MultiPlay/Manners

Last-modified: 2013-06-16 (日) 08:34:19

マルチプレイにおける基本的なマナーからArmA2における特殊なマナーなどを紹介。
このページにはArmA2でマルチプレイをする際に最低限必要な基本知識が書かれています。
自分はオンラインゲーム経験者だから大丈夫」とは思わず、ArmA2における特殊なマナーもご紹介しておりますのでオンラインゲームベテランの方も必ずご一読願います。

目次

チャットを使って挨拶

 チャットの使い方はご存じでしょうか?
ArmA2では他の多くのオンラインゲームとは違い「Enter」キーではチャット入力を開始する事が出来ません。
キーコンフィグに手を加えている人の場合チャットのキーはどれに割り当てたか、しっかり覚えておきましょう。
デフォルト設定ではチャット入力を開始する為にはまず「/」キーを押下します。
これでキーボードはチャット入力モードになり画面左下に自分の入力した発言を確認する事が出来る状態になります。
残念ながらArmA2は日本語入力には対応しておりません。従ってチャットではローマ字または英語を使って発言する事になります。
また、ローマ字で入力する仕様の為、他のゲームではあまり見ない特殊な略語などがある事を知っておきましょう。(ここではマナーの解説から題がずれてしまうので略語は紹介しません。略語に関して詳しくは「用語集」または「HowToChat」ページをご確認下さい。)
 チャットの入力が出来るようになったら挨拶の言葉を入力し、入力が完了したら「Enter」を押下すると入力値が確定され自分の発言が発信されます。
 挨拶の言葉は日本人であっても「hi」と言うのが現在普通なようです。
 補足:オンラインゲームが初めての方は意外とここでアタフタしてしまうものです。ベテランの方は出来るだけ「チャット初心者」の方を補助して上げて下さい。

Mission Briefingを読む

 多くのCoop missionでは、単純に敵を殺して回っているだけではクリア出来ないものが殆どです、敵の車両を奪ったり、敵を殺さず生け捕りにしろといった内容のものもありますので、味方メンバーに迷惑をかけないように最低限のミッション内容を知っておく必要があります。必ずミッション開始前にBriefingを読み、Missionの目的を知るようにしてください。

  • Tasks
     Mission開始前のBriefing時間中、またはMission開始後であっても「M」キーを押してマップを見ることにより、そのMissionは何をすれば達成されるかを知ることができます。現在達成しなくてはならないタスク一覧は「Task」項目にリストとして書いてあります、同じくTask項目内のリストで現在どのタスクが終了しているか、逆にまだやらなくてはいけないタスクは何かを確認する事が出来ます。
  • Notes
     ミッション内容をもっと詳しく知る為には「Notes」を参照しましょう。時にNotes内にはミッションを達成するにあたって重要な情報が書いてありますので、必ず読むようにしましょう。Notesを見るにはマップ画面左上に「Notes」という項目があります、それを選択してください。

 ほぼすべてのMissionのBriefingは英語で書かれています。内容が難しくて分からない場合は必ず自分の分隊のリーダー又は他のメンバーにミッション内容の説明をして貰って下さい。
これに伴い、ミッションが始まる前のロビーではリーダー枠は英語が読める方が率先して役割を受け持つようにして下さい。そしてリーダーはミッション内容が難しいと判断した場合は出来るだけ多くのメンバーにそのミッション内容を説明するよう心がけて下さい。

航空機の使用

 ArmA2マルチプレイにおいてどの様なミッションでも大抵の場合航空機に分類される乗り物は貴重です。
航空機の種類はC-130大型輸送機からF35ジェット戦闘機、Mi-8輸送ヘリコプターまで様々ですがどの乗り物も操縦が比較的難しく設定されており、ましてや初心者が航空機の操縦を始めたその日から精密な操縦が出来るとは到底考えられません。
よって、マルチプレイにて航空機を操縦したい場合は下手な操縦でミッション進行の為に貴重なヘリコプターなどを墜落させ無いように事前にオフラインで十分に操縦になれておきましょう。

