登録日:2010-10-29 (金) 01:17:11
更新日:2024-04-20 (土) 21:55:02
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Tag: タイムボカンシリーズ タツノコプロ フジテレビ 日本テレビ 嵐 深キョン リメイク版は山ちゃん祭り 豚もおだてりゃ木に登る 今週のビックリドッキリメカ ポチッとな アラホラサッサー ポペーッ おしおきだべ~ カワイソカワイソ 世界のナベアツ マクドナルド 決して伊藤誠ではない さらばドクロベエ フォーマットアニメ パチンコ化 ドロンボー ヤッターマン ドクロべー 実写化 三池崇史 バーチャルYouTuber VTuver ドクロストーン ドクロリング 08年冬アニメ アニメ 笹川ひろし 鳥海尽三 しぎのあきら 菱田正和 高橋ナツコ 70年代テレビアニメ
ヤッターマンとは、1977年1月1日から1979年1月27日まで、フジテレビ系列にて全108話が放送された、タツノコプロ制作のタイムボカンシリーズ2作目である。
2008年には読売テレビ制作・日本テレビ系列でリメイク版が制作・放送され、2009年には嵐?の櫻井翔主演で映画化された。
本項目ではこれらについても説明する。
【説明しよう!】
もはや説明する必要もないくらい有名なのだが、
各話の流れはだいたい以下のとおりに決まっている。
ドロンボー一味がインチキ商売で金を稼ぎ、メカを作る
↓
ヤッターマンの二人がインチキ商売を嗅ぎつけ、ドロンボー一味の仕業と確信し、ドクロストーンの情報を入手する
↓
ドロンボー一味がドクロベエの情報を元に先にドクロストーンを探しに出て、ヤッターマンが追う
↓
ドクロストーンらしきものを見つけるが、ヤッターマンが追い付き戦闘へ
↓
白兵戦ではヤッターマンが圧勝しメカ戦へ
↓
序盤はドロンボー一味が優勢だがヤッターマンの「ビックリドッキリメカ」により形勢逆転。
ドロンボー一味のメカは解体、爆発してドクロ雲を残す。その後勝利のポーズ
↓
ドクロストーンが偽物だとわかり一件落着
↓
ドロンボー一味におしおきだべぇ~
大体このパターンで2年も続いた上に、リメイク版はもちろん劇場版でもドクロストーンがドクロリングに変わったぐらいでこのパターンをだいたい踏襲した(劇場版ではインチキ商売~メカ戦を何度か繰り返して対応)のだから凄い…
作風は童話や名作映画等を題材としたものが多く、リメイク版ではこれに加えて「みのもんたのサイボーグ説」*1や「一発屋?芸人」等放送当時の流行、ドロンジョとトンズラー役の人が長年レギュラーで出演していたアニメを筆頭とした楽屋・中の人ネタ?が登場するようになった。
【ストーリーだコロン!】
泥棒の神様・ドクロベエの命令で謎の石・ドクロストーン(リメイク版ではドクロリング)を集めるドロンボー一味…だが、そんな奴等は許しちゃおけない!
ヤッターマン1号と2号、そしてヤッターワンがいる限り、この世に悪は栄えないのだ!
【登場人物だコロン!】
リメイク版では基本的に三悪+ドクロベエ様は第一作と同じキャストが起用されたが、滝口はこの3年後に亡くなり、残りの3名も存命中に交代したため4人が揃った最後のアニメ作品となった。
(〇はリメイク版に登場したキャラ)
CVは初代/リメイク版/媒体版の順
ヤッターマン
高田玩具店の一人息子で年齢は13歳。ケンダマジックを武器に戦う。
本編終了後のOVAではアイちゃんと結婚、新婚ボケを見せつけていた。
リメイク版では少し優柔不断な性格に。
ゲーム版の喜多村は後年、3悪の美女ポジションを小原から引き継いだため、タイムボカンシリーズでは唯一善人と悪役の両方を演じた唯一の声優である。
シビレステッキを使う12歳の女の子。変身シーンはドロンジョ様とは違う意味でお色気たっぷり。
リメイク版は「メガパー」が口癖。
旧作のとある回では、ドロンジョ様ではなく彼女がドクロベエ様の指令メカの爆発に巻き込まれてしまい、御多分に漏れずツナギがボロボロに破れて下着?姿になってしまった事がある。(ちなみに色は、ブラが黄色でパンツがピンク色であった。)
- オモッチャマ
CV:桂玲子/たかはし智秋?
