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アニメ映画『塔の上のラプンツェル』に登場するキャラクター。
アニメ映画『塔の上のラプンツェル』
英語版声優:ドナ・マーフィ
日本語版声優:剣幸
ラプンツェルの育ての親で、塔に出入りするただ一人の人間。ラプンツェルの長髪を昇降機がわりにして塔の窓から出入りする。隠し事があるかのように、ラプンツェルを塔の中に閉じ込めてきた。外の世界がどんなに恐ろしいことに満ちているか、自分が娘をどんなに大事に思っているか、そしてラプンツェルがどんなに無力かを言い含めている。
本来の姿は400歳の老婆で、ラプンツェルが生まれる前は"どんな病気も治す金色の花"を独占し、何百年もその力を利用して美貌を保っていた。だが、妊娠中の王妃が病気になったことにより金色の花が摘まれてしまったため、後にその花の力を髪に宿して産まれてきた赤ん坊のラプンツェルを誘拐して育てつつ、その力を利用していた。ラプンツェルを度々「お花ちゃん」と呼ぶのも『金色の花の代用』という意味である。また、ラプンツェルの髪が一房だけブルネットになっていたのは、誘拐する前に彼女が切ってしまったためである。
ラプンツェルがフリンと共に塔の外に出ていったことを知った後、フリンに裏切られたスタビントン兄弟を協力させてラプンツェルを連れ戻すが、フリンが再び自分の前へ現れた事に激昂してフリンをナイフで刺す。しかし、最後の力を振り絞ったフリンがラプンツェルを運命から解き放つために彼女の髪を切り落としたことで魔法が解け、同時に自らの美貌も失ったことでパニック状態に陥っていたところを、パスカルの機転で塔から転落し、灰となって消滅した。