フランス Rank II 戦闘機 V.G.33C-1 ヴェ・ジェ・トラント・トロワ
概要
Ver1.73にて実装された。
細身で流麗な外見に違わず、戦闘機に求められる速度・上昇力・運動性、それら3つの全てにおいて平均以上の能力を有する万能機。
機体情報(v1.**)
必要経費
必要研究値(RP) | 7900 |
---|---|
機体購入費(SL) | 10000 |
乗員訓練費(SL) | 3000 |
エキスパート化(SL) | 10000 |
エース化(GE) | 130 |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | *** |
護符(GE) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 3.0 / 2.7 / 2.3 |
RP倍率 | 1.12 |
SL倍率 | 0.4 / 1.8 / 2.3 |
最大修理費(SL) | ***⇒730 / ***⇒2314 / ***⇒2288 |
機体性能
項目 | (初期⇒全改修完了後) 【AB/RB&SB】 |
---|---|
最高速度(km/h) | 537⇒588 / 528⇒558 |
(高度4500m時) | |
最高高度(m) | 9500 |
旋回時間(秒) | ***⇒18.8 / ***⇒19.0 |
上昇速度(m/s) | ***⇒20.4 / ***⇒13.4 |
離陸滑走距離(m) | 300 |
エンジン型式 | イスパノ・スイザ 12Y-31 |
最大出力(hp) | ***⇒846 / ***⇒760 |
離陸出力(hp) | ***⇒939 / ***⇒854 |
毎秒射撃量(kg/s) | 2.39 |
燃料量(分) | min*** / *** / *** / max*** |
限界速度(IAS) | 800 km/s |
フラップ破損速度(IAS) | (着陸)270 km/s |
主翼耐久度 | -9G ~ 12G |
武装
分類 | 名称 | 搭載数 | 装弾数 | 搭載箇所 |
---|---|---|---|---|
機関砲 | 20mm イスパノ 404 | 1 | 60 | 軸内 |
機銃 | 7.5mm MAC 1934 | 4 | 2000 | 翼内 |
弾薬
武装名 | ベルト名 | 内訳 | 最大貫徹力(mm) | 費用(SL) | ||
---|---|---|---|---|---|---|
10m | 500m | 1000m | ||||
***mm △△△ | 既定 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | - |
汎用 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | *** | |
空中目標 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | ||
地上目標 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | ||
徹甲弾 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | ||
曳光弾 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | ||
ステルス | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | *** | |
汎用 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** | *** | |
徹甲弾 | △/△/△/△/△ | ** | ** | ** |
追加武装
追加武装:無し
機体改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 胴体修理 | 690 | 1,600 |
ラジエーター | |||
7mm弾薬ベルト | |||
II | コンプレッサー | 780 | 1,800 |
機体 | |||
新しい7mm機関銃 | |||
III | 主翼修理 | 870 | 2,000 |
エンジン | |||
20mm弾薬ベルト | |||
IV | インジェクター交換 | 1,100 | 2,500 |
カバー交換 | |||
新しい20mm機関砲 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
バランスの取れた万能型の機体。
旋回率、維持旋回能力共に良好な運動性能の高さはもちろん、これまでのフランス戦闘機では不足しがちだった速度関連の性能も十分にある。
特に優秀なのがダイブ性能で、高度差を活かした一撃離脱の実施が容易。
一方、武装は同格機体比で低火力気味。大型機の撃墜は困難なので、基本的に小型機を狙おう。
武装解説
- 20mm機関砲
高初速故に弾道が良好で遠距離射撃でも命中弾を得やすく、威力も7mm機銃とは段違いだが、携行弾数が極端に少ないのが難点。無駄弾は極力減らし、ここぞという時に使えるようにしておこう。
弾薬ベルトは「汎用」「地上目標」「ステルス」がオススメ。
ただし、HEF-I(破砕焼夷榴弾)とHEF-SAPI(破砕半徹甲焼夷榴弾)は着弾時に発生する破片が少なめで加害力が低いため、火力源としてはイマイチ。
敵機の主要部位を撃ち抜く腕前があるなら、徹甲弾の含有率が高い「地上目標」が最適だろう。
- 7.5mm機銃
威力こそ低いものの、発射速度が高いうえに携行弾数も多く、弾切れを気にせず撃ち続けることができる。
ただし、弾道が不安定なため実質的な有効射程が短い(おおよそ500m)。敵機へ十分に近づいてからの射撃を心がけよう。
弾薬ベルトは「汎用」「ステルス」がオススメ。
なお、「曳光弾」は全弾がIT(焼夷曳光弾)で構成されており一見して強力だが、貫徹力がたったの3mmで燃料タンクに届きづらいため、敵機に着火するのは困難。
立ち回り
【アーケードバトル】
速度性能を活かした一撃離脱戦法をメインにすると生き残りやすく、戦果も挙げられる。
格闘戦はできれば避けるべきだが、スピットファイアや日本機以外ならプレイヤーの練度次第で十分勝機がある。同格でも強機体と名高いBf 109 F-1とも良い勝負が出来るだろう。
