《クラス》/【エミュレーター】

Last-modified: 2020-05-08 (金) 20:39:53

XF

XFにおける汎用クラスの一つで、Act.3-7のイベントで追加される4クラスの一角。
その名の通り、敵が使用するアビリティをダウンロードという形で習得し、模倣するオリジナル「エミュレート」を擁するクラス。

エミュレート技は何と言っても「移動後に使用できる」という便利さが光っており、ラッシュのアシストが欠かせなかったそれまでの魔力攻撃系オリジナルとは一線を画す使い勝手の良さが特長。
さらに攻撃・マイナスステータス付与共に手数が多彩、かつ射程も長めであり、初めてエミュレーターにチェンジしてダウンロードしたアビリティを使ってみると、その小回りの利きの良さに驚くことだろう。
スキルも術戦中心の戦いをする上で強力なものが揃っており、弱点属性補正プラスでダメージ効率を上げつつ、ターン時MP回復消費MPセーブによって長期戦にも対応しやすくなる。
アクションリプレイは効果が独特で乗りこなすには慣れが要るが、MP消費無しで強力な攻撃を連続で叩き込んだ時のリターンはなかなかに魅力的。

クラス専用武器は対空特性を持ち範囲攻撃が可能な爆弾と、MPが減少するほどDEFが上昇する懐中時計


クラスの強さがオリジナルとスキルの性能に偏っているため、エミュレーター自身のパラメータは標準よりやや高めのSORとMGRを除いては基本的に走攻守が低めに抑えられている。
一応HPも補正こそ平均以上だが前線で殴り合いをするには武具の性能やVPの補正に不安が残るし、MPもエミュレートの消費MPの重さを考えると十分とは言い難い。
エミュレート技自体の消費MPはかなり重く設定されており、エミュレーター以外のクラスで使う場合は消費MPセーブのスキルや回復アイテム等でフォローしないと、たちまち息切れしてしまうことも。
また、エミュレートはエレメントなどに比べると高低差にやや弱いため、段差が激しいマップではその点を踏まえて運用するようにしよう。


FFシリーズで言うところの青魔道士に相当するクラスだが、WAではこの人の影響なのか、魔術師というよりは研究者っぽいイメージ。
敵の技を喰らって習得=身体で覚える青魔道士に対して、敵の技を読み取って習得=頭で覚えるエミュレーターと考えると、実は似て非なるクラス同士なのかもしれないが。



  • ダウンロード技