レッサーギコ設定とは
「ちびギコはギコではない、レッサー種である」という設定である。
レッサーパンダをモジった言葉と思われる。
レッサーとは「より小さい」や「より劣る」を意味する英語の語句(google調べ)
この項目はそもそも別のキャラである「ちびギコ」と「ギコ」が
何故「ギコのレッサー種」という関係に到ったかを書いたものである。
「ちびギコ」と「ギコ」の関係性 |
まずギコの登場は2ch創設より古く、「あやしいわーるど」や「ニフティサーブ」まで遡る。
詳細は省くので知りたい方は「ギコ猫」を検索してほしい
対してちびギコの登場は2000年のモナー板である。
「ギコ」と「ちびギコ」の誕生時期には違いがあり
「ちびギコ」は独立したキャラとして登場している。
しかし「ちびギコはギコの息子ではないか?」
という話題は初期のスレですでに出ている。
また「ギコの息子」また「モララーの息子」という
発想から出たネタも存在している。
このように初期の頃から「ちびギコはギコの子供」かもしれないという
親子発想・設定が存在しているのは事実である。
またこの時期の「ちびギコ」にレッサーギコという設定は存在しない。
当時のAA大辞典において書かれた「ちびギコ」の紹介でも
「○○の子供」という説明がされている。
ちびギコの変遷 |
2001年夏頃まではテンプレチャットのアバター的AAであった「ちびギコ」であるが
秋以降になると「しぃ先生」の一生徒、または被虐キャラとして変遷する。
特に被虐キャラとしての「ちびギコ」は人気となり、良くも悪くも人が集まり活発になる。
そのような中、01年11月にちびギコ虐待スレッド Part2(;Д;,,)イヤデチ!!で
「ちびギコはギコとは別種」という意見が出る。
この「ちびギコはギコとは別種」という意見が出た背景には
成長せず、虐殺される「ちびギコ」に対し「ギコ」が加虐側になったり
親子の関係ともされる「ちびギコ」と「ギコ」がそれらしい場面がない事もあるが
そもそもこの「ちびギコ」と「ギコ」の関係は本家ちびギコスレを見ても
親子としてはほぼ絡んでおらず関係性は希薄であった。
(別の紹介記事には『ギコと絡む事はほとんどなく』と書かれている。)
なお、ここで留意しなければならないのはいつしか「親子」「成長した姿」と
された「ちびギコ」と「ギコ」の関係であるが元々は別の独立した存在という事である。
それがAA大辞典による「ちびギコ」紹介の『子供とされる』という1文が明記され
このAA大辞典の「ちびギコ」が各所で引用された結果
「ちびギコとギコは親子」という希薄で曖昧な部分が設定として認知されていた。
この絡みがない希薄なギコとの親子「設定」と次々虐殺され状況や立場が変遷していく
ちびギコの「実態」との齟齬が生じた結果、
「ちびギコはギコの息子と設定されてるがその様に見えない別種」
というレッサーギコ設定の土台が出来たと思われる。
レッサーギコ設定への対応 |
そのレッサーギコが呼び名として出たのは02年3月。
「ちびギコ」スレに「ベビギコ」が登場した後の虐殺ブームの時期である。
「ちびギコ」の子供「ベビギコ」が登場した事で明確に親子描写が加わり
立場的に「ちびギコの親であるギコ」との関係性が再び疑問視される。
この「ちびギコはギコの子供か?」という設定に対する疑問に
元スレや感想スレでは「気にしない・作者による」との対応で落ち着き
こうして曖昧だったレッサーギコ設定はちびギコ創作のネタの1つとして「帰結」した。
こうした設定問題は「しぃ・ちびしぃ・ベビしぃ」でも同様に見られるが
匿名掲示板産の非公式なキャラである以上、結局の所どう扱うかは作者次第である。
また「レッサーギコ種」と「ギコに成長したちびギコ」両方がいる作品も存在する。
その後の「レッサーギコ設定」は元々「ちびギコ」が独立したAAキャラとして
立場を確立していた事もあり、ちびギコの作品数に対し使われていない。
レッサーギコの名がちびギコの蔑称として使われているくらいである。
余談 |
この問題から派生して『ちびギコがギコの子供でないなら
ちびギコが成長した姿は?』と疑問の回答で生まれたキャラが「チビ様」である。
また以前のレッサーギコ設定にあったスレ内とは
この「真チビギコでマターリ」スレを指しているものと思われる。