POS INFOページ
POS INFOページはAAPページ選択スイッチがPOSITIONの時に表示される。このページでは現在の機体の位置と状況が確認でき、温度と対気速度のみ表示を変更することができる。
- 現在地の緯度 (L3)
現在地の緯度が表示される。もし調整が行われていない場合、11文字のアスタリスクが表示される。 - 現在地の経度 (L4)
現在地の経度が表示される。もし調整が行われていない場合、11文字のアスタリスクが表示される。 - 現在地のグリッドと回転楕円体 (L6)
現在地のグリッドとWGS84回転楕円体が表示される。二桁のグリッドゾーン数値と一文字のグリッドゾーン文字で構成されている。もし調整が行われていない場合、7文字のアスタリスクが表示される。 - 現在地の地域、偏東距離、偏北距離 (L7)
現在地の地域、偏東距離、偏北距離が表示される。列、行、偏東距離、偏北距離の順で構成されている。もし調整が行われていない場合、14文字のアスタリスクが表示される。 - 速度選択キー (R3)
このロータリーLSKを使用する事で指示大気速度(IAS)、真大気速度(TAS)、対地速度(GS)を切り替えることができる。始動時のデフォルトはIASになっている。もし調整が行われていない場合、3文字のアスタリスクが表示される。機体が停止している場合には、IASは50 KIAS、TASは70 KTAS、GSは0をそれぞれ示す。 - マッハ数 (R4)
ここにはマッハ数で機体の速度が表示される。もし調整が行われていない場合、4文字のアスタリスクが表示される。機体が停止している場合にマッハ表示は0.09から0.1の間を示す。 - Magnetic Variation 磁差(MV) (R5)
地域のMV - Gレベル (R7)
ここには現在のGレベルが-9.9から+9.9 Gsで表示される。 - 外気温(OAT)LSK (R9)
このロータリーLSKを使用する事で温度表示の摂氏(デフォルト)と華氏を切り替える事ができる。 - GPS高度(G ALT) (L9)
ここには現在の高度がフィートで表示される。 - スクラッチパッド (L10)
STEER INFOページ
STEER INFOページはAAPページ選択スイッチがSTEERの時に表示される。このページでは現在のステアポイントの情報を確認できる。
- ステアポイントLSK (L3)
ステアポイントデータベースと数字/文字を、以下の3つの方法の内いずれかを用い選択する。- AAP STEER PTスイッチをMISSIONにセットし、スクラッチパッドに希望する特定のウェイポイントの数字(0から2050)を入力する。その後ステアポイントLSKを押すことでそのウェイポイントを選択する。
- AAP STEER PTスイッチをMARKにセットし、スクラッチパッドに希望する特定のマークポイントの文字を一文字入力する。その後ステアポイントLSKを押すことでそのマークポイントを選択する。
- LSKを使用せずCDUの+/-ロッカースイッチを使用し、表示されたウェイポイント・データベース内で数字/文字を切り替える。
- AAP STEER PTスイッチをMISSIONにセットし、スクラッチパッドに希望する特定のウェイポイントの数字(0から2050)を入力する。その後ステアポイントLSKを押すことでそのウェイポイントを選択する。
- ステアポイント識別名入力LSK (R3)
AAP STEER PTスイッチがMISSIONかMARKにセットされている場合に、12文字までのステアポイント識別名をスクラッチパッドから入力できる。 - Desired Magnetic Heading 指定機首磁方位(DMH) (L4)
ステアポイントへの偏流修正機首磁方位角が表示される。 - ステアポイントへの距離(DIS) (L5)
ステアポイントへの距離が海里で表示される。距離が100海里未満ならば十分の一海里が表示され、距離が100海里以上の場合は四捨五入された整数部分のみの近似値が表示される。 - ステアポイントの標高(EL) (L6)
ステアポイントの標高が表示される。標高データがない場合、5文字のアスタリスクが表示される。 - 方位/ラジアルロータリーLSK (L7)
ステアポイントへの方位(BGR)(デフォルト)か、ステアポイントからのラジアル(RAD)を選択し表示する。 - WAYPTページ分岐LSK (L9)