サイコロから変形する、ヤッターマンをサポートする小型ロボ。自分の事を「ボッチ」と呼び、語尾に「~コロン」をつける。
ヤッターマン関係者
- 高田徳兵衛
CV:未登場/菅生隆之
ガンちゃんの父親。
旧作ではメカの製作を途中で諦めたりドロンボーのインチキに騙されたりするダメなおっさんだったが、
リメイク版では優秀なおもちゃ職人でヤッターコングとココングを作り上げた。
- 高田ひとみ〇
CV:山下亜矢香
リメイクアニメの劇場版で初登場したガンちゃんの母親。トイトイ王国で起きていた騒動について何も知らずに終わった。
- ヤッターマンさぁん!号〇
CV:世界のナベアツ(現:桂三度)
黒歴史
- ヤッターマン4号/ミユちゃん◯
CV:佐藤聡美?
ガンちゃんの遠い親戚で、幼い頃に結婚の約束をしていた。アイちゃんのライバルとなるが最後は…
パチンコ版ヤッターマンでは渚カヲル並のプレミアキャラに。
また、タツカプ出演時のガンちゃんのEDには「ストリートファイターシリーズ」よりリュウ・春麗・アレックス、「ヴァンパイアシリーズ」よりモリガン、「ロックマンシリーズ」よりロックとロールが「1号に助けられた借りを返す」としてヤッターマンに扮して加勢する場面も。
ドロンボー
- ドロンジョ
CV:小原乃梨子/同左
演:深田恭子
ドロンボー一味の女ボス。24歳。
旧作では後半ガンちゃんに惚れたりしており、リメイク版でもちょっと頬を染めている。更に実写版では初恋の相手になってしまった。
素顔はかなり可愛い。
「ナガレイシだねリュウセキだねサスガだね」
かつてネット上で「本名はササッガワ・ヒロッコ」という説が流布されていたが、実際にタツノコプロが確認した所、
設定資料にそのような名は見当たらず、元ネタと目された総監督の笹川ひろし氏も脚本家の小山高生氏も全く知らない等、デマであると確定した模様。
なお、2022年にWOWOWで放送されたドラマ『DORONJO/ドロンジョ』では過去の名前として「泥川七音(どろかわ なお)」という設定が加えられたが、同作におけるガンちゃんとアイちゃんの名前はそれぞれ「高岩田ガン」「聖川愛花」となっている為パラレルワールドと考えた方が良さそう。
こちらでドロンジョを演じたのは池田エライザ。
因みに、深田恭子はこの作品でブルーリボン賞助演女優賞を受賞した。
名前の由来は、フランスの女優「ミレーヌ・ドモンジョ」で、小原はドモンジョ女史の吹替を担当している。
- ボヤッキー
CV:八奈見乗児/同左
演:生瀬勝久
メカや武器作りに精を出すドロンボー一味の知恵担当。本名はブツクサ・ボヤッキー。
「全国の女子高生の皆さぁ~ん」「ポチっとな」等の名言を生み出した。
タイムボカンシリーズを知らなくても彼の姿を知ってる人は多いのではないだろうか。
OVAと外伝マンガ「ボケボケホヤッキー」ではほぼ主役。
会津若松出身。
原作ではドロンボー解散後、会津若松のおハナと結婚し、クリーン悪トリオのコスイネンに師事して蕎麦打ちを習い、国分寺にそば屋を開いた。
リメイク版では一流のそば職人となるべく会津若松から上京。しかし腕前が良くなく、あちこちの蕎麦屋をクビになっていたうちにドロンボー一味となっていた。
三悪の力担当。本名はスタコラ・トンズラー。セリフと出番は少ないが本人は「楽だ」と言っているから良いとしよう。
出身地を聞かれ「岩手県~!」と答えているが、これは当時流行していたCMのパロディな為本当の出身地は不明。
