探索:村の成り立ち

Last-modified: 2016-05-01 (日) 23:10:04

【探索1―村の成り立ちについて調べる。】

『探索者はこの村に不信感、あるいは興味を抱き、村について調べることにした。』

1.【伝承や村の成り立ち】

◆【調査方法】

・村の図書館(技能:図書館・目星

◇『図書館の場合』
 図書館で成功した場合は、二冊の本を見つける。
 ※『古い村の歴史』と『新しい村の歴史』。

・村人(技能:説得・言いくるめ・信用

◇『村人の場合』
 村人とから話を聞いた場合は、『新しい村の歴史』の内容しかわからない。
 村人は「詳しく知りたいなら図書館に行けばいいぞ」と、アドバイスをくれる。
 別れ際、村人は「裏山は危ないから近寄っちゃいけないぞ」と絶対言う。
【得られる情報】

【得られる情報】

『古い村の歴史』

紐で括られた一冊の本。この村は元々様々な神を集めている者付きな変わり者が作った。
村には、古今東西様々な神が訪れる。そして、神様と結ばれる者が現れた。
それ以来、『神様との縁結び』として「来恋村」は栄えていくことになる。
だが近親相姦による流行病の防止や、一つの家(一族)が神のチカラを独占を防ぐために、
外部から人を積極的に呼びこむようになった。様々な方法で……。
村の裏山には人攫いをした時に使われていた洞窟が確認できる。

『新しい村の歴史』

それは比較的新しく表紙に『ようこそ!来恋村へ!』と書かれた雑誌のような物。
表紙には現在の村長が「キラッ☆」とポーズを決めて居る。
この村は様々な神に愛された者が作った村。
古今東西様々な縁結びの神が村に祀られている為、恋愛成就率100%を誇る。
他、特産物や村の人口、合コンの内容など、もはや案内パンフレットに近い内容。
村の裏山は獰猛な獣が出現し、がけ崩れが多いため近寄るのは『危険』。

2.【村抜けの儀(偽)】の入手について

『図書館の場合』

・【目星、もしくは図書館】判定。

 →【成功】:『村抜けの儀(偽)』の情報を得る。

  新しい村の歴史のとある1ページの縁にある小さな欄に書かれていた。

  数多くの神がいる故、また1人の神を連れ去らないために執り行う儀式。

   →「藁人形を作成し、村に献上するべし」と書かれている。

   →「人形の作り方は現村長のみが知る」とも書かれている。 

 →【失敗時】:【アイディア判定】(オカルトによる判定も可能

  →【アイディア・失敗時】:なにも思うことはない。

  →【アイディア・成功時】:この様な村なのだから、どこかに何か隠されているのではないかと思い返す。

   →もう一度、【目星or図書館】を行う。

    →【成功した場合】:無事発見『村抜けの儀(偽)の情報を得る。

    →【失敗した場合】:村抜けの儀式(偽)を知ることはできないまま終わる。(以後、図書館からの入手はできない)


『村人の場合』

・「村の情報をほしい」などと尋ねる。
・あるいは『秘密を探っている場合(行動・行為)』(※秘密を探っていると口に出す必要はない)。
・もしくは「村から出たい」と口にする。

・【幸運判定

 →【失敗時】:何も教えてもらえない。

 →【成功時】:唐突に村人が語り出す。

村人「この村から出て行く時は、黙って出て行くのやっちゃダメ。

 村長に相談するか、『村抜けの儀(偽)』を行わなくちゃいけない。いいか?【村抜けの儀(偽)】って言うのはな……」

※ 図書館で知り得る『村抜けの儀(偽)』と同上。

※話をしてくれた村人に【心理学、または目星、説得、言いくるめ、信用】を使用した場合

 →【成功時】:話は嘘ではなさそう。そして、何かに怯えていることが分かる。

         あるいは、その胸の話を聞き出せる(何に怯えているかは教えられない)。

 →【失敗時】:その真意を知ることはできない。

 →【ファンブル】:この村人はオドオドとしてどうもいけ好けず、嘘くさいと思う。

           →(他の探索者と、ここで聞いた情報を共有できなくなる)

 →【クリティカル時】:村人に「言いたくないが、早くこの村から逃げたほうがいい」

   →続けて、意味ありげに「村長に私(俺)から……いやなんでもない」と言われる。

    また、相手がとてつもなく何かに怯えていることに気がつく。その両方を知る。

    他の特典については、KPによる。

【補足】

※クリティカルを引いた場合、この村(また村長)から敵対していなければ、安全に村を出れるフラグが立つ。

  ただし、何か村に対して敵対するような行為が行われ、村に知れた場合、そのフラグは折れる。

解説

・【2つの歴史について。】

1.新しい歴史では意図して改ざんされていることを気がつく。
2.裏山について知る。

【村抜けの儀(偽)について。】

偽物だと気がつくには、

「なぜ村長しか知り得ない人形の作り方なのに、藁人形だと書かれているのか」……に気がつく必要がある。

※【アイディア判定で発見可能】

これが嘘か本当かについて、プレイヤーが疑い続けるのは自由(気がついていない為、偽物だとわからない)。

【村人の幸運判定について。】

村の真相を知った・気がついた『元外部の人間』か、『元々この村の住民』あるいは『この村に身を捧げた元外部者』かの判定。

元外部者の場合、夢の中で出会った冒涜的な存在に非常に恐れ、この村から逃げ出そうとして死にかけたことを知っている。

あるいは、儀式を行わないで逃げれば、あの夢が永遠に続くことを知っている。

クリティカルにより、その人物が『村人の中でも信用されている人物』になり、村長に相談してこの村から逃走しようとした時に、村長が『村抜けの儀(真)』を施してくれる可能性が生まれる