AMD.35

Last-modified: 2023-02-13 (月) 10:45:48

フランス RankI 軽戦車 AMD.35

amd35 top.jpg

概要

1.93"Shark Attack"にて追加されたAMC.34 YRに代わる初期戦車。AMR.35 ZT3と同じ主砲を搭載した4輪の装輪装甲車。後ろから見るとゴリラ。
歴代のものを含めフランス初期戦車で初めて乗員が4人の車両(それまでは2人だった)。
実は戦中初期戦車なのになんと1960年代まで使用されている、結構スゴイ子である。

車両情報(v2.7)

必要経費

必要研究値(RP)
車両購入費(SL)
乗員訓練費(SL)
エキスパート化(SL)1,000
エース化(GE)10
エース化無料(RP)80,000
バックアップ(GE)20
護符(GE)80

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング1.0 / 1.0 / 1.0
RP倍率1.0
SL倍率0.1 / 0.1 / 0.1
最大修理費(SL)- / - / -

車両性能

項目数値
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後)
砲塔旋回速度(°/s)23.8⇒47.0 / 14.8⇒25.0
俯角/仰角(°)-7/20
リロード速度(秒)
(初期⇒スキルMAX+エース化)
3.9⇒3.0
車体装甲厚
(前/側/後)(mm)
20 / 15 / 15
砲塔装甲厚
(前/側/後)(mm)
26 / 15 / 15
重量(t)8.5
エンジン出力(hp)163⇒200 / 93⇒105
2,000rpm
最高速度(km/h)80 / 72
実測前進~後退速度(km/h)43 ~ -40 / 35 ~ -35
最大登坂能力(°)***⇒*** / ***⇒***
視界(%)76
乗員数(人)4

武装

名称搭載弾薬数
主砲25 mm SA34 L/72 cannon48
機銃7.5 mm MAC 31 machine gun800

弾薬*1

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

名称砲弾名弾種弾頭
重量
(kg)
爆薬量
(g)
初速
(m/s)
貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
25 mm
SA34 L/72
Mle1934
TP(Ch.F)
APC0.31-950716856443427
 

車両改良

解説ページを開く

Tier名称必要RP購入費(SL)
Iタイヤ45020
修理キット
砲塔駆動機構
IIサスペンション36020
ブレーキシステム
手動消火器
砲火調整
IIIフィルター54020
救急セット
昇降機構
IV変速機72020
エンジン
砲撃支援

カモフラージュ

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△△△
[添付]
条件-
説明標準カモフラージュ
△△△
[添付]
条件
説明

研究ツリー

前車両
次車両AMC.35 (ACG.1)
 
 

解説

特徴

Ver1.93時点で2両しかない装輪の初期車両のうちの1両。
微妙な威力だがそれなりに太刀打ちできる火力、紙だが1発くらいなら食らっても生き延びるかもしれない防御力、もっさりしているが走れる機動性を持つ、仏陸初期の新たな救世主である。
装輪車の操作性は初心者には厳しめであり、仏陸初期はこれ以外も色々と難しいものを抱えているので、いきなり仏の道を選んだ初心者の諸君は苦難と修行と悟りを覚悟しよう。

 

【火力】
AMR.35 ZT3と同じ25mm砲を搭載しており、旋回砲塔なのでAMR.35 ZT3よりも相手を狙いやすい。貫徹力とリロード速度はBR的には十分だが、炸薬がなく、口径も小さいので、貫徹した後の加害範囲とダメージは頼りない。敵車両の乗員を正確に撃ち抜く技術を身に着けたい。
俯角は-7度しか取れず、ソ連戦車よりはマシという程度である。俯角は-12度に修正され稜線射撃などもしやすくなった。しかし後方~斜め後方にかけて俯角が取れないので、背後の敵を攻撃する際は気を付けたい。
内部的な処理が機関砲扱いになっているのか、敵に貫通弾を与えてもダメージ表示が出ない事がある。

