シェンロンガンダム/アルトロンガンダム

Last-modified: 2024-05-21 (火) 05:04:34

登録日:2010/08/25(水) 18:11:47
更新日:2024-05-21 (火) 05:04:34
所要時間:約 17 分で読めます


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正義は俺が決める!


シェンロンガンダム及びアルトロンガンダムとは、『新機動戦記ガンダムW?』に登場するモビルスーツ (MS)の一機。
TV版では大河原邦男、それを踏襲したEW版並びにアーリータイプではカトキハジメ?がそれぞれデザインを担当している。

シェンロンガンダム


■機体データ

形式番号:XXXG-01S
開発:老師O
頭頂高:16.4m
重量:7.4t
装甲材質:ガンダニュウム合金?
武装:バルカン×2、ビームグレイブ、ドラゴンハング(火炎放射器内蔵)、シェンロンシールド×1

搭乗者:張五飛?

□アビリティレベル

ファイティングアビリティ:レベル160
ウェポンズアビリティ:レベル110
スピードアビリティ:レベル130
パワーアビリティ:レベル140
アーマードアビリティ:レベル120

■機体解説

AC195年に実行されたオペレーション・メテオに投入された特殊戦用MS。
開発者である老師O?をはじめとする中華系の住むL5コロニーで製造されたため、古代中国風のデザインがなされている。
装甲は赤・青・白のトリコロールカラー。

名称の由来は「神龍」で、名付け親はパイロットである張五飛。
また本機には、亡き五飛の妻?の魂が宿っているとされており、彼からは“ナタク”という名前で呼ばれている。
ナタクは封神演義に登場する人造人間(正確にはやや異なるが)であり、五飛の妻が生前自ら名乗っていた。
OZから付けられたコードネームは「ガンダム05(ゼロファイブ)」。

本機はMSの機体駆動のエキスパートであった老師Oの意向で、ビームグレイブやドラゴンハングなど、リーチが長く近接戦闘に特化された武装を多く持ち、機動性や運動性も非常に高く設定されている。
肩アーマー前面に装備された分析カメラセンサー”ファイティングサイト”は、敵機の分析能力に長けている。

デスサイズ?サンドロックに近い近接白兵戦を重視したコンセプトだが、ステルス機能によるビームサイズの一撃離脱のデスサイズや重装甲と重いヒートショーテルで押し切るサンドロックに比べ、本機は全ガンダム中最高の駆動フレームによる純粋な高機動白兵戦に特化した設計がなされていることがうかがえる。

汎用性の高さも特徴で、トーラス?のビームカノンを奪い発射したこともある。
また、重力下でのウイングガンダム?ほどの飛行能力?はないがある程度までならば無改造でも宇宙空間で戦える。

ちなみに、コックピットに五飛愛用の青龍刀が置いてあったりする。危険。

■武装

  • バルカン
    おなじみ頭部バルカン2門。本機唯一の射撃武装。
  • ビームグレイブ
    柄の長い薙刀状のビーム白兵武装。名称は西洋の長柄武器?の一種”グレイブ”から。
    リーチの長さが強み。不使用時は背部ラッチにマウントする。
  • ドラゴンハング
    シェンロン独自の武装。
    の頭を模したガンダニュウム合金製クローで、右手首部分を上顎と下顎部分で挟みこむように設置されている。
    ただし、この形だと顎の間にマニピュレーターがきてしまい上手く物を挟めないため、作画上マニピュレーターが省略されるようになっている。
    上顎牙部分の形状のおかげで鉤爪の要領で使えるが、専ら右アームを伸長させて?意外な間合いから攻撃を仕掛けている。
    アームの伸び代部分は右肩のアーマーに折り畳まれるようにして収納されており、各関節部も引き出すことでかなりのリーチになる。
    この辺は玩具化や前年度中華系ガンダム?との差別化の意味合いも強い。
  • 火炎放射器?
    ドラゴンハングの両脇に内蔵されている。媒体によっては「ドラゴンファイヤー」「ドラゴンハングファイヤー」とも呼ばれている。
    凄まじい熱と攻撃範囲を誇り、対施設・対MS両面で使用する。
    汚物は消毒だ~!!?
    ちなみに、空気が無い宇宙空間でも普通に使用出来る。
    現実的に考えれば燃やすための酸素を内部にパンパンに詰めれば使用出来なくは無いものの、武器としての有効性は疑問が残るのだが…… ????「生物系BYDO?には有効だよ!」
    そんな武器付けてもいいのか?五飛。

