傭兵団

Last-modified: 2023-07-17 (月) 23:50:13

傭兵団の成り立ち

ゲーム開始時に傭兵団の成り立ちを選択する事ができます。成り立ちによって傭兵団の初期メンバー、所持金、所持品が決まる他、様々なメリットやデメリットが付与されます。

A new Company:新たなる傭兵団
特別な追加要素なし
初期メンバーは前衛2名、弓兵1名
自らの手で新しく傭兵団を立ち上げる最もオーソドックスなスタートです。特にメリットやデメリットはありませんが、強すぎず弱すぎずほどよい初期メンバーに恵まれているため初心者から上級者までおすすめ。
Southern Mercenaries:南部の傭兵団
特別な追加要素なし
初期メンバーは前衛2名、弓兵1名
DLCで追加された南方人のスタートです。基本的には新たなる傭兵団の南方バージョン。前衛の一人がファイアランスを装備しており、火薬を手に入れれば射撃も可能です。主神ギルダーや宗教的な発言など、フレーバーテキストは世界観を理解していると広がる楽しみがあります。
Trading Caravan:交易商人
Caravan:交易キャラバン2名の護衛でスタート
Trader:商売人あらゆる売買が10%優遇される
Not a Warrior:勇者にあらず傭兵としての名声が0からスタート、名声上昇が通常の2/3になる
交易商人が傭兵団経営に乗り出すスタートです。キャラバンの護衛2名でのスタートで初期戦力がやや厳しいです。軌道に乗せるまで時間がかかるのと名声が上がりにくいデメリットのため長期間をかけてのんびりプレイするのにおすすめです。
Peasant Militia:農夫の民兵
Peasant Army:農民の軍団12人の非常に貧弱な装備をもつ農民でスタート
Human Wave:人海戦術一度に最大25人まで傭兵を保持できる。戦闘には16人まで参加できる
Dirty Peasants:卑しい身分貴族や騎士など身分の高い出自の傭兵は雇用できない
元農夫や日雇いなどの下層労働者で構成された傭兵団です。騎士や貴族など身分の高い傭兵は雇用できない代わりに戦闘参加人数が多く、数で押すプレイが可能です。スタート直後は戦闘能力が非常に厳しいですが、安い傭兵候補からしっかり厳選して採用していけば強力な軍団を作り上げる事ができるでしょう。参戦人数が多いのでゲーム後半の大群相手にも同等に立ち回れます。
Band of Poachers:狩人仲間
Hunters:狩人たち3人のアーチャーでスタート
Expert Scouts:熟練スカウトフィールドマップの移動速度がアップし、近くに存在する敵の構成を確認できる
Travel Light:身軽な行軍インベントリスロットが通常より18少ない
密猟者や狩人など森で狩猟を行って生活していた人々で構成された傭兵団です。最初から弓適正の高いメンバーが揃っています。通常雇用で弓の得意な狩人を雇おうとすると1500~2000クラウンほどかかるため、お手軽に強い弓兵が使いたいならおすすめです。
Deserters:脱走兵
Deserters:脱走兵標準的な正規兵装備をもつ3人の脱走兵で開始。正規軍から討伐隊が出されている
First to Run:訓練された動き戦闘時の行動順が優遇される
軍を脱走した元正規兵で、軍機違反のために正規軍と敵対関係にあります。開始時にランダムで3つ生成される北方貴族勢力のうち、一つと友好度が最悪の状態で開始します。
ランダムマップの引き次第では大陸の半分以上の都市や村と敵対的な場合があり、近づいただけで正規軍が出てくるので移動も満足にできません。脱走兵はResolve:決意が非常に低いという特徴があるので、初期3人は敵に隣接する可能性の低い後衛として育て、まずは壁用の前衛を雇うところから始めましょう
Nothern Raiders:北方の蛮族
Warband:戦う集団3人の経験を積んだ蛮族でスタート
Pillagers:略奪者戦闘後のドロップアイテム入手率が上がる
Outlaws:無法者ほとんどの勢力と険悪な関係でスタート
文明化されていない北方蛮族の略奪者としてスタートします。開始時にランダム生成される3つの貴族勢力のうち、2つと敵対しています。敵対貴族の勢力下にある都市や村には入ることができず、正規兵に見つかると攻撃されます。脱走兵以上に利用できる都市が少ない事も珍しく有りません。南方の都市国家は利用できるので、まずは南部を拠点に力をつけましょう。
Anatomists:解剖学者
Anatomists:解剖学者3名の解剖学者でスタート。初期所持金が多い。
Researchers:研究者倒した敵の死体を研究し、その能力を身に宿す事ができる。
Not Fighters:戦士にあらずこのスタートのみ、全ての味方傭兵は士気が高揚状態(青旗)にならない。
2022年のDLCで追加されたスタートです。追加BackGroundsであるAnatomist:解剖学者三名でスタート。