乗り物の回収or修理

 現在主流な大規模マルチミッションでは殆どの場合広域な地形を自由に移動する為に何らかの乗り物が用意されています。そして、敵は乗り物に乗っていようが関係無しに貴方を殺そうと撃ってくるはずです。結果として、どんなベテランプレイヤーでも乗り物ごと敵に破壊されてしまう事が多々あります。
その際、殆どのミッションでは乗り物が破壊された事に対してのペナルティーがあります。
このペナルティーの種類はミッションによって様々です。
Respawn(復活)する乗り物の場合、それは「ある一定時間使えない」と言うペナルティーであったり、「復活はするものの燃料とダメージがほんの少ししか回復しない」ペナルティー、他にも「残骸となった乗り物を回収し、ベースに持って帰らないと復活しない」なども存在します。
このような場合、それらの乗り物を操縦していたプレイヤーがミッションのローカルルールに基づいて回収または修理をする、と言うマナーがプレイヤー各自に求められます。
 ただし、エンジニアなどの特殊な役割が用意されているミッションの場合は自分で直すよりもエンジニアに修理を頼んだ方が総合的に効率が良い場合があります。その際には最寄りのエンジニアに自分が乗っていた乗り物の在処を伝え、修理をお願いしてみましょう。

vote機能の使用方法

 ArmA2では投票(vote)システムがゲーム内に既に組み込まれています。
ただし、voteするにはチャット入力欄にコマンドを打つ必要があり、コマンドの書き方を知っていなければ投票ができませんので、voteコマンドの書き方をまだ知らない方は最低限以下のいくつかのコマンドを覚えておきましょう。
パッチ1.05からコマンドを使用しなくてもvote機能を使えるようになりました。
ゲーム中にvote機能を使うにはマップを開いて「Server Control」を押します。
ロビーからも「Server Control」ボタンを使って同じ画面を開くことが出来ます。
対象者をリストから選び、voteの種類を選びます。

  • vote admin
     対象者を簡易Administratorを指定することができます。
    サーバ管理人が在室していない場合に使い、投票された方はadminを務めてください
  • vote kick
     対象者をkick(追放)する事が出来ます。

他には以下のような投票があります。

  • vote missions
     ミッション選択画面に戻る投票
  • vote mission
     ミッション名をプルダウンメニューから選択して、そのミッションに変える
  • vote restart
     現在進行中のミッションを最初からやり直す
  • vote reassign
     現在進行中のミッションを兵科選択画面まで戻り、やり直す

*注:投票が通る比率(Vote Threshold)はサーバ毎に設定が異なる場合があります。

Team Kill(TK)とは

 Team Kill、通称TKと略して言いますが、これは味方であるアバターを何らかの方法で殺害してしまった際の状態を指して使用されます。
中には故意でなければTKではないという説もごく少数ながら有りますがここでは便宜上、故意であったとしても故意でなかったとしても、そしてTKにて殺してしまった相手がプレイヤーアバターであったとしても、AIキャラクターであったとしてもTKであると定義します。
尚、味方キャラクターを殺す事はなくとも傷つけてしまった、あるいは実際に傷つけはしなくとも傷つけるフリなどをする行為は味方の殺害までは至っていないので厳密にはTKとは呼びません。こちらはあまり知られていない単語かもしれませんがFFまたはFriendly Fireと呼びます。

TKの種類

 基本ArmA2ではTKをした際、プレイ画面左下のラジオチャットのログに「~was killed by~(friendly fire)」と白い文字で表示され、その特定のキルがFriendly fire(味方による発砲)によるものである事が分かります。
殆どの場合、このキルログを元にTKしたかしなかったかが判断されます。しかしこのキルログのみでそのTKが故意であったかどうかの判断は不可能です。
更に、ArmA2ではこれ以外にも特殊なTKの種類が存在します。それらを以下に説明していきたいと思います。

発砲以外の方法でのTK

 発砲以外の方法でのTKは車両等で味方を轢き殺す例が代表的です。
この方法にてTKをした場合、画面左下のログには「~was killed」としか表示されず、車両に乗っていた側の人間の名前は表示されません。

輸送中による事故、墜落

 これの代表的な例は、ヘリコプターなどに複数の人間が搭乗していてそのヘリコプターが何らかの理由により墜落し、その墜落が原因で搭乗員が死亡した場合、キルログには「搭乗員名 was killed by パイロット名 (friendly fire)」と表示されます。
これは時に明らかに故意のTKではないのにその場にいなかったプレイヤーから見るとTKと勘違いする可能性が有ります。
これはArmA2の1つの仕様なので、是非覚えておいて下さい。

