世界観-年表

Last-modified: 2025-08-21 (木) 19:52:50

基本情報

こちらの世界よりも発展した近未来な世界。2055年*1のJPN(日本)で、現代日本より技術の発展が進んでいる。

エイトリ世界での生活など

過去の人間が科学で世の中を便利にした結果、多くの人間に時間的余裕が生まれ全体的に旅行者が増えたと言われている。
AIが搭載されたペットロボ一人で店を経営していたり、リニアが実用化していたり、mahorovaと呼ばれるインターネット上の仮想空間が発達していたり、技術も大幅に発達している。とはいえストリートで生活している者が存在していたり、全員がその恩恵を得られているわけではない。あるキャラの区長ノベルから、2030年頃には既にストリートに大人も子供もいることが伺えるので、長年に渡り貧富の問題は続いていると思われる。*2

またメインストーリーで「今の時代にもしかして異性愛オンリーかな?珍しい。」というセリフや主任の性別に関わらず來人と恋人関係かと聞かれたりしていることから、同性愛に関して、異性愛とあまり変わらない感覚で扱われているようになっていると思われる。友情婚も現在より普及している。なお礼光の妹である林杏が恋人候補に立候補するのは男主人公に限るなどの男女差分から、全員がそうした性的思考になったわけではない。

この世界の特徴である「独立観光特区」は、主任が保育園(だいたい2035年前後)の頃には児童向けの映像資料が用意されているほど、古くから存在する制度。その映像で世界各国で同様の制度があることが伺えるので、2030年頃には世界中が観光に力を入れていると思われる。

HAMA18区

JPN(こちらの世界の日本)の人気観光地は『独立観光特区』として活躍していた。
HAMA(こちらでいう横浜市)もそのうちの一つで、かつては国内有数の独立観光特区だったが、今は落ちぶれている状態。
インバウンドを利用し、10年ほど前が最盛期だったが、過剰な誘客施策でキャパ以上の観光客に溢れ、一人一人へのおもてなしの質が悪くなり、観光地として落ちぶれた。

HAMAは19の地域に分けられ、0~18区と呼ばれている。
こちらの世界の横浜市と区の位置、形が似ており、イラストの背景に映る景色も元ネタが存在するものがある。(詳しくは聖地情報にて)

HAMAは2年連続観光客の集客数がノルマを達成できず、特区から外されそうになっていた。
ノルマは2000万人だが、2023年の横浜市の観光客数は3600万人*3なので、実際かなり廃れている状況と言える。

横浜市とHAMAを当てはめた場合
HAMA地区担当キャラ横浜市の区名HAMA地区担当キャラ横浜市の区名
0区大黒可不可鶴見区の大黒ふ頭10区北片來人港北区
1区叢雲添鶴見区11区畔川幾成都筑区
2区神名雪風神奈川区12区夏焼千弥青葉区
3区西園練牙西区13区木ノ内太緒緑区
4区鹿礼光中区14区百目鬼潜旭区
5区五十竹あく太保土ケ谷区15区白光糖衣,琉衣瀬谷区
6区衣川季肋南区16区蜂乃屋凪泉区
7区斜木七基港南区17区棗夜鷹戸塚区
8区輝矢宗氏磯子区18区夜半子タろ栄区
9区久楽間潮金沢区
HAMA18区.PNG

年表

ストーリーの重大なネタバレを含みます
2055年4月1日の時点で公開されている年齢であるものとして計算しています。産まれた年は、公式ページにあるキャラクター紹介で記載されているものを参考にしています。

2000年以前

  • 1982年1月5日
    木ノ内太緒が産まれる。
  • 1999年6月29日(火)
    木ノ内太緒、ゴズや生成とカラオケに行く
    (区長ノベル 木ノ内太緒 2話 畔川生成は高校一年の時にゴズと同じクラス)
  • 1999年6月30日(水)
    木ノ内太緒(17歳)がタイムマシンに乗った日。
    (区長ノベル 木ノ内太緒 4話)
  • 2000年頃
    畔川幾成のモデルとなった生成が十八歳。友人とカラオケに行ったり、通院をさぼったりしている。
    (区長ノベル 畔川幾成 2話)