最大の特徴として、初めて倒した人間以外の敵から『変異ポーション』を入手できます。任意の傭兵にポーションを使用することでその敵の特殊能力を付与する事ができ、パークや装備では獲得できない固有の効果が目白押しで育成が楽しめます。ポーションは各種一本ずつしか入手できませんが、例えば同じオークであっても最下級の若いオークから最上級のオークロードまでランクごとに別種の効果をもつポーションが設定されていています。自由に組み合わせて最強の傭兵を作り上げましょう。
※同種のポーション2本めの入手を確認。入手条件は要検証 おそらくはポーションを投与した仲間が死亡なり解雇なりでいなくなれば二本目の入手が可能
Davkul Cultists:ダヴクルの狂信者
Cultists:狂信者4名の貧弱な装備を持つ狂信者でスタート。狂信者が無料で傭兵に加わる事がある
Sacrifices:生贄ダヴクルの求めに応じて生贄を捧げると恩恵を受けられる
古代神ダヴクルを信奉する狂信者の集団です。宗教団体のため初期は弱いですが、固有のダヴクルイベントを進める事で恩恵を受けて強化される特殊なプレイが可能です。
このスタートだけのオリジナルイベントとして、通常雇用した傭兵が改宗して「ダヴクルの狂信者」になる事があります。また、まだ信者ではない通常傭兵の中から生贄をひとり捧げるイベントも何度か発生します。生贄キャラは死亡ロストし、残された傭兵の中で狂信者個性を持つ者はダヴクル信者としてのランクが+1され、ランクに見合った能力強化を得られます。ただし非信者は大幅に気分が悪化、よほど素早く対策を取らないとそのまま離脱するでしょう。
Manhunters:奴隷商人
Army of Captives:奴隷商部隊2名の奴隷使いと4名の奴隷でスタート。最大16名まで戦闘に参加できるが、奴隷使いの数が奴隷以上になるとやる気が下がる
Overseers:監督者奴隷以外の出自の傭兵は「鞭打ち」コマンドで奴隷の士気を回復し、能力にバフをかけられる
Captives:囚われの身奴隷の入手経験値-25%。奴隷の最大レベルは7。奴隷がHP0以下になると確定で死亡する
南方人の奴隷部隊です。Indebted:奴隷の出自の傭兵は奴隷に、それ以外の出自の傭兵は奴隷使いになります。奴隷はもともと初期能力が低く、このManhunterスタートのみ最大レベルが7に制限されているため弱いですが、奴隷使いの固有コマンドである「鞭打ち」を使用することで能力にバフをかけられます。
とはいえいくらバフをかけても奴隷は奴隷。戦闘参加人数は多いものの、奴隷商部隊の仕様上どうしても半分以上を奴隷で構成しなければならず、戦力的には難しいものがあります。非常に特殊なプレイのため初プレイでは非推奨。
Beast Slayers:ビーストスレイヤー
BeastSlayers:ビーストスレイヤー3名の一般的な装備を持った傭兵で開始。ビースト由来のドロップ品をいくつか持っている。
Expert Trackers:追跡巧者足跡の視認範囲が通常より広い
Expert Skinners:解体巧者ビースト系の素材ドロップ確率が50%上昇する
Prejudice:偏見ほとんどの一般人はビーストスレイヤーの事を胡散臭い連中と思っている。あらゆる売買価格が10%不利になる
ビースト退治の専門家です。とは言えこれは設定上の話で、ビースト特攻などの戦闘が有利になる特典はありません。ビースト素材のドロップ率が上がるためクラフト好きの人にオススメ。ワールド上で犬型の足跡をつけるのがビースト系の敵ですが、他の種族に比べて地力が高く嫌らしい特殊攻撃も多いため、ビースト狩りはかなりの危険を伴います。
Gladiators:三人の剣闘士
Gladiators:三剣士3名の経験を積んだ剣闘士でスタート。この三人は日当が非常に非常に高い。
Legends of Arena:闘技場の伝説初期3人は固有のユニーク個性を持っている。
Glorious Three:栄光の三人傭兵の最大保持数は12名まで。初期三人が全員死ぬと即座にゲームオーバー。
三人の剣闘士によるスタートです。それぞれベア、レオ、バイパーという異名を持ち、個性もそれに合わせて三者三様でロールプレイが楽しいでしょう。近接能力に関しては文句なしですが、日当が一人頭60クラウンと高額です。スタート直後から金策に追われるのは間違いありません。効率の良い金の稼ぎ方を覚えてからでないと思うようにプレイできない可能性が高いです。
LoneWolf:孤高の狼
LoneWolf:孤高の狼1名の経験豊富かつ上級装備に身を固めたヘッジナイトで開始。初期所持金は低い。
EliteFew:少数精鋭傭兵の最大保持数は12名まで。
Avatar:アバターこのヘッジナイトは最強の傭兵であり、傭兵団の団長であり、プレイヤー自身である。彼が死ぬと即座にゲームオーバー。
最強の能力を持ったヘッジナイトで開始します。初期能力、才能ともに申し分なく、ゲーム中に通常雇用できるヘッジナイトよりも一つ二つ抜けた性能で、しかも最初から上の下程度の防具を装備していて、日当が0と文句のつけようがありません。ただしこの最強キャラをもってしても一人で戦い抜くのは至難の業です。
 
