ソ連 RankIII 駆逐戦車 BM-31-12
概要
2023年の"Legend of Victory"イベントの報酬としてUpdate 2.25 "Sky Guardians"にて追加された。
300mmのロケット弾を発射可能。
車両情報(v2.25.0)
必要経費
車両購入費(GE) | *** |
---|---|
乗員訓練費(SL) | *** |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | *** |
デカール枠解放(RP) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 4.0 / 4.0 / 4.0 |
RP倍率 | 1.45(+100%) |
SL倍率 | *** / *** / *** |
最大修理費(SL) | ***⇒*** / ***⇒*** / ***⇒*** |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 8.5⇒**.* / 5.2⇒**.* |
俯角/仰角(°) | +10/+48 |
連射速度(発/分) | 120 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 10.4⇒8.0 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 無し |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 4 / 4 / 4 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 0 / 0 / 0 |
重量(t) | 6.4 |
エンジン出力(hp) | 166⇒*** / 95⇒*** |
2,500rpm | |
最高速度(km/h) | 78 / 72 |
実測前進~後退速度(km/h) | *** ~ -*** / *** ~ -*** |
視界(%) | 75 |
乗員数(人) | 2 |
光学装置
倍率 | 暗視装置 | 種類 | 世代 | |
---|---|---|---|---|
IR投光器 | - | 無 | - | - |
車長 | - | - | - | - |
砲手 | 1.9x-3.5x | 無 | - | - |
操縦手 | 1.0x | 無 | - | - |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 (SL) | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 300 mm M-31 rockets | 1 | 12 | - |
弾薬*1
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Tier | 名称 | 必要量(RP) | 購入費(SL) | 購入費(GE) |
---|---|---|---|---|
I | 履帯 | *** | *** | *** |
修理キット | *** | |||
砲塔駆動機構 | *** | |||
弾薬開発1 | ||||
II | サスペンション | *** | *** | *** |
ブレーキシステム | ||||
手動消火器 | *** | |||
砲火調整 | *** | |||
弾薬開発2 | ||||
III | フィルター | *** | *** | *** |
救急セット | ||||
昇降機構 | ||||
弾薬開発3 | ||||
IV | 変速機 | *** | *** | *** |
エンジン | ||||
追加装甲 | ||||
砲撃支援 |
カモフラージュ
研究ツリー
解説
特徴
【火力】
あってはならぬほどの火力。この火力であれば、格上の重戦車ですら屠ることができる。また着弾時の衝撃も凄まじく、軽装甲な車両であれば、至近弾ですら脅威となる。38 cm Sturmmorserの次に口径の大きいロケット弾なので、当たり前と言えば当たり前か。
なおロケットの当て方には少々コツがあり、テストドライブやカスタムバトルで何回か練習した方が良い。初見で当てるのはほぼ不可能。
また、高火力の代償として、旋回速度と照準のしやすさが犠牲となっている。
【防御】
紙。榴弾は勿論のこと、機関銃ですら脅威となる。大量の機関銃を装備している相手に遭遇すると、まさに手も足も出ない。乱戦時の支援砲撃は勿論、流れ弾も脅威となるため、早め早めの移動が必要。
【機動性】
それなりに良い。舗装路では裏どりも可能で、集団がいれば一気にキルすることも可能。
史実
1944年3月、ソ連領内某所にて、トラックを魔改造し、12発の無誘導のM-31 ロケット弾を搭載した車両が製造された。ロケットの口径は300mm。BM-31-12と名前が与えられることになる。
さて、本車両「BM-31-12」の特徴といえばやはり、荷台に鎮座するロケットだろうか。専用に設計・製造されたハニカムガイドと、それから発射される無誘導ロケットは、敵対するドイツ軍には悪夢だったことであろう。発射装置には、制御不能となったロケットを荷台のハニカムガイド中で停止させる機構がついており、当時としては画期的なシステムであった。これは、故障したロケットの誘爆による搭乗員の負傷や死亡のリスクを抑えることができたといわれている。そのため、部隊の戦闘や、運用の質を劇的に向上できたといわれている。
また、車両の移動中にロケットをガイドレールに固定するための専用の装置も開発された。この装置は、ロケットを固定するパッド付きの上下の金具、ノズルカット側に固定する板と固定金具、固定金具を操作するレバーで構成されていた。これがあることにより、移動中に不慮の事故でロケットが発射、友軍に着弾するという最悪の事態になることを防いだ。1944年4月から5月にかけて、BM-31-12は、戦闘効率、強度、射撃姿勢と行軍姿勢の安定性、整備性など、実用に耐えうるものかどうかを調査するために、様々な試験が行われることとなる。その結果、その高い信頼性と運用能力、攻撃能力が示された。特に射撃試験の報告書では、BM-31-12M-31ロケット弾による射撃は、射手が車内にいても可能であり、安全であることが記されている。BM-31-12の後ろには、アウトリガーが装備されていた(クレーンや高所作業車についている車体外に飛び出して、安定性の向上を図るための装置)。射撃時にアウトリガーを使用した時はもちろんのこと、使用していない時も安定して攻撃できることが分かった。
BM-31-12の開発は、ロケット発射技術の発展に大きく貢献した。従来、このような大口径のロケットを無制御で発射できる設備はなかったからだ。このロケット発射装置の誕生は、ミサイル兵器の有効性を飛躍的に高めることにつながった。従来型のランチャーに比べ、機動性が向上し、射界が改善され、幅広い仰角(+10~45°)で射撃することが可能になった。
1944年4月、独ソ戦が終結するまで生産が続けられた。その後、ロケットユニットはZIS-151の改造シャシーに搭載されたという。
1 - ロケット発射台
2 - 発射台を取り付けるためのフレーム
3 - 旋回機構
4 - 昇降機構
5 - スイベルフレーム
6 - 照準器
7 - 照準器
8 - アウトリガー
9 - ロケット固定機構
10 - フェンダー
11 - マッドフラップ
12 - 搭乗員保護用のスタリニウム鋼板
このトラックに搭載された BM-31-12は、ZIS-151のBM31-12 とは異なり、全長を少し短くし、キャビンに干渉にないようにしていた。
また、このトラック懸架のものは、折りたたみ用の手回しハンドルがない(車体左側)。これがZIS-151のものと異なる。戦場に出た際はここを見て判断しよう。
なお、このトラックにはガソリンタンクとスペアタイヤがそれぞれ1つずつしか装備されていなかったため、スペアタイヤはガソリンタンクの右側に取り付けられていた。
そして、このトラックにはスコップや斧、ツルハシが各所に取り付けられていたという。
しかし、その上部構造では鉄道輸送の際に大変邪魔になり、取り外さなければいけなかったという。
小ネタ
--加筆求む--
外部リンク
コメント
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