    茂松八景が産まれる。
    (メインストーリー 04 夜のはじまり なぜなら55歳のリアリスト)

    木ノ内太緒の両親が入信していた宗教団体「宇宙(ソラ)の光」が解体。
    (区長ノベル 木ノ内太緒 5話)

2001年~

  • 2026年9月24日
    雁金朔次郎が産まれる。
  • 2027年12月6日
    棗夜鷹が産まれる。
  • 2029年4月27日
    北片來人が産まれる。
  • 2029年12月29日
    神名雪風が産まれる。

2030年~

  • 2030年5月20日
    笛吹也千代が産まれる。
  • 2030年9月6日
    百目鬼潜が産まれる。
  • 2031年8月10日
    西園練牙が産まれる。レンではなく、キバの誕生日。
  • 2031年10月30日
    鹿礼光が産まれる。
  • 2031年11月20日
    北片生行が産まれる。
  • 2032年8月25日
    夏焼千弥が産まれる。
  • 2033年4月4日
    叢雲添が産まれる。
  • 2033年6月12日
    白光糖衣、白光琉衣が産まれる。
  • 2034年7月3日
    大黒可不可が産まれる。
  • 2034年7月22日
    蜂乃屋凪が産まれる。
  • 2036~2037年頃
    神名雪風、主任とレンガ倉庫の特設スケートリンクにて一緒にスケートをする。
    シングルアクセルを飛ぶのは非常に難しく、現実のフィギュアスケーターの金メダリスト羽生選手も幼稚園年長の頃と語られているため、雪風より年下の子が飛べていることから小学校に入ってからと思われる。ここでは小学校低学年と想定し記載している。
    平日の午後と描写されているが、冬休みで休みだったか(ほとんど人がいない状態なので考えにくい)、雪風は学校に通っていなかったか午前の授業のみの日と思われる。その日の夜、氷の城の夢を見る。
    (区長ノベル 神名雪風 2話 その日は平日なうえ曇り空で寒く午後から雪が降ると予報があった)
    しばらく経った頃、神名雪風がシングルアクセルを飛べるようになる。
    (イベントストーリー お前と行くVoyage8話)

    北片來人が名前の由来を家族に聞く。
    (区長ノベル 北片來人 1話 小学校低学年の時、まだ幼稚園児の生行)
  • 2037年頃
    蜂乃屋凪がコインランドリーに置いて行かれる。
    (メインストーリー 04 B04 3歳くらいのときに)
  • 2038年5月13日
    五十竹あく太が産まれる。
  • 2038年11月11日
    輝矢宗氏が産まれる。
  • 2039年1月25日
    斜木七基が産まれる。
  • 2039年2月19日
    衣川季肋が産まれる。
  • 2039年3月10日
    久楽間潮が産まれる。
  • 2040年頃
    北海道の空港にて、神名雪風がMotGの存在を知る。
    ノービス大会は年齢別のクラスの名称。3~4年生はノービスB、5~6年生はノービスA。ここでは5年生になった時期と仮定している。
    (区長ノベル 神名雪風 3話 小学校高学年にあがったその頃、俺はJPNノービス大会に参加するため)

    鹿礼光、西園練牙と夢について話す。この時点で礼光が殺された回数は14回、練牙は10回。その後、ウサギと出会う。
    姉の杏氷は中学生。
    (区長ノベル 鹿礼光 1話 大抵は九歳とは思えない)
  • 2041年頃
    大黒可不可、病院の屋上庭園で小鳥を発見し埋葬。大黒凛可と死と世界の秘密、釣りについて話す。
    (区長ノベル 大黒可不可 2話 七歳の僕)

