アニメ映画『塔の上のラプンツェル』に登場するキャラクター。序盤では「フリン・ライダー」(英語表記:Flynn Rider)と名乗っているが、作中ではそれが偽名であることと、本名が「ユージーン・フィッツハーバート」(英語表記:Eugene Fitzherbert)であることを明かした。
アニメ映画『塔の上のラプンツェル』
[添付]
英語版声優:ザッカリー・リーヴァイ
日本語版声優:畠中洋
数々のトラブルを切り抜けてきた、自信家でナルシスト、そしてロマンチストの美青年。指名手配もされている王国で一番の泥棒。フライパンだけで武装した衛兵を数人倒す武芸を持ち、突き出ている板に思い切り体を打ち付けても軽傷で済ませる強靭な肉体を持つ。スタビントン兄弟と組んで王女のティアラを盗んだ罪で衛兵に追われる中、身を隠そうと侵入した塔でラプンツェルと出会う。ラプンツェルに撃退されて捕まってしまい、解放の条件として彼女を灯りが現れる場所まで連れて行くことになる。一人称は「俺」。
ラプンツェルと共に灯りを見た後、スタビントン兄弟にティアラを渡すために兄弟のもとに向かうが、ゴーテルの策略で衛兵に捕まってしまう。酒場で出会った荒くれ者たちに助けられて何とかマキシマスとともに塔へたどり着くが、そこでゴーテルにナイフで刺され、ラプンツェルが自分の自由と引き換えに彼を助けようとして近づいた際、彼女を救うために髪を鏡の破片で切り取り、息絶えてしまう。だが、ラプンツェルが流した涙の中に僅かに残っていた金色の花の力により息を吹き返した。ラプンツェルを本来の家族である王と王妃のもとに送り届けた後は名前を本名に戻し、泥棒稼業から足を洗ってラプンツェルと結婚した。
アニメ映画『アナと雪の女王』
ラプンツェルと共にエルサの城へ向かう訪問客としてカメオ出演している。