概要
濁流機械シュトルムを軸とした制圧型のビートダウンデッキ。
能力を持たない所謂バニラゼクスを多く採用しているため序盤の競り合いに強く、濁流機械シュトルムによって高パワーのゼクス並べていく。
キーカードの青緑に加えて黄金戦駒グラディアトールと相性が良い赤やホーリーソード アルダシールを採用する白を基調としたデッキカラーで組まれる。
スタートカード・ライフリカバリー・ヴォイドブリンガーは他に能力を持たない場合はバニラと同パワーとなるが、「能力を持たないゼクス」にはカウントされないため注意。
バニラカードだけでは動きが弱くなりやすいため、能力を持つゼクスとのバランスが重要となる。
濁流機械シュトルム ゼクス 7/青/キラーマシーン/10500 [自]【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。 【効果】あなたのリソースに能力を持たないゼクスが5枚以上ある場合、 あなたのデッキの上から7枚公開し、その中にある能力を持たないゼクスを2枚まで選び、 リブートでゼクスのない◎のスクエアに登場させる。公開した残りのカードを元に戻しシャッフルする。 ◎□◎ ◎◎◎ ◎◎◎ ▲
黄金戦駒グラディアトール ゼクス 5/緑/プラセクト/7500 [常]【有効】リソース 【効果】あなたのリソースに能力を持たないゼクスが4枚以上ある場合、このカードはすべての色になる。 [自]【有効】スクエア【誘発】このカードが登場する。 【効果】あなたのトラッシュにある能力を持たないゼクスを2枚まで選び、リソースにスリープで置く。
主要なカード
- 濁流機械シュトルム
このデッキのフィニッシャーとなるゼクス。
最大パワー11000のゼクスを2枚まで並べることができ、そのパワーで制圧とビートダウンを行う。
16枚ほどコスト7のバニラをデッキに投入するとそれらを2枚登場させやすいが、デッキスペースや事故率との相談となる。
コスト7の登場は1枚と割り切り、もう1枚はコスト3,4のカード登場させてディンギルに使用してもよいだろう。
- 黄金戦駒グラディアトール
リソースを2枚増やせる。
濁流機械シュトルムの条件を満たすために早めにプレイしていきたい。
候補となるカード
コスト3
- 再生の胎動
黄金戦駒グラディアトールを滅神騎王アーサーから登場させることができるようになる。
2ターン目、後攻0ターン目にプレイできるとベスト。
コスト4
- 各種バニラゼクス
先攻2ターン目にプレイできれば圧力をかけれるため採用圏内。
以降コスト5以上のバニラは基本的にプレイしない。
コスト5
コスト7
- 各種バニラゼクス
濁流機械シュトルムから登場させる最大パワーとなる。
濁流機械シュトルムの能力が不発にならないように多めに採用したい。
メインカードと色が同じである霊廟変形ブロマインや舞い踊るカトレアが主な候補。
ゼクスエクストラ
- 滅神騎王アーサー
黄金戦駒グラディアトールの登場に一役買う。
- 開眼鳥人ウェアクロウ
黄金戦駒グラディアトールがプレイできない場合に使用する。
リソースの高コストバニラをデッキに戻せる点もポイント。
- 生れ出る『恵愛』イシュタル
スタートカードを青のバニラにしておけば黄金戦駒グラディアトールからさらにリソースを増やせる。
戦術
1~2ターン目は3,4コストのバニラをプレイしていく。
相手によってはパワー5000を処理できないことも多いため、先攻ならばこの時点で点を取ることもできるだろう。
3ターン目からは黄金戦駒グラディアトールをプレイしてリソースを伸ばし、濁流機械シュトルムの条件を満たす。
滅神騎王アーサーから登場させることができればさらに点を取ることもできるだろう。
4ターン目以降は濁流機械シュトルムをプレイして盤面制圧、勝利をつかみたい。
弱点
相手が序盤のバニラを処理できるか否かによって動きやすさが大きく変わってしまう。
高コストのバニラを多く採用するために手札事故が発生しやすい。
派生デッキ
- 【バニラ迦陵頻伽】
このデッキでは採用しづらいレベル能力やリソースリンクを採用せずとも濁流機械シュトルムを登場させることができる。
極麗六鳥 迦陵頻伽とヒロイックカットインの採用で扱えるためデッキスペースを圧迫しない点もポイント。
- 【バニラ信長】
天地覇王 織田信長から濁流機械シュトルムを登場させる。
条件はやや難しいがその分派手な動きができる。
黄金戦駒グラディアトールがリソースで5色となるので、天地覇王 織田信長のサポートにもなる。