リメイク版では演歌歌手のマネージャーをやっていた。またリメイク版での真の願いは中の人つながり?かステージでボエーと歌う?様子を観客が楽しんでいるというものであった。
あの世界では「×下手 ×音痴 ◎トンズラー」という評価なのだろう。
- ドクロベエ
CV:滝口順平/同左
どこからともなく現れて毎度毎度ドクロストーンの在りかを教える三悪のボス。
最終回ではとんでもない正体が明らかに…
「お仕置きだべ~!」
リメイク版ではドクロリングを集めるようドロンボーに指令を送り、行先に合わせたドクちゃんの豆知識を披露する。そしてドクロリング・ストーンが本物であろうがなかろうがママより怖いお仕置きを執行するのがお約束。
初期設定ではタイムボカン?の三悪とドロンボー一味は同一人物だったが、後々無かったことにされた。
更にリメイク版では時給80円で雇われ、何もなければ午後6時に勤務終了となるという設定が付与されていた。
- ドクボン/ネエトン〇
CV:三瓶由布子?/たかはし智秋
リメイク版より登場したドクロベエの孫とお供のギャルブタ。三悪には厳しいドクロベエにも彼には甘い。
ネエトンの声もたかはし智秋が演じており、次回予告はオモッチャマと一人二役で行なった。
ドクロリングハンター〇
全員リメイク版のみ登場。ドクボンがドクロリングを集め易くするために集めた精鋭達。ヤッターマンはもちろんドロンボーも終盤まで正体を知らなかった。
- ドクハンボス
ドクロリングハンターのボスで正体はドクボン。ドクロリングの真贋判定に使うマジックハンドがドクボンの持っているそれと同じ、口癖の「だべぇ」などからドクボンがドクハンボスであることの伏線は張られていた。
- セイン・デ・メダチ
声:岸尾だいすけ
メダチ兄弟の兄。髪が青く、レイピアを武器として使う方。メロンメロン美少年ビームなる技を用いて女の子を言いなりに出来るが、アイちゃんには効かなかった。
- ルイ・デ・メダチ
声:徳本恭敏
メダチ兄弟の弟。髪がピンクで、ムチを武器として使う方。普段はマクドナルドでアルバイトをしている。
- チルチル・ミチル・ミチタリーヌ
声:井上麻里奈
ドクロリングを解析したいという願望を持つ社長秘書のアルバイトをしている女性。終盤、ヤッターメカを全滅に追い込んだ作戦は彼女が作戦書を書いている。
- マッスル・ガッテン
声:堀之紀
ムキムキの筋肉を持ち、英語混じりで話す男性。ボスからも「暑苦しい」と嫌われているが、ドクロリングハンターで唯一、本物のドクロリングを手に入れている。
- バーバラ
声:一城みゆ希
占い師の老女。催眠術が使え、それでアイちゃんとドロンボーメカを操っている他、ヤッタージンベエに電撃攻撃を食らわせて内部に格納されていたワン・ペリカン・アンコウ・モグラを戦闘不能に追い込んでいる。
- レ・オナラブー・ダベンキ
声:八奈見乗児
ドクロリングハンターが召喚したルネサンスの幽霊。顔も声もボヤッキーそっくりで、座るポジションまでボヤッキーと同じ。開発したメカ「ダベンキメカ」でヤッターメカを全滅に追い込むも成仏し、ダベンキメカもヤッターキングによって倒された。
その他
- 笹川ひろし〇
CV:本人
演:本人
リメイク版で唯一封印エピソードになっている限定版第2弾ではワンカットのみ、実写映画版では小原乃梨子・たてかべ和也と共にドロンボー一味のインチキ商売に騙される客で登場。
ご存知タイムボカンシリーズの監督であり、リメイク版の総監督。限定版第2弾ではドロンジョへ電話をかけ、深キョンにつくことを公言してずっこけさせた。
- 大河原邦男〇
CV:なし
