Seafire LF Mk.III

Last-modified: 2024-04-26 (金) 11:16:50

イギリス RankIII 戦闘機 Seafire LF Mk.III

seafire_mk3_top.JPG

概要

Update 2.13 “Winged Lions”にて追加されたRankⅢ戦闘機。
第二次世界大戦中に運用されたスピットファイアの艦載型で、ゲーム内においては低空性能に優れる機体となっている。

機体情報(v2.13.0)

必要経費

必要研究値(RP)46,000
機体購入費(SL)170,000
乗員訓練費(SL)48,000
エキスパート化(SL)170,000
エース化(GE)820
エース化無料(RP)440,000
バックアップ(GE)40
護符(GE)1,400

BR・報酬・修理

項目【AB/RB/SB】
(初期⇒全改修完了後)
バトルレーティング5.0 / 5.0 / 5.0
RP倍率1.6
SL倍率0.8 / 1.9 / 3.7
最大修理費(SL)1,370⇒2,238 / 5,160⇒6,670 / 8,410⇒10,882

機体性能

項目(初期⇒全改修完了後)
【AB/RB&SB】
最高速度(km/h)561⇒627 / 541⇒592
(高度3,963m時)
最高高度(m)10,500
旋回時間(秒)17.2⇒15.7 / 17.8⇒16.2
上昇速度(m/s)14.6⇒26.9 / 14.6⇒19.5
離陸滑走距離(m)340
最大出力(hp)***⇒*** / 862⇒1,060
離陸出力(hp)***⇒*** / 1,307⇒1,505
毎秒射撃量(kg/s)3.25
燃料量(分)min 18 / 20 / 30 / 45 /max 61
搭乗員(人)1
限界速度(IAS)760 km/h
フラップ破損速度(IAS)(戦闘)N/A km/h, (離陸)N/A km/h, (着陸)230 km/h
主翼耐久度-5G ~ 10G

武装

分類名称搭載数装弾数搭載箇所購入費用(SL)
通常/ステルス
機銃7.7 mm
Browning machine gun
41,400翼内100/140
機関砲20 mm
Hispano Mk.II cannon
2240翼内70/110

弾薬

搭載武装解説ページ(弾薬テンプレート置き場)を開く

武装名ベルト名内訳最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
7.62 mm
Browning
既定T/AP/AP-I/
Ball/Ball/I
1097433
汎用T/AP/AP/AP-I/I1097433
曳光弾IT/AP-I1097433
ステルスAP-I/AP-I/I1097433


武装名ベルト名内訳最大貫徹力(mm)
10m100m500m1000m1500m2000m
20 mm
Hispano Mk.II
既定HEF-I/
HEF-I/P/T
171511752
汎用HEF-I/
HEF-SAPI/
AP/T
2623171486
地上目標AP/AP/AP/
HEF-I/T
2623171482
空中目標T/HEF-I/
HEF-SAPI/
HEF-I/
HEF-SAPI
171511752
曳光弾AP/T/
HEF-I
2623171482
ステルスHEF-I/HEF-I/
HEF-SAPI/AP
2623171486

機体改良

解説ページを開く

Tier名称必要量(RP)購入費(SL)購入費(GE)
I胴体修理20003900***
ラジエーター
**mm弾薬ベルト
**mm銃座用弾薬ベルト
IIコンプレッサー23004400***
機体
新しい**mm機関銃
新しい**mm銃座用機関銃
III主翼修理34006600***
エンジン
**mm弾薬ベルト
爆弾懸架装置
IVインジェクター交換44008500***
**オクタン燃料使用
カバー交換
新しい**mm機関砲
ロケット懸架装置

カモフラージュ

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説明標準カモフラージュ
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条件
説明

研究ツリー

前機体Firebrand TF Mk IV
派生機体
次機体Seafire Mk XVII
 
 

解説

特徴

スピットファイアらしい運動性能と、3000~4000m程度までの良好な上昇力を持つ。もっとも、中~高高度における速度性能はこのBR帯にしてはきわめて低い。4000m後半では450km/h出すのもやっとなので、必然的に中高度に位置して、十分に機動をとれるだけの速度を維持しつつ、エネルギー優位で敵戦闘機に仕掛けるのが基本的な立ち回りとなるだろう。早め早めの判断で慎重に立ち回れば、この機体の登場を待ちかねていたFAAアビエーターの諸君なら十分な戦果を挙げることが可能だ。
--加筆求む--

立ち回り

【アーケードバトル】
--加筆求む--

 

【リアリスティックバトル】
--加筆求む--

 

【シミュレーターバトル】
--加筆求む--

史実

スーパーマリン シーファイア L.F.Mk.IIIは、スピットファイアの艦載機化した派生機。
派生元たるスピットファイアの伝説的な名声にもかかわらず、評価が大きく分かれている。

