このページでは、2023年5月~2024年始めまでworldsで大ヒットした個人サバイバル!というサーバーのヒットの理由を独断と偏見で勝手に分析していく。
目次
個人サバイバル!とは
まず個人サバイバル!の説明をしていこう。
個人サバイバル!(こじんさばいばる!)とは、2023年にSHIROKO(現Mikoruna→mikomaru?)というユーザーによって作成されたサバイバルサーバー?である。
このサーバーは当時流行っていた国家サバイバル2などのチーム戦系のサーバーと真逆の個人同士で戦うサーバーとして始まって以来*1、2023年のほとんどの期間browser*2上位を維持し続け、最高参加人数は約35人ほどである。
なお、現在は衰退している。
ヒット理由の考察
ということで本題、なぜ個人サバイバルがここまで流行ったのかを独自に独断と偏見を交えて考察していく。
これについて考察していく上で、まず当時の状況を振り返ってみる*3。
個人サバイバル以前のサバイバルサーバー
このころのbloxd日本界隈は現在と違って、まだあまり作り込まれた建築やサーバーが少なく、日本人の人口が急激に増え始めた発展途上の段階だった*4。
また、この頃のサバイバルサーバーは元々流行り廃りが激しかったが、国家サバイバル!などの特色があるサーバーが人気になるにつれて、その時の特色があるヒットサーバーに人が多く集まり、長く人気を保つようになっていっていた*5。
個人サバイバル!黎明期(5月~6月)
個人サバイバル!が公開された当初は、国家サバイバル2が最盛期を迎えて徐々に衰退を始めていて、次のサバイバルサーバーの登場を待っているような時期だった。
そんな時だったため、チーム戦の多かったこの頃、個人でサバイバルするなどの特色があった個人サバイバル!が流行り始めることになった。
個人サバイバル!過渡期(6月)
*6そんなこんなで、流行り始めた個人サバイバル。今までの流れだとそろそろ新しいサーバーが登場して衰退してくる頃だったが、鯖主のSHIROKOが積極的にサーバーや鯖民に関わりをもって、維持・発展*7をさせて来たことと、当時は国家サーバー以降あまりポテンシャルを持ったサーバーがでてこなかったため、自然と人がいる個人サバイバル!に人が集まるようになっていった。
個人サバイバル!最盛期(7月~8月)
個人サバイバル!で次々とクランが誕生したり*8、次々と鯖民によってサーバーが開拓・発展していって、スポーン地点には鯖民による様々な建築が立ち並んできた。
この頃には数ヶ月もトップを保っているサーバーとしてかなり有名になりつつあり、また、日本人がよく立ち入るため、それも相まってどんどん人がやってくることになった。
特に、SHIROKOが積極的にイベントを開催することもあったので、鯖民も飽きることなく続けていた?
ただ、このころはトラブルが頻発ようになってくる。*9
個人サバイバル!安定期(9月~12月)
この時期になると個人鯖はそれなりの地位を築き、不動の立ち位置を手に入れていた。常連プレイヤーもかなりの数がいて、他のサーバーが流行ってもすぐにみんな個人サバイバル!の方に戻っていった。*10
この時期も鯖主が活発だったことを除いて、あとは特筆すべき点はない。
個人サバイバル!衰退期(12月から1月~)
かなり流行ってはいたが、さすがにそろそろプレイヤーも飽きてきて限界が来はじめていた。
また、2月にSHIROKOがドアガチャbanされたことが決定打となり、個人サバイバル!が本格的に衰退していくこととなる。
現在
現在は、SHIROKOの垢復活もあって人がまばらにみられることはあるが、SHIROKOのmikoruna名義で公開した世界サバイバル!やmikomaru名義での勢力サバイバルが人気になっていることもあって、個人サバイバル!がまた本格的に再起動しない限りは現在の状況が続くと思われる。
以上からみる+自身の経験に基づく流行りのサーバーの作り方
まず、今まで書いた個人サバイバルの経歴からなぜ流行ったのかを考えてみると、
- ちょうどサーバーの移り変わりの時期に公開したから
- サーバーに特色があってわかりやすかったから
- 鯖主が積極的にサーバーに関わっていったから
- 当時のプレイヤー層の好みにあっていたから
- 規制はありつつもそれなりに自由度が高かったから
- 常にだれかしらの人がいる状況を作れたから
の大きく6つの理由が考えられる。
一つずつ解説すると、「サーバーの移り変わりの時期に公開したから」というのは結構重要で、他のサーバーが流行ってる時期だと、そのサーバーを超えるほどの要素がないと中々流行らないから。
「サーバーに特色があってわかりやすいから」というのも、特色(=テーマや要素)がないと、サーバーのコンセプトや面白さ、目的があまり伝わらず、意外と流行らない。
また、「鯖主が積極的にサーバーに関わっていったから」というのも、ただ特色だけがあってもプレイヤーはすぐ飽きてきてしまう上に荒らしも起きやすいので、鯖主が積極的にサーバーに関わり管理やイベント、施設作りを行うことでプレイヤーを飽きさせずサーバーに来させる効果がある。
また、「当時のプレイヤー層の好みにあっていたから」というのもまあまあ重要で、たとえば極端な話、パズルゲームのサーバーを作ったとしてもパズルゲームが好きな人がいなければだれもサーバーに来ない。だから、PVPやアスレなど、今流行りの要素を調べてできるだけサーバーに取り入れてみるのも大事。
「規制はありつつもそれなりに自由度が高かったから」これは時と場合にはよるが、基本ルールできつきつに縛ろうとすると、管理側の管理も大変になるし、プレイヤー側もルールがきつすぎてせっかくのサーバーがつまらないものになる可能性がある。なので、最低限治安を守るルールはいれつつも、あとはbloxdの要素で実現可能なものだけを取り入れるようにしよう。
最後に、「サーバーに常に人がいる状況を作れたから」もしかしたらこれが一番流行った要因かも知れない。全盛期の個人サバイバルは常に人がいて、他の人もできるだけ人のいるところに入りたいから、結果的に個人サバイバルに人が集まって、人気鯖の座を保つことができたのかもしれない。
他のヒット理由
後日編集。