リメイク版59話でボヤッキーの知り合い枠で登場。
ボヤッキーが「大河原ちゃん」と気安く呼んでいることからかなり親しい様子。
本作のメカデザインを担当した日本を代表するアニメデザイナーである。
本編では白くて角の生えてるロボット、自主規制のロボット?、ドロンキング?の設計図を送り、ドロンキングのパーツはオタスケサンデー号?によってドロンボーの下へ送られた。
- プラモン王子〇
CV:沢城みゆき
アニメ劇場版のオリジナルキャラクター。トイトイ王国の王子で、わがままで寂しがり。
- ブリキン王〇
CV:緒方賢一
アニメ劇場版のオリジナルキャラクター。トイトイ王国の国王で、息子にかまってやる時間がないほど忙しい日々を送っている。
- パ・ズール大臣〇
CV:森川智之
アニメ劇場版のオリジナルキャラクター。表向きは国王に忠誠を誓う大臣だが、その陰で世界征服をたくらむ悪役。
ボヤッキーを騙してヤッターゼロと世界征服に必要なとあるメカを作らせ、それを利用して世界征服を実行に移した。
【登場メカだコロン!】
※☆は旧作、〇はリメイク版にのみ登場
特記が無ければメカの声はオリジナル版が池田勝氏、リメイク版のメカの声はほぼ全てリメイク版・実写版ナレーションの山ちゃんこと山寺宏一?氏である。
山ちゃんはナレーションやらおだてブタやらも兼役しており、担当キャラが大量に登場したりするとスタッフロールでのキャラ名列挙が凄いことになる。
- ヤッターワン
ガンちゃんが最初に作った巨大メカ。
骨の形をしたメカの素を食べる事でビックリドッキリメカを生み出すが、バスガマシーン戦(実写版ではバージンローダー戦、おそらく尺の都合で悪のメカ数が少ないため)で大破。それ以前にも装甲を剥がされ丸裸にさせられたことも。
リメイク版では最後まで活躍している(酷い目にあったことと言えばウグイスノジョーの攻撃をモロに受けて伸びたぐらい)。ドロンジョからは「おはワンワン」と呼ばれた。(所謂中の人ネタ)
実写版の設定がアニメ版にも適用されるなら、大気圏突破~再突入は出来るが気密はザル。どころか無いに等しい。
- ヤッターキング
壊されたヤッターワンに代わり生み出された新ロボ。かなりの大きさを誇り、メカの素もビッグサイズになっている。
リメイク版ではヤッターワンがヤッターゼロのメモリーと融合して変身。二足歩行の騎士を思わせる姿をしているが、旧作を思わせるような形態に変形可能。劇場版限定かと思われていたが、本編でも最終回の2回前から登場した。戦闘シーンが別のアニメであるかと思ってしまうくらいカッコいい上に、そのBGMに山本正之の歌う「ヤッターキング2009夏アニメ」が使われているので一見の価値あり。
- ヤッターペリカン
ヤッターワンに続く二体目の巨大メカ。ドジョウ型メカの素を食べてビックリドッキリメカ(ビッグショックメカとも)を生み出す。
リメイク版では未来世界のガンちゃんが造ったメカという設定で、翼を持った鳥らしい姿になっており、浅いところなら水中戦も可能。エセ英語で会話する。高性能なメカだが、油をかけられて墜落させられたり、ガムでベトベトにされたり、列車事故の対応をした際にはアンコウとワンが到着するまで1人で持ち堪えなければならなかったりと結構難儀している。背中にヤッターワンを載せて飛ぶことも可能。離陸前に坂上二郎の「飛びます飛びます」を披露するのが定番。
- ヤッターアンコウ
ワン、ペリカンに続く三体目の巨大メカ。アンパン型メカの素を食べてビックリドッキリメカ(ビックラヒャックラメカとも)を生み出す。