■劇中での活躍

地球に降下した後は、他のガンダムパイロットと馴れ合う事なく単独でOZへの破壊行動を行っていた。
「オペレーション・デイブレイク」発動時にはただ一機のみその真意に気付いていたが、その移動能力が災いして手遅れとなっている。

トレーズ?と生身での決闘で敗北した五飛の思いもあって戦いから遠のこうとしていたが、サリィの故郷での一件を経て活動を再開。
その後デュオカトル?が宇宙に上がる際は援護に駆け付け、彼らを救出。
そのまま宇宙に上がり単身OZ宇宙軍に戦い挑むも、バルジ砲が掠めたことで右腕ごとドラゴンハングを破壊されてしまい、已む無く撤退。

そして、戦闘能力の大半を失ってしまったうえにMDの台頭を受け現状のシェンロンでは力不足と感じた五飛の策略で
あえてOZに鹵獲され、ガンダム開発者による改良を受けてアルトロンガンダムへと生まれ変わっている。

アルトロンガンダム



今度は勝ち逃げか…!

■機体データ

形式番号:XXXG-01S2
頭頂高:16.4m
重量:7.5t
装甲材質:ガンダニュウム合金
武装:バルカン×2、ツインビームトライデント、ドラゴンハング×2、2連装ビームキャノン、アルトロンシールド

搭乗者:張五飛

□アビリティレベル

ファイティングアビリティ:レベル170
ウェポンズアビリティ:レベル140
スピードアビリティ:レベル130
パワーアビリティ:レベル140
アーマードアビリティ:レベル120

■機体解説

OZに鹵獲され月面基地で解析のため解体されたシェンロンの部品を5人のガンダム開発者が密かに運び出し、地下の秘密工場でデスサイズと共に復元・改良を施し完成させた機体。
実質シェンロンの改修機であり、基本デザインも引き継がれているが、装甲の青い部分が緑色に変更され大分イメージが変わっている。
アルトロンとは「双頭龍」の意。

オペレーション・メテオ用に開発されていたシェンロンは(降下した他の4機にも言えるが)地上戦用であったため、本格的な宇宙空間での戦闘行動には難があった。
そこを改善すべく、背部左右にスラスター内蔵の可動翼ランダムバインダー、両スネにサブスラスターを追加するなど宇宙戦に対応した改修が施された。
「モチーフはドラゴン(竜)ではなくなんだから翼があるのはおかしくね?」と思うかも知れないが、中国にも「応龍」という翼の生えた龍の伝承があるので問題なし。

同時にヴァイエイトとメリクリウス?開発の際獲得した技術を用いることで、持ち前の近接格闘能力を強化したうえで遠距離戦闘にも対応できるよう武装も強化された。

■武装

  • バルカン
    頭部に2門。シェンロンからこれといった変更は無い。
  • ドラゴンハング
    アルトロンの名の通り、両腕がドラゴンハング仕様となったことでリーチが倍加し、より多彩な攻撃が可能になった。
    クロー部分は上顎と下顎が一体化した一つのユニットになり、ややリーチも伸びた。
    先端の牙部分は野太くなりパワーが増し、火炎放射も強化され、以前より倍も威力が増している。
    腕の部分はシェンロン時のドラゴンハングと大差無い。後期OPなどではやたら関節が増えて伸びまくっているがあくまで演出である。
    シェンロンに搭載されていた火炎放射器も引き続き搭載されている。汚物はry?
    やっぱりなぜか宇宙空間でも何なく使用可能。
  • ツインビームトライデント
    両端から三つ叉のビーム刃の出る?武装。片側のみの発振も可能。
    ビームグレイブと比べて、ビーム刃の出力が大幅に向上している。
    これはメリクリウスのクラッシュシールドの粒子加速技術が応用されているため。
    柄は縮めることができ、不使用時にはその状態でランダムバインダーにマウントされる。
  • 2連装ビームキャノン
    龍の尾の様な形状の背部ビーム砲。
    ヴァイエイトのビームカノンの技術が用いられている。
    ドラゴンハングと同様に多関節アームで支持されており、背面等に発砲できるなど射界は広い。
    この装備により、遠近共に隙のない機体となった。
  • アルトロンシールド
    色(青→赤)以外は基本的にシェンロンシールドと同じ。
    但し左腕もドラゴンハング仕様アームになった事から、左肩アーマーに半固定化された。
    その為、防御は左側面のみとなり有効性は下がった。