 

【防御】
装甲は頼りない。正面20mm、側背面15mmはBR的にはありがちな厚さとはいえ、正面であっても戦車砲や機関砲の直撃に耐えられる代物ではなく、側背面も米陸車がよく装備している強力なブローニングM2重機関銃をまともに浴びれば蜂の巣である。
乗員は4名と仏陸にしては珍しく他国並みの人数で、配置もそれなりに分散している他、内部は乗員やモジュールの一部が7mmの装甲板で仕切られ、弾薬も仏陸にしては珍しく奥まった場所に小さくまとめられている為、敵弾を食らった際の生存性は多少ある。
車体はやや大きく、砲塔もずんぐりとしており、被弾面積は広い。敵の射線をうまく掻い潜り、弾に当たらないような戦い方が求められる。

 

【機動性】
走り出すと早く、加速もスムーズだが、動きが全体的にややもっさりしており、旋回半径も大きく、機敏な動作は難しい。
後退速度は前進とほぼ同じ速度であり、旋回せずに一目散に逃げる事ができる。
4輪の装輪車であるが故の接地面積の少なさに加え、地味にある車重とアンダーパワー気味なエンジンにより、足場に対する得意不得意が大きく分かれている。平地ではスイスイ走る事ができる一方で坂道には相当弱く、多少の傾斜でも登り切れずにずり落ちてしまう。整地では快速だが、路上で急カーブや急停止しようとするとかなりの距離を滑ってしまうので、速度の出し過ぎには注意したい。不整地に関しては雪原や泥濘地ではかなり足を取られるものの、そういった明らかに状態の悪い地形以外はそれなりに走る事ができ、速度が乗ればかえって同格の戦車より早いくらいである。
サスペンションの減衰は良好で、揺れ幅は大きいものの行進間射撃も急停止からの射撃もそこそここなせる。
そして砲塔旋回はなんとVer1.93現在、初期戦車最速である。かなりスムーズに敵を追う事ができる。

 

史実

パナール178(AMD.35、35式索敵用装甲車両)は、フランスのパナール社が戦前の1933年から開発し、1935年に量産を開始した装甲車である。
当初はフランス軍の騎兵部隊と歩兵部隊によって使用され、冬戦争で初陣を飾った。ドイツのフランス侵攻時には360~370輌ほどのパナール178が配備されており、ドイツ軍と多くの砲火を交えた。
フランス降伏後、多数のパナール178を鹵獲したドイツ軍もこれを評価し、「Panzerspähwagen P204 (f)」の名称を与えて生産を継続させ、独ソ戦などで使用した他、車輪を鉄輪に変更して鉄道警備に使用するなどの改造も多く行い、様々な場面で使われた。
さらにその後の連合軍によるパリ解放後、フランスはパナール178の砲塔をFL1砲塔に改め、主砲を47mmSA35砲に変更した、「パナール178B」と呼ばれる派生型を生産した。
以降、パナール178及びパナール178Bはフランスやフランス植民地などで使われ、実に冷戦中期頃となる1960年代まで現役であり続けた。

--加筆求む--

小ネタ

実は日本とも関係あります

1938年よりフランスの植民地であったインドシナにAMDの配備が進められたのだが、その内の1両が日本によって鹵獲されている。

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

公式Devログ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

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  • 足は速いがパンチ力のなさすぎる主砲ゆえに敵の足止めもできない。装填も -- 2019-11-01 (金) 01:12:24
    • 装填手が追加されてるのにAMRと変わらない。しかし図体がでかいから被弾しやすく総じて死にやすい印象。なおAB。 -- 途中で送ってまった? 2019-11-01 (金) 01:14:53
  • 後ろから見た感じがゴリラ -- 2019-11-02 (土) 15:37:29
  • トプ画適当で笑った -- 2019-11-08 (金) 04:17:47

*1 爆薬量はTNT換算