アドホック接続とは
←→インフラストラクチャ接続
- 「無線アクセスポイント」 を介さず、直接パソコン相互に通信を行う
- アドホックモードにおいても ファイルの共有・プリンタの共有は可能
- 1台がインターネットに接続している環境であれば 「ICS(インターネット接続の共有)」等により、ほかのパソコンもインターネットに接続させることは可能
やり方
http://orange.zero.jp/cn927.oak/29_017.htm
が詳しい。
概要をざっくり説明すると
- どちらかのPCが新しいネットワークを作成して、無線LANのESSIDやらWEPキー(パスワード)やらを作成し、自分で接続する。
- すると、他のネットワークからESSIDが見えるようになるので、そこに接続するとWEPキーを求められるので、接続するとアドホック完成という流れ。
つまり、上記のサイトでは
Windows7とWindowsVistaとWindowsXPのアドホックの設定方法が載っているが、
アドホックするすべてのPCに上記の作業が必要なわけではなく、
どれか1つのPCに設定して、残りのPCはそのPCにアクセスすればいい。
上記ページはわかりやすいが
IPアドレス192.168.0.*は認識しないので、192.168.1.*に設定する必要があるっぽい?
ICSについて
Internet Connect Shareの略?だと思う。
ネットワークアダプタの[ネットワークの他のユーザーに、このコンピュータのインターネット接続を通しての接続を許可する]
というところにチェックを入れること。
このとき、IPは自動で取得するようにしないとダメ。
※ブリッジとの併用は不可
ブリッジを有効化するなら
IPは自動で取得するようにしないとダメ。
ICSを無効化した状態で、ワイヤレスと有線LANアダプタを両方選択してブリッジの接続を選択する。
試してみたところ
ブリッジはうまくいったが、ICSはうまくいかなかった。
まあ、ブリッジでいいんじゃないかな。というか、基本的にこの機能の必要性を感じていない。
(これが必要なのは子供のインターネットアクセス時間を制限したい親ぐらいか?
よほどファイヤウォール的なPC・データ集約のためのプロキシがあるとかなら別だけど)
インターネットアクセスするなら普通にインフラストラクチャで接続すればいい気がするし。
それにIP自動取得にすると、すごくIPの更新に時間がかかる。。。
無線LANのハードウェア的な有効化
俺のデスクトップPC
モニタの左にあるスイッチを押すと、前面の無線ランプが光る。この状態でなければ無線は無効。
俺のノートPC(DELL)
むしろ、これが一番苦戦した。
- まず、デフォルトでは、無線LANはオフである。
- Windowsの機能で「利用可能なワイヤレス一覧を取得する」というメニューがあるが、こいつには反応しない。 どうも、DELLのソフトウェアにジャックされている模様。
- 前面に無線のスイッチがあり、左がオフ、真ん中がオン、右へスライドするとアクセスポイントを探索する…が、これ単体では機能しない
- DELL QuickSetというアプリケーションが入っているはずなので起動して、無線LANを管理するためのソフトウェアを立ち上げる必要がある(この状態で、やっと前面のスイッチでの反応がある)
- 右にスイッチをスライドすると、ワイヤレスネットワーク一覧が表示され、その左下にマネージャを起動する的なボタンがある
- そこをクリックすると、左下に[無線を有効にする]というプルダウンメニューがある。この状態で無線は無効である。
- 詳細設定のメニューから無線の管理をWindowsに戻すようなメニューがあるが、怖いので触っていない。ICSが効かなかったのはこいつのせいかもしれない。
アドホックを使ってみて
手軽に無線でピアトゥーピア的な接続ができると期待したが、あまりイケてない。
- 片方が落ちると、もう片方も接続が切れる
- 片方が接続して、待ち状態にしないといけない(最初は物理的に行ったり来たりしないとダメっぽい)