 
 
 

傭兵団の共有財産

クラウン

傭兵団にとって最も大切なのがクラウンです。新たな傭兵の雇用、日当の支払い、食料や矢弾、治療品の購入と、傭兵団は生きているだけで相応のクラウンを消費し続けます。
クラウンは都市からの依頼を完了する事で報酬の形で増やせます。また、戦闘後に敵から入手するドロップ品を売り払う事でも増やせます。

食料

傭兵団は日数経過とともに自動で食料を消費していきます。食料が尽きると傭兵たちのやる気が下がり、士気が低下した状態で戦闘に突入する可能性があります。食料が無い状態が何日も続くと傭兵の中から脱走者(キャラロスト)が出ます。
食料は他の共有財産と違いインベントリスロットに入ります。腐敗の概念があり、食料ごとに固有の日数が経過すると腐敗ロストします。食料を消費することで戦闘中に減ったHPが徐々に回復していきます。

補修材

消耗した武器や防具を修理する際に使います。補修材のストックが充分でないと武器や防具はいつまでも耐久が回復しないまま放置されます。補修材がある場合、装備中でかつ耐久の減った武器防具が日数経過とともに自動回復していきます。
どんなに高性能の鎧でも耐久力が減っていては意味がありません。補修材は常に十分な数を確保しておくのが賢明です。補修材は各都市や村の市場で底値200クラウン弱で売っていますが、状況によっては400クラウン以上する場合もあります。200クラウン前後で売っているのを見かけたら多少買いだめしても良いでしょう。

矢弾

戦闘中に使用したアローやボルト、投擲武器の残弾は矢弾を消費して補充されます。武具の補修とは異なり充分な矢弾さえあれば時間経過で瞬時に補充されます。
アロー、ボルトだけならそれほど大きな消費がないのであまり意識する必要はありません。投擲武器は残弾の補充に大量の矢弾を消費するため、毎戦闘フルで投擲武器を投げまくると物凄い勢いで矢弾が減っていきます。