    鹿礼光、西園家のバラ園で中指を切り、白昼夢を見る。
    ウサギを飼い始めて一年弱、西園練牙と最後に会ったのは正月以来、まばゆいほどの夏の日差しとあるので、ウサギと出会ってから年をまたいだ夏。西園練牙はレンと最近友達になった。
    鹿礼光の区長ノベル3話にて、一年ほどウサギの保護活動をしている。とあるため、このあたりで保護活動を始めたと思われる。
    (区長ノベル 鹿礼光 2話)

    北片來人がエンゼル・アイで死の予言を受ける。
    (メインストーリー 03 A11 北片來人という人が十二歳のとき)

    百目鬼潜がハンガリーの音大に通い始める。
    (区長ノベル 百目鬼潜 1話 十一歳の時から通っていたハンガリーの音大)
  • 2040~2041年頃
    白光糖衣がオシシャ様を呼ぶ。詳細な時期は不明だが、糖衣が小学生であること、來人の死の予言はオシシャ様が行ったことからこの二年の間に行われている。
    (区長ノベル 白光糖衣 3話)
  • 2042年頃
    いつの間にか減っていた訪問頻度に気づいてから二年。小牙がうちに来るのは七か月ぶり。
    キバと鹿礼光の二人でボクシングの試合を見る。誕生日にサプライズするとキバが予告する。
    (区長ノベル 鹿礼光 3話)

    キバとレンが秘密の合図を作り、タワーに上り、入れ替わる。
    (区長ノベル 西園練牙 1話 十一歳のオレ)

    10月、鹿礼光と入れ替わったレンが誕生日パーティーで出会い、前世を思い出す。その数日後、山間の村の老樹へ向かう。
    (区長ノベル 鹿礼光 4,5話)

    大黒可不可、浜咲兄妹と出会う。少ししてカセット交換を始める。
    (区長ノベル 大黒可不可 3話 釣りをするようになって一年が経つ頃)

    北片兄弟がmahorova事業を開始する。
    (区長ノベル 北片來人 2話 待ちに待った鑑定を受けたのが一年ほど前)
  • 2042~45年のどこかの7月1日頃
    大黒可不可、主任が「はじめてのたび」に行く。
    記録したカセットテープに7.1と書いてあるため、その頃と思われる。主任は小学生。
    HAMAはどこもかしこも人があふれた最盛期。
    (メインストーリー 0 はじめてのたび 10年以上前、エキセントリック青年 小学生のおこづかい)
  • 2044年頃
    久楽間家、火災発生。
    (区長ノベル 久楽間潮 3話 推定5歳児、4話 遅れて入った小学校)
  • 2045年4月
    北片來人が自死を試すようになる。
    (区長ノベル 北片來人 3話 mahorovaを売却し高校入学を間近に迎えた春、明日は入学式)
    北片來人がファイトチームに入る。
    (区長ノベル 北片來人 3話 入学してしばらく経った頃)
  • 2045年夏休み
    輝矢宗氏の父が行方不明になる
    (区長ノベル 輝矢宗氏 1話 小学1年の夏休み)
  • 2046年
    北片來人が所属するファイトチームEDG3とストリート最大勢力であるMADCAPと最終抗争を起こす。
    (区長ノベル 北片來人 3話 加入してからおよそ1年半後の暴雨の日)
  • 2047年
    大黒可不可、大黒凛可と大一番の賭けをし、その後病室で泣く凛可の姿を目撃。その数日後、時期外れの誕生日祝いをもらう。
    そのプレゼントを解読する前に大黒凛可は息を引き取る。
    (区長ノベル 大黒可不可 4話 もうすぐ中学校就学、母さんは僕が解くのを待たずに静かに息を引き取った)

    百目鬼潜がフレデリクと知り合う
    (区長ノベル 百目鬼潜 1話)
  • 2048年頃
    神名雪風が主任に夢の話を伝える。
    主任の年齢が2055年の時点で23歳頃と仮定している。
    (区長ノベル 神名雪風 4話 これでも高校生になりましたから)
  • 2049年
    百目鬼潜が母からの電話でショパンコンクールの出場をあきらめる。ショパンコンクールは5年ごとに行われ、現在は2015,2020年と開催されているので、何かしらの要因で変化がなければ2050年開催のものと思われる。
    (区長ノベル 百目鬼潜 2話 来年のショパンコンクールは辞退しろというもの)
    同年、百目鬼潜は災害に遭い、両腕を失う。2049年の誕生日で19歳になるため、2049年の1~2月頃と思われる。(雪が降る時期なので冬)
    (区長ノベル 百目鬼潜 5話 僕の十八年)