TKしてしまったら

もし故意ではなく自分の意に反したTKをしてしまった際には、TKをしてしまった相手、複数ならばそのTKによって何らかの危険にさらされてしまった人々全員に謝罪の意を込めてチャットを使い謝ってみましょう。
そのTKが故意でない事が明らかな場合、寛大なプレイヤーであればその場で即、許しの言葉を返してきてくれます。

  • チャットを使う
     チャット機能を使って謝罪してみましょう。デフォルトキー設定でチャットは「/」キーを押下する事で入力を開始できます。
    「~san TK site simaismasita gomennasai」、「TK gomennasai」、「TK sumimasen!」、「TK sorry!」や手っ取り早く入力したい場合には単に「sorry!」でもOKです。(余談ですが「!」マークは付けた方が謝罪の意がこもっているように聞こえますので良い印象が相手に伝わります。)


     チャットを入力している時間的余裕がある場合は、これに追加して相手になぜTKしてしまったのか、そしてそれが故意ではなかった事をキチンと伝えましょう。状況によってはこの確認が無く、例えそのTKが故意でなかったとしてもTKされた相手からはその事は確認しづらい事が殆どですので、最悪の場合故意によるTKだと判断され警告無くkick(サーバから追放)されます。


     逆にチャット入力を長々と続けていたら、他のチームメンバーを危険にさらす事になる為、チャット入力を手っ取り早く終わらせたい場合には、チャット入力にて「sorry!」や「gomen!」等と入力し戦闘を続けましょう。
    その場で「OK desu」や「np」(No Problem=「問題ありません」の意)とチャットで返事が返ってきたらOKです。
    もし返事が返ってこない、もしくは疑いを示すような発言が返ってきた場合には戦闘が一時停止した頃合いを見てチャットを使い再度謝罪と理由付けをしましょう。
  • Channelを確認しよう
     よく初心者の方で、自分のチームとは別のチームに所属する味方をTKしてしまいチャットで謝罪しようともGroup Channelになっており相手にチャットが見えていないという状況を目にします。
    マルチプレイを開始すると初期状態ではチャットチャンネルはGroup Channelになっておりそのチャンネルで発言しても自分の居る分隊内の隊員でしかそのチャットを見る事が出来ません。
    「,」(カンマ)と「.」(ピリオド)キー(デフォルト設定)を使って自分が発言したいチャンネルを選択し、それから「/」キーを押して任意のチャットを入力するようにしましょう。
    尚、TKをしてしまった場合マップの表示が赤くなったり、味方AIからの攻撃を受けたりすることがあります。これは敵としてみなされてしまっているからなのですが、このような状態になった場合ゲームシステム上の理由からSide channelでの発言が味方に通じなくなりますので通じていないかもしれないと思ったらGlobal Channelで発言して見てください。
  • 英語で謝罪
     謝罪の相手に日本語(ローマ字)が通じない場合、もしくは通じてないのではないかと思ったら、英語で謝罪をしてみましょう。
    もちろん大抵の場合「sorry!」で意図は通じます。しかし、もう少し「丁寧な言い方」が有りますので、覚えておいて損はしないでしょう。
    いくつか定例文をご紹介します。
    「I'm sorry for the TK! It was an accident」(TKすみません!事故です)
    「So sorry for the TK! It wasn't on purpose」(TKごめんなさい!ワザとじゃないです)
    「Sorry! I think I've TKd someone」(ごめんなさい!誰かをTKしちゃった見たいです)
    「Damn! Sorry Ive TKd you!」(アッー! ゴメンTKした!)
    などなど。
     もし外国の方に英語で話しかけられて相手の言っている事が難しくて分からない場合は「Sorry I can't understand much English」(ごめんなさい、英語あまり上手くないんです。の意)と言ってみましょう。もう少し簡単な英単語を使って発言してくれるはずです。

TKされない為に

 生憎ArmA2ではTKは一方的に撃った方が悪いと言う方程式は成り立ちません。
実際の戦場でもそうであるように、味方が銃を向けている方向がどちらなのかをキチンと把握した上で、味方の前に突然飛び出してしまっては、高速に走る車の前に突然飛び出す如く、TKされてしまっても、「銃口の前に飛び出た方が悪い」としか言いようがありません。
これもまた兵士1人1人が知っていなくてはならない「戦場のルール」の1つです。


 味方による「Frag out!」のかけ声や「Fire in the hole!」のかけ声などにも耳を傾けましょう。
最悪の場合自分の味方が手榴弾を投げた事に気づかずにその手榴弾に向けて突入してしまう状況もあり得る事を考慮しましょう。