■劇中での活躍

牢から脱出した五飛が搭乗し、未完成ながらもデュオのデスサイズヘルと共に新型のビルゴ?部隊を多数撃破。
その後L5コロニーに潜伏し調整を終え、単機でOZ、ホワイトファングの部隊と戦闘を繰り返す。
途中現れたゼクス?ウイングゼロとも互角に立ち回るが、流石に孤立無援では機体ダメージが蓄積していき限界寸前にまで追い込まれる。
だが五飛がヒイロたちとの協力を受け入れたことでピースミリオンで修復を受け、4機のガンダムとの共闘を始める。

リーブラ攻防戦においてはトレーズ・クシュリナーダ?の駆るトールギスⅡ?と対決。
ドラゴンハングを使わず互いで純粋なでの勝負を繰り広げた末、遂にこれを撃破した。
しかしこれはトレーズがわざと手を抜いて負けた「トレーズの勝ち逃げ」と五飛は認識し、後々まで引き摺る禍根となっている。
その後ガンダムエピオン?との戦いを終えたヒイロのウイングゼロに、ツインバスターライフルを送り届けた。

EWでは自爆処理された他のガンダムと違い唯一残存していたが、禍根を含めて全てにケリをつけた後、戦いを捨てて生きることを決意した五飛の手によって自爆処理された。

アルトロンガンダム(Endless Walz版)



戦いは兵士で決するものではないのだ…

■機体データ

型式番号:XXXG-01S2
全高:16.4m
重量:7.5t
装甲材質:ガンダニュウム合金
出力:3,045kW
推力:74,760kg
武装:バルカン、ドラゴンハング×2、ツインビームトライデント、2連装ビームキャノン(敗栄)

搭乗者:張五飛

■機体解説

OVA・劇場版『Endless Waltz?』などに登場するアルトロン。
他のガンダム4機同様、上記のTV版アルトロンと同一の機体。
ゲームなどでは他の機体同様の「アルトロンカスタム」など以外に「ガンダムナタク」と表記することでTV版と区別されることもあった。
前述にもあるが、ナタクは五飛のつけた愛称なので機体名はアルトロンガンダム。
最近では「アルトロンガンダム(EW版)」といった表記も多いだろうか。

デザイン面ではドラゴンハングを非常に強調している一方、本体ボディはシンプルかつスマートな印象に。
翼とビームキャノンが無くなったことで近~中距離機体に戻り、シェンロンに先祖帰りしたようなコンセプトとなっていた。
後に刊行された、EW世界におけるTVストーリーの『敗者たちの栄光』では、この姿に背面の翼と2連装ビームキャノンが装備?されていた設定が追加され、TV板に近い姿となっている。

機動性、速力、運動性、格闘能力がトールギスⅢに搭乗したゼクスでも「どこまでやれるか」と漏らす程。
ウイングゼロでも接近戦を挑むのは無謀とゼロシステム?が判断するほどで、『EW』における地球降下直前のアルトロンとの一騎打ちでは、ヒイロはゼロシステムから「離れてツインバスターライフルを撃て!」と絶え間なく指示を送られながら、敢えて接近戦で戦っていた。
改良以前のガンダム4機にもすべてに言えるがその莫大な推力と機動性で飛行戦闘で超音速での戦闘が可能のエアリーズも軽々と上回り、アルトロンガンダムはウイングゼロと空中戦闘も可能な程。
海上から大統領府シェルターまで飛行も可能。

■武装

  • バルカン
  • ツインビームトライデント
    TV版とほほ同じ。
  • ドラゴンハング
    クロー部分は横開きに変更され、より大型になった。
    接続方法も腕そのものを伸ばすのではなく、腕部とクローの間に延長アームを介する方式に変更。これにより両腕のドラゴンハングとトライデントを同時に使用できるようになった。とんでもなく伸びる。
    ユニットそのものが巨大なガンダニュウムのシールドの役割も果たす。これに伴いアルトロンシールドはオミットされた。
    また火炎放射器もオミット。やっぱ空気の無い宇宙空間でボーボー火炎放射するのはおかしいと思ったのか。
  • 2連装ビームキャノン
    EW時空のおけるTVストーリーにあたる『敗栄』での追加装備。基部がウイングユニットと一体になっているが概ねTV版に準じたデザインとなっている。
    イブウォーズにおいてトールギスⅡに破壊されて以後EWでは基部とウイングも外され修復はされていない。

