/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ではまず、隗よりh(ry\从从从从从从从从从从从从从从/
\______ ___そ そ
∨ そ ハニャーン!! そ
そ そ
/YYYYYYYYYYYヽ /YYYYYYYYYYY\
∨
___ |l ̄l|
Ⅲlllll{l [二Y二] ∧ ∧
( ・∀・) (´∀` ) (゚ワ゚*∩
(⌒|lY/l|`) ( `┬' .) と ソ 三≡
} |l三l| { ` ┴ー' ヽ ('^)~ 三二
く_}_)_)ゝ く__|ll|_ゝ し'
作者
アブ板世界史「隗より始めよ」 ☆彡彡 ◆je8ZAn3TlE 2019/3/2
その昔、古代中国で燕王・昭王が即位した際、
隣国の斉への復讐(※)の為、人材の登用に励んだ。その際・・・
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 郭隗先生。
| 斉国に復讐する為に賢人を募りたい
| 何か良い案は無いものか?
\____ __________
∨
___ |l ̄l|
Ⅲlllll{l [二Y二] / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ・∀・) (´∀` ) < そうでございますなぁ・・・
(⌒|lY/l|`) ( `┬' .) \_______________
} |l三l| { `ー┴ '
く_}_)_)ゝ く_|ll|__ゝ
※斉の騙し討ちによって燕は一度滅ぼされている。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ではまず、隗よりh(ry\从从从从从从从从从从从从从从/
\______ ___そ そ
∨ そ ハニャーン!! そ
そ そ
/YYYYYYYYYYYヽ /YYYYYYYYYYY\
∨
___ |l ̄l|
Ⅲlllll{l [二Y二] ∧ ∧
( ・∀・) (´∀` ) (゚ワ゚*∩
(⌒|lY/l|`) ( `┬' .) と ソ 三≡
} |l三l| { ` ┴ー' ヽ ('^)~ 三二
く_}_)_)ゝ く__|ll|_ゝ し'
陛下、マズハ
シィチャンカラ 始メテハ
こいつ誰? 如何デショウ?
___ |l ̄l| 宮殿に
Ⅲlllll{l [二Y二] 住み着いた ∧ ∧
( ・∀・) (´∀`; ) 糞虫です (゚ワ゚*)
(⌒|lY/l|`) ( `┬' .) と U
} |l三l| { `ー┴ ' | ,,)~
く_}_)_)ゝ く_|ll|__ゝ U U
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| して、その心は?
\____ __________
∨ 可愛イ シイチャンヘノ
最近、臭いのは 対応次第デ
こいつのせいか・・・ モット良イ人ガ集マルデショウ
___ |l ̄l|
Ⅲlllll{l [二Y二] ∧ ∧
( ・∀・) ( ´∀`) ('(゚ワ゚*∩
(⌒|lY/l|`) ( `┬' .) ヽ ソ
} |l三l| { `ー┴ ' と,, ,,)~
く_}_)_)ゝ く_|ll|__ゝ `ヽ)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 陛下、この糞虫が言う事は
| 強ち間違ってはおりませんぞ
\______ ________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∨ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| どう言う事?
\____ __________
∨
___ |l ̄l|
Ⅲlllll{l [二Y二] ∧ ∧
( ・∀・) (´∀` ) (゚ワ゚*)
(⌒|lY/l|`) ( `┬' .) (| U
} |l三l| { `ー┴ ' | ,,)~
く_}_)_)ゝ く_|ll|__ゝ U U
その昔「名馬を集めて来い」と時の王に命を受け
「千金」を渡された男が居ました。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ,ハiヽ..
| ノ"・,,'' ヽミ
| . (¨ )/ ) ヽミ~─~⌒ヾミミミミ彡
| ノ )
| ( 、 ..)___彡( ,,.ノ
| //( ノ ノ.ノ (
| // \Yフ .. 〆 .い
| .(ノ くノ //
| くノ
\____ __________
∨
___
Ⅲlllll{l
( ・ー・) ∧ ∧
(⌒|lY/l|`」ア (゚Д゚,,)
} |l三l| { [金] ,'(S)ソ
く_}_)_)ゝ [金][金] l_/(,,_つ~
所が、その男は 態々遠方まで出かけながら
「馬の骨」に「金500」払い帰ってきたのです
/
lゞ0<l
∧_∧ ∧ ∧/(_,,)
<ヽ`∀´> (ユ゚,, )、
( つε=3 [金]と,, ノ
| | | | ~
(__7_7 し'`J
当然、王は怒り男をなじりましたが
男は言いました。
(⌒⌒)
/ / ̄ ̄l||l|l ,、/
| || ___ /
| || Ⅲlllll{l ーz_
| || ∩ #・ー・)')ミ
| || l;;L`|lY/l|`」ア
|  ̄ ̄| ̄| (__). ̄| ∧ ∧
| | |(__).| | (ユ゚,, )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ ε=3 U |)
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄l\\ [二二] | ~
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ |l_l| し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「人々はこう思うでしょう『死んだ馬の骨でさえ金500で買う王ならば
生きた馬だったら、もっと高額で買い取ってくれる』と、
やがて陛下の下には天下の名馬が集まってくるでしょう」
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ハjjハ
| /’ ’ jミ
| (¨ ) {彡
| 丁 マ((
| } 、 ``マ))
| { ミ }′ [金]
| εー3 = [金] | λ i ノ = [金][金]
| }{ }{ { [金][金][金]
| [__}[__}i_{ [金][金][金][金]
| 匚]匚] ┘
\_______ _________________
∨
∧ ∧
(゚Д゚,,)
と つ
| .|~
し'`J
やがて、王の下には千里一駆の名馬が
三頭も集まったそうです
|| || || ||
|| ::::; ┌┬┬┐ || ::::: ┌┬┬┐ || ;;;; ┌┬┬┐ .||
|| /ヾ∧ └┴┴┘ || ./ヾ∧ ‐┴┘ || └ ヾ∧ ' ||
||彡| ・ \ ;;;;;; || ::::: .彡| ・ \ || # / ・ |ミ .||
||彡| 丶( ¨) :::::::::::::::::::::::::::::::||::::::::::::::::::::::::彡| 丶( ¨) :::::::||:::::::::::::::::::::::::::::(¨ )'... |ミ ::::::::: ||
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||┌─┐┌─┐┌─┐┌─┐||┌─┐┌─┐┌─┐┌─┐||┌─┐┌─┐┌─┐┌─┐||
||└─┘└─┘└─┘└─┘||└─┘└─┘└─┘└─┘||└─┘└─┘└─┘└─┘||
||┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴||┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴||┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴┴||
___
Ⅲlllll{l ∧ ∧
( ,,・ー) (Д^,, )
(⌒|lY/l|`) (| U
} |l三l| { | .|~
く_}_)_)ゝ し'`J
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 故に陛下が賢人を招きたいならば
| こやつの言う通り、
| この糞虫から始めてはどうでしょう?
| 彼女への対応次第で陛下の下に
| 天下の賢人が集まるでしょう
\______ ________
∨
___ |l ̄l|
Ⅲlllll{l [二Y二] ∧ ∧
( ・∀・) (´∀` ) (゚ー゚*)
(⌒|lY/l|`) ( `┬' .) (| U
} |l三l| { `ー┴ ' | ,,)~
く_}_)_)ゝ く_|ll|__ゝ U U
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 成程、この糞虫への対応次第で
| 天下の賢人が余の下に集うかどうか
| 決まるというわけだな
\______ ________
∨
|l ̄l| ___ ソウデス
[二Y二] Ⅲlllll{l ∧ ∧ アイドルデアル シィチャンヲ優遇スレバ
( ´∀`) ( ・∀・) (゚ワ゚*∩ シィチャンノ ファンガ 屁以下ノ下ニ
( `┬' .) (⌒|lY/l|`) (つ ソ 集マッテ クルデショウ
`ー┴ ' (( } |l三l| { | ,,)~
く_|ll|__ゝ く_}'(__) U U
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| では早速
\______ ________
∨
|l ̄l| ___ サッソク シィチャンニ宮殿ト
[二Y二] Ⅲlllll{l ∧ ∧ 甘クテ オイシイ 高級ナモノト
( ´∀`) ( ,,・∀) ('(゚ワ゚*) ギコ君ヲ 召使ニy(ry
( `┬' .) (⌒`」ヽ`) ヽ とソ
`ー┴ ' (( } |l三l|{ | ,,)~
く_|ll|__ゝ く_/'(__) U U
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 死ね
\______ ________
∨
∧ ∧ kシナサ…
|l ̄l| ___ ズバッ (ヽ (゚ワ゚*)
[二Y二] Ⅲlllll{l '; ”;・
( ´∀`) ( ,,・∀)” ミ .,,・,, ”
( `┬' .) .──┼とL⌒|lY/l|`) 彡 とソ
`ー┴ ' ’.`・ミ } ・ |l三ー ・ ” | ,,)~
く_|ll|__ゝ く_}'(__) U U
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 郭隗先生これが余の答えだ
\______ ________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∨
| よい判断でございます。
\______ ________
∨
∧ ∧
(゙q;;。lil)
|l ̄l| ;|; ___ ・‘’`;、 。・;”‘ ・
[二Y二] | l}lllllⅢ ” `Y'"
( ´∀`) ┼ (・∀・ ) il
( `┬' .) とL`|lY/l|⌒) ,,;li,、
`ー┴ ' } |l三l| { ,・ノ U
く_|ll|__ゝ <(_(_}_ゝ と,,*,,('^)~ と@;,,
” ・ ”。
「糞虫には毅然とした態度をとる」
この姿勢に感銘した賢人達はこぞって昭王の下に集い
敵国斉を壊滅寸前にまで追いやったという・・・
/ / ̄ ̄ ̄ヽ
| || ___ /l
| || Ⅲlllll{l /_l∧ ∧ \ \ │ / /
| || ( ・∀・) ll,,゚Д゚)
| || (つ|lY/l|`) (つ Yノ)] ∧_∧ ∧_∧ ∧_
|  ̄ ̄| ̄| (__). ̄| ~||」ЦLl ∩_∩ユ` ∧_∧ /■\
| | |(__).| |. .||ノ'`J (._ . )l| (マ` ,, ) (._ . )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ .(⌒|l|⌒`) (⌒ ヽ(⌒|l|⌒`)
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄l\\ l_|_|_ { L_/ } l_|_|_ {
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ <___ゝ <___ゝ<___ゝ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
糸冬
アブ板世界史「毒殺を恐れない」 ☆彡彡 ◆je8ZAn3TlE 2019/4/6
アルゲアス朝マケドニア王国パシレウス(王)
アレクサンドロス3世は、ペルシア帝国への遠征途中に熱にうなされていた。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 慣れない土地での行軍です。
| 疲れが、お出になったのでしょう。
\______ ________
∨ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| うむ・・・ 帥の言う通りだフィリッポス
| エジプトまでほぼぶっ通しだったからな
\___ ___________
∨
∧ ∧
(,,` -゚)
(| .|) ∧ ∧「゛、、
,,______|__.|_,,,, (゚Д゚lil)| ゛、、
「|\ Oと イ⌒ヽ, ゛、、.
|.| \ / \ヽ}ヽ、__,'\ 「|
|」\ \ \, __ _,,,\|.|
\ 「|ー --- ''''-- ''' l,, |.|
\|.| |__,,,,|.|
|」~~ー~ー-―~~''-' |」
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 余が治るまで兵や将軍たちに
| 休息をとらせよ。
\___ ___________
∨
∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(- ゚,, ) < プトレマイオス達にそう伝えます。
U |) \_______________
| ~
(/~ヽ)
∧ ∧「゛、、
,,___________,,,, (Д゚lil )| ゛、、
「|\ Oと イ⌒ヽ, ゛、、.
|.| \ / \ヽ}ヽ、__,'\ 「|
|」\ \ \, __ _,,,\|.|
\ 「|ー --- ''''-- ''' l,, |.|
\|.| |__,,,,|.|
|」~~ー~ー-―~~''-' |」
ヾヽ ||
─ '´ ̄` ー ': | |.|
. イ ヘ |∧ | |
. | | | | |-゚) | .| お疲れッス
| .|. | | と) ∨ , -、 ∧ ∧
. |. | | | | || {l l||l| (,,` -゚)
| .| | | ハ ('^)|l ][ ト「 ̄| U |
. | | | Y .|| {_::::::}J .| ~| .|
彡 ヾミ辷彡 || ヒノU ヽ/ (/~ヽ)
(⌒⌒)
l||l|l フィリッポスメ 片目ノ 奇形ノ癖ニ
∧ ∧ 陛下ト 馴レ馴レシクスルナンテ
∩#゚皿゚) 生意気ダワ!!
