サプリメント卓参加用キャラクターシート

Last-modified: 2013-10-12 (土) 18:12:32

サプリメント卓参加用キャラクターシートとは

月光華亭では、特に定める例外を除いて、ルールブック三冊*1のみでキャラクター作成をし、キャラクターシートで成長の管理をします。
ただし、卓を開催するGMやプレイヤー全員があるサプリメントを所持している場合、その卓ではそのサプリメントの使用が認められます。この判定は参加者選考よりあと、セッション開始時にGMによって行われます。GMはサプリメントの所持を参加者選考の基準にしてはいけません。
この際、キャラクターはルールブックのみのデータの細部を改変、または追加することによって、サプリメント環境下でのデータを持ち、プレイヤーはそれを使用してプレイすることができます。
 
以下の通りに、ルールブックのみで作成したキャラクターにサプリメントの要素を加える場合のルールを定めます。

キャラクターシートの扱い

登録書にはまず、ルールブックのみを使用したキャラクターを親記事として登録します。
その上でサプリメントにも対応したデータを持ちたい場合、その記事の子記事として変更点を返信します。
返信記事は最低限の変更点でも構いませんが、キャラクターシートをすべて記入することもできます。

記号の使用

  • 各サプリメントを適用した記事では、判別のため、Title(キャラクター名)欄のはじめに次のような記号を標示します。
    これらは募集や応募でも使われます。
AWアルケミスト・ワークス
BTバルバロステイルズ
WTウィザーズトゥーム
CGカルディアグレイス
IBイグニスブレイズ
PH1フェイダン博物誌

例外

  • 追加技能、アルケミスト/ウォーリーダー/ミスティックを、持っている技能中の最高レベルとして取得しているキャラクター、または生まれによる初期所持技能として獲得しているキャラクターは、これらの技能を取得したキャラクターシートを親記事にします。Titleへの記号も追加します。
    それ以外の要素を子記事に追記してもかまいませんが、ルールブックのみを使用したセッションには参加できません。
    • また、これらの技能をメインにしているキャラクターは、それぞれのプレイヤーの登録する2人目以降のキャラクターでなくてはなりません。
  • 追加信仰と特殊神聖魔法
    • サプリメントで追加された神格を信仰する場合、親記事のキャラクターシートに信仰する神の名前を書くことができます。ただし、ルールブックのみを使用したセッションでは、特殊神聖魔法はないものとして扱われます。
  • 言語
    • サプリメントで追加された言語をそのまま親記事に記入してください。

サプリメント要素の扱い

サプリメントが採用される卓で、自動的に追加される要素

  • 深智魔法(WT)
  • 魔動機術の変更(WT)
  • 従来のファミリアに追加された特殊能力(WT)
  • ゴーレムの拡張(IB)

これらの要素は、子記事に記入するだけで該当のセッションでは自由に使えます。
マギスフィア・オプションやゴーレム強化アイテムの扱いについては、以下を参照してください。

  • 追加された信仰の特殊神聖魔法(WT/CG)

上記例外で記入された神の特殊神聖魔法は、それが掲載されているサプリメントの使用が可能な場合、自由に使えます。

サプリメントを適用する際に追加データの選択、記入が必要な要素

以下の要素を使うには、実際に使うためにデータを作成して子記事に記入する必要があります。

  • 一般技能(AW)
  • 妖精魔法の変更(WT)
  • 流派(PH1)
  • アイテム(武器・防具以外)→詳細

妖精魔法の扱いに関する注釈

  • ウィザーズトゥームに掲載されている妖精魔法の変更は、それを扱うプレイヤーが希望しない場合、同サプリメントを採用する卓でも適用せずに参加することができます。
    • フェアリーテイマーのプレイヤーがルールブックのみのデータでの参加を希望する場合、応募時に申告し、GMの承認を得てください。
  • ウィザーズトゥーム掲載の妖精魔法の改変のうち、妖精との契約およびそれに従う使える魔法の範囲は、通常応募時に申告し、特にGMが定めた場合以外は、セッション終了まで変更することができません。

ルールブックのみのキャラクターシートを改変して適用する要素

これらのデータは、ルールブックのみのキャラクターシートから変更する際は自由に選べますが、一度セッションに希望を出した時点で確定され、以降は変更することはできません。*2