誕生経緯、特徴と戦歴

・誕生経緯
海軍本部が艦隊航空隊をコントロール下に置いたのは、第二次世界大戦開戦直前の1939年の話である。1938年の段階でスピットファイアの艦載機化自体は検討されていたものの、本土防衛のために数を割けない状況にあり、また、目下の脅威であるドイツは空母を所持していなかったことから、艦隊航空隊には索敵、観測を主とするロックやシーグラディエーターを装備していたにすぎなかった。当然、敵戦闘機に歯が立たないことは自明であり、海軍本部にとって、近代的戦闘機の配備は急務であった。しかし、これまで20年近くの間、航空機と無縁だった海軍本部には、戦闘機開発のリソースもなければ、そのノウハウも存在しなかった。そのため、艦上戦闘機の輸入、自国の戦闘機を艦載機化という方法で近代化することになる。それが、F4Fの導入、ハリケーン、スピットファイアの艦載機化である。
そうして、1941年末、ようやく空軍省がスピットファイア約50機の都合をつけ海軍に引き渡しを開発した。これにアレスターフックを施したのがフック付き(Hooked)スピットファイアである。空母イラストリアス上での離着艦テストを経て、実用化の見通しがついたことから、海軍本部はさらにスピットファイアを艦隊航空隊に配備することとした。調達したスピットファイアMk.Vにアレスターフック、カタパルトフック、胴体下部構造の補強を施し、計器類も海軍式にしたものを製造、1942年6月になってようやく実戦配備にこぎつけた。これがシーファイアMk.Iである。
その後、シーファイア専用の工場を建設、最初から艦載機として生産されたMk.IIに続き、本命として生産されたのが本機ことシーファイアMk.IIIである。
総生産数は1,220機。シーファイア総生産数の約半数である。
・特徴
Mk.Vとの外見上の相違点は、各種フックの存在、四翅プロペラ、ユニバーサルインテイク、単排気管等。かなり異なるので見分けるのは一般的に困難ではない。
Mk.IIとの違いは折り畳み式翼を採用したことで、これによって甲板上の使い勝手が向上している。しかし、折り畳み機構と干渉するため、20mm四門の装備は不可能となっており、機体型式末尾のcが外されているほか、重量が増加した結果、スピットファイアMk.Ⅸとほぼ同様の重量*1となってしまっている。
シーファイアは、主脚のトレッドが狭く、前下方視界が悪かったことから着艦性能に難があり、また、滞空時間が短く投入できる作戦が限られていた。しかし、空域を限定すれば当時の独伊戦闘機に対抗できる程度の性能を発揮でき、F4Uとの比較においても、15,000ftまでは速度性能で同等、運動性能では優れていた。また、1945年までに実戦投入された艦上戦闘機の中でもトップクラスの上昇性能を持っているとされた。
したがって、着艦性能の低さに代表される欠点をとらえて酷評するパイロットもいれば、スピットファイア譲りの優れた空戦性能を評価して「艦隊航空隊初の現代的戦闘機」とほめたたえるパイロットも存在し、評価にムラがある原因となっている。
・戦歴
本機のデビュー戦は1943年9月のアヴァランチ作戦。十分な活動が望めない連合国空軍に代わり、シーファイアMk.IIともどもサレルノ上空の制空権確保に尽力した。このほかにも、北海、大西洋に展開し、戦争後期のスピットファイアと同様、戦闘爆撃機としても活動している。
対日戦線においてはアイスバーグI作戦等、戦争最後期のニューギニア~本土戦線や、インド洋方面に展開。とくに、同戦線に派遣されたパイロットたちにとってはニューギニア以降が初の実戦であったものの、数百時間の戦闘訓練を積んでいたこともあってか、隼や零戦に対して優位を保っている。

小ネタ

最後の空戦
本機は1945年8月15日に関東上空で零戦と交戦している。

詳細

BPF*2の一翼を担うHMSインディファティガブル所属の887sqnNAS、894sqnNASのシーファイア計8機と、820sqnNASのアヴェンジャー6機からなるこの部隊は、目的地への途上、太陽を背にした零戦五二型十数機*3に後上方から攻撃を仕掛けられる。これにより、無線故障中の隊長機が敵機発見の報に気づかず、撃墜されてしまう。残りの7機は一部を除き増槽を投棄して、各機不利な位置から反撃、確実撃墜6機を記録している。
奇襲に成功したのは万全の態勢で出撃した戦闘三〇四所属の零戦隊だった。その中には、オーストラリアでの戦闘を経験したベテランや、沖縄戦で制空隊として死線を何度も潜り抜けてきた手練れの搭乗員もおり、雲間から最初の降下攻撃で1機を撃墜、このほかに12機撃墜、3機撃破を報じた。
英軍側の記録によると、この空戦で、隊長機のシーファイア1機が未帰還*4、任務終了後に母艦付近でアヴェンジャーが1機不時着水している。一方、日本側の記録は不完全であるものの、戦闘前に不時着、帰投した機体を除けば零戦五二型7機が未帰還となっており、そのうち最低4機がシーファイアの撃墜報告と一致している。


--加筆求む--

外部リンク

 

WarThunder公式英語Wiki

 

WTフォーラム・データシート

 

公式Devログ

 

DMM公式紹介ページ

 

インターネット百科事典ウィキペディア

 

コメント

【注意事項】

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*1 全備重量3.28t。LF.Mk.IXcが後部追加燃料なしで3.29~3.33t
*2 British Pacific Fleetの略。TF38.5である。
*3 資料によって差異あり。英軍側は12機と報告するが、日本側では10機という証言や15機とするものもある。
*4 搭乗員は日本陸軍によってその日のうちに処刑された。この出来事は、後に一宮町事件としてBC級戦犯裁判で扱われた