ストーリー

Last-modified: 2022-04-03 (日) 04:42:03

古の伝説によれば、この大地は天より零れ落ちてきたものだという。


そして世界に蔓延していた争いから逃れるため、安息の地を目指して旅を続けてきた末に、この地へと移り住んできた人々がいた。
成り立ちに起因するものか、この地には人々の脅威となるものが一切存在せず、長らく安息に満ちた時を過ごすうちに、
やがて人々からは悲しみや痛みといった負の感情が薄れていった。
そして、彼らはいつしかこの平和な地を“ユウム大陸”と名付け、自らを“ユウム族”と呼んだ。


しかし、数百年もの平和な時代が過ぎ去った頃、天より大いなる厄災がこの地に産み落とされた。
大陸の各地において、恐ろしい怪物が突如出現しては人々を襲い、これまでただ平和を謳歌してきた人々には
自らを守る術もなく、たちまち大陸全土は戦乱の影に覆われてしまった。


誰もが絶望にうちひしがれるしかなかった時、どこからともなく気品を備えた1人の美しい姫と6人の従者達が現れた。
アイリ姫らは戦う術を知らなかった人々を統率し、大いなる厄災を討つべく大陸南部の戦いに身を投じた。


彼女は、生命の危険も顧みず、“精神分散”と呼ばれる神技を駆使し、自らの精神の一部を “叡智の結晶”と呼ばれる
石の欠片に封じ込め、石片を持つ人々に力を分け与えた。
また従者達も戦いの技の数々を人々に教え、素質のある者には弟子として秘技を伝授した。


長きにわたる戦いを経て、そしてついに大陸全土に蔓延していた厄災は打ち払われ、人々は勝利を手に入れた。
しかし、姫は戦いの終わりを見遂げると、深い眠りについてしまった。
そして、6人の従者達は「備えを忘れるなかれ。再びこの地は厄災に覆われん」と言い残し、彼女を連れていずこかへと去っていった。


来るべき厄災に立ち向かうべく、6人の従者の弟子達は授けられた技を後世に伝えるため、大陸の各地に学院を作った。
そして各々の学派をライン、バリー、リンダ、レッセ、ラナル、ナスカと称し、“叡智の石片”を受け継ぐ資格を持つ、
次の世代を担う才気溢れる若者を見出すべく、教えを広めた。


さらに月日は流れ、再び平和な日々が続くと、次第に人々の記憶からは厄災と予言の言葉が薄れていった。
今となっては大昔に大陸南部で大きな戦争があり、各地にある学院に伝わる技法によって困難を乗り越えた程度の
曖昧な知識しか人々は持っておらず、予言を授かった人々の末裔と各学院の学長らが僅かに伝承を継承しているにすぎなかった。


今より数えて10年前、“至高の継承者”と名高いベス師は、まもなく大陸全土は再び厄災に見舞われ、
予言が現実のものとなると警鐘を鳴らした。
そして彼は6人の学長らと協力し、6つに分かれた学院を1つに統合したアーロン学院を設立し、
厄災に戦いを挑む人々の本拠地として、アーロン学院を中心とする城塞都市、アーロン城の建設に尽力した。


そして現在、厄災の予言は現実の出来事となり、大陸の各所では怪物が蠢き、
再び不吉な影が大陸全土を覆い隠そうとしていた。


なぜ平和だった大陸に突然厄災が降りかかったのか?
アーロン学院の学長のみに伝わる伝承とは?
歴史の闇の中に消えてしまったアイリ姫とその従者達の行方は?


これよりあなたの最初の試練が始まるとともに、やがて真実の扉は開かれるであろう……。
(以上、公式ヘルプより引用)

 

参照

公式サイトの『まじかるブラゲ学院』世界観
http://magical.bg-time.jp/about/story.html

コメント

  • てか本国がまだ続いててびびったw -- 2022-04-03 (日) 04:42:03