  • 新技能(AW/CG)
    • サブ技能*3として取得したい場合、改変元となるルールブック掲載の技能を親記事で取得し、それの代替として同じレベルだけ取得・使用できます。この時改変元にできる技能は、スカウト・レンジャー・セージ・エンハンサー・バードの5種類に限ります。また、これらの技能のうち生まれで獲得したものは改変できません。
      • 技能の改変に関わるアイテムの対応については下記をご覧ください。
  • 新しいファミリア(WT)
    • 基本ルールのファミリアから変更できます。これに限りセッションの間に変更できます。
  • 騎獣(WT)
    • 子記事に購入を目的とするサプリメント掲載の騎獣を記入します。
      ルールブックのみのセッションに参加した場合も目的とする騎獣のレンタル代を全額支払い、借りたものとして計上します。
      ルールブックのみのセッションでは、その1回のレンタル代で支払える範囲で好きな騎獣をレンタルすることができます。
      サプリメントを採用した卓で騎獣を借りなかった場合や、ルールブックのみのセッションで騎獣をレンタルできる状況になかった場合*4は、借りていないものと扱い、支払いやレンタル回数の増加はできません。
      購入目的の騎獣は、一度に2つまで子記事で管理できます。レンタル回数およびレンタル代は個別に管理します。
      積み立てはそれぞれ、ライダー技能が該当の騎獣をレンタル可能なレベルになってから開始できます。
      積み立てが完了し、子記事でサプリメント掲載の騎獣を手に入れたと同時に、親記事にその騎獣の値段までの任意の騎獣をルールブックから獲得します。これは一度決定したら変更することはできません。
  • 戦闘特技(IB)
    • 流派(PH1)取得に付随した戦闘特技の変更

技能の改変とそれに影響を受けるアイテムについて

  • 親記事で所持・使用しているアイテムで、特定の技能を前提とするものは、前提となった技能が改変された場合次のように読み変えます。
    • 元となるアイテムがあり、それを技能レベルを前提として加工したもの
      元のアイテムに変更されます。〈野伏の**マント〉および〈多機能**ベルト〉が該当します。
    • 技能レベルを前提として入手したもの
      元技能を改変した場合、封印されます。〈集中の鉢巻き〉および〈ペット〉が該当します。

例外

キャラクター作成時に使えるもの

  • ポイント割り振りによるキャラクター作成(AWp62)
  • (ルールブック掲載種族、およびルールブック掲載技能の)生まれ表(IBp20)
  • 経歴表D(IBp41)

これらはルールブックにあるデータと同様に扱い、キャラクター作成時に使用することができます。

そのまま使えるもの

  • 追加種族、フィー/フロウライト/ミアキスについては、ルールブックのみのデータを変更するのではなく、作成時からルールブックのみの卓に参加できるものとして扱います。
    ただし、そのセッションのGMが該当のサプリメントを所持している必要があります。
    • その際、セッション開始時に該当のサプリメントを所持していないプレイヤーに対し、以下の種族特徴をコピー&貼り付けまたはこのページのURLを貼り付けるなどで伝えてください。

フィーの種族特徴(CGp14)
[妖精の加護]:補助動作で「土」「水・氷」「炎」「風」から属性をひとつ選び、宣言します。そのラウンドは宣言した属性によって物理ダメージ、魔法ダメージを与える場合、ダメージが2点上昇します。また、選んだ属性から受ける物理ダメージ、魔法ダメージを2点軽減します。この効果は1日に合計1分(6ラウンド)のみ使用可能です(10秒(1ラウンド)ごとに6回使用しても、1分(6ラウンド)連続で使用してもかまいません)。
[浮遊]:足場が悪いことによるペナルティ修正を受けません。また、地面と同じように、水上を移動することができます.
泳ぐことも可能で、水中にいる場合は岸に上がるのと同じように水上へ移動できます。飛行はできず、重量が50kgを越えるものや、他のキャラクターを抱えた状態で浮遊はできません。
フロウライトの種族特徴(CGp16)
[魂の輝き]:本人を中心に、半径10mの空間を明るい光で照らします。点すのも消すのも補助動作で行えます。
[鉱石の生命]:飲食、呼吸を必要とせず、毒・病気属性の影響を受けません。また、アイテム区分「薬品」「食事」に分類されるアイテムや、口から摂取するアイテムの効果を受けません。魔法を行使する場合は、他の種族と同じように発声が必要です(水中では発声できません)。
[晶石の身体]:水に浮きません。また、防護点が2点上昇し、MPの最大値が15点上昇します。
ミアキスの種族特徴(IBp14)
[暗視]:暗闇でも昼間と同じようにものが見えます。
[猫変化]:主動作で猫の姿に変化できます。変化すると、大柄な猫の姿になり、すべての装備品と「部位:耳」「部位:首」以外に装備している装飾品は外れ、その場に落ちます。猫の姿では武器、防具と「部位:耳」「部位:首」以外の装飾品は装備できず、アイテムも使用できません。手が必要な作業は行えませんが、能力値はそのままで、会話なども変わらず行えます。
 猫の姿になるのにも、元の姿に戻るのにも、MP3点を消費します。元の姿に戻るのも主動作です。それぞれの姿に、時間制限はありません。
[獣性の発露]:カテゴリ〈格闘〉のBランク武器〈爪〉を得ます。また、「受身判定」を「冒険者レベル+敏捷度ボーナス」で行えます。
 猫の姿の時は、さらに〈格闘〉のBランク武器〈牙〉を得ます。ただし、猫の姿になると〈投げ〉は使えなくなります。