    白光琉衣、HAMAから抜け出し東京をほっつき歩き、三浦両角と出会う。
    (区長ノベル 白光琉衣 1話 世のことも大して知らねぇ16歳)
  • 2050年
    蜂乃屋凪が花屋でバイトを始める。同時期にバイクの免許を取る。
    (区長ノベル 蜂乃屋凪 2話 16歳の頃花屋でバイトを始めた)
  • 2051年の夏休み
    輝矢宗氏が家出し、久楽間潮と二人で宇宙交信を試みる。 その後、輝矢宗氏の母からヘルメットを受け取る。
    輝矢宗氏の妹が腹の中にいる状態であるため、2052年頃に産まれたと思われる。
    (区長ノベル 輝矢宗氏 2話 僕とうーちゃんは12歳になっていた、父さんがいなくなって6年目)
  • 2052年
    木ノ内太緒が1999年からタイムスリップする。
    (区長ノベル 木ノ内太緒 5話 この時代に飛ばされて三年)
  • 2054年6月20日以降
    白光琉衣が三浦両角に白光家のことを話す。その数か月後、両角からオシシャ様について話を聞き、オシシャ様と契約を結ぶ。
    その際左目が変化するが、白光糖衣のノベル5話にて失踪する前に目を隠すようになってた、メインストーリー04のBで最後に会ったのは3週間くらい前と記載があるので、オシシャ様と契約をしたのは2055年になってから。
    (区長ノベル 白光琉衣 3話 俺もついに21歳になった、そん時はそれで終わったが数か月後)

現在

  • 2055年春
    メインストーリーが開始した年。
    北片來人が傷害罪で逮捕される。
    大黒可不可に大黒凛可から20歳の誕生日プレゼントをもらう。ストーリーが開始した年である2055年春の時点で大黒可不可は20歳で、2055年7月には21歳になる。ノベルに西園練牙が出てくることからHAMAツアーズが始動した2055年の春から21歳の誕生日がある7月までのどこかと思われる。時季外れどころか半年以上遅い誕生日プレゼントである
    (区長ノベル 大黒可不可 1話 二十歳の僕)
  • 2055年6月某日
    旧校舎での爆発事件が発生。主任と昼班が出会う一か月ほど前。大野くんが失踪したのは爆発の5日前。
    (メインストーリー 2 A07)
  • 2055年夏
    昼班のメンバーと出会う。初対面は浜あすなろ高校の夏休み前日。おおよそ七月後半。朔次郎の潜入は三か月ほど前から。
    (メインストーリー 02 A03)
    02のB01の時点で夏休みは半分ほどが経過。
    8月末、オープンキャンパスおよび昼班のファーストツアー開催。
    (メインストーリー 02 B01)
    夏休みが明けて始業式、百目鬼潜が教唆罪で逮捕。
    (メインストーリー 02 B28)
  • 2055年12月15日
    白光糖衣の日記で、白光琉衣の店が開店済みであることがわかる。そのため、アラタカがオープンしたメインストーリー04のB09は12月15日以前であることがわかる。
    (区長ノベル 白光糖衣 5話 12月15日 今日はエンゼル・アイがお休みだったので兄さまのお店…)

*1 動画などに登場する動物のロゴにESTD2055とあり、キャラクター紹介の画像にも生年月日が書かれていることから2055年が舞台と思われる
*2 あくまで考察の域に過ぎないが、店をペットロボのみで運営できるほど技術が進歩しているので、ロボットが仕事を奪い失業者が出ていてもおかしくはない
*3 参考資料:横浜市発表