ヽ、 ,,つ
~(,, |
U U
(⌒⌒)
l||l|l アノ 奇形ノ クソ馬鹿ヲ
∧ ∧ 追イ落トス イイ方法ハ
(#゚ぺ) ナイカシラ?
ト、∞)
~(,, |
U U
ペカーン
\ /
─ (m) ─
/ .Θ. \
∧ ∧
(*゚ワ゚)
ト、∞)
~(,, |
U U
直後、陣中で変な噂が流れる・・・
|| ||
|.| |.|
| | | |
| .| | .|
∨ , -、 , -、 ∨ , -、
|| {l l||l| {l||l l| || {l||l l|
('^)|l ][ ト「 ̄| (| ][ 「 ̄| と| ][ 「 ̄|
|| {_::::::}J .| {::::: | .| || {::::: | .|
|| ヒノU ヽ/ U Uヽ/ || U Uヽ/
侍医のフィリッポスが敵国ペルシア帝国のダレイオス3世に買収され
王の毒殺を図っていると言う噂である。
∧ ∧
(,,` -゚)
(| .|)
~| .|
し'`J
密告の手紙は病臥に伏していた王の下にも届けられた。
__∧ ∧「゛、、
,,________O、 ヽД゚lil)| ゛、、
「|\ |_と イ⌒ヽ, ゛、、.
|.| \ / \ヽ}ヽ、__,'\ 「|
|」\ \ \, __ _,,,\|.|
\ 「|ー --- ''''-- ''' l,, |.|
\|.| |__,,,,|.|
|」~~ー~ー-―~~''-' |」
すると王は、往診に来たフィリッポスに手紙を見せ・・・
\从/
∧ ∧
(;` o゚)
(ち旦O ∧ ∧ 「゛、、
,,______|__.|_「('(Д゚lil )| ゛、、
「|\ Lゞと イ⌒ヽ, ゛、、.
|.| \ / \ヽ}ヽ、__,'\ 「|
|」\ \ \, __ _,,,\|.|
\ 「|ー --- ''''-- ''' l,, |.|
\|.| |__,,,,|.|
|」~~ー~ー-―~~''-' |」
持ってきた薬を全て飲みほしたという。
∧ ∧
(;` 0゚) 从 ’
トつ ,,つ ∧ ∧「゛、、
,,______|__.|__()二)Д゚lil)| ゛、、
「|\ ヽ、 とイ⌒ヽ, ゛、、.
|.| \ / \ヽ}ヽ、__,'\ 「|
|」\ \ \, __ _,,,\|.|
\ 「|ー --- ''''-- ''' l,, |.|
\|.| |__,,,,|.|
|」~~ー~ー-―~~''-' |」
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 余は毒殺を恐れない。
| 何故なら、貴様に裏切られるような事は
| 一切していないからだ。
\___ ___________
∨
∧ ∧
(,,` -゚)
U .|) ∧ ∧「゛、、
,,______|__.|_,,,, (゚Д゚lil)| ゛、、
「|\ Oと イ⌒ヽ, ゛、、.
|.| \ / \ヽ}ヽ、__,'\ 「|
|」\ \ \, __ _,,,\|.|
\ 「|ー --- ''''-- ''' l,, |.|
\|.| |__,,,,|.|
|」~~ー~ー-―~~''-' |」
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 後も、医者としての私の指示に
| 従うようにしてください。
| そうすれば、必ず助かります。
\______ ________
∨
∧ ∧
(,,` o゚)
U .|) ∧ ∧「゛、、
,,______|__.|_,,,, (゚Д゚lil)| ゛、、
「|\ Oと イ⌒ヽ, ゛、、.
|.| \ / \ヽ}ヽ、__,'\ 「|
|」\ \ \, __ _,,,\|.|
\ 「|ー --- ''''-- ''' l,, |.|
\|.| |__,,,,|.|
|」~~ー~ー-―~~''-' |」
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ・・・って 言うかさ
\___ ___________
∨
∧ ∧
(,,` -゚)
U .|) ∧ ∧「゛、、
,,______|__.|_,,,, (゚Д゚lil)| ゛、、
「|\ Oと イ⌒ヽ, ゛、、.
|.| \ / \ヽ}ヽ、__,'\ 「|
|」\ \ \, __ _,,,\|.|
\ 「|ー --- ''''-- ''' l,, |.|
\|.| |__,,,,|.|
|」~~ー~ー-―~~''-' |」
, = v‐- 、
,イ ! |
/ { ___ | _j
/ 、j, ´⌒l  ̄l`‐-、
r───'─ -| _,| __ l-‐'‐ヽー--------┐
| 、l⌒l j⌒| l ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ヽーヘ、_ノ | (゚Д゚lil) < こんな、半角長文書くのは糞虫しかおらんわ
l. | \_______________
|. シンアイナル コクオウヘイカヘ |
|. ジイノ フィリッポスガ ドクサツヲハカッテマス |
|. キット ウラギリモノデス ダレイオスニ | ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
|. バイシュウサレタニ チガイアリマセン | (,,` -゚) < して、手紙を持ってきた糞虫は?
|. ソンザイソノモノガ ハジデス | \_______________
|. キケイデス キモチワルイデス |
|. シィチャンハ カワイイデス |
|. マターリデ イヤサレマス |
|. デスカラ ダッコシテクダサイ |
|. ダッコ ダッコ ダッコ ダッコ ダッコ ダッコ |
|. |
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ナイル川に捨ててくるよう命じた
\___ ___________
∨
∧ ∧
(,,` -゚)
U .|) ∧ ∧「゛、、
,,______|__.|_,,,, (゚Д゚lil)| ゛、、
「|\ Oと イ⌒ヽ, ゛、、.
|.| \ / \ヽ}ヽ、__,'\ 「|
|」\ \ \, __ _,,,\|.|
\ 「|ー --- ''''-- ''' l,, |.|
\|.| |__,,,,|.|
|」~~ー~ー-―~~''-' |」
今頃、鰐の餌だ
〈\------/〉ヘヘヘ、
〈\------/〉ヘヘヘ、/① \ / ① ,. 、__,.--、
_/① \ / ①\_ X xヽ、´ / ヽ `/ / ① `iへへへへへへへヘヘヘ 、 、 、、_
//^ ` ´ / ヽ ` ´ ^\\+_+_+\ _,.-'"_,.-'" ー-一 ヾ X X X X X X X X X X X X Xヽヽ 、 、 、、_
vwl,.、_ ヽ / .三 \ ,' _,.、lwv ,. 、__,.--、 i! __,、 _,、 シ 、 x 、x x x x x x x /ix, x x x x x x x x x xヽヽ 、 、 、、_
, '\ `v〈_ヽ /_〉v' /ヽ / / ① `iへへへへへへへヘヘヘ 、 、 、、_/し' し从/し'+ +_+_+_+_+,.+=-一 '´
vwv ̄ ∨  ̄∧ ∧ ̄ _,.-'"_,.-'" ー-一 ヾ X X X X X X X X X X X X Xヽヽ 、 、 、、_
从と(lilT0゚)/i {.! i! _ /i,、 _,、 /i 、 x /i x x x x x x/ /ix x x x x x x x x xヽヽ 、 、 、、_
し' `J从/し' し`¨¨¨´し' `J从/し' し/し' し从/し+ + 从し' し+ + + + + + +_+_+_+_+,.+=-一 '´
” :゚.;;;・’
後日、王は高熱に魘されるが・・・
∫∬
∧ ∧
||―‐{ (lil゙Д゚)-||
|,ノ´ ̄´⌒⌒⌒`ヽ、
ノ ヽ、
ヾ ノ ヽ,
ゝ. 「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄「|
ヽ,,ノ|」――――――|」
やがて回復し、ペルシア帝国を征服した。
V ∧ l\ /l
V ∧ | \ / |
V ∧ / ´ ̄` ヽ /
V >---、 .l 〇 〇 | /
.>";;;;;;;;;;;;、 ̄;;;";∧V---、______、 " 厂」 " / ___ ∥ /
{;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;;;;;;} } ヽ}、 ヽ;ヽ>--ァ=z< V'"ヽ .∥ /
.ヽ;;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;;;;| |ヽ ヽ ヽ ヽ // /:::\ V \ ∥ /
\;;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;| | > jヽ ヽ \// /::::::::::::::::}V ヽ∥ / ヽ
ヽ;;;;;;;;;;;;;;ヽ;;;;;ノ / / / \ \"´:::::::::::::::'" i i V /ヽ ミ、 ミ、ミi 、ミミミミヽ
\;;;;;;;;;;Yヽ<| / / | ヽ、 > 、--'" Y | |. \ ミミミミミミミ\ \ミミミミヽ
ヽ;;;;-;;ヽ \/ /ヽ .、|____|___ヽ、`ヽ、 }} | | \ ミミミミミミミミ>'"i //: :\、
/;;;;;;;;;;;;;;ヽ {/| .| | | |ヽ 、二、ヽ、.| | \ ミミミミミミミミ'": : .',: :', / ∧_: : : , ´\
.{;;;;;;;;;;;;;;;/;| |-|`-、.|____|____|___| | >-|ヽ、| | ミミミミミミミミ''"~: : : : : .ヽV /: : : :ヽヽO /\
ヽ-、__/.∧ | | | | | .| | | |--ヽ、_ ミミミミミミミミミ"~: : : : : : : : : ヽ j、: : : : : \'""\. \
V ∧ Y | | | | .| |'"{;;;;;;;;;;;;;;;;;> 、 ミミミミミミミミ"~: : : : : : : : : : : : :/∧ヽ: : : : : :ヽ: : : \: :\
V ∧| T |--.|--|--.|-'"|""| ヽ、_/ ミミミミミミミミミミ": : : : : : : : : : : : : /.| | \ヽ: : : : : : : : : : : : : .\
V ∧ | | | | | |_ノヽ \\ミミミミミミミミミミ": : : : : : : : : : : : : : :/: :.| |: : : :\ヽ: : : : : : :ヽ ア \
V ∧+-+--"、__ヽ_>-'" ./ >'" \ \ミミミミミミミ: : : : : : : : : : : : : : : : /: : ∧.V: : : :/\\: : : : : : 、 ヽ_ノ ハ
V ∧-----------'"//´ \ \ミミミミ'": : : : : : : : : : : : : : : : /: : : :∧V: : : i: : : :\\: : : ___ 、: : : : :}
r-'" V ∧------- 、 | | /ミミ \ \'": : : : : : : : : : : : : : : : : : /: : : : : /ヽ-、___: : : : : /、/\"/\ 、_: : .ノ
| // V ∧____________ヽ ヽヽ {ミミミミ/ヽ \: : : : : : : : : : : : : : : : :/ : : : : / `" //-、 \ !\ \/'"´
.{ | | / V ∧ >ヽ / ='": : :\: \: : : : : : : : : : : : : : /: : : : :/ヽ、 ノ/ { ヽ ヽヽ、/
| |.y V ∧ / | | / /: : : : : : : : \ \: : : : : : : : : : : /: : : : :/ヽ、 ヽ、 // ノ `゙-'"
, -------"| / V ∧ { { / /: : : : : : : : : : : : \ `゙・+、: : : : : :/: : : : :/ 。+・'‘´。+'´・'‘´
, - ": : : : : : : : : : : :/ .V ∧ ヽヽ | .|\: : : : : : : : : : : : : `゙・+、`゙・+、_/_______/。+' ´ +・'‘´
, - ": : : : : : : : : : : :/"´/ V ∧ \>| .|:\\: : : : : : : :ヽ: : : : : : :`゙・+、___ +・'‘´
>": : : : : : : : : : :/: : : \ '" .V ∧ | ヽ| |: : : >、 \: : : : : : \: : : : : : : /: : : : /
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糸冬
アブ板世界史「オロバズスの失態」 ☆彡彡 ◆je8ZAn3TlE 2019/4/27
アルサケス朝パルティア王国最盛期のバシレウス・バシレオン(諸王の王=大王)
ミトラダテス2世はセレウコス朝シリア帝国へ侵攻していた。
その際・・・
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 我が国と争っているシリアの背後にいる
| カッパドキア王国とポントス王国とは
| どのような国か?
