M2A2

アメリカ RankI 軽戦車 Light Tank M2A2*1

概要

Update 1.49 “Weapons of Victory”にて追加されたアメリカ軽戦車。ちなみにVer1.57までは初期車両であった。
2つの砲塔（銃塔）を左右並列配置で搭載した双砲塔軽戦車。戦車が対歩兵戦を強く意識していた時期の戦車なので、装甲も非常に貧弱で、火器も重機関銃と同軸機銃のみとなっている。

車両情報(v.1.87)

必要経費

BR・報酬・修理

車両性能

レーダー

なし

暗視装置

なし

武装

弾薬*2

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主砲

機銃

車両改良

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カモフラージュ

研究ツリー

解説

特徴

単砲塔のM2A1軽戦車(ゲーム未登場)の次の生産型で、M2A1の砲塔を双砲塔にして、左砲塔に12.7mm重機関銃を、右砲塔に7.7mm重機関銃を装備している。ゲーム内では左砲塔（プレイヤー視点の左手側）の12.7mmブローニングM2重機関銃が主砲扱いである。砲塔同士が干渉しあうので、双方ともに反対側が死角になる。

主砲となるM2重機関銃は戦車砲に比べて見た目が細く、貫徹力の数値も小さいので、一見すると主砲としては力不足な印象を受けるが、最低BR帯では相手戦車も装甲が貧弱なことが多く、手慣れたプレイヤーによって猛威を振るう武器の一角となっている。加えて本車は戦闘室が密閉な事も相まって航空機との機銃の撃ち合いでも有利を取れる。さらに重量も軽く、完全にOPレベルな機動力を持っている。

だが弱点は、装甲よりも、頭打ちの火力よりも、その機動力にある。速度を出している時に接触事故を起こしたら、ほぼ確実に何かしらの足回りか搭乗員が逝ってしまう。正確に操作できるドライバーアシスタンスモードを活用して安全運転を心がけよう。

総じてピーキーな性能で、初心者にとっては乗り手としても敵としても優しくないが、慣れれば暴れ回る事も可能なポテンシャルを秘めている。

【火力】
武装が全て機銃なだけでなく砲塔も複数あるので若干ややこしいが、ゲーム内では具体的に以下の通りの扱いになっている。

主砲：12.7mmブローニングM2重機関銃（M2HB）。キューポラ付きの左砲塔に1挺搭載。車長が操作する。
機銃：7.62mmブローニングM1919重機関銃（M1919A4）。キューポラ無しの右砲塔に1挺、車体正面の右砲塔の下に1挺搭載。右砲塔は砲手が、車体正面は無線手が操作する。

主砲のM2重機関銃は非常に低伸性が高く、命中精度が良い機銃であり、1マガジンの弾数も200発とかなり多く、弾持ちが良い。一方リロードは8～10秒程度となかなか長く、撃ち切ると大きな隙が生じてしまう。このM2重機関銃はゲーム全体で見ても口径に対して優れた性能の機銃であり、これ以降も最高BR帯まで延々と触れ続ける事になるので性能を覚えておきたい。

貫徹力は一見すると貧弱だが、BR1.0～1.3あたりの戦車の装甲は正面15～20mmくらい、側背面15mm前後くらいが普通なので、そういった戦車にとって撃ち抜ける弾を山盛りに投射してくる本車は天敵といっても差し支えない。乗員むき出しのテクニカル系に対しては先制さえできればほぼ一方的に蹂躙できるだろう。しかし、戦車砲に比べて口径が12.7mmと小さいので相手の装甲の厚さの影響が大きく、数値上では貫徹できるはずの20mm台後半の装甲に対しては雑に掃射した結果一発も有効打がなく返り討ちという事もある。やや硬めの相手に対しては手数に慢心せずにしっかり狙っていこう。

また、先述の通り双砲塔ゆえにお互いの砲塔が死角を作るという欠点が存在する。調子に乗って暴れているうちにその事を忘れて主砲の死角に入られてしまわないように注意。突き出たキューポラを目印にして、接近戦の際は敵に対してなるべく反時計回りに動き回りたい。

【防御】
砲塔全周と車体正面が15.8mm、車体側面が12.7mm、車体背面が6.35mmとなっており、加えて全体的に切り立っていて最低BR帯の中でも割と貧弱な部類である。見た目的にM2A4と同じような意識になりがちだが、実際の装甲厚は倍近くの差があり、M2A4とは異なり被弾すれば確実に抜かれると思っておこう。

ちなみに火力の項目でも触れた通り、砲手がいるにも関わらず主砲を操作しているのは砲手ではなく車長なので、こちらを攻撃した敵が画面表示を見て反撃を封じた／反撃能力が残っていると誤認して立ち回りを間違える事があり、意外と生き残る道が現れたりするので被弾しても慌てずに状況を見極めよう。

【機動性】
最低BR帯にして平地で70kmという凶悪な機動力を持つ。それでいて速さの割に足が素直で、慣れれば自在に戦場を駆け回れる。さすがに前線で遮蔽物から遮蔽物へと細かく動く分には40kmくらいになるが、それでも陸戦を始めたばかりの人にとっては理解が追いつかないうちに激突して大破したり川に飛び込んで全損したりしてしまうこと請け合いなので気をつけて操作しよう。その速すぎる足のせいで敵を横切りながら撃とうとすると砲塔旋回が追い付かない事もある。

一方で後進は-9kmであり、速い方ではあるが同格軽戦車と大差ない。

史実

2つの銃塔を、左右並列配置（M2機銃1挺装備のキューポラ付きの左砲塔が車長兼機銃手、M1919A4機銃1挺装備のキューポラ無しの右砲塔が機銃手）で搭載した、M2軽戦車の派生型の一つ。このような双砲塔の軽戦車は、オリジナルのヴィッカース 6トン戦車E型 Type Aの他に、ソ連のT-26やポーランドの7TPなどが同時期に存在していた。左右並列配置された2基の銃塔を持つ外観から、当時有名だった巨乳の女優にちなんで「メイ・ウエスト」と兵士たちには呼ばれた。左銃塔には円形のキューポラが設けられた。M2A2は239輌（237輌説あり）が完成した。

出典：http://ja.wikipedia.org/wiki/M2%E8%BB%BD%E6%88%A6%E8%BB%8A

小ネタ

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外部リンク

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コメント

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