リメイク版ではかまめしどんみたいな声のラッパーに。アンコウだけど気密性を活かし、ウツボブースターとドッキングすることで飛行も可能。
ちなみにリメイク版でアンコウが選定された理由が語られているが、その理由がアイちゃんにとってあまりにもアレだったので、ガンちゃんは叩きのめされた。
- ヤッターブル☆
逆立ちしたブルドックの姿をしたアクションメカ。ホットドック型のメカの素を食べる。
- ヤッタードジラ☆
CV:田中勝
怪獣型のアクションメカ。58話から登場したメカの中で一番出番が多い。メカの素はドラヤキ型。
- ヤッターパンダ/コパンダ☆
CV:滝沢久美子(コパンダ)
珍しい親子型のアクションメカ。モチーフは子連れ狼とアメフト選手。メカの素はサトウキビ型。
- ヤッターよこづな
CV:緒方賢一
終盤に登場した闘犬型アクションメカ。メカの素は白星。
リメイク版では江戸時代の先祖が作った絡繰り人形になっている。
- ヤッターゾウ☆
ヤッターキングとほぼ入れ代わりで登場した輸送メカ。出番は少ない。まあメカの素がないからなぁ。
- ヤッターモグラ〇
地中で活躍する…ハズだがイマイチ出番は少なく、劇場版を除けば戦ったのは僅か3回。ただし当人はその事を気にしていない様子。
モグラらしくオンラインゲーム好きな引きこもり。でも趣味は日光浴。
しかし、ペリカンといい、アンコウといい、どうしてガンちゃんが作るメカは性格が変になるのだろうか。
メカの素は「グラ」タン型。
- ヤッタードラゴン〇
三日月が付いた兜に甲冑を思わせる胸飾りと、戦国武将の伊達政宗を思わせる姿をした龍型メカ。伝説の世界にいた龍がメカの素を食べて誕生した。普段は勾玉に納められていて、風水の条件が揃わないと出て来れない。最終回の2回前で破壊されてしまったが、自ら2号機になる形で復活(復活した際、本人は「ヤッタードラゴン2.0」を名乗った)し、同時に風水の条件に縛られることなくいられるように、すなわちジンベエへの搭載も可能になった。
歌舞伎のような身振りと忍者のような口調が特徴の為、映画を除くと戦った回数は僅か2回だが結構存在感を示している。また、龍神だけに劇場版では雷を使う攻撃が出来るらしいシーンもある*2
なお他のヤッターメカとは劇場版及び最終回しか対面していないが、他のヤッターメカに対しては「ペリカン殿」、「ジンベエ殿」というように「殿」をつけて呼称する。というかあんたどうしてヤッターペリカンの存在を知っていた?劇場版に初めて登場した時点ではまだ会っていない筈なのに。
メカの素はドラ焼き型。「ドラ」ゴンだからだが、恐らくドジラのオマージュも兼ねているのだろう。
- ヤッタージンベエ〇
ヤッターメカを運ぶ母艦ユニット。旧作のキングやゾウに当たる。事あるごとに感動し大量の涙を流す。
母艦ユニットだが、なんと劇場版にて対応メカの素が発覚。ジンベエだから煎餅形。
気密性はバッチリだが小回りがきかない。
- ヤッターコング/ココング〇
CV:たかはし智秋(ココング)
劇場版のみに登場した、ガンちゃんの父親・徳兵衛が作ったロボ。前述のパンダ・コパンダのオマージュキャラクターと考えられる。「フォー!」が口癖。
- ヤッターゼロ〇
こちらも劇場版に登場。正確にはヴィランによって生み出された偽物と言うべきか。破壊兵器として作られたが、正義の心が残されていたためヤッターワンと奇跡の合体を起こした。
- おしおき三輪車
ドロンボー一味がヤッターマンに敗北後、アジトへ逃げ帰る時に使用する3人乗りの自転車。