\____ __________
∨
/ / ̄ ̄ ̄ヽ
| || ___ /l
| || {_彡ミ} /_l∧_∧
| || ( ・∀・) ll ´Д`)
| || (つ|l:l|`]つ (つ^`Y'^)]
|  ̄ ̄| ̄| (__). ̄| ||[]ノЦヽ] ∧ ∧
| | |(__).| |. .||__)_) (ユ゚,, )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ U |)
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄l\\ | ~
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(ソ彡ミソ) シリア皇帝
( ´ー`) ← アンティオコス4世
||
∧_∧
( ‘∀‘)
||
∧_∧ {XXXXX}
( ´皿`) → 対立 ← (・∀・ )
ポントス王 カッパドキア王
ミトリダテス6世 アリオバルザネス
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ポントス王国のミトリダテスの母は
∧ ∧ | シリア皇帝アンティオコスの娘で、
(゚Д゚,,) < 両国は友好関係を結んでおります。
と,, つ | カッパドキア王アリオバルザネスは
| .|~ .| そのミトリダテスと激しく争っております。
し'`J \_______________
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| ふむ・・・ と言う事は
| シリアと好のあるポントス王国と争う
| カッパドキア王国と組むのが得策か?
\____ __________ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∨ | ですが、カッパドキアは
/ / ̄ ̄ ̄ヽ | 西の大国ローマ共和国の属国で
| || ___ /l | 現王を擁立したのもローマです。
| || {_彡ミ} /_l∧_∧ | カッパドキアよりローマと組むのが得策かと・・・
| || ( ・∀・) ll ´Д`) \____ __________
| || (つ|l;と`] (つ^`Y'^)] ∨
|  ̄ ̄| ̄| (__). ̄| ||[]ノЦヽ] ∧ ∧
| | |(__).| |. .||__)_) (ユ゚,, )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ と,, つ
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄l\\ | ~
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| そうだな
| ローマから見ても属国と争うシリアは敵。
| そこと争う我々と組のは利があるだろう。
\____ __________ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∨ | 現在、カッパドキアには
/ / ̄ ̄ ̄ヽ | ローマ本国からスッラなる総督が
| || ___ /l | 派遣されているとの事です。
| || {_彡ミ} /_l∧_∧ | 彼と話を付けてはどうでしょう?
| || ( ・∀・) ll ´Д`) \____ __________
| || (つ|l:l|`]つ (つ^`Y'^)] ∨
|  ̄ ̄| ̄| (__). ̄| ||[]ノЦヽ] ∧ ∧
| | |(__).| |. .||__)_) (ユ゚,, )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ U つ
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄l\\ | ~
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
そこで、ミトラダテス2世はオロバズスを
同盟の使者として指名
(これがローマとパルティアの1stコンタクトである)
/ / ̄ ̄ ̄ヽ
| || ___ /l
| || {_彡ミ} /_l∧_∧
| || ( ・∀・) ll ´Д`)
| || (つ|l:l|`]ア (つ^`Y'^)]
|  ̄ ̄| ̄| (__). ̄| ||[]ノЦヽ]
| | |(__).| |. .||__)_) ∧ ∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ (^Д^,,)
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄l\\ (S),,_ソ
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ し'`(,,_つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
オロバズスは奴隷の糞虫と共に
カッパドキアへと旅立った。
/
ゞ∞
∧ ∧ ∧ ∧/(,,_)
('(^Д^,,) (^0^*)
ヽ、 ,,つ Oとソ、
と,,_ 〈~ /.| ,,('^)~
`ヽ) し'
カッパドキア王都マザカのローマ軍拠点
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| なに、東の大国パルティアからの
| 使者だと?
\______ ________
∨
|^` >
,ヘ ,ヘ , ┴< / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(,,`Д゚) L┳ 」 < 閣下へのお目通りを求めております
(」^Y'^L) (」^Y'^L) | 如何なさいましょう?
[]Ц[]~ []Ц[]~ \_______________
し'`J し'`J
ローマ共和国カッパドキア総督
ルキウス・コルネリウス・スッラ・フェリクス
(後の独裁官スッラ)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| よし、会おう。
| パルティアと言えば
| 嘗てのペルシア帝国の領土の
| 大部分を制覇した大国と聞いている。
| 失礼の無い様にな
\______ ________
∨
|^` >
,ヘ ,ヘ , ┴< / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(`Д゚,,) /)L┳ 」 < ハハッ!! 直ちに
(」^Y'^L) ヽ」^Y'^L) \_______________
[]Ц[]~ []Ц[]~
し'`J し'`J
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 使者殿お待たせした。
| ローマのカッパドキア総督
| スッラである
\______ ________
∨
< '^| |^` >
>┴ 、 , ┴<
L ┳」 ,ヘ ,ヘ L┳ 」
(」^`Y^L) (`Д゚,,) || (」^Y'^L)
~[]Ц[] (」^Y'^L)|| []Ц[]~
/ ̄ ̄ ̄∧ ∧ ̄ ̄\ U
/ (*|| ̄ ̄| \
 ̄|| ̄ ̄U|| | ̄|| ̄
{}. (||´__| {}
[] }{ }{ }{ []
この時、交渉の席に居たのは
オロバズスの奴隷の糞虫であった
∧ ∧ ハニャーン
(゚ワ゚*)||
(| U||
/ ̄ ̄,ヘ ,ヘ ̄ ̄ ̄\
/ | ̄ ̄||`) \
 ̄||.| ||つ  ̄ ̄|| ̄
{}.|__`|| {}
[] }{ }{ }{ []
今日は体調が悪いから
明日にしてくれる様頼んでくれ
ハニャーン
∧ ∧ ∧ ∧
(*゚ワ゚) (^Д^li∩
( U | と ソ 旦 目
( ~(,, | | .|~ =====
( U U し'`J }{
(
`-'`-'-'`-'`-'`-'〇`-'`-'`-'`-'
∧ ∧ 。゚
(゚ワ゚*)
延期シナイデ
シィチャンガ 交渉スレバ
∧ ∧ 皆 仲良ク ハニャニャンニャン ダネ♪
(*゚ワ゚)')
( と ソ
( ~(,, ,つ
( し'´
(
`-'`-'-'`-'`-'`-'〇`-'`-'`-'`-'
∧ ∧ 。゚
(^ー^*)
翌日・・・
ゴ主人様 可愛イ
シィチャンガ 話ヲ マトメテ
来タヨ
∧ ∧ ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
∩*゚ワ゚)') (^Д^,,∩ < なんやて、ホンマか?
≡三 〉 ソ と,, ソ \_______________
二三~('^) ノ | .|~
し' し'`J
ミンナ 可愛イ
シィチャンニ メロメロYO!!
∧ ∧ ∧ ∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
(*゚ワ゚)^) (Д^,, ) < ほぉ、お前見かけによらず天才だな。
トつ ソ (| .ト) \_______________
~(,, ,,つ .| .|~
し'´ し'`J
こうして、オロバズスは意気揚々とパルティアへ帰還した
\
ゞ∞ ∧ ∧ ∧ ∧
(,,_)\*^0^) (,,^Д^)^)
トっOソ と ソ
~('^) \ ゝ、,,つ
し' (/
パルティア王都クテシフォン=セレウキア
/ / ̄ ̄ ̄ヽ プルプル…
| || ___ /l
| || ::{_彡ミ}:: /_l∧_∧
| || ::( #・/ ̄`/:: ll ´Д`)
| || ::(`」つ_O:: (つ^`Y'^)]
|  ̄ ̄| ̄| (__). ̄| ||[]ノЦヽ]
| | |(__).| |. .||__)_) ∧ ∧ ∧ ∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ (^Д^,,) (^0^*)
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄l\\ (S),,_ソ (S),,_ソ
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ し'`(,,_つ (,,(,,_つ~
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| オロバズスよ。
| 余は、貴様になんと命じたかな?
\______ ________
∨
/ / ̄ ̄ ̄ヽ クシャ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| || スッ ___ /l | ハッ、シリアを攻めるために
| || {_彡ミ} /_l∧_∧ .| ローマと同盟を組めと・・・
| || ( #-∀-) ll ´Д`) \____ __________
| || 彡 (`」つ@と) (つ^`Y'^)] ∨
|  ̄ ̄| ̄|<_[回]_ゞ |. ..||[]ノЦヽ]
| | |(__)_) | .||__)_) ∧ ∧ ∧ ∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ (^Д^,,) (゚ー゚*,)
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄l\\ (S),,_ソ (S),,_ソ
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ し'`(,,_つ (,,(,,_つ~
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 何で、こっちがローマの属国に
| なってんだYO!!