■劇中での活躍

◇OVA・劇場版

五飛が拒否したため、5機のガンダムの内唯一地球圏に残っており、
自ら悪としてマリーメイア軍に所属した五飛が搭乗し、ヒイロのリーオー?を追い詰めた。

そして、ウイングゼロに乗り換えたヒイロと軌道上で対決し、そのまま地球へ降りる。
降下の際パラシュートを使用していたが、他の4機を見ていると別に無くても支障はないと思われる。
ガンダニュウム合金パネェっす。
続く空中戦でウイングゼロに損傷を与え追いつめるが、ヒイロが戦闘を放棄したことで決着には至らず。
その後は「平和?のため武器を持たず戦う市民たち」に寄り添う。

紛争終結後は五飛の手により、竜一族の故郷で自爆
この場所で自爆させることで、亡き妻の魂の安らかな眠りを願った。

◇『敗者たちの栄光

概ねTV版に準じるが、前述の通り翼とビームキャノンが復活し戦闘能力が向上。
オリジナルシーンでは撃墜したビルゴ?の残骸から右腕のジェネレーターとビームキャノンを拝借し射撃戦を行う場面も。

トレーズとの決戦では2連装ビームキャノンを破壊されてしまいながらもなんとか勝利した*1

◆シェンロンガンダム(アーリータイプ)


アーリータイプ(新機動戦記ガンダムW)?参照。

余談だが、アルトロン登場直前にはコミックボンボン?嘘バレ?記事として奇怪な改造シェンロンが紹介された。
何を血迷ったか『新機動戦記ガンダムW パーフェクトアルバム』にはこれらの機体が収録されてしまっている。

【関連機体】


ウイングガンダムゼロ
シェンロンを含む5機のガンダムの原型機。
TV版ではゼクス搭乗時に交戦した他、EW版ではヒイロ搭乗時に死闘を繰り広げた。

◆ティエンロンガンダム
ティエルの衝動?』に登場するシェンロンの量産仕様。

【立体化】


ガンプラ?

TV版は放映当時にウイング、デスサイズと共に1/144、1/100 HGが発売。
当時の技術の限界もあり、ドラゴンハングを伸ばしていない状態だと腕が横に開かないという致命的な欠陥がある。そのためポージングはさせ難い。
また1/100 HG アルトロンは、同シリーズ1/100 HGの中で唯一クリアパーツが付属しない。しかもドラゴンハングの延伸腕部の関節ポリパーツが足りなくなる為、シェンロンのドラゴンハングより関節数が少ない上に可動範囲も狭い*2という残念仕様。
ついでにアルトロンは(両スケールとも)左肩のシールドが固定式のため左腕ドラゴンハング展開の邪魔にもなっている。

EW版は劇中で最初に登場したため、主役機のゼロを差し置いて1/100 HGが最初に発売されたのだが、
それが災いしてか同スケールのアルトロンガンダムからの流用パーツが多く、他のラインナップに比べて残念な出来に。ごひェ……
そのせいなのか値段が他の1/100EWキットよりちょっとだけ安かったりする。
またクリアビーム刃のトライデントが付属するので、それをTV版アルトロンに流用するために買うのもあり。
1/144 HGは完全新規なのでご安心を。こちらには1/100にはなかったドラゴンハング延長パーツが付属しており、劇中演出に近い長さまで長く伸ばせる。
基本的にEW版は1/100の方が付属品が多いのだが、何故かナタクだけは逆になっている。
MGではEW版アーリータイプのシェンロンが店頭販売され、後にプレミアムバンダイ限定でEW版アルトロンや、シェンロン(タウヤー装備)が販売された。

2021年1月現在、HGACシリーズで主役機5体のうち3体が発売、デスサイズも発売が決定し、『ガンダムビルドダイバーズ?』に登場したアルトロンの改造ガンプラである「ガンダムジーエンアルトロン」が既に発売されていることから、いずれTV版シェンロン及びアルトロンも発売されるであろう。
そんなわけで2022年9月にようやくHGACが発売。遂にガンダム5機が勢揃いするようになった。
ポリキャップレスを採用し、関節部分はPS素材で完結。特徴的なドラゴンハングは、肩部関節のロック取り外しなどで延長できるようになり、かなり恰好のつくような見栄えをしている。ただ一部ゲームや劇中演出で見られるようなやたら伸びすぎる腕?というほどではない。
フェイスパーツは前後分割ながらにマスクパーツが一緒にされている。
可動範囲は優秀で、難なく膝立ちできる部分や、表情の付きやすいハンドパーツも優れた点として挙げられる。
一方で色分けは若干少なく、肩部の分析カメラセンサー”ファイティングサイト”はシール補完され、腰部から下のパーツに至ってもいくつか白色や黒色が足りずのっぺりとした印象になっている。

ROBOT魂?