  • TKされてしまったら
     Respawn(復活)するゲームモードの場合、自分のアバターが死んでしまってもGlobal ChannelやSide Channelで発言する事が出来ます。TKしてきた相手がチャットで謝罪してきたらチャットを使って返答して上げましょう。
     もし、Respawnしないゲームモードであった場合、Channel表示はGroup Channelに固定されすでに死んでいるプレイヤーとのみ会話する事が出来るようになります。
    この場合TKされた側からはTKした人のGlobal発言を聞き、謝罪の発言を聞く事も可能ですが、TKした側からは貴方のチャットの発言は見えません。よって謝罪を許す事を伝えたい時はTKした人も同じくミッション進行中に殺されてしまうか、ミッションが終了しロビーに全プレイヤーが戻ったときにしか行えません。覚えておきましょう。

荒らしへの対応

ダメ、絶対!
 特定のプレイヤーによる荒らし、またはTKr等の被害を受けた場合、「やり返す」行為は絶対に行わないでください。
TKTKでやり返す行為を行うと、赤の他人から見ると結局はあなたもTKrに見えてしまいます。

  • TKr、または荒らしを見かけた場合、自分から何か対処を試みる前に必ずサーバAdminに報告しましょう。(ここでいう'Admin'とは'サーバ管理者'とは異なります)
    Adminはサーバ内のプレイヤーをkick(追放)する権限があります。
  • サーバAdminが居ない場合は、他のプレイヤーにTKrの存在を報告し、voteによるkickへの賛同を得てください。事前に賛同を得てからでなければvoteによるkickが通る確率が低くなります、必ずvoteの前に他プレイヤーに周知を出してください。
    voteコマンド使用方法についてはこちら
  • もし、何らかの理由でkick voteも通らず、Adminも居ない状況に陥ってしまった場合はTKrや荒らしをしているプレイヤーの名前を取得しておいて、速やかにサーバから退室してください。(外部ツールを使ったスクリーンショットが便利です)
    そしてそのプレイヤーの名前と迷惑行為が発生した時間帯を持ってサーバ管理人まで報告しましょう。
    サーバ管理人はプレイヤー名からそのプレイヤーのPID(永久不動)を割り出し、サーバからBAN(永久に追放)することが可能です。

サーバ管理者の方へ:
 以上の点からもわかるかと思いますがDedicatedサーバを建てる場合は可能な限りMotDにサーバ管理人への連絡方法を明示するようにしてください。
日本ArmA2コミュニティーを代表してTOTAL22からご協力をお願い致します。

adminとして

 サーバのAdminになったら、そのサーバ内のAdmin権限の各種が使用可能になります。

  • ミッション選択画面
     Adminが存在している場合、Admin以外のプレイヤーにはミッションの一覧を見る事が出来ません。
    よってAdminだけがミッションを選択できます。
  • Adminコマンドの使用権限
     Adminだけが使用できるコマンド各種が使用できるようになります。
    Adminコマンドに関して詳しくはコマンドページを参照してください。
  • Global Channelでの発言権限
     Adminはどの様な状態でもGlobal Channelでの発言が可能になります。

Adminには荒らし、TKr、HighPinger等に対して適切な対応が求められます。
各サーバのルール、または各自のモラルに則ってご判断願います。

ADDON/MODの使用

 Public server等に接続して遊ぶ場合、非公式Addonを使用するとサーバ内や他のプレイヤーのクライアントにてエラーが発生する可能性が少なからず存在します。
エラーが発生した場合、最悪の場合サーバや他人のクライアントがクラッシュし、ゲームが途中で終了してしまい他のプレイヤーに多大な迷惑がかかります。
よって、公共なサーバに接続する際は非公式Addonは極力全て外してから参加するようにしましょう。

 AddonにSignatureが付いている場合は(Addon Signatureの真の目的はチート対策ですが)一般的にはエラーが発生する可能性が少ないと考えられています。
サーバ側にてSignatureCheckが有効になっており、尚かつAddonにSignatureが付いているにもかかわらず弾かれてしまう場合はそのサーバ管理者に連絡し、そのAddonのServerKeyをサーバ側に追加してくれるかどうか問い合わせてみましょう。

 Addon、又はAddon Signatureについて詳しくはAddons?ページをご参照下さい。