登録日:2017-10-06 (金) 19:30:10
更新日:2024-04-20 (土) 09:36:34
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Tag: ヤッターマン 泥棒の神様 XYZ星人 ドクロストーン 何故かなかなか立たなかった項目 おしおき おしおきだべぇ~ 阪神ファン 夜ノヤッターマン 滝口順平 ホリ 深田純 茶風林 黒幕 運命 宇宙人 パワハラ
ヤッターマンの登場人物。
三悪「ドロンボー一味」に指示を与える黒幕。
演:滝口順平(無印、2008年版、実写映画、ボカンと一発!ドロンボーSS版)、ホリ(夜ノヤッターマン)、深田純(グッド・モーニング!!!ドロンジョ)、茶風林(ボカンと一発!ドロンボーPS版)
【概要】
泥棒の神様を自称しており、ドロンボー一味に無印では大金塊の在り処を示すという「ドクロストーン」、2008年版では、どんな願いでも叶うという「ドクロリング」を探すよう指示を出し、各話の最初に、それらの在り処の情報(大抵は誤り)を映像やメカを通して伝えるが、直接姿を見せることはない。
番組の最後にヤッターマンに負け、任務に失敗したドロンボーに、ママより怖いおしおきをすることが恒例の流れになっている(確保に成功してもなんだかんだでお仕置きは行う)。
なおこの際無印では、おしおきミュージックとしてベートーベンの運命をアレンジした曲がかけられる。
初期は「ドクロベー」と呼ばれることもあるが、最近はドクロベエで統一されている。
【その正体】
無印最終話にて、最後のドクロストーンの隠し場所のアワテルロー博物館に向かったドロンボー達の前に現れたのは、ドクロベエの世を偲ぶ仮の姿。
そして、その正体はドクロ惑星XYZ星人。
遥か昔に地球誕生の爆発に巻き込まれ、バラバラになった体のパーツこそがドロンボーに集めさせていたドクロストーンだった。
つまり、大金塊など嘘っぱちでドロンボーは利用されていただけであり、彼らを置き去りに母星に帰って行った。
【OVA・タイムボカン王道復古】
OVA1巻では、主役はもらった杯争奪オール3悪メカメカ猛レースで優勝したドロンボーたちの前に現れる。
そして、「ビデオ出演のために体力をつけるといいべ~」と、おしおきを実行。
OVA2巻ではドクロベーならぬ「トグロベェ」として登場。タツノッコン王国にあるトグロストーンを奪うよう指示を出す。
そして最後は「ファンの期待を裏切らないのがタイムボカンシリーズのいいとこだべぇ」と言いつつ、おしおきを実行する。
【2008年版での活躍】
収集対象が5つのドクロリングに変わっただけで、やっていることは無印とほぼ同じ。
ゴールデンタイム時代はドロンボーに指令を伝える時にセットで目的地にちなんだ「ドクちゃんの豆知識」を披露していく。
フカキョンのサイン欲しさに先着100名のサイン会の行列に並ぶ、ラーメンが好物、花粉症でエステに通っているなど俗っぽい面が足された。
35話でドクロリングが5つ集まり、無印と同じ世を偲ぶ仮の姿でドロンボー達の前に現すも、
ドクロリングは実は10個必要とドロンボー達や製作スタッフ、全地球人をずっこけさせ、孫のドクボンを預けて去っていった。
そして、最終話。
ドクロリングが10個集まったことにより、ドロンボー達の前に再び仮の姿を見せる。
仮の姿でも、手をかざすだけでバリアを貼るなど圧倒的な力を見せる。
その正体は、無印で母星に帰っていったドクロベエ本人。
30年の時を経て、ふと地球が懐かしくなり観光を満喫するも、本体を隠しておいたゲートの鍵「ドクロリング」を失くし帰れなくなったため、