2012年10月にアルトロン(TV版)が、2013年9月にシェンロンがそれぞれ発売された。
プラモの最大の欠点である「腕が開かない」点を見事に克服。アルトロンの左肩シールドも開けるように改良されている他、それまで完全固定だったウイングもカッコよく展開できるようにアレンジされている。

ゲームでの活躍】


ガンダムvsガンダムNEXT?

家庭機にEW版が登場。コスト2000の格闘特化機体。
メイン射撃のドラゴンハングは∀のハンマーのような性能を持ち、破格の単発ダメージを誇る。
チャージすると両腕のハングを飛ばす。
他にもハング捕縛やトライデント投げなどクセは強いものの、近~中距離戦闘が得意。
というか一部の3000コス格闘機より断然強い。こうしてエピオンの肩身はさらに狭くなった。

EXVS?にもデスサイズのアシストとして登場。
誘導は強いがダウン値が低く、フルヒットさせてもダウンをとれないため迎撃には不向き。

◇Extreme vs. MAXI BOOST

真夏のマキシブースト祭第1弾解禁機体でTV版が登場。のちにフルブのDLCでも登場。コスト2500。TV版なのに腕の伸び方がEW版。
2500コスト版ドラゴンガンダムのようなドラゴンハングを用いたインファイトを主軸とするが、地走タイプではなくなり射撃の手数も増えているので、中距離戦でもそれなりに闘える。
奪ダウン力に長けた攻撃が多いので疑似タイマン能力が高く、セットプレーに持ち込んで一方的な戦闘を繰り広げるのも不可能ではない。
覚醒技は格闘乱舞。最終段はトレーズとの決戦シーンを再現している。

機動戦士ガンダム Extreme vs. MAXI BOOST ON?では、若干の調整を受けただけで一貫して立ち位置は変わっていない。
EXバーストでは格闘が強いF覚醒との相性がすこぶる良い。

家庭用ゲームGUNDAM VERSUSでは、コストが300となりEXVSシリーズでいう2000コスト相応に落とされてしまった。
基本性能の多くが下方調整され、強みである下格闘の強制視点移動もそれほど脅威ではなくなったので立場は悪め。

機動戦士ガンダム Extreme vs. 2?ではメイン射撃とサブ射撃のダメージが下がったり上がったりとチグハグな調整をされたが、全体的に見れば強化された部類。
しかし激しい待ちゲー環境だったため、常に詰め寄って仕掛ける必要のある本機では相性がとても悪かった。

機動戦士ガンダム Extreme vs. 2 X BOOST?では、強みであった下格闘が通常ダウンになり、射撃CSが火炎放射になった。
従来の使い勝手と大きく異なるが基本は変わらず、射撃始動のダメージ取りが大きく伸びたとみるべき。

Gジェネレーションシリーズ?

射程5という珍しい格闘持ちとして重宝する。特にビルゴ戦では、コイツがいるといないではかなり違う。
クロスレイズではドラゴンハングの射程が2~4に変更されたものの、会心効果によって数値以上の攻撃力が出るし、ビーム耐性を常設した対鉄血?勢においても活躍する。

スーパーロボット大戦シリーズ?

パイロット共々中途半端な性能になりがち。というのも、デスサイズやサンドロックは武装の少なさが幸いして、最強武器であるシザースやショーテルがそれ一本で戦える性能になっているのだが、アルトロンの場合はトライデントもドラゴンハングもどちらも中途半端な性能になっている場合が多いからである。
また、EWシナリオが入っていると敵に回る展開が多く、加入が終盤になるため育てるのも面倒臭い。
扱いが良かったのはドラゴンハングの射程が長く、移動後に使用可能な無限拳?めいたことが出来た「第2次Z」ぐらい。
(戦闘アニメでは敵に接近しているとはいうものの)相手の射程外から一方的にボコボコにするイマイチ五飛らしくない戦い方になるが…。

が、AP?のナタクだけは別物。五飛のエースボーナス?自爆してもHPが1だけ残る」を活用することで
自爆→修理→自爆…で安定した削り役として使用可能。
最後まで自爆を拒絶した彼らしいボーナスがこんな形で活かされてしまうとは…。




弱い者が追記・修正するな…!


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*1 EWに続く都合上、やはり五飛は納得できなかったが
*2 その為かつては簡易改造テクとしてドラゴンハング延伸アーム部分をシェンロンを二体買ったり部品注文で調達し交換するという手法が有った