応急治療品

治療可能な負傷もそのままでは治りません。応急治療品のストックを消費しつつ日数経過することで完治します。応急治療品が無い状態だと日数経過しても治りません。

インベントリ

ゲーム中に入手するすべてのアイテムはこのインベントリスロットで管理されます。武器、防具、消費アイテム、その他ドロップ品等も含めすべて一元管理されるため意外とすぐぱんぱんになります。
インベントリスロットは後述のコンパニオンから荷車を購入する事で増やせます。

 
 
 
 

名声と友好度

名声

傭兵団としての名声です。依頼をこなしたり戦闘に勝利すると徐々に上昇していきます。戦闘から逃亡したり敗北すると減少します。名声によって報酬額も多少増減します。また、名声が高いほど高難易度の依頼が発生しやすくなります。
各都市や村の民間依頼は名声がいくつでも受けられますが、貴族依頼(色付きの旗マークの依頼)は名声が1000以上にならなければ受けられません。

友好度

傭兵団と各勢力との友好度です。勢力は大きく分けて各都市や村の民間組織と貴族家の2つが存在します。それぞれの依頼をこなすと友好度が上がり、友好的な勢力とは売買価格が多少有利になります。
名声と友好度は似て非なるもので、依頼を破棄したり依頼主にとって不利になる選択をすると友好度が大きく下がる可能性がありますが、傭兵団としての名声にはそれほど大きな影響がない場合も多いです。

 
 
 
 

傭兵リスト

雇用中の傭兵リストです。通常、傭兵は最大20人まで雇えます。戦闘へは12人まで参加できます。LoneWolfとGladiatorsで開始した場合は最大12人までしか雇えません。PeasantMillitiaで開始した場合は最大25人まで雇え、16人まで戦闘に参加できます。
多めに傭兵を雇って怪我や装備の耐久力に合わせてスタメンとリザーブを入れ替えるのは生存性を上げるための良い戦略です。

傭兵の解雇

傭兵は好きなタイミングで解雇する事ができます。その際、何も持たせず放り出すか退職金を与えて解雇するかが選択できます。もし退職金を払わなかった場合、ランダムイベントによって残された傭兵全員の気分が大幅に低下する可能性があります。
退職金に強さやレベルは関係なく、所属日数*10クラウン支払わなければなりません。

 
 
 
 

コンパニオン

傭兵とは別に、戦闘には参加しませんが傭兵団に固有の恩恵をもたらしてくれるのがコンパニオンです。傭兵団の名声が上がるにつれて雇えるコンパニオンの数が増え、最大で5人まで同時に連れていくことができます。
コンパニオンは非常に強力な存在ですが雇用金額が高く、傭兵団が安定して小金を貯めるまでは縁遠いでしょう。また、コンパニオンはそれぞれ特定の条件を満たさなければ雇用できません。

 

雇用条件には一度でも条件を満たせば良いものと、雇用時に実際に条件を満たしている必要があるものの2種類が存在します。例えば料理人は食材系のアイテムを8種類保持している事が雇用条件ですが、これは過去手に入れた食材系アイテムの累計が8種類になれば雇えるという意味ではなく、同時に8種類の食材系アイテムを所持している間のみ雇用がアンロックされるという意味です。
雇用時に条件を満たしている必要がある場合、一度雇用してしまえば条件から外れても勝手にいなくなるような事はありませんが、解雇してから再雇用する時には再び条件を満たした状態にする必要があります。