ドロンボーから無印での記憶を盗み、利用していたのだった。
今回は約束通りドロンボー達の願いを叶えるつもりはあったのだが、直前に孫のドクボンを苛めていたため取り止める。
それでもドロンボーが食い下がったため、心の奥底に眠る真の願いを可視化させ確かめるも、
3人ともくだらないものだった*1ため呆れ果てる。しかし、他の人間の願いも大して変わらない・醜い争いを生むだけのものと見做し、食欲や睡眠欲と言った生物の根本的なものも含め、全ての人間の願いを盗もうと「ドクロストーン」の姿を現わす*2。
地球全体の人間の願いを両目に吸収し始めるが、ヤッターキングが生み出したアルバムメカに載る2008、そして無印の想い出が詰まった写真に涙ぐみ、また孫のドクボンが母親の写真を見て、家に帰ることを望んだため中断。
NASU製のロケットに乗ってXYZ星に帰って言った。
そしてエピローグ。
ドロンジョ・ボヤッキー・トンズラーが、ドロンボーを解散し、夢を叶えるためにそれぞれの道を進もうとしながらも、
ドロンボーとして過ごした日々を忘れきれず涙を零していた頃、ドクロベエもまた彼らと同じように涙を零し、ドクボンに声を掛けると、一人地球に戻り、再結成したドロンボー達の前に姿を見せ、もはや必要もなくなった筈の鍵「ドクロリング」を50個集めるように指示を出すのであった。
【夜ノヤッターマン】
ドロンボーが最終戦争でヤッターマンに敗れ、長い月日が経った世界が舞台であり、ドクロベエもヤッターマンによって打ち倒され消滅している。
しかしただでは敗れなかったようで、第1話のアバンでは月を砕き、その破片で地球に甚大な被害を与えていた。
現在でもその影響は色濃く残り、かつて月が輝いていた夜空には巨大な髑髏が浮かんでいる。
ドロンボーの子孫が追放された辺境には、ドクロベエのトレードマークであるドクロ型の石碑が遺されており、
またヤッターマンが支配するヤッターキングダムでは、ドロンボー一味と共に世を偲ぶ仮の姿がプロパガンダ映像に使われている。
ドロンジョの子孫・レパードは悪に堕ちたヤッターマンを倒すことを誓い、
ドロンジョを名乗り、新生ドロンボー一味を結成するが、
ヤッターキングダムで待ち受けていたのは……
ドクロベエその人だった。
世を偲ぶ仮の姿を痩せさせ、頭身を伸ばしたようなダンディな紳士のような姿になっている*3。眼鏡は左モノクルに変更。
かつてドロンボーを利用し、ドクロストーンを集めさせて母星に帰ったドクロベエだったが、何も悪いことをしていないのに邪魔をしたヤッターマンへの怒りを抑えきれず、地球に戻り再び戦いを挑むも、また敗れ星に戻る。その後も再び地球に戻っては負け、戻っては負け、敗北を繰り返していた*4。
遂には役立たずのドロンボーを切り捨て、準備を整え戦争を仕掛けヤッターマンを倒すことにも成功する。
しかし怒りは収まらず、ヤッターマンだけではなく彼らの味方をした地球人全体に矛先を向け、自身がヤッターマンを名乗ることで、憎き仇とも知らず人々を死ぬまで労働させることを復讐としつつ、
自身のためのエネルギーを生産させ力を蓄えていた。
ガリナとアルエットが新たなヤッターマンとなり、人々に真実をバラされ、
「ヤッターマンの歌」をバックにヤッターワンの直撃を受けるも、
直後に巨大化した仮の姿を現し、巨体を活かし拳や岩を飛ばしヤッターワンを圧倒する。
しかし、アイちゃんの呼びかけにヤッターワンが覚醒してからは、スピードに追い付けなくなった。
シビレステッキやケンダマジックなどヤッターマン達のアシストもあり、最後にはヤッターワンの突進で片眼鏡から頭部を貫通され、爆発しドクロ雲となり倒され、消滅した。
追記・修正しなければ
ママより怖いおしおきだべぇ~