活性化

Last-modified: 2024-03-17 (日) 14:17:31

セルのキーワード能力の一つ。
この能力を持つセルが攻撃に参加し、迎撃されたとき、活性化を持つセルのAPによるダメージが迎撃したセルのHPを超えている場合、超えている分の数値を相手プレイヤーのライフにダメージとして与える。

解説

ジェネリック版ではこの能力が無くても相手ライフに差分ダメージを与えられたところ、
アウトブレイク版(製品版)ではこれがないと差分が通らない分、相手ライフを削るのに一工夫必要になる。
その一工夫の手間を省いてくれるキーワード能力。
侵入とは異なり攻撃一辺倒の能力であり、迎撃時には効果を発揮しない。
相手ライフを削る能力でしかなくセル同士の戦闘に直接影響を与えることはない。
一概には言えないが、基本的には侵入の方が優れた能力であると見ていいだろう。
肝心のピンチの場面、特にこちらのライフが少ない場面で役に立つことはほぼないので、
手遅れになる前に有効活用して、ゲームを有利に進めたい。

狙いなくデッキに投入したところで単に100~300程度の差分ダメージを相手ライフに与えるだけに終わってしまうこともある。それだとトドメを刺す時ぐらいしか活躍できないので、
できれば相性のいいカードと合わせて投入したい。

単純にAPの高いセルが活性化を持っていると非常に強力。
単体ではナチュラルキラー細胞クロヤマアリがそれにあたる。また、葉緑体も同じ意味で工夫なく強いセルを作れる。
ミトコンドリア走性は闇雲に使うのでなく、オジギソウ胸腺ドリー形質細胞などなるべく相性のいいセルに付与したい。

ベロ毒素との組み合わせが強烈。特にハイブリドーマに付与して使いたい。

ミュータンス菌食作用と組み合わせるのも強烈。

以上のように相性のいいカードを併せて採用すれば、僅かな差分ダメージを通す以上の効果を見込めるだろう。

ルール解釈

AP100の活性化付きセルにベロ毒素を付けて攻撃しても、迎撃された場合、活性化ダメージは相手プレイヤーに貫通しない。(公式に確認済み
莢膜は、活性化によるプレイヤーへの貫通ダメージも併せて防ぐことができる。
公式に確認済み
以上の挙動は、MtGのトランプルとは若干異なる。

ジェネリック版

このルール自体がないため、この能力は削除されているが、
バトルフェイズのルール上、全てのセルが実質この効果を持っていることになる。

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