 
Agent:代理人
agent.jpg雇傭費:4000クラウン
雇用条件:一つの街か貴族勢力との友好度が同盟(alied)状態である
都市や貴族との仲立ちをする代理人です。雇用するとマップ上からすべての街の民間依頼を概要だけですが確認できるようになります。また、日数経過とともに自然低下する友好度をゆるやかにし、逆に険悪関係が自然回復するのをより早める効果もあります。
Alchemist:錬金術師
alchemist.jpg雇傭費:2000クラウン
雇用条件:15回クラフトを行う
ビースト素材を使ったクラフトに精通した錬金術師です。雇用するとクラフト時に25%の確率で素材を消費せずクラフトできます。また、スネークオイルという独自のクラフトアイテムが解禁されます。
スネークオイルは相場に関係なく確定650クラウンで売却できる換金アイテムです。レシピは一つではなく、様々なビースト素材から作り出す事ができますが、結構な量の素材が必要になるため積極的に素材集めをしなければ金策効果が薄いでしょう。ビーストハンターで開始した場合は売買価格が常に10%不利になるため、錬金術師の重要度が高まります。
Blacksmith:鍛冶師
blacksmith.jpg雇傭費:3000クラウン
雇用条件:武器職人もしくは甲冑職人の店で装備品を5回修理する
壊れた武具を修理する傭兵団専属の鍛冶師です。雇用すると日数経過による武具耐久の回復スピードが33%上昇します。また、戦闘中に耐久が0になったり死亡ロストした味方の武具が戦闘後100%回収できるようになります。少人数プレイで連戦する時は非常に頼りになる存在です。ユニークアイテムのロスト防止にも。
BountyHunter:賞金稼ぎ
bountyhunter.jpg雇傭費:4000クラウン
雇用条件:3つ以上のユニークアイテムを同時に所持している
賞金首の情報を知り抜いた情報屋です。雇用するとチャンピオン級の敵がゲームのより早い段階で出現するようになり、遭遇確率も微増します。また、チャンピオン級の敵を倒すたびに追加で500クラウン前後の報酬を得られます。
チャンピオンは人間やオークなどビースト系以外の敵に存在する最上級ユニットです。単なるネームドユニットよりさらに強く、確定でユニーク装備を所持しています。最難関の伝説級ロケーションに挑戦する前の装備集めとしてよく利用されますが、賞金稼ぎを雇用したからと言って出現頻度が劇的に上がる訳でもなく難しいところです。
Brigand:老山賊
File not found: "Brigand.jpg" at page "傭兵団"[添付]雇傭費:2500クラウン
雇用条件:キャラバンを4回襲う
年老いた元山賊です。雇用すると常にいくつかのキャラバン位置が表示され続けます。視界外のキャラバンも見えます。襲撃プレイをするときに居ると便利でしょう。
Cartographer:地図職人
cartographer.jpg雇傭費:2500クラウン
雇用条件:伝説級のロケーションを一つ発見する
より精度の高い地図を作るため傭兵団に参加する地図職人です。雇用すると新たなロケーションを自分で発見するたびにレア度に合わせて100~400クラウン程度の報酬が貰えます。伝説級のロケーションは支払いが倍になります。小金稼ぎにはなりますが、地図職人を雇用できるくらいに傭兵団が安定した状態では効果実感が薄いかも知れません。
Cook:料理人
cook.jpg雇傭費:2000クラウン
雇用条件:8種類の食材系アイテムを同時に所持している
専属料理人です。雇用するとHPの回復スピードが33%上昇するほか、食材系アイテムの腐敗ロストを三日先延ばしできます。戦闘を繰り返す一般的なプレイスタイルの場合、おそらく最も恩恵を受ける事ができるコンパニオンではないでしょうか。
DrillSergeant:練兵官
drill.jpg雇傭費:3500クラウン
雇用条件:永続後遺症をもつ傭兵を引退させる
新兵を鍛えるために雇われる引退傭兵です。戦闘に参加する事はありませんが、雇用するとLv1傭兵の取得経験値が20%上昇、1Lv上がるたびに効果は2%ずつ低くなっていきます。また、戦闘不参加による士気の自然低下を無効化します(傭兵の死亡やバッドイベントによる士気低下は無効化しません)。
徐々に効果が下がるものの経験値バフは魅力的です。中盤以降、より優秀な素質を持った新参傭兵を追加する時に役立ちます。
LookOut:見張り
lookout.jpg雇傭費:2500クラウン
雇用条件:10カ所のロケーションを自力で見つける