\______ ________
∨
/ / ̄ ̄ ̄`(⌒⌒)
| || _l||l|l_ /l
| || {_彡ミ} /_l∧_∧
| || と( #゚ ∀゚) ll ;´Д`)
| || ゞ |l:l|と)彡 三 ーY'^)] あべし
|  ̄ ̄| <_[回]_ゞ |. ..||  ̄ 三─_ \从/ \从/
| |(__/(__).| .||__)_) - 三 ─_\从/ ∧ ∧ ∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ ー そ@ζ) 3^)・。”(゚0 ゚;)
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄l\\ /YY(S),,_ソ (S),,_ソ
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ し'`(,,_つ (,,(,,_つ~
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| そ・・・ そんな馬鹿な?
\______ ________
/ / ̄ ̄ ̄ヽ ∨
| || ___ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| || {_彡ミ} | テメェはパルティア語、読めねぇのか?
| || ( #゚ ∀゚) < 見てみろYO!! ヴォケが!!
| || ( `|l:l|`」ア \_______________
|  ̄ ̄| ̄|<_[回]_ゞ |. ..||[]ノЦヽ]
| | |(__)_) | .||__)_) _∧ ∧ ∧ ∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ O、 \^;) (゚- ゚;)
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄l\\ L_とソ (S),,_ソ
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ し'`(,,_つ (,,(,,_つ~
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
r'"⌒'i i'"⌒':,
| |ー‐v一-r‐‐-、,,_ _,,, -‐一'''"´| i
| |  ̄""'' ー--一 ''´ ̄`~ | |
| .::| |: |
| :| パルティアはローマにダッコのお礼として |' |
| .:| 毎年、貢物を献上する | ; |
| | | |
| :| パルティアはダッコのお礼に |: |
| , | ローマに兵糧を提供する |: |
| | | |
| | パルティアは友好の証として王子を | |
| :| ローマに留学させ王位継承まで学ばせる | |
| | |: |
| | 以下、生じた問題はダッコで解決する | |
if"⌒) !'⌒゙iノ
゙ゝ-‐‐-===、_,,,__ _,.-~'^ー一'′
 ̄""'' ー---―一 ''゙~´ ̄`~
↑とパルティア語(アラム文字)で書いてある
/ / ̄ ̄ ̄ヽ
| || ___ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| || {_彡ミ} | 何だ、ダッコって!?
| || ( #゚ ∀゚) < バカなの? ふざけてんの?
| || ( `|l:l|`」ア \_______________
|  ̄ ̄| ̄|<_[回]_ゞ |. ..||[]ノЦヽ]
| | |(__)_) | .||__)_) _∧ ∧ ∧ ∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ O、 \^;) (゚- ゚#)
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄l\\ L_とソ (S),,_ソ
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ し'`(,,_つ (,,(,,_つ~
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ / ̄ ̄ ̄ヽ
| || ___ /l
| || {_彡ミ} /_l∧_∧
| || ( #゚ Д゚) ll ;´Д`) (⌒⌒) ハニャーン ダッコハ
| || ( `|l:l|`) (つ^`Y'^)] l||l|l マターリノ 象徴ナンダヨ
|  ̄ ̄| ̄|<_[回]_ゞ |. ..||[]ノЦヽ] \从/ ∧ ∧ 何デモ 解決デキルノヨ!!
| | |(__)_) | .||__)_) ∧ ∧ (>0<#∩
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ 、ー、;^Д^) と,, ソ
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄l\\ O_と,,_ソ | ,,)~
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ し'`(,,_つ し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 犯人は・・・
\______ ________
∨
/ / ̄ ̄ ̄ヽ
| || ___ バッ \从/
| || {_彡ミ} ∧_∧ 陛下!?
| || ━(^( #・∀)━<>(´Д`; ) (⌒⌒)
| || ゞ⌒`」つ ミ と(^`Y'^と) l||l|l 馬鹿ニスンジャ
|  ̄ ̄| <_[回]_ゞ | [ノЦヽ[]> \从/ ∧ ∧ ナ(ry
| |(__/(__)| (_(__) ∧ ∧ (^(>0<#∩
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ 、ー、^Д^;) ヽ,, ソ
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄l\\ O_と,,_ソ ('^) ,,)~
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ し'`(,,_つ `J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
\从从从从从从从从从从从从从从/
そ そ
そ お前か!! そ
そ そ
/YYYYYYYYヽ /YYYYYYYYYYYYY\
∨
/ / ̄ ̄ ̄`(⌒⌒)
| || _l||l|l_ \从/
| || {_彡ミ} ∧_∧
| || と( #゚ ∀゚)、 ( ;´Д`) イワYO!!
| || ゞ |l:とソ彡 三 ー ^と) ドスッ!!
|  ̄ ̄| <_[回]_ゞ | [ノЦヽ ̄ 二 ー - _ ‘从・’∧从。・,”
| |(__/(__)| (_(__)  ̄ ー  ̄ - 三━━ζ゚lil∩━<>・。
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ 、ー、^Д^lil) 'YY・;ソ'YY”・ ;
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄l\\ O_と,,_ソ ('^) ,,)~ 。 ” ・
\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ し'`(,,_つ (_/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
後に、オロバズスは「パルティアの誇りと威信を傷つけた」として処刑され
ローマとパルティアの長年に渡る争いの歴史の始まりであった・・・
糸冬
アブ板世界史「厳しいけれど、これが人生」 ☆彡彡 ◆je8ZAn3TlE 2021/5/8
中央アフリカ共和国 参謀総長(中佐)ジャン=ベデル・モラサは
経済政策に失敗した初代大統領ゴヴィド・ダッコをクーデターで追放し
自ら大統領となった・・・。
<=({O})>_
/'),,・∀・)
ヾ ‰<V>})X
| | |' _<({O})=> _<({O})=>
(__)_) i^)Д`,, ) i^)ー´,, )
| ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄___`(V>,_、) ___`(V>,_、)
| | / ̄ ̄_<({O})// ̄|「 / ̄ ̄_<({O})// ̄|「
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|囗囗{{三三三三}}囗囗|lr'ヽ ---l- |囗囗{{三三三三}}囗囗|lr'ヽ ---l---|r'ヽロ[|
| ̄ ̄ ̄[ ̄_] ̄ ̄ ̄ ̄〕|::l゙l| __| | ̄ ̄ ̄[ ̄_] ̄ ̄ ̄ ̄〕|::l゙l| __|_/l|::l゙l|_〔]
 ̄ヾミヽソ  ̄ ̄ ヾミヽソヾミヽソ  ̄ ̄  ̄ヾミヽソ  ̄ ̄ ヾミヽソヾミヽソ  ̄ ̄ ヾミヽソ´
 ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄  ̄
当時の中央アフリカは
ダッコの失政や経済政策の失敗から景気が悪化。
各地でダッコ支持者と思われるしぃ族の略奪暴行が相次ぎ
治安が著しく低下していた。
| . :| _________________ | | | └‐'' `‐┘ └
______ .| . :| / ; : ; \. , | | └────────
| | . :| ∠____;____;_____:_____\, ;.| | _________
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______| | . :| | |TT========|| ̄| .:::::::::::::::::| | | |
| | . :| | | ⊆三三) ∧_∧| ̄ ̄|::::::::::::::::::| | | | ・ ”
______| | . :| | _ ,-、| ̄ ̄ 三 ( #´Д`)^)ヘッ| .:::::::::::::::| | | | //
| | . :| <(⌒)-、' )> ≡ と,, `ソ  ̄| ::┌─| | | | <ヽ///
______| | . :|「"|∠`ニ三三;「100」二二二二二二二二二二 ∧ ∧.,::| | ∧ ∧ _”从>O∧ ∧
| | . :|| | 「FURIT .| | | . __(゚O゚*)::::| | (*^ヮ^) |\○そ (ヽ(゚*,, )、
______|__|/||__| |Σ1000ゝ| |▼...250!!| :|ロ ノ,,つ●0| ヽ/,,つ●0 | ̄ ̄ ヾ、 ソ
||∧ ∧_____________..~(,('^) ノ _| と(,, Y \|___ 〉 ,,`~
((( ))) (^(゚0 ゚#) し' ヾ_) (_ノ"`J
(´Д`lil) ヾ ,,つ 三 ∧ ∧ ∧ ∧
l l | と と,, ) ,_ },,('^),)~、 ≡、_ ,O(*゚ー゚) ≡, ーO(*゚ワ゚)
── 、 Y ノJ .| \ヽ★★ 丶◇◇ \ ,/ /^図とソ_ (__(ヽゝ,ソ
////∧\ (_,ノ | \ 、――、..、──\ { (| \ 鹵鹵 \罟罟 ヽ`ー'y
<<田>\. \. \ヽ○○ 丶△△ \ `- | \ 鹵鹵 \罟罟 ヽ_)
そこでモラサは・・・
│ |.ノ{ |_=ッ .| |...ノ{ |_=ッ| | | | ||XXX||XX|| .||XX||XXX||┐ | | .|┌i|_ェ| | |┌i|_ェ| i|
│ |フiゞ''マ|. .| | フiゞ''Ⅵ. | | | | ||XXX||XX|| .||XX||XXX||│ | | .|....iゞヾイ| | |....iゞヾイ| i|
│ |_{ミ乂ノi|. .| | {ミ乂ノi| | | | | ||XXX|| <=({O})=>.|XX/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
│ >≦戈| | | |三三| | | | | ||XXX|O( ・∀・ ) < 余は、治安対策の為
│=========77 | |三三| |>彡}__| ||XX¶¶ヾ‰<V>[})¶¶ | 次の処罰を行うものと決定する。
│XXX|iii|XX//i|______.|ii========================\_______________
│||..│|iii|__|//iii| | ||┼|| ∧ ∧ .||┼|| | |iii∧∨|iii| | |
三三三三 //iiii├────┤ ||┼|| (,゚Д゚,) ||┼|| ├────┤iiii∧∨ | | |
 ̄| ̄| ̄ //iiiiiii/────ー.| ||┼|| (|<V>|)¶¶ .||┼|| |────ー.∨iiii∧∨三三
| | .//iiiiiii/─────/||. ̄ ̄. . .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|. . . ̄ ̄.|∧∨───ー.∨iiii∧∨
| | //iiiiiii/─────// | |: <||┼||> :| |ii∧∨───ー.∨iiii∧∨
| //iiiiiii/─────//iii | ∧_∧  ̄ ̄ ∧_∧ | i ∧∨───ー.∨iiii∧∨
| .//iiiiiii/─────// iiii | ( ´Д` ) ( ´皿` ) |iiiiiii∧∨───ー.∨iiii∧∨
==彡iiiiiiii/─────]|[ `''<≧s。φ<V> ,) φ<V> ,) 。≦>''´ ]|[────‐∨iiiiiiiiミ==
][][][iiiiii/─────‐]|[ || `''<二二二二二二二二二二.二.二.>''´.|| ]|[.────ー.∨ ii ][][][
][][][iiii/.─────‐.]|[ || || | | | | | | || || ]|[─────‐∨ i][][][
][][][i/─────ーー.]|[/`''< .|| | | | | | | ||. >''´`]|[──────∨][][][
`''<.. ..| | | | | |.. ..>''´
`"''ー-=ニニ二二二ニニ=-ー'''"´
<=({O})>_ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ・∀・) < 窃盗初犯は片耳をもぎ
(‰<V>})X \_______________
∧_∧ ’从”
と( ・∀・)”。・,.,. ∧
・;;>と,, 彡 (li>0<)
’、 / , ) },,つ つ
(__ノ、_) ~(('^)*,,つ
<=({O})>_ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ・∀・) < 2回目は反対側の耳をもぎ
(‰<V>})X \_______________
从”
”。・ ,.., そ ∧_∧ また、お前か!!
