概要
2003年11月7日、ゲームキューブで発売されたマリオカートシリーズ4作目。当時はファミコン発売開始から20周年の節目の年で、ホットマリオキャンペーンとして同じくGCソフトの「マリオパーティ5」、GBAソフトの「マリオ&ルイージRPG」とともに早期購入特典で稲垣吾郎扮するイナガキマリオの缶バッジがもらえた。
今回は特殊な2人乗りルールを楽しむこととなる。なお従来通りの1人乗りは一切ない。
シリーズでは初めて「カスタム」の概念が登場した作品で、性能の違うカートから1つだけ選び、使えるアイテムの違うキャラを2人乗せる、というレース前から戦略を練る楽しみが始まった。
2人乗りということで初期から登場するキャラも16名、隠し含めて全20名と、前作までの8名固定に対してかなりの増員となった。
ちなみに、重いほうのキャラに合わせたマシンしか選べないので注意。
ほかにも、グランプリモードのゴールの合格順位制度の廃止により、とりあえず一通りそのカップのコースを遊べるようにはなった。
また、今作をベースにマリオカートアーケードグランプリが2005年末に稼働を開始した。
キャラ
工事中
コース
前作や次回作と違い、過去作コースの収録はいったんお休み*1。しかし全16コースを回る、という異質のオールカップツアーが存在するのが今作最大の特徴か。
また、バトルも今作より風船バトル以外のモードを複数収録。
リメイクはやや冷遇気味で、偏っている傾向にある。初級コースに関してはリメイクされやすい傾向にあるが、スターカップ以降はリメイクされた形跡のあるコースがかなり少なくなる。ギミックの多さから携帯機やスマートフォンでの移植を拒まれているのだろうか。
コース名 | カップ | リメイク | 解説 |
ルイージサーキット | キノコ | DS | シンプルだが直線区間は正面衝突の危険性もあり得る。 |
ピーチビーチ | キノコ | wii | ポイハナという謎の生物に投げ飛ばされるのに気を付けよう。 |
ベビィパーク | キノコ | DS・8・ツアー | シリーズ中最も短いコース。GCと8DXでは7周、DSとツアーでは5周する。アイテムが飛び交い大乱闘となるため、好みの分かれるコースである。 |
カラカラ砂漠 | キノコ | 8 | 64にも同名のコースがある。 |
キノコブリッジ | フラワー | DS・ツアー | 高速道路のコース。実は土管に入れる…? |
マリオサーキット | フラワー | wii | こぶやパックンフラワーなど、他シリーズに比べて少々とがった印象。 |
デイジークルーザー | フラワー | 7・ツアー・8DX | 船の上でレース。傾くとアイテムやテーブルが流れてくるぞ! |
ワルイージスタジアム | フラワー | wii・ツアー・8DX | 起伏が激しく、トラップもほどほどに多いスタジアム。しかし落下の心配はほぼないため安心して走りやすい。 |
シャーベットランド | スター | 8 | 64にも同名のコースがある。 |
キノコシティ | スター | げらっちが一番大好きらしい大都会のコース。 | |
ヨッシーサーキット | スター | DS・8・ツアー | ナスカの地上絵の如く、上空から見るとヨッシーの形となっているコース。 |
DKマウンテン | スター | wii・ツアー・8DX | 火山まで大砲で吹っ飛び、そこから下山する。 |
ワリオコロシアム | スペシャル | 2周という珍しいコース。長大だからか、リメイクを避けられている。 | |
ディノディノジャングル | スペシャル | 7・ツアー | 恐竜の居座るジャングルで、橋や洞窟など風景が目まぐるしく変わる。 |
クッパキャッスル | スペシャル | ||
レインボロード | スペシャル | ||
クッキーランド | バトル | wii・ツアー | 巨大なクッキーの上で勝負。 |
ブロックシティ | バトル | ||
ゲームキューブ | バトル | ||
どかんひろば | バトル | DS | 土管に入ると別の階層から飛び出る。困ったら土管に逃げ込め。 |
ルイージマンション | バトル | 8DX | |
ぐらぐらマリオ | バトル |
アイテム
工事中