ジャンゴ・フェット

Last-modified: 2018-12-19 (水) 18:04:32

cowboy_jango.jpg

 

映画『スター・ウォーズ』シリーズに登場するキャラクター。

 
 

全身に様々な武器を備える「マンダロア装甲」でその身を包んだバウンティ・ハンター(賞金稼ぎ)。身長1.83m。共和国の終末期、銀河一腕のいい賞金稼ぎとみなされていた。優れた射撃手で、素手の戦闘にも強いフェットは、傷のある顔を覆うアーマーに身を包み、伸縮自由のリストブレード、罠、2挺のブラスター・ピストルといった武器のほかにも、一風変わった装置を隠し持っていた。戦闘中、背中のジェットパックを利用して敵よりも速く動き、高い位置から有利な攻撃を仕掛けた。このバックパックにはミサイル弾も仕掛けられている。惑星から惑星へ移動する際はスレーヴIに乗って旅をした。

 

登場作品

 

映画『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃

演:テムエラ・モリソン
日本語吹替:金田明夫

 

ドゥークー伯爵と出会い、彼の依頼に応じてクローン・トルーパー製作のための「遺伝子ホスト」として自身の遺伝子を提供した。クローン・トルーパーはジャンゴの遺伝子を元に、生産性向上のため常人の倍の速度で成長し、反乱を起こさぬよう自我や独立心を削ぐ遺伝子調整が行われた。その見返りの報酬として、莫大な金を受け取ると共に、遺伝子に全く手が加えられていない自身の純粋なクローンを製造してもらい、その自身の分身といえるクローンに「ボバ・フェット」と名付け、“息子”として大切に育てた。

 

その後、再びドゥークー伯爵の依頼で、賞金稼ぎのザム・ウェセルを使いパドメ・アミダラの命を狙うが失敗、自身の情報網から素早く潜伏先の惑星カミーノに訪れたオビ=ワン・ケノービと対決し、なんとか退きながら、その後に惑星ジオノーシスに逃亡。ドゥークー伯爵配下の傭兵としてジオノーシスの戦いに参加しジェダイの騎士らと戦闘を行った。ジェダイ・マスターのコールマン・トレバーを、フォースによるライトセーバーの予測防御が追い付かぬほどのブラスターの早撃ちで射殺するなど、ジェダイの騎士にも引けを取らない強さを見せた。だが続けて、ジェダイの中でも最強クラスの実力者メイス・ウィンドゥとの対決の最中、猛獣リークの突進に巻き込まれた際にジェットパックを破損、その故障に気付かぬまま、射撃を続けながらメイスの攻撃をかわそうとジェットを起動させるが、煙を吹くだけで動かず、牽制で銃を持っていた右手を切られた後に、首をはねられ死亡した。

 

尚、息子のボバ・フェットが「エピソード4~6」で着用しているマンダロア装甲は、ジャンゴの物を自身専用にカラーリングを変更した同一の物である。その証拠に、ジャンゴがオビ=ワン・ケノービとの戦闘後に、自身の宇宙船に乗り込む際に頭をぶつけるシーンがあり、その後ヘルメットの一部が凹んでいるが、ボバのヘルメットにも同じ場所に凹みが確認できる。また、愛機の「スレーブ・ワン」も息子のボバが引き継ぎ、改造を加えて愛用した。

ゲーム『スター・ウォーズ ジャンゴ・フェット』

 

本作の主人公であり、『エピソード2』の前日談として物語は進む。ドゥークー伯爵の元弟子にしてダーク・ジェダイとなった二刀流の女剣士コマリ・ヴォサと、彼女が率いるカルト集団「バンド・ゴラ」を壊滅するよう、惑星ボクデンの衛星の一つ「コルマ」にてティラナス(ドゥークー伯爵)から依頼を受けたジャンゴが戦いに臨む。後にこれはドゥークー伯爵が、ジャンゴがクローン・トルーパーの遺伝子ホストとして相応しいだけの、“銀河一の賞金稼ぎ”の噂に違わぬだけの実力を持つか計るために行ったテストだと判明した。

関連キャラクター

  • ボバ・フェット ※息子
     
  • クローン・トルーパー?
     
  • ドゥークー伯爵?
     
  • ザム・ウェセル?
     
  • オビ=ワン・ケノービ?
     
  • メイス・ウィンドゥ?
     

関連ワード

外部リンク