(^(゚0 。lil) ; (・∀・ #)
ヾと,, ,ノ ” ミ,,つ∠;・ ,
と,y ,,)~ ( 、 ・”\
(_,/ (__ノヽ、_)
<=({O})>_ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ・∀・) < 3回目は腕を切り落とし
(‰<V>})X \_______________
o ゚ 。 ,.,. ,.., 。 ゚ o lヽ、
・゚・(li>0<)・゚。・ ;\\ ∧ ∧
@と,,ノ ・ \>O#゚Д゚)
と;_,,),,) └,ヽ .ト)
・”,・… @つ ~'| .|
(_/'ヾ)
<=({O})>_ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ・∀・) < 4回目は公開処刑とする
(‰<V>})X \_______________
/l
//・
∧∠∧ ”
o(´∀` )
li从li /ヾ 、) ∧_∧ ,.,. ,..,
ヾ,r'´⌒ヽ | | | ( ・∀・)^(li。 0゚)
と,,ノ@;@,,つ (_(__) と,, ノ ”";’
・”,・;”・,’… | | | ・
(__)_) ・。”・
∧ ∧
∧_∧ ∧_∧ (ユ゚,, )
( )( ) U |
・・・と、お触れを出したのだが
2日後・・・
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| やっぱ、ぬるいな・・・
\_______ _______
∨
<=({O})>_
( ̄,っ ・∀・)
} l 'r <V<({O})=> / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄ ̄ ̄` -' ̄.(` ) ̄ ̄ ̄\ < ぬるい・・・ ですか?
[三三三三三三三. ( )三三三三] \_______________
|| | | | ||
||_______(__)_)___||
<=({O})>_ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ・∀・) < 考えてもみよ。
(‰<V>})X | 虐マ抗争に先の独立戦争
| 耳や手足を欠損したしぃ族は
| 掃いて捨てる程いる。
\_______________
∧ ,,., ,ヘ ,.., ∧ ,,.,
(*゚ -゚) (*゚ -゚) (゚-メ*)
U | @;; |) (| U
~(,, | ~(,, | | ,,)~
し'`J し'`J 」l'`J
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 聞く処によると、
| 「3回までは捕まっても大丈夫」 と、
| 考えてる輩も居ると聞く。
| 身体罰も勲章と言われては意味がない
\_______ _______
∨
<=({O})=>
( ̄( ・∀・ )
} (‰∞<({O})=> / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ .(` ) ̄ ̄ ̄\ < 確かに、それは問題ですな
[三三三三三三三. ( )三三三三] \_______________
|| | | | ||
||_______(__)_)___||
するとモラサは陸軍を率いて刑務所に乱入し
_ _
|" |" _
___┌_―_‐_┐________|___」________rェェェェェュ___f二二l _
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|―_| |_|_
| l工工工工工l l工工工工工l l工工工工工l l工工工工工l l工工工工工l |―_| |_|_
| |―_| |_|_
| l工工工工工l l工工工工工l l工工工工工l l工工工工工l l工工工工工l |―_| _|_|_
| |―_| || ロ
| l工工工工工l l工工工工工l l工工工工工l l工工工工工l l工工工工工l |―_| || ロ
_| _三_ |―_| || ロ
三| l工工工工工l l工工工工工l l工工工工工l l工工工工工l l工工工工工l |―/> /> ロ
_|_____________ l二二二二二二二二! _______ _____|//___//,||_ __
||_]|__|__|__|__|_|[_ || [Prison]_<({O})=> _<({O})=> _<({O})=> _<({
|| └―――‐ `|| (・∀・ ) o(´Д` ) o(゚¥ ゚ ) oミ゚f
|| .|| (<V>[}’) /ヽ <V> 、)/ヽ <V> 、) /ヽ<V
_____________,,|| .||____ Y 人 Y 人 Y 人 と,,
(__)`J (__)`J (__)`J ヾ
阿鼻叫喚の地獄絵図に変えた。
_<({O})=> ∧ ∧
(・∀・ ) (´-`;)
。・ ” (<V>[}’) 0[◎゚]とソ
<\” ・ ” | | | .| .|~
\\ ・ ” // (_(__) し'`J />
\> 、 /・”, //;
/<=({O})>_ , ・ ” 。 <\/// _<({O})=> ・
{ ( ´Д`)、 ”;・/) \\从<({O})=> oミ゚Д゚,,彡
ヾ <V> ソ r'と;;(lil。0。) (ヽそ\”・¥ ゚ ) /`,へV>ト)
/ /) ) と;; `~∨”" ゞ(;;。3`Oと,, ) _,..-ー,,.、し' ,, ,ノ~
(_ノ ',__) ヾ_) ~(;; メ”;YY Y 人 ~('^)と;(;。,;p;゙) `J
,ヘ ,i、 ..,,_/ (;ノ`J (__)`J ”・";・
と(゚qil;o,);;メ;;`つ ヾ _,,.. ,,.、 λ _,,.. ,、と;ヾ
…・,’ ・。”(;ノ・ と;’;;と;(;;。}ip゙') と´;;とメ;(;;。;0。)
・”,’;”… ,”・; ”"ν
同行した記者が理由を問うと・・・
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 厳しいけれど、これが人生というものさ
\_______ _______
∨
<=({O})>_ ∧ ∧
( ・∀・) (´-`;)
(<V>[}’) 0[◎゚]とソ
| | | .| .|~
(_(__) し'`J
。・ ”
<\” ・ ”
\\ ・ ” //
\> 、 /・”,
・・・と答えたという。
後にモラサは終身大統領から皇帝に即位。
やがて、独裁者として反発を買い、権力の座から引きずり降ろされる。
だが、返り咲いたダッコが、又も国の統治に失敗し、治安が悪化。
モラサは、国を安定させた名君として再評価されている
メ
∧ ∧ <=({O})>_ キ
(;´-`) ( ^∀^)
0[◎゚]とソ (‰<V>})
| .|~ 人 Y
し'`J し'(__)
。・ ”
<\” ・ ”
\\ ・ ” //
\> 、 /・”,
糸冬
アブ板世界史「同じ方向に矢を放て」 ☆彡彡 ◆je8ZAn3TlE 2021/5/22
匈奴単于国(現モンゴル、中央アジア、シベリア)の単于(皇帝)冒頓は太子の頃、
皇位簒奪のクーデターを画策。 その際・・・
/il
/ ll
ハjjハ {:[\]:} / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. /’ ’ jミ,,゚Д゚彡 < 余が鏑矢を放ったら、すぐさま同じ方向に矢を放て
. (¨ ) {彡とLミ \_______________
丁 マ(( ,, ミ {:[\]:∈} {:[\]:∈} {:[\]:}
. } 、 ``し' {:[\]:∈} {:[\]:∈} {:[\]:∈} )
{ ミ }′ {:[\]:∈}` {:[\]:∈}・ {:[\]:}ナ` )
| λ i ノ /(・∀・ ) /(´∀` ) (゚Д゚,,) [ )
}{ }{ { O( ]\[ ) O( ]\[ ) O]\[ ト) | |
[__}[__}i_{ ', | | | ', | | | | .|~__)
. 匚]匚] ┘ (_(__) (_(__) .し'`J
・・・と命じた。
li\
{:[\]:} ', キィィィィィン
,ハiヽ.. r'つ,,゚Д゚彡} 从
ノ"・,,'' ヽミ< ]\[| つ ── _  ̄ _ ── ─≡三 >━∈∋
. (。,,/ ) ヽミ( ,, |ミ / ⌒ヾミミミミ彡
ノ し'li/ )
( 、 ..)___彡( ,,.ノ
//( ノ ノ.ノ (
// \Yフ .. 〆 .い
.(ノ くノ //
くノ
ワッシィ ワッシィ
,r'■ヽ
(*゚ワ゚)^) ワッチィ
(つ ソ /■ヽ
Y ノ~ (゚ワ゚*n
し'゙゙ヽ) ~(っ_,,ノ
野の獣に矢を放ち・・・
/ / キィィィィィン
//
∈∋━< 三≡─ ── _  ̄ _ ───
ヽ\
ヾ \ 从 ワジッ
,r'■ヽ
r(>_<*n 从
ヽ ,,ソ /■ヽ
〉Y ,ノ~ r(>0<*n
',_し'゙ `c*,,oノ~
ドス ドス
ドスッ
<l━< 三 _  ̄ _ ──
从/ /
<l━< 三 ,r'■ヽ/ ── _  ̄ _ <l━< 三
(^(゚'0゚'lil)─ 从/ ── _  ̄ _ <l━< 三
ヽ と,,ノ二 /■ヽ/
<l━< _ ̄ Y ,ノつr(゚'0。,n)─ <l━< 三 _  ̄ _ ──
し'゙ `c*,,oノ~
矢を放たないものは斬り殺した
{∋:[\]:} γ⌒`´⌒`´⌒`´⌒`´⌒`´⌒`´⌒`
( ・∀・) 。 o 馬乳酒飲みt(ry
",”;・ (
゚ 。 `-'`-'`-'`-'`-'`-'`-'`-'`-'
\
ザシュッ
/ / / /
,r'■ヽ/// /■ヽ//
と(゚'q 。li);; ;; ;;`つ c(゚'0。,lio゙`っ
’。・,”し'・”。;・ ’・”,・
ハjjハ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
. /’ ’ jミ | じゃあ、次は・・・
. (¨ ) {彡 \_______ _______
丁 マ(( ∨
. } 、 ``マ))
{ ミ }′ {:[\]:}
| λ i ノ ミ,,゚Д゚彡
}{ }{ { , -(彡 ]\[ Oー 、
[__}[__}i_{ r''” 彡 ,, ,,ミ ’、
. 匚]匚] ┘  ̄ ̄ ̄ し' ヽ) ̄ ̄ ̄
自らの愛馬に矢を放ち・・・
/ / キィィィィィン
//
∈∋━< 三≡─ ── _  ̄ _ ───
ヽ\
ヾ \ ハjjハ !?