傭兵団に先行して周囲を偵察する見張りです。雇用すると傭兵団の視界が25%広がります。また、足跡から様々な追加情報を取得できるようになります。いち早く敵の出現を察知し、その規模を知るのは高難易度の全滅率を下げてくれるでしょう。
Minstrel:吟遊詩人
minstrel.jpg雇傭費:2500クラウン
雇用条件:すべての村を訪れる
傭兵団の物語を紡ぐ吟遊詩人です。雇用するとあらゆる名声上昇が15%増加します。また、酒場の噂から実益のない無駄話が出現する確率を減らします。名声の上がりにくい交易商人で重宝するでしょう。ゲーム後半のユニークアイテム探しにも役立ちます。
Negotiator:交渉人
negotiator.jpg雇傭費:3000クラウン
雇用条件:依頼を15回完了する
通常は傭兵団に同行せず貴族の城や砦で暮らしています。雇用すると貴族相手の報酬交渉で失敗したり関係悪化する確率が下がります。
Paymaster:会計人
paymaster.jpg雇傭費:3500クラウン
雇用条件:傭兵の人数が16人以上の状態である
日々のランニングコストを管理する財務の手練れです。雇用すると傭兵の日当が15%圧縮され、士気低下による傭兵の脱走率も低下させます。さらに傭兵が日当アップを求めるランダムイベントの発生も防ぐことができます。
仮に日当総額が500クラウンの場合、一日の圧縮額は75クラウンになります。雇用費の3500クラウンを完全にペイするのに約47日かかる計算で、これを長いと見るか短いと見るかはプレイヤー次第でしょう。ちなみに日当総額500クラウンとはヘッジナイト約10人分に相当します。当然序盤の日当総額はもっとずっと低いものです。数百日以上の長期プレイを予定している人は早めに雇用するに越したことはないですが、クライシス二回ほどで切り上げるプレイスタイルの場合は強いて雇用する必要がないかも知れません。
QuarterMaster:管理人
quartermaster.jpg雇傭費:3000クラウン
雇用条件:キャラバン護衛依頼を5回完了する
キャラバンについて積み荷の整理、上げ下ろし、目録管理を行う物資の管理人です。雇用すると矢弾の最大保持数が100、補修材と応急治療品の最大保持数が50増加します。安い時に買いだめする事で間接的に経費を節約できます。
Recruiter:雇傭斡旋人
recruiter.jpg雇傭費:3000クラウン
雇用条件:累計雇用人数が12人になる
傭兵になりそうな男を探し斡旋するリクルーターです。雇用費が10%安く、トライアウトが半額になります。また広場に集まる傭兵候補が微増します。
雇用厳選する時にピンポイントで採用するのも大いに効果的です。
Scavenger:廃品漁り
scavenger.jpg雇傭費:3000クラウン
雇用条件:
小さな子供ですが戦場を動き回り使えそうなスクラップを集める事ができます。雇用すると戦闘中に使用した矢や弾丸の一部を回収して矢弾として戦利品に追加します。また、敵味方問わず戦闘中に耐久が0になった武具の一部を補修材として戦利品に追加します。いずれの場合も矢や武具がそのまま手に入るのではなくリソースの矢弾や補修材の形で入手する事に注意してください。
Scout:斥候
scout.jpg雇傭費:2500クラウン
雇用条件:ビースト系の敵と5回戦い勝利する
山野での行軍に慣れた斥候です。雇用するとフィールドマップ上の移動速度が15%速くなり、地形がフラグになって発生する病気関連のランダムイベントの発生を防ぎます。
シンボルエンカウント型であるこのゲームにおいて移動速度を高めるのは高難度の敵との戦闘を回避し、全滅率を下げるのに大いに役立つでしょう。
Surgeon:外科医
surgeon.jpg雇傭費:3500クラウン
雇用条件:寺院で負傷の治療を5回行う
従軍外科医です。雇用すると永続後遺症をもっていない傭兵がHP0以下になっても100%生き残る事ができます。ただし永続後遺症はHP0から生き残った時点で付与されるもののため、この効果は各傭兵につき一度のみの発動という事になります。また、治療可能な負傷の完治日数が1日短くなります。
一度だけ確定で死を回避できるものの永続後遺症のデバフは非常に重く、特に前衛キャラは多くの場合そのまま引退、もしくは肉壁になって戦死という運命をたどるでしょう。外科医を採用して少しでも長く傭兵を生かすのか、どうせ生き残っても後遺症持ちは長く使えないと割り切って他のコンパニオンを採用するか、プレイヤー次第です。