【リアリスティックバトル】
離陸後にIAS 250~300km/hで上昇すれば、ドイツ機相手であってもほぼ同高度で接敵できる。大体の敵機の上が取れたなら、優秀な速度性能で一撃離脱をしていこう。
エネルギー保持に優れる本機は、縦向きの機動で相手を釣り上げる戦法に長ける。
速度を失い動けなくなった敵機はイスパノを叩き込むのに格好の的となるので、AIM力に自信のない諸君は是非ともこの戦法を活用しよう。
同高度での交戦時も、相手の射線を交わしつつ上昇系の機動を継続して実施すれば、大抵の相手はこちらの失速まで追従しきれない。相手が機動できなくなるのを辛抱強く待つことが重要だ。
ただし、Bf109E/F型や単発Yak戦闘機に対してはエネルギー戦闘能力で拮抗するため、操縦技術での勝負となる。
また、当然ながら零戦や一式戦に格闘戦を仕掛けるのは非常に危険。交戦はできるだけ控え、もし格闘戦に巻き込まれそうになったなら全力で離脱しよう。
なお、高度5,000m以上ではエンジン出力が低下、性能全般が悪化するため、安定したエネルギー戦闘に持ち込む際は中・低高度まで敵を誘うことが必要となるだろう。
【シミュレーターバトル】
--加筆求む--
史実
V.G.33は第二次世界大戦期にフランスのアルスナル国営航空工廠 (Arsenal de l'aéronautique) で開発、製造された戦闘機。
戦間期のフランス大手重工業メーカーは第一次世界大戦で大打撃を受け不安定な状況にあった経済の立て直しという側面もあってか、新兵器の開発よりも民間向け商品の生産に注力しており、結果としてフランスの各種軍需産業の近代化は大幅に遅れていた。
この状況の打開のために国営化された軍需産業のうち、航空関連事業を担当したのがアルスナルで、1936年の設立後すぐに新型機の開発に取り掛かっている。
「V.G.30」は早急な製造・配備によって航空戦力の拡充を可能とする「軽戦闘機」として開発され1938年10月に初飛行、低出力エンジン故の速力不足以外は軒並み優秀な性能を発揮した。
その後、空軍が定めたMS.406に代わる次期型戦闘機の開発指針に基づいて開発されたV.G.30原型の発展型が「V.G.33」であった。
旧式化しつつあったM.S.406の後継機として、Dewoitine社のD.520とともにフランス空軍主力戦闘機として期待されていたV.G.33だが、実際にはドイツの西方電撃戦ーフランス侵攻までに配備機数が全く揃っていなかった。
当時のアルセナルは国立工廠であると同時に事実上の新興航空機メーカーでもあり、ノウハウの不足故に旧来的な設計部分の多さから比較的生産が容易であるはずの本機でさえ、生産にこぎつけるまで多大な時間を要してしまう。
事実、ドイツとの休戦時に稼働状態にあった本機はたった5機で、結局実戦経験もないまま進駐してきたドイツ軍のテストに供された後、機体はすべて破棄された。
ちなみに、アルスナル自体は占領中から戦後にかけて存続し続けており、V.G.33の開発ノウハウはのちのVB.10に活かされている。
小ネタ
コックピット内でひときわ目立つ箱形の光像式照準器「OPL RX39」。
コリメーター破損や電池切れ時のバックアップとして太陽光を光源に照準が表示可能で、さらに夜間用の予備装置として環型のリアサイト・フロントサイトを横から引き出せるようになっており、冗長性に優れていた。
半面、これらの工夫によって箱形で体積のある大型なものとなつまてしまい、コックピット内の視界において不利な要素にもなった。
史実ではD.520の照準器としても採用されている。
- VG 30
一連の系列機の原型となる試作型。1938年10月初飛行。
急降下テストでは805 km/hを記録した。
アルスナル VG 30 ~アルスナル最初の軽戦闘機~ - France - War Thunder - Official Forum
- VG 32
アメリカ製のアリソンV-1710エンジン搭載型。
1940年12月に実戦配備される予定にあったがエンジンの供給がフランス降伏に間に合わず、未完に終わった。
アルスナル VG 32 ~兄弟機~ - France - War Thunder - Official Forum
- VG 34
VG 33の改良型。1940年1月初飛行。
性能の向上が小さく、制式採用はされなかった。
アルスナル VG 34 ~若干の向上~ - France - War Thunder - Official Forum
- VG 36
VG 33の改良型。1940年5月初飛行。
600km/hに迫る最高速度を発揮、VG 33の生産ラインを置き換える予定にあったがフランス降伏により試作に終わった。
アルスナル VG 36 ~想定以上~ - France - War Thunder - Official Forum
- VG 39
VG 30系列機で実機の制作された最後の機体。1940年5月初飛行。
エンジンがより強力なものへ換装され、翼内武装も増設された。
アルスナル VG 39 ~上位機種~ - France - War Thunder - Official Forum
型式 | VG30 | VG32 | VG33 | VG34 | VG36 | VG39 |
エンジン出力 | 690 hp | 1,150 hp | 860 hp | 960 hp | 1,000 hp | 1,200 hp |
翼面積 | 14 m2 | |||||
全備重量 | 2,655 kg | 約2,750 kg | 2,656 kg | 2,900 kg | 3,000 kg | |
最高速度 | 458 km/h (高度4,500 m) | 600~620 km/h (高度7,000 m) | 558 km/h (高度5,200 m) | 576 km/h (高度6,000 m) | 590 km/h (高度7,000 m) | 625 km/h (高度5,700 m) |
- | 固定武装 | |||||
軸内 | 20mm*1 | - | 20mm*1 | |||
翼内 | 7.5mm*4 | 20mm*2 7.5mm*2 | 7.5mm*4 | 7.5mm*6 |
外部リンク
●DMM公式
アルスナルVG.33:エアダイバー
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