. /’ ’ jミ
. (¨ ) ;{彡
丁 マ((
. } 、 ``マ))
{ ミ }′
| λ i ノ
}{ }{ {
[__}[__}i_{
. 匚]匚] ┘
矢を放たないものは斬り殺した
{∋:[\]:} \
( ´Д`) ザシュッ
”^・;" /
{/ ,” ゚o
/ L γ⌒`´⌒`´⌒`´⌒`´⌒`´⌒`´⌒`
∧ /`´`´\, ’/・ / ( また、馬肉か。 飽きt(ry
│ /、/_// `、/・” (
/ ノ ノ / \___, `-'`-'`-'`-'`-'`-'`-'`-'`-'
// γ●ヽ ´/ / \” `
// 丶⌒´ `、 /|───<,
// _ ヽ / |’・ ̄ ̄ ̄`
死んでシマウマwwwww>│´≡ _ ̄ヽ 丿 /`、 ヽ___,
┐┬イ ┘ │,-'" \ ヽ───<
’ ”,・  ̄〒フ / `、
” └__/ │
│
冒頓様ガ 皇位ニ就ケバ
国中ノ ギコ君ハ 妾ノモノ…
{ロ[::}
(*゚ー゚)
〈 }\{ 〉
|_」iiiL|
し' ヾ)
自らの愛妾に矢を放ち・・・
/ / キィィィィィン
//
∈∋━< 三≡─ ── _  ̄ _ ───
ヽ\
ヾ \ {ロ[::}
n*>0゚)、 ハニャ!?
`L }\{ 」
|_」iiiL|
し' ヾ)
ドス ドス
ドスッ
<l━< 三 _  ̄ _ ──
//
{ロ[::}/ ── _  ̄ _ <l━< 三
<l━< 三 (*゚'0;─ <l━< 三
〈ぅ}\;─ <l━< 三 _  ̄ _ ──
ゞ_・─ ̄
(ノ' ヾ)
矢を放たないものは斬り殺した
{:[\]:} γ⌒`´⌒`´⌒`´⌒`´⌒`´⌒`´⌒`
(,,゚Д゚) 。 o これ絶対、妃様に怒られt(ry
”^;” (
, ゚・’ 。 `-'`-'`-'`-'`-'`-'`-'`-'`-'
\
ザシュッ
/
// \ / | //
{ロ[::} ,,,;i}0。lil)つ};;]つ
・。”∨∨;”・,”・
父の愛馬を射るときには全ての部下が矢を放った
,_
ノ ヽミ
`'´) `ー 、_
くy 、_ j )~ヽ /il
ヾ ,>\ \ \ / l|
\ |l {:[\]:}
l | ,ハiヽ.. (ヽミ゚,, 彡 \ \
| ノ"・,,'' ヽミL[ ^T^ ソ
/; (。,,/ ) ヽミ彡 ,, ,~⌒ヾミミミミ彡 \ \
||; ノ し' ) /il \ /il
||; ( 、 ..)___彡( ,,.ノ / l| / l|
{:[\]:} //( ノ ノ.ノ ( |l {:[\]:∈} |l {:[\]:∈}
r( ,,) // \Yフ .. 〆 .い (ヽ(・,, ) (ヽ(`,, )
[ ^T^ ソ .(ノ くノ // |`L[ ^T^ ソ |`L[ ^T^ ソ
| .| くノ ヽ ( 、 \ ヽ ( 、 \
こうして、忠実な部下を得た冒頓は、
父・頭曼単于に鏑矢を放ち、配下の大量の矢を浴びせ殺害し
単于地位を手に入れた。
li\
|l ',
{:[\]:} i} ∧彡
r'つ,,゚Д゚彡彡 ・ \ \
<^]\[^,,]O彡 人.ヽ.) ── _  ̄ _ 三 >━l> ─{:[\]:}
, 彡 ,, )y"'''--/'''" ̄ 三 >━l> _  ̄ _ ── 三 >━l>
=≡=( | し' | ヽ ── _  ̄ _ 三 >━l> \w∧
/ └─‐┘ ) ── _  ̄ _ ── 三 ─・゚'m。;彡 三 >━l>
/ ノ ノ ̄丶 ソ \ 三 >━l> _  ̄ _ ,”・─;,,]つ
/// / \ ヽ\ .\ とLi_l
《_/ 《_/ ヽ/ラ丶/ラ し'
糸冬
アブ板世界史「少し待ってくれ」 ☆彡彡 ◆je8ZAn3TlE 2021/10/16
中国戦国時代・魏の政治家であった西門豹は、
文侯に、荒れていたぎょう(業におおざと)の令(知事・総督)に任ぜられ
その再建を命じられた。
/ / ̄ ̄ ̄ヽ
| || ___
| || Ⅲlllll{l
| || ( ・ー・)
/l | || (つ|lY/l|`) /l
/_l∧_∧ | ̄| (__). ̄| /_l∧ ∧ ∧_∧
ll ´Д`) | |(__).| | ll,,゚Д゚) (ナ・ ,, )
 ̄ []O ^` Y'^)] ̄\\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\\ []O^Yノ)] (^ O )
||[]ノЦヽ] \\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄l\\~||」ЦLl .| | |
||__)_) \\ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄|| ̄|\ヽ||ノ'`J (__)_)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
西門豹は地元の農民を呼び問うた。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 着任、早々に視察してきたが、
| 酷い荒れ様であった。
| 他方、日照りや洪水の報告は聞かない。
| 何か理由があるのか?
\____ __________
∨
∧_∧
( ・∀・)
(,,つ ) ∧_∧ λ_λ
][ ̄][ ̄ ̄][と'^) (ユ` ,, ) (ー´ ,, )
(^ O ) (^ O )
(_つ,,つ (_つ,,つ
すると、農民たちは言いにくそうに答えた。
オイ、例の・・・
あぁ・・・
どうした? λ_λ ∧_∧
言ってみよ ( `ー´) (Д`; )
∧_∧ (^][,,´ ) (^][,,´ )
( ,, ・ヒ) (_,,(_,,つ (_,,(_,,つ
( ^)
( O,,_][ ̄ ̄][ ̄][
_,,,...:-‐‐=-..,,,_ __,,.. - ‐‐ ''''"
.、 ,r'";; ;; ;;\,,_ _,,.. - ‐‐ ''''"";;;;,,,, ,,;;;;;;;;;;,,,,,
;;;,`';;.、 ,,r'";; ;; ;,,, ;;; , ;;; ;;;,`';;.、 --‐‐''''""';;; ;; ,;;; ;;;;; ,,,;;; ;,,,;;
;; ;;;,`';;.、 ,:r';;; ;; ,;;; ;; ;; ;;;,`';;.、 ;;;; ,,,;;; ;,,,;;; ;;;;;; ,,,,;;;
,,;; ,,;;;, ,r'";;;,, ,,;; ,,;;;, ,,,, ; ;; :; ;; ;;, ;;`';;、_ ,,,, ,,,,,,;;;;; , ;;; ;;;
;;;; ,r'";;;; ,,,;;; ;,,,;;; ;; ;,,, - '''' ''':‐-,, ,, ;; ;;`';;、_ __,, - ''""
;;;; ,r'",,,;;;;,, ,,,,,,;;;;; " ''''‐- ,..,,,... __,, -‐- ,... ,-‐‐''''",,;; ,,;;;, ,;;
,r'";;;,,,,,, ;;;;;,,,,,,,,;;;;;; ,,, ,,;; ,,;;;, ,,,, ;; ;;
- = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = -
- = - = - = - = - = - = - : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :- = - = - = -
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
~ * ~~ + ~~
: : : : : : : : : : : : : : :
~~ * + ^^^ ~~
: : : : : ※ ‡゚゚・・。。 : : : :
⌒;;⌒゙ゞ)ヾ + ‡゚゚・・。。 }{ ii ∧ ∧ ‡゚゚・・。。 *
,,;゙;;;゙゙メ;;;;゙゙ゞ))"^""''--= _,,,,...._ _ii ∧ ∧ __「〈 no(゚* )  ̄ii ∧ ∧- = = ...,,, ,,,, ,, ,,,_
( ;;::ソ;;;゙;;::゙::;)) ,,,no(゚* ) |\_(_)ヾ, ノ no(゚* )wiiw
( ;;;ゞ;;;゙,,;゙)) ヾ, ノ |[ |l三三三| '~l| ヾ, ノ
( ;;;;゙゙;))シ)) wiiw .,,, (,,つ,,つ |[ .し'`J ]| (,,つ,,つ
(
( この地域では毎年、黄河の神様を崇める儀式があるのです。
(
`-'`-'`-'`-'`-'`-o`-'`-'`-'`-'`-'`-
゚。
ふむ
∧_∧ λ_λ ∧_∧
( ・∀・) (`ー´ )(´д` )
この時期になるとしぃ族の巫女が村々を歩き・・・
今日喪元気丹死威死威死威
\ヽ //
∧ ∧ ‡゚゚・∧。 。。∧゚゚∧‡
(゚ー゚*) ii-0-*) (-0-*ii
(|}i=i{U oと,,_ソ ゞ、つO
| ,,)~ | ,,)~ | ,,)~
し' ヾ) し' ヾ) し' ヾ)
若い娘の居る家に白羽の矢を立てます。
,-ー - 、
/ ヾ 从
从 r zzzzzz L z┐ 从ミ 从 从从
彡ミミ /\\\ X\\\ 爻乂 爻彡ミ \ 彡/il从 从
爻乂ミ ∠ r‐┐;\\\\\\\r zzzz┐从 爻ミ / l|ミ 彡ミ
爻,彳爻 | ̄ ̄ ̄「「「「「「「「「「「「「 \\\\ミ 爻ミ|l ∧ ∧ 爻ミ
爻 爻爻乂 田] ll l l l l l l l l l l l |  ̄「「「「「「从 从(ヽ(゚*,, )从爻从ミ
爻 乂乂乂爻 ll l l l l l l l l l l l |三]l l l l l彡爻爻 |ヾ、 ソミ爻爻
爻爻乂乂爻爻 爻乂辷二 ≦三三三三三三三二 ヾ | '~ニ
三三三三三≧==――  ̄ ̄ し'`J
選ばれた娘は、穀物を断って着飾り・・・
∧ /∧_∧ ∬
(*゚ -( ‘∀‘)∧ ∧ ,「〈 ii
(っとL^ヽ∀/`(゚*,, ) (_) □旦
~(,, }三8三{と { |l三三三三l|三|
し'` ん_」L_>(,,つ,,つ |[ ]| ]|
籠に乗せ、河に流して終わります。
:.::;.:.;.;.;..;..;:. ,.,:;.;.;..;..;:.,.:. ..;..;:..:;.,;;.;.;..;..;: .,;.:.::;.:.;.;.;..;..;:.,.,:;.;.;..;..;:.,.:. ..;..;:..:;.,;;.;.;..:.;..;:..:;.,;:.;.:,;
'""゙'"''"''""゙'"゙'""゙'"''"゙'""゙'""゙'""""゙'""゙'""゙""゙'"''"゙'""゙'""""゙'""""''""゙'"''"゙'""゙'
__ - ニ ――|i三三三i| ̄ ̄|_  ̄ ̄ __ ―  ̄ ̄
|l[田ii田]i|;;;;;;;;l |
─  ̄ _ ___ ̄ ̄━从_人_人乂━从━ ─二 ─ニ─‐  ̄_ __ ̄
二── =  ̄ ̄_  ̄ ̄ ─二 ─ ̄ ̄ ──二─ = ─二 _  ̄
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 祭祀に対し
| 村の各戸から金50銭ほど
| 供出いたします
\____ __________
∨ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 各々が金50銭とは大金だな。
| そんなに経費が掛かるのか?
