インターネット掲示板やSNS上で使う名前。通称ハンネ、HN。
個人情報防護のために使われる。しかし、一部のSNSは実名登録が必須となっているか、強く推奨されている。大抵の電子掲示板ではハンドルネームを書き込まない「名無し」での投稿が可能だが、キャスフィおよびゲラフィではハンドルネームの使用が必須となっている。
基本的にハンドルネームはキャスフィ・ゲラフィでは一人一つのものを長期間使用し、変えることはめったにない固定ハンドルネーム(コテハン)を使うことが通例となっている。また、ハンドルネームにあえて「名無し」と登録する行為はキャスフィでは禁止行為、ゲラフィでは一時期NGワードで、現在でも怪しまれる行為となっている。
これは、5ちゃんねるなどたいていの掲示板とは真逆の現象であり、向こうでは自己顕示欲の強い固定ハンドルネームが大量に発生したこともあってか、非常に煙たがられる傾向にある。また、夫婦関係などの悩みを相談する掲示板でも問題解決が困難なユーザーが隔離される掲示板では、原則名無し、問題となっているユーザーはハンドルネームの登録が必須になる、という文化がある。
キャスフィ・ゲラフィでの文化に話を戻すと、ハンドルネームが必須という条件ゆえに、SNSのアカウントを持てない、あるいは親に禁止されている年少ユーザーの駆け込み寺となっている傾向にある。
そのためか、SNSでの個人のつぶやきのような投稿みたいな日記スレや、トークルームみたいな個人個人がスレ主となる雑談スレといったものが乱立する傾向にある。
おそらくキャスフィでは、低年齢層の利用を前提としていたところがあり、アカウント制度ではないもののアカウントのように、掲示板上での発言の責任を持たせるべくハンドルネームの登録が必須であったと考えられるため、致し方ない部分もあっただろう。
ゲラフィでは雪華、迅、やっきー(厳格にはハンネでなく人格)など、ハンネをよく変える人物も存在した。特に雪華に関してはいい加減な性格により名前を頻回変えていたため、「婚期を逃す」などと黒帽子に揶揄されていた。
また、キャラクター名を使用したハンドルネームでの荒らしが多発していたこともキャスフィ系の特徴だったりする(矢澤にこや一部のマリオキャラ)。キャラに失礼である。