概要
学生用掲示板サイトキャスフィの管理人。2002年当時立教大学2年生*1*2。
活動時期は1999年*3~2016年頃*4。
当初キャスフィは、ゲラフィのように個人運営だった。
設立者のK氏*5は学内での情報格差の是正を図ってキャスフィを設立したと語っている*6*7。
2002年頃までは掲示板ではなくリンク集であったが2004年頃に学校裏サイト*8の台頭により荒らしや不毛な争いのない掲示板*9という誇称で掲示板サービスを始めることになった。
一時期はプロフィールサイトプロフィや画像掲示板を姉妹サイトとして擁していた。前者は規制の厳しい掲示板にあるまじきものではないか、と今更怪しい気がする。
げらっちがキャスフィに進出した2011年時点では、管理人は殆ど表に顔を出していなかった。しかし荒らしを通報すれば即座に対応*10し、その厳正さは「日本一規制の厳しい掲示板」の異名をとるほど。信頼のおける存在だった*11。
ところが2016年6月、管理人は株式会社イトクロ*12に掲示板を3500万円で譲渡してしまう*13。これが大きな問題だった。
企業による管理となったのだが、何故か個人の管理の時代とは比べ物にならないほど管理が杜撰になり、荒らしでは無いレス(黒帽子含む目を付けられている住人。有名なものでは神様*14など)の削除はすぐに行うなど、拙速のきらいがあった。そして荒らしは野放しである*15。
対応こそ遅いが、小説コンなどで住人に丁寧に接する小説カキコの管理人と比べても、イトクロによる運営の杜撰さがわかるだろう*16*17*18。
このような管理能力の低さにより、キャスフィは衰退の一途を辿った*19。
またNGワード機能についても一見無害そうな単語*20をNGワード指定したり、メクラといった差別用語や死ね殺すといった物騒なワードはOKということも運営の杜撰さを更に発揮した。
2020年になると、げらっちがゲラフィを設立し独立、キャスフィに不満を持った他の住人たちの多くも、泡沫掲示板を立ち上げキャスフィから逃げるように去って行った*21。
しかもこの際イトクロは、離反者を敵視したのか*22、げらっちやHKK、すき焼きのタレらをアク禁にした*23*24。
キャスフィは安全な掲示板を標榜する割には杜撰な管理による荒れと、学生掲示板の需要が減少したことによる過疎*25により、2021年3月31日をもって閉鎖したのであった。初代管理人はこの事態を、どう受け止めたのだろう*26。
当wiki管理人は、イトクロ社長の息子の縁談のためにキャスフィが存続していたのではないかと邪推している*27。←要出典