\______ ________
∨
λ_λ ∧_∧ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( `ー´) ( ´Д`) < まさか? 1割も掛かりませんよ。
( `,,][^) ( `,,][^) ∧_∧ \_______________
と,,_),,_) と,,_),,_) (ナ・ ,, )
( ^)
(^,, _O,,)][ ̄ ̄][
残りは巫女達とギコ族の三老、儀式を管理する役人たちで
山分けでございましょう。
o 0 +
+ o + +。 ゚ + o + 0 〈i〉
+ o + 0 + 0 o ∧ ∧ 。 ゚ || ∧_∧
+ 0 。o +∧ ∧ + o +i^(゚Д゚*n O<`∀´r >
。 n*^ワ)^i 。 ゞ ,,ソ 0 ||ヾ, へつ
ゞ}i=i{|ソ 0 ('^)、 ,)~ || | <__)
~(,,つと) _ し' <__)
(_δ) + oゞ⌒,,)
+ 0゚。o + ゚ 。゚o +
+ +
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 結果、年頃の娘がいる家は逃げ出し、
| 田畑の荒れ具合は、
| 閣下がご覧になった通りです。
\____ __________
∨ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 待て。 祭費が横取りされるのが
| 解っているのだろう。
| 何故、止めようとは思わんのだ?
\______ ________
∨
λ_λ ∧_∧
( `ー´) ( ´Д`)
( `,,][^) ( `,,][^) ∧_∧
と,,_),,_) と,,_),,_) (ナ・;,, )
( ,,つ
(^,, _O,,)][ ̄ ̄][
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| その様な事をしては
| 神様の罰が当たってしまいます。
\_______ _______
∨
∧_∧ ・・・。
( ・∀・)
(,,つ ) ∧_∧ λ_λ
][ ̄][ ̄ ̄][と'^) (ユ` ,, ) (ー´ ,, )
(^ O ) (^ O )
(_つ,,つ (_つ,,つ
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| いやぁ~、その様な風習があるとは
| 知らなかった。
| その儀式を一度見てみたいから
| 日時が決まったら教えてくれ。
\____ __________
∨
はい。
λ_λ ∧_∧
(`ー´ ) (´Д` )
∧_∧ (^][,,´ ) (^][,,´ )
( ,, ・ヒ) (_,,(_,,つ (_,,(_,,つ
( ^)
( O,,_][ ̄ ̄][ ̄][
そして、儀式当日・・・
- = - = - = - = - = - = - : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :- = - = - = -
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
~ * ~~ + ~~
: : : : : : : : : : : : : : :
~~ * + ^^^ ~~
: : : : : ※ : : : :
⌒;;⌒゙ゞ)ヾ + }{ *
,,;゙;;;゙゙メ;;;;゙゙ゞ))"^""''--= _,,,,...._ _ ...._,,,.... __ 「〈 __ = = ...,,, ,,,, ,, ,,,_
;,,,,;;::ソ;;;゙;;::゙::;)) .,,, |\_(_)_∈∋\wiiw ‡∧ ∧
;゙;;;;゙゙;;;;ゞ;;;゙,,;゙)) ,,.. .|[ |l三三三三三l| ii(゚ー゚*)‡ ∧ ∧
,::;;゙゙;゙゙;;;;;゙゙;))シ)) wiiw .,,, |[ ]| OとL, { ii(゚ー゚*)
∧_∧ ∧_∧ 〈i〉∧_∧ \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | ,,)OとL, {
( ,,´皿) ( ,,´Д) ||<`∀´r > \ \ しし' | ,,)~
∧w∧ λ_λ O ) \ \ しし'
ミ ,,゚Д彡 ( ,,`ー) || | | | \ \
西門豹は護衛の兵士を伴って参加し、こう言った。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 河の神に嫁がせる
| 娘を見せてもらいたい。
\______ ________
∨
∧ ∧‡ 〈i〉 、_∧ ∧_∧ 〈i〉Α_Α〈i〉/■\
(*゚ー゚)ii ii ヽ`∀´> (・∀・ ) ||(・∀・ )||(´∀` )
} ,」つO O ) ( 、) O 、)O 、)
~(,, | |i | | | | | |l| | | .|l Y 人
し'`J ||__7_7 (_(__) |(_(__)|| (__)`J
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| これが、神に嫁がせる娘だと?
\______ ________
三三三三7二二二7 ∨
田|l} |::} |
田|l , /::: ,∧_∧
田|l /::::::: X ヘハ ヽ X ∧_∧
田|l二}::::::::::: |゚ノli^ -^) (・∀・ )
 ̄|l ヾ:::::::::: §^ヽ∀/) ( 、)
|l {::::::::: 从三8三{ | | |
_|lんん;;;;;;;; ん_」L_> (_(__)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| おい、巫女頭。 ちょっと来い
\______ ________
∨
ハーイ
クイクイ
∧ ∧ ∧_∧
(*゚ー゚) {{σ(・∀・ )
U}i=i{|) ヾ、 )
~(,, | | | |
(,/"ヽ) (__)_)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| お前、河の神の所へ
| 『もっと良い娘を連れて来るから、
| 少し待ってくれ』って、言って来い。
\______ ________
∨
?
∧ ∧ ∧_∧
(*゚ー゚) (・∀・ )
U}i=i{|) (,,ア )
~(,, | | | |
し'`J (__)_)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 使者には、最も河の神と親しぃ
| その方が適任であろう。
\______ ________
∨
ハニャーン ハニャーン
/■\ ∧ ∧n ))
(´Д` )(lil>0<)l Α_Α ∧_∧
,へ,,つ<,,つ}i=i{ヘ(・∀・ ) (・∀・ )
(__)、 )((ヾ、,,_,と,, ) ( ∞ )
: : : : : : : : : : ニニ=s。__V´ / ̄┿爻‐‐‐ 、) _( 、 ヽ ,。ャ'''´ ̄ ̄\ /
:.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.::::::::'ャ。, / ヽ─/ ≧s。, ,ャ''´ y'''´ 爻爻,。ャ'´
:.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::::::く____ / 爻爻/ ,。ャ'´爻爻爻
:.::: :: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .::::::::::::::::::人__ 爻爻爻/ ,。ャ'''´ 爻爻爻
:.::: .: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .::::::::::::`'''ャ。,爻爻 /// / 爻爻 ,。ャ'´
:.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.::::::::::::::::::::::`'''ャ。, / |爻/ 仁爻爻爻爻
:.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::::::::::::::::::::::::\_/仁、 爻爻爻爻爻
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::`'''ャ。,.爻爻
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,- ー - 、
シィィィィィ!? (ヾ、 ) ヾ
n ∧ ∧⌒`つ
ヾ(゚0Tlil),」ノ'" /■\ ヾ\
(,/ (^(´Д` ) Α_Α ∧_∧
,へ,と,,ソ, と(・∀・ )、 (・∀・ )
(__)、 ) ゞ と,,ソ ( ∞ )
: : : : : : : : : : ニニ=s。__V´ / ̄┿爻‐‐‐ 、) _( 、 ヽ ,。ャ'''´ ̄ ̄\ /
:.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.::::::::'ャ。, / ヽ─/ ≧s。, ,ャ''´ y'''´ 爻爻,。ャ'´
:.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::::::く____ / 爻爻/ ,。ャ'´爻爻爻
:.::: :: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .::::::::::::::::::人__ 爻爻爻/ ,。ャ'''´ 爻爻爻
:.::: .: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .::::::::::::`'''ャ。,爻爻 /// / 爻爻 ,。ャ'´
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:.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::::::::::::::::::::::::\_/仁、 爻爻爻爻爻
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::`'''ャ。,.爻爻
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:.::;.:.;.;.;..;..;:. ,.,:;.;.;..;..;:.,.:. ..;..;:..:;.,;;.;.;..;..;: .,;.:.::;.:.;.;.;..;..;:.,.,:;.;.;..;..;:.,.:. ..;..;:..:;.,;;.;.;..:.;..;:..:;.,;:.;.:,;
'""゙'"''"''""゙'"゙'""゙'"''"゙'""゙'"" ハギャーン ギャバーン ''"゙'""゙'""""゙'""""''""゙'"''"゙'""゙'
__ - ニ ――─ ∧ ∧n  ̄ ̄ __ ―  ̄ ̄
(( n(lil>0<) l ))
─  ̄ _ ___ ̄ ̄ 从_人_人乂从 ─二 ─ニ─‐  ̄_ __ ̄
二── =  ̄ ̄_  ̄ ̄ ─二 ─ ̄ ̄ ──二─ = ─二 _  ̄
小一時間後・・・
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| う~む、 帰って来ないな・・・
\______ ________
∨
: : : : : : : : : : : : : : :
~~ * ∧_∧ + ^^^ ~~
: : Α_Α (・,, ) /■\ ※ : : : :
⌒;;⌒゙ゞ)ヾ ( ,,) (, O ) (`,, ) }{ *
,,;゙;;;゙゙メ;;;;゙゙ゞ))"^""''-( O )__| | | ,,( __ 「〈 __ = = ...,,, ,,,, ,, ,,,_
;,,,,;;::ソ;;;゙;;::゙::;)) | | | (__)_) | |\_(_)_∈∋\wiiw ‡∧ ∧
;゙;;;;゙゙;;;;ゞ;;;゙,,;゙)) (_,ノ、_) ,,..(_|[ |l三三三三三l| ii(-゚; )‡ ∧ ∧
,::;;゙゙;゙゙;;;;;゙゙;))シ)) wiiw .,,, |[ ]| OとL, { ii(゙- ゙*)
∧_∧ ∧_∧ 〈i〉∧_∧ \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\ | ,,)OとL, {
( ,,´皿) ( ,,´Д) ||<lil、`Д > \ \ しし' | ,,)~
∧w∧ λ_λ O ) \ \ しし'
ミ ,,゚Д彡 ( ,,`ー) || | | | \ \
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| どうやら、交渉が難航している。
| お前らも逝って
| 巫女頭を助けて来い。
\____ __________
∨ はいはい
ワロスワロスwww
∧_∧ /■\∧ ∧n Α_Α ∧_∧
( ,,・∀) (´Д` )(lil>0<)l(・∀・ ) (・ω・ )
( 、) (,,`つ<,,つ ,,ノと,, O ) ( ,,つOn∧ ∧
| | | ( ,ヘ ((ヾ、,,_,し'( 、 ヽ Y 人l (lilT0゚)つ
(_(__) (__ノ ヾ_) (__ノ ヾ_) (__)`Jヾ、,,_('^),,*,,`つ ))
n ∧ ∧ ,- ー - 、
(ヽl,,(>0<li∩つ (ヾ、,,∩ ヾ
ヾ、_´*`,,ノ ∧ ∧ n} ∧_∧
) ・ (゚0Tlil),,ノ /■\ ヾ\ (^(・ω(^ヾ)
゚ ;、”・ ヾ) (^(´Д` ) Α_Α ∧_∧
,へ,と,,ソ, と(・∀・ )、 (・∀・ )
(__)、 ) ゞ と,,ソ ( ∞ )
: : : : : : : : : : ニニ=s。__V´ / ̄┿爻‐‐‐ 、) _( 、 ヽ ,。ャ'''´ ̄ ̄\ /
:.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.::::::::'ャ。, / ヽ─/ ≧s。, ,ャ''´ y'''´ 爻爻,。ャ'´
:.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::::::く____ / 爻爻/ ,。ャ'´爻爻爻
:.::: :: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .::::::::::::::::::人__ 爻爻爻/ ,。ャ'''´ 爻爻爻
:.::: .: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .::::::::::::`'''ャ。,爻爻 /// / 爻爻 ,。ャ'´
:.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.::::::::::::::::::::::`'''ャ。, / |爻/ 仁爻爻爻爻
:.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::::::::::::::::::::::::\_/仁、 爻爻爻爻爻
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::`'''ャ。,.爻爻
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::.::`''ャ。,
:.::;.:.;.;.;..;..;:. ,.,:;.;.;..;..;:.,.:. ..;..;:..:;.,;;.;.;..;..;: .,;.:.::;.:.;.;.;..;..;:.,.,:;.;.;..;..;:.,.:. ..;..;:..:;.,;;.;.;..:.;..;:..:;.,;:.;.:,;
'""゙'"''"''""゙'"゙'""゙'"''"゙'""゙'"" シギィギギギ ゴボボボ ""゙'""""゙'""""''""゙'"''"゙'""゙'
__ - ニ ―― n ∧ ∧  ̄ ̄ __ ―  ̄ ̄
(( { (lil>0<)つ )) n ∧ ∧
─  ̄ _ ___ ̄ ̄ 从_人_人乂从 ─_人从゚0Tli从─‐  ̄_ __ ̄
^从”
二── =  ̄ ̄_  ̄ ̄ ─二 ─ ̄ ̄ ──二─ = ─二 _  ̄
また小一時間経過・・・
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| まだ、帰って来ない。
| 女と思って軽く見られているのか?
