ZOC（ゾック）は、Zone of Controlの略であり、ウォー・シミュレーションゲームやシミュレーションロールプレイングゲームで用いられるゲーム用語。
あるユニットについて、そのユニットが存在していることによる周囲のユニットへの影響範囲や、その影響の内容を表したルールのこと。
日本語に訳して「支配領域」などの言い方もあるが、多くの場合はZOCと表現される。(Wikipediaより引用)
XF
エスコートベッセルの持つスキル。
隣接HEXを通過する敵ユニットの移動を阻害する。
詳しく解説すると、「ZOC持ちのユニットに隣接するHEX(仮にこれをZOCHEXと呼称)を移動する際、2パネル続けてZOCHEXを移動することはできない」という処理を行っている。
- 例1：非隣接HEX→ZOCHEX→ZOCHEX…移動不可。1つ目のZOCHEXで停止させられる。
- 例2：非隣接HEX→ZOCHEX→非隣接HEX→ZOCHEX…間に隣接していないHEXを挟んでいるので、移動できる。
具体的には、一旦隣接したHEXに踏み込んだ後、横へ迂回するような形でならZOCを躱して回り込むことができる。
実例を挙げると、序盤最難関と名高いAct.1-14のバトル。
アサルトバスターは単純なMOV値こそ8と高いが直進しかできないため、進行方向にエスコートベッセルのユニットを一体置けばそれだけで足止めできる。
ところが、移動方向に制約のないワンダーシーカーや、このクエストにのみ登場するMOV8のジオニックルーラーなどは、十分な移動力が残っていて、かつZOCの外側にスペースがあるとそちらを経由して自軍のエスコートベッセルをすり抜けていってしまう。
また、意外な盲点だが、ZOCエフェクトを持っているユニットがいるHEX自体にはZOC効果はない。
よって、レヴィンはエネミースルーがあると、非隣接HEX→ZOCHEX→ZOCエフェクトを持つユニットのHEX(＝非ZOCHEX)→ZOCHEX…と真正面から直進することで事実上ZOCを無視できるという芸当が成立してしまう。
但しエネミースルーのスキルそのものはZOCの影響を受けるため、ZOCエフェクト持ちのユニットのHEXが出入り禁止状態の場合は、当然上のようなすり抜けは行えなくなる。