《スキル》/【マジックブロッカー】

その名の通り魔術攻撃に対応して発動し、これを無効化する、対魔法用ブロッカーといった存在のスキルである。

3rd

初出3rdでは「アルカナブロッカー」名義で登場したスキル。フォースレベルが起動段階ごとに決められた値以上であった場合、敵から受けるアルカナを全て無効化するという効果。起動には1段階あたりスキルポイントが4必要で、最大4レベルまで起動可。
起動段階が1の場合はフォースレベルが4、つまりFP100でなければ効果が無いが、起動段階を1上げるごとに要求フォースレベルが一つ下がってゆき、4段階完全起動ではフォースレベル1（＝FPが25）以上でアルカナを無効化してくれるようになる。
アルカナを多用するエネミーが多く出現するダンジョンで使えると心強いのだが、プラグインに必要なギア・エボニーシャドウを手に入れるには隠しボスのジョン・ディーに勝つか、ABYSS深層に出没するアーモン・ガメック?のレアドロップを狙うしかない。
スキルの効果自体はけっして弱くないのだが、入手にかかる手間に釣り合っているとは正直言い難いところである。

4th

アルノー専用のパーソナルスキルで、22レベルでマスターする。自身が存在するHEXにかけられた魔術に分類される攻撃を、1/8（デトネイション時は1/4）の確率で完全に無効化する。
もともと回避が高めでガードを行わないほうがいいといわれるアルノーだが、同様にこのスキルもガード中は効果を発揮しないので、ガードを極力使わないよう立ち回っていれば自然とこのスキルが活きることも多くなるだろう。

リフレクトのスキルを習得していると、ブロックした魔術を相手に跳ね返す効果が追加される。

5th

天のミーディアムの固有スキルの一つで、15レベルでマスターする。
効果は4th同様だが起動確率が1/15とほぼ半減している上にマジックブロッカーの適用範囲外となる魔力攻撃が非常に多く、有効活用するのは難しくなった。残念無念。

XF

「レジストブロック」名義。
汎用クラスであるスペルキャスターが習得するスキルの一つ。8/48の確率で敵から受ける魔術攻撃を無効化する。SPスキルであるリフレクトがあると受けた魔術を跳ね返すのは4th同様。
エレメントの四大属性攻撃魔術は勿論、ストーリー上のボスたちが用いる専用攻撃の中にも、このスキルで無効化できるものが幾つか存在するので、覚えておくと助かるかもしれない。
ただしパーティアタックで受けた魔術攻撃は素通しする。敵味方識別の存在を考えると致し方無しか。
また、無効化できるのは対象が単体の魔術だけで、エクステンションで範囲を拡大されると無効化できなくなる。

残念ながらエミュレート技はこのスキルでは対処できない。
尤もあれだけの数のアビリティに対処可能だったならば、かなりの確率でぶっ壊れスキルになっていただろうので仕方がない向きもある。