威力をある程度軽減する効果を持つ。鎧のような役割を果たす。
だが余程弱い攻撃でない限りは全くのノーダメージで済ませることはできないため、過信はできない。各種身体能力も常人より上昇する。
また、刀の刃に自身の両目を映し、刀を横に引きながら視線を刃に滑らせることで、気を刀に集中させる。そうすることで切れ味を増したり、集中させた気を刃の形にして飛ばすこともできる。ただしそうすると一時的に気の鎧が薄くなり、防御力が低下する。
・『式神召喚』
過去に自分が屈服させ紙人形として封印した妖怪や魔物の類を召喚する。
 ・『火馬』
赤い毛を纏った大柄の馬。全身に炎を纏ったような容姿から火馬(ひうま)と呼ばれる。
疾走時には主人の意思により、主人以外にダメージ判定のある炎を全身に纏い突撃の威力を強めることができる。
 ・『魔狼』
群青色の毛で全身を包んだ狼。その体躯は通常の狼よりも二回りほども大きい。
体内に帯びた魔力の影響で凶暴性を発揮し、鋭い爪と牙で敵を狙う。
また、全身の毛を逆立て魔力で研ぎ澄ますことで、全身に刃を纏ったような姿に一瞬なることもできる。

【概要】
東西血戦の世界、日ノ本の国出身。公家出身で匡都から地方へと土着した領主だったが、優れた陰陽の実力に武士の剣術を組み合わせ、独自の力を発揮して勢力を伸ばした。
自らが日ノ本の主に成り代わらんとの野心をかねてから抱き、世界融合の混乱に乗じてミカドの中央政府に対し反乱を起こす。
だが激戦の末に敗れて捕えられ、処刑場に連行される途中で融合現象による混乱が起き、それに乗じて別の地域に逃げおおせた。
しかしほとんどの式神を没収された上に、反乱における戦いで力を消耗し、その気も大きく減退してしまった。
それでも彼は日ノ本の主に成り代わる野望をまだ捨てず、強い式神と霊力を集め、力を蓄えんと諸地域を放浪するのだった。