ソ連 RankVI 中戦車 T-72B
概要
--加筆求む--
大ベストセラーであるT-72シリーズの改良型T-72Bである。その特徴的な砲塔の膨らみからドリー・パートンと呼ばれた。その装甲は最高ランクMBTを凌駕する。
車両情報(v1.**)
必要経費
必要研究値(RP) | 390,000 |
---|---|
車両購入費(SL) | 1,020,000 |
乗員訓練費(SL) | 290,000 |
エキスパート化(SL) | *** |
エース化(GE) | *** |
エース化無料(RP) | *** |
バックアップ(GE) | 50 |
護符(GE) | *** |
BR・報酬・修理
項目 | 【AB/RB/SB】 (初期⇒全改修完了後) |
---|---|
バトルレーティング | 10.0 / 10.0 / 9.7 |
RP倍率 | 2.32 |
SL倍率 | 1.1 / 1.5 / 1.7 |
最大修理費(SL) | 2,750⇒*** / 4.120⇒*** / 4,910⇒*** |
車両性能
項目 | 数値 |
---|---|
【AB/RB&SB】(初期⇒全改修完了後) | |
砲塔旋回速度(°/s) | 22.8⇒**.* / 14.3⇒**.* |
俯角/仰角(°) | -6/13 |
リロード速度(秒) (初期⇒スキルMAX+エース化) | 7.1 |
スタビライザー/維持速度(km/h) | 二軸/ - |
車体装甲厚 (前/側/後)(mm) | 135 / 85 / 45 |
砲塔装甲厚 (前/側/後)(mm) | 140 / 110 / 65 |
船体崩壊 | 無 |
重量(t) | 44.5 |
エンジン出力(hp) | 1,302⇒*** / 743⇒*** |
2,000rpm | |
最高速度(km/h) | 64 / 57 |
実測前進~後退速度(km/h) | 52 ~ -4 / 37 ~ -3 |
最大登坂能力(°) | ***⇒*** / ***⇒*** |
視界(%) | 75 |
乗員数(人) | 3 |
光学装置
倍率 | 暗視装置 | 種類 | 世代 | |
---|---|---|---|---|
IR投光器 | - | 有 | - | - |
車長 | 5.0x | 有 | 赤外線 | - |
砲手 | 8.0x | 有 | 赤外線 | - |
操縦手 | 1.0x | 有 | 赤外線 | - |
武装
名称 | 搭載数 | 弾薬数 | 弾薬費 | |
---|---|---|---|---|
主砲 | 125mm 2A46M-1 cannon | 1 | 45 | ** |
機銃 | 12.7mm NSVT machin gun | 1 | 300 | - |
機銃 | 7.62mm PKT machine gun | 1 | 2000 | - |
弾薬*1
名称 | 砲弾名 | 弾種 | 弾頭 重量 (kg) | 爆薬量 (kg) | 初速 (m/s) | 貫徹力(mm) | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
10m | 100m | 500m | 1000m | 1500m | 2000m | ||||||
125 mm 2A46M-1 | 3BM22 | APFSDS | 4.83 | - | 1,760 | 425 | 420 | 415 | 405 | 392 | 380 |
3BM42 | APFSDS | 4.85 | - | 1,700 | 457 | 454 | 445 | 431 | 419 | 406 | |
3BK18M | HEATFS | 19.0 | 2.79 | 905 | 550 | ||||||
3OF26 | HE | 23.0 | 5.24 | 850 | 42 |
名称 | 弾種 | 弾頭重量 (kg) | 弾速 (m/s) | 誘導 システム | 射程 (km) | 爆薬量 (kg) | 貫徹力(mm) |
---|---|---|---|---|---|---|---|
距離10~2000m | |||||||
9M119 | ATGM | 16.5 | 400 | 半自動 | 4.0 | 5.54 | 700 |
車両改良
Tier | 名称 | 必要RP | 購入費(SL) |
---|---|---|---|
I | 履帯 | 25,000 | *** |
修理キット | 7,500 | ||
砲塔駆動機構 | 25,000 | ||
3BK18M | |||
II | サスペンション | 19,000 | *** |
ブレーキシステム | |||
手動消火器 | 5,700 | ||
NVD(赤外線暗視装置) | 19,000 | ||
火砲調整 | |||
Laser rangefinder | |||
III | フィルター | 25,000 | *** |
救急セット | |||
発煙弾発射機 | |||
昇降機構 | |||
9M119 | |||
IV | 変速機 | 32,000 | *** |
エンジン | |||
エンジン発煙システム | |||
砲撃支援 | |||
3BM42 |
カモフラージュ
既定 | |
---|---|
条件 | - |
説明 | 標準迷彩 |
三色迷彩 | |
条件 | 200GEで購入 |
説明 | 三色欧州迷彩 |
三色砂漠迷彩 | |
条件 | 200GEで購入 |
説明 | 三色砂漠迷彩 |
