ルゥ・ヴィレット

Last-modified: 2018-02-10 (土) 20:26:21

【名前】ルゥ・ヴィレット
【性別】女
【年齢】不明
【容姿】
腰まで届く濡羽色の美しい髪にエメラルドグリーンの瞳。肌はやや色白。
外見は十代前半で華奢な体つき。黒いローブで全身をすっぽり包んでいる。中はその場に合わせた適当なもの。
頭頂部には前向きにぴんと立った獣耳がある。なんの動物のものなのかは謎。

【性格】
争いを好まない心優しい性格だが全てを救おうとするほどの善人ではなく、自衛のためなら人を殺める事も他者を見捨てる事も厭わない。
ただ『仲間』と認めたものは決して裏切らない。名声や富よりも誰かを護るための方が力を発揮できるタイプ。
見た目に反して落ち着きのある老成した精神を見せるが、好奇心が旺盛で時折子供らしい一面も覗かせる。
口下手でなにを考えているか分かりづらいが、表情や仕草に如実に表れる。本人に自覚は全くないらしい。
少々世間知らずのきらいがあり、場に流されない意思の強さと実直さを持つ。悪く言えば空気が読めず頑固。

【能力等】
『孤高の雷獣(ヴァヴェリ)』
どこかの世界のいつかの時代で人里から離れて過ごしていた種族。位置づけとしては獣人や亜人よりも化物(モンスター)に近い。
長命種であり非常に体が頑丈。しかし本人の体がまだ成長しきっていないせいか、現時点では人に比べて怪我の治りが速く、痛みに強い程度でしかない。
自身に生じた静電気を体内に蓄積し、操作することができる。
蓄電・放電は常に体毛、たいていの場合髪の毛で行なわれる。その他にも肉体の帯電、生体電気信号の活性化による身体能力の一時的強化などの応用も効く。
蓄電量には上限がある。蓄電と放電は並行できるが、基本的に放電量の方が上回るため無制限には使えない。外部からの電力供給で充電することも可能。

【概要】
自分の名と力と、とにかくなにか恐ろしい出来事があったという事しか覚えていない少女。
出自も年齢も思い出せないが「自分と知ってるはずの誰かのために生きなければならない」とだけは確信している。
まだ目的もなく、ただ死なないために生き続ける放浪者。
失った記憶に執着はしていないが自分が人間ではないことに引け目を感じているのか、一歩引いた態度を取りがち。
見た目の幼さのせいでなかなか仕事にありつけず、ほとんどお使いのような依頼をちまちまこなしながら転々としている。