廊下

Last-modified: 2024-05-25 (土) 18:24:54

登録日:2010-05-22 (土) 13:33:47
更新日:2024-05-25 (土) 18:24:54
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疾走する本能

建物にある設備の1つ。

建物の内部・外部に存在する通路の事を指し、部屋を接続するために存在する。

建物間を接続しているものは『渡り廊下』と呼ばれ、建物・中庭を取り囲むように造られたものは『回廊』と呼ばれる。

「廊」とは殿舎から殿舎へ通じる通路(=渡殿)や、屋根・ひさしがある通路(=渡り廊下)を指す語で、現代で言う廊下と基本的な意味はほぼ同じである。
その「廊」に「下」が付くようになった由来は未詳であるが、「屋根の下の通路」「内側」の意味の「下」が付けられたのではないか、と言われている。
乗せる、掛ける等の意味を持つ「架」を用いた「廊架」という表記もある。
「廊下」と「廊架」は共に和製熟語なので、「廊」をいつしか「ろうか」と呼ぶようになり、当て字として「廊下」や「廊架」が使われるようになったとも言われている。
 
廊下の中には歩くとキュッキュッと音が鳴る『鶯張り』という手法が用いられているものもある。
これは、侵入者を感知するための仕組みとして人為的に生み出されたという説や、
建物を造る時により美しくより高級に造ったことによる副産物として偶然生まれた、等々、その誕生には諸説ある。
ラクガキを読むと死ぬ?高度な罠も仕掛けられたりする。

二条城や、この城とゆかりが深い知恩院の大方丈、小方丈という建物の廊下も、鶯張り廊下として有名。
端の方を踏むと鳴らないため、侵入者感知用ではなく出迎えの準備用という説が有力。

かつて江戸城内にあった松之大廊下は、本丸御殿の大広間から将軍との対面所である白書院に至る全長約50m、幅4mほどの巨大な畳敷の廊下であった。
廊下に沿った襖に松と千鳥の絵が描かれていたことから松之大廊下と呼ばれていた。
元禄14年?に赤穂藩主の浅野内匠頭長矩が吉良上野介義央に斬りつけた廊下であることは一般的にも有名。
 

学校の場合も通常の建物と同様、校舎内の教室同士を接続するために設けられ、校舎に占める総面積は非常に大きい。
廊下には水道の蛇口、生徒用のロッカー、教室の前の壁には様々な掲示物がある。
天井には非常灯などの照明器具がある。
また、所々に箒等でつついた跡や、某格ゲーのアッパー系の必殺技?の練習のし過ぎで開けてしまった穴があったりもする。

学校で何か悪さをすると水の入ったバケツを持って廊下に立たされるというのがひと昔前のデフォ。
ちなみに今のご時世でそれをやると法律上体罰にあたる上、保護者という名の自治厨?が色々と五月蝿いので最近では廊下に立たせる事は殆どやらないようだ。
しかし、勉強が苦手な彼?みたいに成績が芳しくない子を廊下に立たせて授業を受けさせなかったら余計にまずい気がするのだが…。
(そもそも彼は宿題を忘れたとか遅刻した程度で授業を悪質に妨害しているわけではないので対応としても間違っている)
 
学園モノでは、転校初日のSEED候補生?と廊下でぶつかって成り行きで学校の案内をしてあげる~みたいな出会い方が王道。
しかし、転校生にぶつかったついでにおっぱいタッチまでしてしまうと金髪ツンデレ外国人?などにビンタを食らってしまうこともあるのでご注意。

廊下で友人と会話している後ろで背景と化しているモブキャラの女の子?とは、もしかしたら恋愛フラグが立つかもしれない。
 
肝試し?等で夜の廊下を歩いていると、やたらと足音が反響してかなり不気味な雰囲気を醸し出す。

何故かボケまくりの最強スパイ少女?に取り押さえられたりして、そのまま闇の執行部だか何だかと戦う羽目になったりする。

また、雨の日にエキセントリックな併設校留学生?がペットボトルロケットを飛ばし、
あげく水浸しになったところ罪をなすりつけられることもあるので十分注意しよう。
 
人が常時いる場所ではないので、なにか不満がある時はとある宇宙人?のようにここで愚痴ると無用な衝突を避けられる。
しかしここで愚痴ってばかりだと自分で解決しようとしないウジウジした奴と取られかねないし、
密室ではないので人に聞かれて自分の立場が悪くなりやすいのでほどほどに。

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