二色砂漠迷彩 | |
条件 | 936撃破/撃墜(AIを除く) |
説明 | 標準的な二色砂漠迷彩 |
変形砂漠迷彩 | |
条件 | 200GEで購入 |
説明 | 1977年以降の変形三色砂漠迷彩 |
変形森林迷彩 | |
条件 | 504撃破/撃墜(AIを除く) |
説明 | 1977年以降の変形三色森林迷彩 |
変形冬季迷彩 | |
条件 | 720撃破/撃墜(AIを除く) |
説明 | 1977年以降の変形三色冬季迷彩 |
フィンランド夏季迷彩 | |
条件 | 200GEで購入 |
説明 | 1981年以降のフィンランド陸軍の三色夏季迷彩 |
変形三色迷彩 | |
条件 | 200GEで購入 |
説明 | 1983年以降の変形三色森林迷彩 |
研究ツリー
前車両 | T-72A |
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派生車両 | T-72B (1989) |
次車両 | T-90A |
解説
特徴
強固な車体装甲が特徴。
【火力】
前車とは変わり新たにAPFSDSである3BM42が追加され火力が改善されることとなった。攻撃力はT-80Uなどとも並ぶ。
車長用サイトは変わっていない。
【防御】
非常に硬い。硬い。硬い。APFSDS弾に対し570mm弱と最高ランクMBT並みになった。T-80Uと異なり自前の装甲が硬いため装甲低下による貫通はないのも素晴らしいだろう。しかし前車よりHEAT耐性1100mm弱と優れるがERAなしの状態ではHEAT耐性がお世辞にも優秀と言い難くATGMを防ぐことはやや厳しいため剥がれていたところに撃ち込まれないように。
【機動性】
重量増加したがエンジンも向上したため前車よりパワーウェイトレシオも優れるようになりT-80Bに並ぶ形となった。最下位はT-64B
またスコープ倍率は据え置きだが砲塔旋回速度が増したため照準能力も向上した。
後進速度は相変わらずの4km/hである。が、撤退などそもそも許されないため特に影響はない。
史実
T-72B(オブイェークト・1985)は近代化されたT-72A戦車で、誘導兵器9K120「スヴィーリ」、爆発反応装甲「コンタークト」、V-84エンジン及び1A40潜望鏡を装備し、主砲は2A46に代わりガンランチャーを備えた2A46Mとなった。また、車体前面上部の耐性が大幅に強化(対KE弾で570mm相当)され、「オトラジャユシュチェリスティ(ロシア語で反射シートの意)」と呼ばれる材質を使用した複合装甲を備える新たな砲塔が取り付けられた。
出典-Wikipedia
小ネタ
湾岸戦争終盤、「砂漠の剣作戦」3日目の1991年2月26日午後3~4時ごろ、イラク・クウェート国境付近、通称「73イースティング」においてアメリカ第Ⅶ軍団所属第2機甲騎兵連隊の部隊とイラク共和国防衛隊第3機械化師団「タワカルナ」所属・第18機械化旅団の部隊との間で戦闘が勃発した。イラク軍は侵攻するアメリカ軍を戦車36輌、歩兵900人で73イースティングと呼ばれていた場所で迎え撃った。しかし結果はイラク軍の惨敗。アメリカ軍の損害はM2ブラットレー1輌大破。乗員1名が戦死、2名が負傷しただけなのに対し、イラク軍は戦車30輌以上、歩兵戦闘車その他車輌約20輌、トラック65輌以上と大損害を被った。敗因はまず、イラク軍の主力戦車T-72が2.5世代戦車であり、アメリカ軍の主力戦車のM1A1は3世代戦車であった。M1は他の戦車に比べてもかなり頑丈かつ余裕を持って作られており、(詳しくはエイブラムスの小ネタを参照)そして高度な火器管制装置を備えていたことによる性能差があったことは否めない。何より決定的な要因になったのは、イラク軍のT-72戦車は意図的にオリジナルより性能を劣らせた「モンキーモデル」であったことである。この戦車の配備が始まった1970年代初頭は共産圏は経済的に低迷し始め、ソ連の影響力が弱まっていた。最悪の場合、反乱の刃が向くことになることを恐れたソ連は共産圏に輸出する兵器をあえて性能を落として輸出したのである。輸出する時に兵器の性能を劣らせるのは不思議なことでもないがふつうは誤差レベルであり、大幅に劣らせることは殆どない。無論「オリジナルだったら勝てた」と言うわけではないがこの戦いをきっかけにソ連製もしくはロシア製の兵器の信頼性は大きく損なわれることになった。その影響は崩壊後間もないロシアにも響き、既存のT-72では西側に対抗できないことがわかると、大幅に改良したモデルのT-90を生み出す結果となった。しかしT-90もT-72の性能を無理矢理向上させた「延命治療」に過ぎず、財政難や新型戦車の開発の難航もあり、紆余曲折を得てようやくまともな第三世代主力戦車T-14アルマータを生み出すことに成功する。が、最新鋭技術の塊のアルマータは言うまでもなく高価であり、財政的に余裕のないロシアがどれだけ稼働率を維持できるか、ロシアの戦車開発情勢は未だ不透明である。ウクライナ侵攻に置いても多くのT-72の近代化改修型が投入されているが数多くが撃破されており、やはり近代化改修には限界があった*2。
外部リンク
コメント
【注意事項】
- 誤解や混乱を防ぐために、使用感を話題にする際はゲームモード(AB/RB/SB)の明記をお願いします。
- 荒らし行為に対してはスルーしてください。不用意に荒らし行為に反応し、荒らしを助長した場合は、荒らし共々BANされる可能性もあります。
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