ルールブックのみの卓に参加できないもの

  • 追加技能、アルケミスト/ウォーリーダー/ミスティックを、持っている技能中の最高レベルとして取得しているキャラクター、または、生まれによる初期所持技能として獲得したキャラクターは、ルールブックのみのセッションに参加できません。

アイテムについての注釈

  • 取引不能、非売のアイテムはいずれのキャラクターシートでも記入して所持することはできません。
  • アイテムのページに注釈があるアイテムがあります。こちらも合わせてチェックしてください。

代替品を用意できるアイテム

  • 武器(矢弾を除く)・防具およびそれらの加工については、子記事でサプリメント掲載のものを購入した場合、親記事で代替品を入手することができます。
    • この時、使用できるガメルは総額で計算します。
      まずサプリメント掲載のデータを利用したアイテムの全額を親記事の所持金から減らし、減らした分から自由に武器・防具・それらの加工を入手し、親記事に記入します*5
  • 妖精使いの宝石、および宝石ケース、華美なる宝石飾りについても、代替の宝石および宝石ケース、宝石飾りを入手できます。この場合も代替品に使用できる額は子記事でのそれらの品の総額を算出し、その額を上限とします。

装飾品の影響

  • ウェポングリップ(AWp111)、大きな手袋(AWp128)を前提に購入した子記事の武器は、親記事でそれが使用不可になった場合、代替の武器をそれらの合計額を上限に入手することができます。

代替品を用いないアイテム

  • サプリメントに掲載されている消耗品、キャラクターシートが変わることで使えなくなる技能用のアイテムなど、プレイ上必須でないアイテムは、購入しても代替品を入手できません*6
    この場合、金銭の扱いに注意して下さい*7。最終的な所持金は親記事に記入します。

戦利品に同名のものがあるアイテム

  • ゴーレムの材料に用いられる『魔化された○○』『魔力を帯びた○○』に関しては、戦利品で入手しても登録書に加えることはできず、自動的にガメルに換算されます。PCが使う場合、必ず魔術師ギルドなどから購入して下さい。

アイテムの改造

  • フローティングスフィア(AWp131)、マギスフィア・オプション(WTp92)、戦旗槍(CGp32)に関しては、子記事での入手と同時に加工前の品を親記事に記入します*8。フローティングスフィアも、普通のマギスフィアを加工したものとして扱います*9
    • ルールブックのみを使用するセッションでこれらの品の加工前のものが破壊された場合、そのセッション終了時にアイテム本体を買い直せば、アイテムに施した加工は失われずに復旧されたものとして扱います。アイテム本体を補充しなかった場合、加工も失われます。

アイテム検索ツール

こちらのツールでアイテムの裁定および掲載ページを検索することができます。アイテム名の他、『AW』や『代替品』などの解説でも検索できますので、お気軽にご利用ください。


*1 旧版・改訂版を問いません
*2 成長や追加獲得は可能です
*3 主たる技能よりレベルが低い技能
*4 例:無人島スタートなど。GMの決定に従う
*5 『必要筋力の高い武器、防具』および『ランクの高い武器、防具』のルールも使用した場合、最大4パターンのデータを持つことになります
*6 例:親記事でのスカウトを子記事でアルケミストに変換している場合でも、スカウト用ツールをアルケミーキットに変換することはできません
*7 上記例では、所持金から200ガメル減らして両方購入することになります
*8 もともと持っていたものであればそのままにします
*9 この読み変えにより装備できる箇所がなくなったマギスフィアは、装備していない所持品扱いになります