| 名前 | ギアンク |
| 所属 | 不明 |
| 役職 | 不明 |
| 種族 | 不明 |
| 誕生日 | 不明 |
| 一人称 | ボク |
| 二人称 | キミ |
| 下着 | 不明 |
| キャラクターデザイン | くまお |
| 初登場 | ようこそ!アロラティノンリゾートへ「おいでよ!アロラティノンへ!」(『謎の男』名義) |
「ンッフッフッフ……!」
公式プロフィール
未発表
概要
アロラティノンでの事件の裏で暗躍していた謎の男。
軍服を思わせる黒装束を屈強な肉体に纏い、全身にコードやパイプを絡ませた異様な風采をしており、右目を歯車を模した眼帯で覆っている。
また、体の各所には機械部分が存在しており、感情の昂ぶりに応じて蒸気が噴出する。
行使する力は悪魔と関連している*1が、天使にも悪魔にも与することなく、野望の炎を密かに燃やし続けている。
小領地キュロネルの領主ドラデリュートを洗脳し、手駒として操っていた張本人。
劇中で明言はないが、ドラデリュートが精神の均衡を崩すきっかけをもたらしたロヴィーノ辺境伯や、洗脳後のドラデリュートに従っていた赤鎧の兵団もおそらくは彼の洗脳により下僕と化したものと思われる。
洗脳状態のドラデリュート曰く「悪魔などよりも崇高で偉大なお方」「その威光に魔王がひれ伏す」と称されるほどの力を持つらしいが、その全容は現状明らかになっていない。
第二の導師たる主人公の略取を最大の目的としており、導師の力を利用して世界を自分の思い通りにしようとしている。
人物
目的のためなら手段を問わず、人の精神を傷つけ踏み躙るような行為を平然と行う卑劣漢。
いかなる作戦においても自らの手を汚すことはなく、ドラデリュート卿をはじめとする部下に命じて実行させる。
髭を蓄えた強面に似合わず「ボク」という幼げな一人称で話し、時折「ンッフッフッフ」と不気味な含み笑いを上げる。
活躍
- 月次イベントストーリー
- ようこそ!アロラティノンリゾートへ
『謎の男』名義でイベント初登場。立ち絵も目元と右半身の一部が影に覆われたものになっており、徹底的に正体が秘匿された状態で登場した。
明るく締めくくられるかと思われた物語の終わりに突如出現した異様な存在として、プレイヤーの度肝を抜いた。
- ようこそ!アロラティノンリゾートへ
- 暗秋郷 ~狂妖の恨み~
名前のみ登場。今回の事件を引き起こしたマタロクをそそのかした黒幕であり、さらにキンシューの大戦を引き起こした張本人でもあることが判明した。
- その他イベントストーリー
- ギアンク・コード ~密偵の矜持~
引き続き『謎の男』名義で登場するが、終盤に名前が判明。
立ち絵も影が取れたものに差し替えられ、狂気的な表情差分が披露された。
- ギアンク・コード ~密偵の矜持~
- キャラクター固有のストーリー
- 寝室
- ドラデリュート寝室「堕ちて、蕩けて」
ドラデリュートを言葉巧みにアジトに連れ込んだギアンクは、彼をカプセルに詰めて洗脳する。
魔力仕掛けの粘液に絡め取られて痴態を晒す彼を言葉で辱めながら、徐々に精神を崩壊へと追い込んでゆく。
やがて快楽の果てに自我を失い、『道具』と化したドラデリュートを満足げに眺めながら、ギアンクは含み笑いを上げる……
- ドラデリュート寝室「堕ちて、蕩けて」
- 寝室
関連人物
- ドラデリュート
ギアンクの忠実な手駒。善良な領主だった彼を洗脳して道具のように扱うだけでなく、邪魔なネルフェンを排除するために利用しようとしたが、主人公の活躍によって阻まれる。
彼の洗脳が解除された後は「とことん役に立たなかった」と酷評している。
名台詞
- 「アイデアは良かったと思うんだけどねェ。」
「実験中の新薬じゃあ効果が足りなかったのか、はたまた……ンッフッフ!」
ようこそ!アロラティノンリゾートへ「おいでよ!アロラティノンへ!」より。
アロラティノンで起こした事件の顛末をドラデリュートから聞き、失敗の原因を事もなげに分析する。
- 「……ンッフッフッフ!!面白い、面白いネェ!」
「あの男の脆さは、一番の急所になる。
ボクが彼らを手に入れるための決定打になり得るほどにねェ。ンフッフッフ!」
ようこそ!アロラティノンリゾートへ「おいでよ!アロラティノンへ!」より。
主人公がサメジュラゴン=マナイアカラニを攻撃することに躊躇し、苦戦していたと聞くなり、全身から蒸気を吹き出して笑いながらこう述べる。
仲間との絆を「脆さ」「急所」と蔑み、率先して踏み躙ろうとするギアンクの卑劣さが滲み出る台詞。
- 「やはり遠回りなど無意味。無価値。初めから最も大きな獲物を狙うべきでしたか。」
「キミならばボクの役に立ってくれる。」
「あの力があれば、ボクの野望の全ては即座に叶う……!
金も! 土地も! 人も! ボクのためだけの世界を、この手に……!!」
ギアンク・コード ~密偵の矜持~「その男の名は」より。
主人公の力をどのように利用しようとしているのかは現時点では明らかになっていないが、力を用いて果たさんとする最終目的は平たく言ってしまえば「世界征服」らしい。
- 「待っていてくださいね、導師クン!すぐにお迎えに参りますから……」
「……ンッフッフッフッフ!」
同上。導師略取の意気込みを独り言ちるギアンクは、気味の悪い舌なめずりをしながらおぞましい笑みを浮かべる。
立ち絵の上半身部分がアップになり、邪悪に歪んだ顔が大きく映し出される演出も相俟って、見る者に生理的な嫌悪感を抱かせる場面。