《キャラクター》/【アルノー・G・ヴァスケス】

Last-modified: 2020-02-16 (日) 15:25:20

【関連項目】
《キャラクター》/【首から上だけ色男】


4th

4thのプレイヤーキャラの一人。18歳の青年渡り鳥。フルネームは“アルノー・グレイ・ヴァスケス”。
「首から上には自信がある」の言葉通り、整った面差しと剃刀のように鋭い思考が身上。

パーソナリティ

性別:男性
年齢:18歳
クラス:フォーミュラユーザー
身長:174cm
使用武器:スロウナイフ
好きな定食メニュー:お好み焼きとごはん(主食と主食の組み合わせ)
CV:高橋広樹


飛空機械のエースパイロットとして名を馳せた父親と、占い師の母親との間に生まれる。
幼少時に母が亡くなったため男手一つで育てられるが、戦争が終わり職を失った父は度重なる詐欺の被害に遭って借金を増やし落ちぶれてしまう。
それまで父親を尊敬していたアルノーはそんな父の姿を見て失望し、「騙されるくらいなら騙す方に回ってやる」という思いを胸に家出。女性を客層とするサービス業に従事して学費を稼ぎながら魔術学校に通い、卒業後渡り鳥となった。

  • 父方のグレイではなく母方のヴァスケス姓を名乗っているのも、上のような事情から来る自身への戒めである。

議会騎士団からの依頼を受けて修道院で暮らしていたユウリィの身柄を確保し、共にシエルシェルターへやって来る。
ユウリィに危害を加えないという条件で協力したにもかかわらずそれを反故にされたため一度はトニーに食い下がるも、彼の脅しに気圧され一蹴されてしまい、囚われの身となったところをジュードに助けられ、ほとんどなし崩し的にジュードとユウリィの逃避行に巻き込まれることに。

思考と弁舌は達者でも、いざ身の危険を目の前にすると足が竦んでしまう弱い自分を恥じ、目を背けていたが、「アルノーは臆病者なんかじゃない」というジュードの言葉をきっかけに自らの弱さと向き合い、徐々にこれを克服していく。
また、埋葬都市ラクウェルの口から彼女を蝕む病とその旅の真の目的を聞かされ、己の宿命に抗うことを決心したユウリィや彼女を守るという確固たる信念を掲げるジュードと比較して、自分一人だけが何の目的も無くただ生きているだけだったという現実を突き付けられたアルノーは、そんな空虚な自分と決別すべく生きる目的を見出そうと努力を始める。
そしてフロンティア ハリムでふとラクウェルが見せた弱さを目の当たりにしたアルノーは、死に怯えるラクウェルを支え、彼女と共に歩みたいと強く決心するに至る。

イルズベイルでの決戦後はラクウェルの身体を治す術を求めて彼女と共にハリムを旅立ち、結婚後彼女との間に女児を儲ける。
その後立ち寄った町に腰を落ち着け、父一人娘一人の飲食店を経営するに至るが、生来の味覚音痴が災いしてか客の入りは今一つとのこと。

戦闘

「首から上には自信がある」の言葉通り、術戦においては攻防共にパーティ随一の活躍を見せる。
HP・防御こそ低いが回避は全PC中最も高く、瀕死になるとスキル効果でさらに回避能力が上昇するので、WAシリーズの魔法使いキャラには珍しく「当たらなければどうということは無い」を地で行くキャラクターと言える。
しかし、うっかり被弾すると簡単に致命傷になりかねないので、イリュージョン等を活用して極力ダメージを回避できるようにしたい。
アタックは攻撃・命中共にユウリィを下回り、武器の基礎性能も劣り気味だが、対空特性を持っているため、相応の武器を準備すれば飛行タイプのエネミー相手にもMPを使わずに立ち向かえる。
特に、序盤のトゥエンクス大階梯ポルタゲ等、ラクウェルのアタックが安定して当てられない時期では彼が頼りになる。
ジュードのARMには改造回数に制限があるため、終盤では彼のアタックが空の相手に最も効率的な手になるということも少なくない。

序盤こそ補助はスロウダウンとシャットアウトくらいしかないが、中盤になるとアイソレイト、イリュージョン、リインフォース、ディスペルと優秀な補助技を覚えるため、明らかに行動手番が足りなくなる。エンデュランスを覚えると多少楽になるのだが、咄嗟の回復役も担うことを考えればとてもではないがブラストで攻撃に転じる暇などない。
また意外な弱点として彼一人の力では複数のHEXに攻撃する手段がなく、敵がバラけていると途端に殲滅力が落ちる。エクステンションください。複数の敵を相手にする時は素直に仲間に任せよう。

オリジナル・パーソナルスキル

余談

歴代プレイヤーキャラクター勢の中で唯一「プレイヤーキャラ間恋愛」を成就した人物でもある(他作品では男の方が恋愛に疎そうだったり、彼女は居るがNPCだったり、妻帯者とか男やもめだったり……)


*1 ただし、実際には防御へのダウン効果は発揮されない。