これに乗っている最中にドクロベエによるおしおきが発動する。
【劇場版だコロン!】
- 実写版
2009年3月公開。漫画・アニメ作品の実写化に多いアレンジがあまり強くなく、極力原作を意識した作りがされている。
三悪の中の人はチョイ役(三悪の資金集めの為のインチキ寿司屋のシーンの客)で出演。ただしボヤッキー役の八奈見さんは顔出し出演を望まなかったため、ボヤッキーのモデルでタイムボカンの生みの親でスタッフなのに出たがりでもある笹川ひろしが出演している。
上坂すみれ?も出ているらしい。
リメイク版アニメともタイアップが行われ、実写版三悪がゲスト出演している。この回は権利的にややこしいためか封印されており、現在は合法的に視聴する手立てがない。
- アニメ版
2009年8月公開。サブタイトルは「新ヤッターメカ大集合! オモチャの国で大決戦だコロン!」
トイトイ王国を舞台に世界征服を企むパ・ズール大臣の野望を阻止すべくヤッターマンが奮闘する。
勿論話の流れは大体テレビアニメと一緒。
【主題歌だコロン!】
- ヤッターマンの歌(OP1)
- ヤッターキング(OP2)
- 天才ドロンボー(ED1)
- ドロンボーのシラーケッ(ED2)
リメイク版のOPはヤッターマンの歌を以下のアーティストが担当した。
- 音屋吉右衛門(世良公則・野村義男):1話~10話
- ET-KING:11話~17話・限定版1
- 西尾夕紀:18話~28話・限定版2
- 腐男塾:29話~35話
- 高見沢俊彦:36話~59話
- 山本正之・少年少女合唱団みずうみ:最終回*3
音屋吉右衛門バージョンに関しては山本正之が自身のHPで苦言を呈し*4、ファンの間でも賛否両論存在する。
西尾夕紀版のアレンジが最もオリジナルに近い。
【余談だコロン!】
リメイク版では版権管理が昔より厳しくなったこともあってか、以下のエピソードにしては再放送・配信が行われていない。
- 第3話『バカデミー賞を獲るのだコロン!』
- 第5話『王子とチョコレート城だコロン!』
- 限定版1『今夜限りのドロンボーVSみのもんた アナタも一緒に脳力対決!ガッチャマンやマッハ号も登場スペシャルだコロン!』
- 第19話『無人島でブータレキャンプだコロン!』
- 第21話『はりきりホッター魔法の宝だコロン!』
- 第23話『クリスタルスカル発見だコロン!』
- 限定版2『今夜限りのドロンボーVSドロンボー!生瀬・ケンコバ・深キョンにあのヒーローも登場スペシャルだコロン!』
ただし限定版1に関してはチバテレビのみ放送し、配信サービスでも視聴可能。
リメイク版第1話でドロンボー一味が発売したインチキスーパーカー「ドロンボー・ゼロ」は、初代放送当時に発表された日本初のスーパーカー「童夢-零」そのもので、クレジットには同社の制作協力も入っている。
【バーチャルYouTuber化だコロン!】
タツノコプロ56周年記念としてヤッターマン2号・カミナリアイと、ボヤッキーが公式にバーチャルYouTuber?化。現在は活動終了。
両者ともイラストレーターのフライ氏によってリデザインされており、ボヤッキーに至っては誰だお前と言いたくなるぐらいのダンディなイケメンに。
規制が厳しくなった現代でドロンボーが活動を続けることが難しくなり平和が訪れた世界観で、
アイちゃんは前々からやりたかったYouTuberに挑戦、
ボヤッキーはドロンボー復活のためのアイデアを募るという名目で女子高生と交流するためにイケメンに生まれ変わったという設定になっている。
“ドテッ”