目次
【BLOCKHEAD】ブロックヘッド
BASCによって設計されたブレイクアーツ初のアーキテクチャ(マシンのこと)。
ゲームのテスト走行から仕様の制定に関わるまで、ブレイクアーツ開発を影から支え続けた裏方のような存在である。
現存する全てのアーキテクチャはブロックヘッドを雛形として設計されており、ある意味では母とも言える。
その性能ゆえに今となってはレースで用いられることはないが、新人練習用として全てのプレイヤーに配布されている。
【NORMALIZER】ノーマライザー
BASCによって設計された初の実戦用アーキテクチャ。
全ての能力がバランスよく調整されているため、癖がなく扱いやすいことが特徴である。
しかしながら、ブレイクアーツ黎明期に生まれた機体であるため、現在ではやや劣る性能がネックとなっている。
【NORMALIZER/H】ノーマライザーヘヴィ
BASCによって設計されたアーキテクチャ。
ノーマライザーに重装機用のチューンを施した機体である。
癖のない重装機に仕上がってはいるが、やはり黎明期の機体だけあって現在では重装機の入門用としての立ち位置にある。
【NORMALIZER/L】ノーマライザーライト
BASCによって設計されたアーキテクチャ。
ノーマライザーに高速機用のチューンを施した機体である。
癖のない高速機に仕上がってはいるが、やはり黎明期の機体だけあって現在では軽量機の入門用としての立ち位置にある。
とはいえ、ブロックヘッドとは比較にならないスピードを持つため、耳を澄ますと新人プレイヤーの悲鳴が聞こえてくるだろう。
【AZALEA】アザレア
比較的初期に某IT系ベンチャーによって設計されたアーキテクチャ。
位置付けとしては中量機よりの高速機という扱いであり、その汎用性の高さから多くの愛用者が生まれた。
現在はやや高値ではあるが、フルセットがショップで販売されるほどの定着を見せている。
正式名称は「1st-generation architecture "the color" AZL01 AZALEA」
【VERMILION】ヴァーミリオン
アザレア系列の高速実験機体。
戦闘性能や安全性を大きく犠牲にし、卓越したスピードを実現している。
実験機ということもあって、あまり流通しておらず、特に劣化のないレベル10オリジナルとなると希少価値が高い。
正式名称は「2nd-generation architecture "the color" AZL02e VERMILION」
【AGATE】アゲート
ブレイクアーツ創設後まもなくして、とある世界的IT企業によって設計されたアーキテクチャ。
当時は圧倒的性能を持つ重量機であったが、現在では後続機に押される形で中~重量型に分類されている。
また扱いやすい性能からか、本機のフルセットがショップ販売されるなど、非常にプレイヤー人気が高い。
正式名称は「THE ORE SERIES A-01 Agate(1st-gen)」
【EPIDOTE】エピドート
アゲート系列の重装試験運用機。
あまりの重量偏重に、とてもレースなど出来はしないと多くの批判を浴びた経緯がある。
しかしながら、永続型トラップやノーロックミサイルの台頭によって、その評価は大きく覆ることになる。
正式名称は「THE ORE SERIES A-02X Epidote(2nd-gen)」
【NEXT】ネクスト
他社製のアーキテクチャの台頭により、BASC純正マシンの需要が低下したことを発端とし、
BASCの信用回復と市場の奪還を目的として設計されたBASC渾身のマシン。
次世代型を称するその性能に偽りは無く、あらゆる条件において高いパフォーマンスを発揮する。
BASCの次世代の担い手という意味を込めて、「ネクスト」という名称になっている。
【KIRISHIMA】キリシマ
日本の中堅IT企業によって設計されたアーキテクチャ。
重装型・軽量型という概念が定着した後の時代に設計されており、両者のメリット・デメリットを両立した斬新な設計がなされている。
それゆえ癖の強い仕上がりになっており、効果的な運用にはアーティストの熟練を要する。
名称は企業代表の出身地である長崎で建造された戦艦に由来する。
【REGENE】リジェネ
設計者不明。噂ではある奇特なフリープログラマの手によるものと噂されている。
高速機をも凌駕するエネルギー回復力、重装機並みの加速力、そしてブースターの超低燃費など、実験的、あるいはお遊びとしか言えないような独特な能力を持つ。
それゆえか、愛用するアーティストも変わり者が多く、近年では「リジェネっぽい」という言葉まで登場するほどである。
名称は「Regenerator」(再生する者)が由来とされる。
【TARANTULA】タランチュラ
蜘蛛の名を持つ特化型アーキテクチャ。
遠距離戦闘及び狙撃に対してのみを想定した設計がなされており、そのロックオン性能は他を圧倒する。
スナイパーキャノンを構えたときのみ発生する無意味な変形は、その名と設計者の思想(変態性)を物語っている。
なお設計者いわく、なぜ蜘蛛で狙撃かと言えば、「何となく蜘蛛ってハンターっぽいから。そして名前の響きが良かった。」だそうだ。
【SURVIVE】サヴァイヴ
防御こそ全てに優先されるという独自の観点により設計された超防御特化型アーキテクチャ。
一見レース行為に背くようなコンセプトであるが、戦闘系マップの存在や昨今急増するバグデータ駆除の依頼から、その有用性が見直され始めている。
設計者は「兎耳重工」というHNで知られるフリープログラマによる。
名であるサヴァイヴには、いかなる攻撃にも耐え、必ず生き残って見せるという信念が込められている。