\______ ________
∨
: : : : : : : : : : : : : : :
~~ * ∧_∧ + ^^^ ~~
: : Α_Α (・,, ) /■\ ※ : : : :
⌒;;⌒゙ゞ)ヾ ( ,,) (, O ) (`,, ) }{ *
,,;゙;;;゙゙メ;;;;゙゙ゞ))"^""''-( O )__| | | ,,( __ 「〈 __ = = ...,,, ,,,, ,, ,,,_
;,,,,;;::ソ;;;゙;;::゙::;)) | | | (__)_) | |\_(_)_∈∋\wiiw
;゙;;;;゙゙;;;;ゞ;;;゙,,;゙)) (_,ノ、_) ,,..(_|[ |l三三三三三l|
,::;;゙゙;゙゙;;;;;゙゙;))シ)) wiiw .,,, ∧_∧ |[ ]|
∧_∧ ∧_∧ 〈i〉∧_∧ (ω・,, ) \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
( ,,´皿) ( ,,´Д) ||<lil、`Д > (, O ) \ \
∧w∧ λ_λ O ) | | | \ \
ミ ,,゚Д彡 ( ,,`ー) || | | | .(__)_) \ \
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| じゃあ、経験豊富な
| 村の三老に逝ってもらおう
\___ ___________
∨
从 从 从
∧_∧ ∧ ∧ ∧ /∧ ∧
( ・∀・) (゚Д゚;) (^д(゚д゚;)
( ∞ ) (| U (| (| U
| | | | .|~ | .|~
(_(__) し'`J し'` ,し'`J
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 今まで、多額の金を巻き上げ
| 河の神に尽くしてきたんだ。
| さぞ、話が捗るであろう。
\___ ___________
∨
ご、ご勘弁を
∧_∧ ∧ / ∧ ∧ ∧_∧
( ,, ・∀) ∧ ∧ (liTд(゚ДTli) (・ω・´ )
( O 、) rnД゚li) ( _,,つと,,_ ノ <>━O━とソ━
| | | レヾ_ソ ~| .| .|~ Y 人
(_(__) (,,(,,_つ .し'` ,し'`J (__)`J
n ∧ ∧ ,- ー - 、
l,,(дTlil) ヾ
(ヾ、) ゞ ,,つ∧ ∧r、 ∧_∧
,r'" ,ヾ と,,_,,_('^)と( lil゚f)つ/^) /■\ ヾ\ (^(・ω(^ヾ)
∧ ∧ノヾ) ) ヾ、,,_,,ノ (^(´Д` ) Α_Α ∧_∧
(゚Д゚lil)つ ) ,へ,と,,ソ, と(・∀・ )、 (・∀・ )
ヾ) (__)、 ) ゞ と,,ソ ( ∞ )
: : : : : : : : : : ニニ=s。__V´ / ̄┿爻‐‐‐ 、) _( 、 ヽ ,。ャ'''´ ̄ ̄\ /
:.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.::::::::'ャ。, / ヽ─/ ≧s。, ,ャ''´ y'''´ 爻爻,。ャ'´
:.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::::::く____ / 爻爻/ ,。ャ'´爻爻爻
:.::: :: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .::::::::::::::::::人__ 爻爻爻/ ,。ャ'''´ 爻爻爻
:.::: .: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : .::::::::::::`'''ャ。,爻爻 /// / 爻爻 ,。ャ'´
:.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.::::::::::::::::::::::`'''ャ。, / |爻/ 仁爻爻爻爻
:.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::.:::::::::::::::::::::::::\_/仁、 爻爻爻爻爻
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::`'''ャ。,.爻爻
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :::::::::::::::::::::::::::::::::::::.::`''ャ。,
:.::;.:.;.;.;..;..;:. ,.,:;.;.;..;..;:.,.:. ..;..;:..:;.,;;.;.;..;..;: .,;.:.::;.:.;.;.;..;..;:.,.,:;.;.;..;..;:.,.:. ..;..;:..:;.,;;.;.;..:.;..;:..:;.,;:.;.:,;
'""゙'"''"''""゙'"゙'""゙'"''"゙'""゙'"" ギゴガボ ゴボゴボ ''"゙'""゙'""""゙'""""''""゙'"''"゙'""゙'
__ - ニ ――─ ∧ ∧  ̄ ̄ __ ―  ̄ ̄
∧ ∧ (( n(lil゚Д゚) )) ∧ ∧n ))
─  ̄ _ と(゙ДTli) ̄ 从_人_人乂从─”从_人_人─‐  ̄_ __ ̄
”。・从_人_从・
二── =  ̄ ̄_  ̄ ̄ ─二 ─ ̄ ̄ ──二─ = ─二 _  ̄
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| さて、次は
| 儀式の管理をしていた役人だが・・・
\___ ___________
∨
’从”
∧_∧ 〈i〉∧_∧
( ・∀・) |l<`д´ril>
( ∞ ) O 、)
| | | || | | |
(_(__) |<_<__)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| それだけは・・・
| その任だけは、ご勘弁を!!
\___ ___________
∨ / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| そうか? 今までの働きを
| 河の神も「よくやった」と褒めてくれるだろう?
,・ \__ ____________
∧;”ヽ。・ ガン ∨
<li、`Д´>’ ガン
,r'⌒ ヽl|i|iヽ ∧_∧
と_)ヾ) >>) (ナ・ ,, )
・“ YY ” (, O )
| | |
(__)_)
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 仕方ない、もう少し待ってみるか・・・
\______ ________
∨
: : : : : : : : : : : : : : :
~~ * ∧_∧ + ^^^ ~~
: : Α_Α (・,, ) /■\ ※ : : : :
⌒;;⌒゙ゞ)ヾ ( ,,) (, O ) (`,, ) }{ *
,,;゙;;;゙゙メ;;;;゙゙ゞ))"^""''-( O )__| | | ,,( __ 「〈 __ = = ...,,, ,,,, ,, ,,,_
;,,,,;;::ソ;;;゙;;::゙::;)) | | | (__)_) | |\_(_)_∈∋\wiiw
;゙;;;;゙゙;;;;ゞ;;;゙,,;゙)) (_,ノ、_) ,,..(_|[ |l三三三三三l|
,::;;゙゙;゙゙;;;;;゙゙;))シ)) wiiw .,,, ∧_∧ |[ ]|
∧_∧ ∧_∧ 〈i〉∧(;;;)∧ (ω・,, ) \ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
( ,,´皿) ( ,,´Д) ||<`Дi´li> (, O ) \ \
∧w∧ λ_λ O ; ) | | | \ \
ミ ,,゚Д彡 ( ,,`ー) || | | | (__)_) \ \
暫くすると西門豹は
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| 皆、河の神は客人を
| 歓迎して帰さない様だ
| もし、儀式を行いたいのなら
| 私に言う様に 今日は解散!!
\______ ________
∨
,∧_∧ ∧_∧ ∧ ∧
X ヘハ ヽ X ∧_∧ λ_λ ∧_∧ 〈i〉Α_/〈i〉/■\
|゚ノ ^∀^) ( ´∀`) ( `ー´) (∀・,, ) ||(・∀・ ,||(´∀` )
§^ヽ∀/) .(, ) .(, ) (, O ) O ,O 、)
从三8三{ | | | | | | | | | .|l | | ||l | | |
ん_」L_> (__)_) .(__)_) (__)_) .|(_(__)(_(__)
と言い、人々を帰らせた。
以降、誰も儀式をやろうとは言わなくなったという
_,,,...:-‐‐=-..,,,_ __,,.. - ‐‐ ''''"
.、 ,r'";; ;; ;;\,,_ _,,.. - ‐‐ ''''"";;;;,,,, ,,;;;;;;;;;;,,,,,
;;;,`';;.、 ,,r'";; ;; ;,,, ;;; , ;;; ;;;,`';;.、 --‐‐''''""';;; ;; ,;;; ;;;;; ,,,;;; ;,,,;;
;; ;;;,`';;.、 ,:r';;; ;; ,;;; ;; ;; ;;;,`';;.、 ;;;; ,,,;;; ;,,,;;; ;;;;;; ,,,,;;;
,,;; ,,;;;, ,r'";;;,, ,,;; ,,;;;, ,,,, ; ;; :; ;; ;;, ;;`';;、_ ,,,, ,,,,,,;;;;; , ;;; ;;;
;;;; ,r'";;;; ,,,;;; ;,,,;;; ;; ;,,, - '''' ''':‐-,, ,, ;; ;;`';;、_ __,, - ''""
;;;; ,r'",,,;;;;,, ,,,,,,;;;;; " ''''‐- ,..,,,... __,, -‐- ,... ,-‐‐''''",,;; ,,;;;, ,;;
,r'";;;,,,,,, ;;;;;,,,,,,,,;;;;;; ,,, ,,;; ,,;;;, ,,,, ;; ;;
- = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = - = -
- = - = - = - = - = - = - : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :- = - = - = -
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~ * ~~ + ~~
: : : : : : : : : : : : : : :
~~ * + ^^^ ~~
糸冬