WAYPTページのP1/2に移動することができる。このページからWAYPTページが選択された場合、WAYPTページには現在のステアポイントの情報が表示される。 - 所要時間(TTG) (R5)
現在の対地速度でのステアポイントまでの所要時間が表示される(時間、分、秒で)。対地速度が3ノット未満の場合、TTGには8文字のアスタリスクが表示される。 - 目標到着時刻(TOT) (R6)
現在の対地速度でのステアポイント到着時刻が時間、分、秒で表示される(GMTかローカルのいずれかの選択した時刻で)。対地速度が3ノット未満の場合、TOTには8文字のアスタリスクが表示される。 - 必要速度ロータリーLSK (R7)
このLSKは目標到着指定時刻(DTOT)がアップロードされたか、WAYPTページで入力された場合、もしくは指定所要時間(DTTG)がWAYPTページ2/2で入力された場合にのみ有効(上下の矢印表示)になる。LSKが有効になった場合、必要指示対気速度(RIAS)、必要真対気速度(RTAS)、必要対地速度(RGS)のいずれかの表示を選択することができる。速度はノットで表示される。この表示は指定した時間でステアポイントに到着する為に必要な速度を示す。DTOTかDTTGが指定されていない場合、ここには何も表示されない。 - 風(WND)向き/速度 (R8)
現在の風向きの磁方位と、ノット表記の風速が表示される。 - スクラッチパッド (L10)
WP INFOページ
WP INFOページはAAPページ選択スイッチがWAYPTの時に表示される。このページには選択したウェイポイント、ステアポイント、アンカーポイントが表示され、これら異なる3地点の方位、距離、所要時間情報が確認できる。
- ウェイポイントLSK (L3)
ミッションポイント、ナビゲーションポイント、マークポイントを以下の方法で選択し表示する。- 0から2050までの希望するミッションポイントかナビゲーションポイントの数字を、スクラッチパッドに入力し、LSKを押すことで、その数字のウェイポイントが表示される。
- 希望のマークポイントの文字をスクラッチパッドに入力し、LSKを押すことで、その文字のマークポイントを表示する。
- 0から2050までの希望するミッションポイントかナビゲーションポイントの数字を、スクラッチパッドに入力し、LSKを押すことで、その数字のウェイポイントが表示される。
- ウェイポイント識別名LSK (R3)
スクラッチパッドを使用してウェイポイントID検索でウェイポイントを選択し、このLSKを押すことで表示する。 - ウェイポイントへの所要時間 (R4)
現在の対地速度での選択したウェイポイントまでの所要時間が表示される(時間、分、秒で)。対地速度が3ノット未満の場合、ここには8文字のアスタリスクが表示される。 - 選択したウェイポイントへの機首磁方位/距離
選択したウェイポイントへの機首磁方位と距離がそれぞれ角度と海里で表示される。距離が100海里未満ならば十分の一海里が表示され、距離が100海里以上の場合は四捨五入された整数部分のみの近似値が表示される。距離が9998.5海里を超えた場合、“9999.”が表示される。 - WAYPTページ分岐LSK (L5)
WAYPTページのP1/2に移動することができる。このページからWAYPTページが選択された場合、WAYPTページには最後に表示されたウェイポイントの情報が表示される。 - ステアポイントへの所要時間 (L8)
現在の対地速度でのステアポイントまでの所要時間が表示される(時間、分、秒で)。対地速度が3ノット未満の場合、ここには8文字のアスタリスクが表示される。 - ステアポイントへの機首磁方位/距離 (L9)
ステアポイントへの機首磁方位と距離がそれぞれ角度と海里で表示される。距離が100海里未満ならば十分の一海里が表示され、距離が100海里以上の場合は四捨五入された整数部分のみの近似値が表示される。距離が9998.5海里を超えた場合、“9999.”が表示される。 - アンカーページ(ANCHOR PT)分岐LSK (R7)
アンカーページへ移動できる。 - アンカーポイントへの所要時間 (R8)
現在の対地速度でのアンカーポイントまでの所要時間が表示される(時間、分、秒で)。対地速度が3ノット未満の場合、ここには8文字のアスタリスクが表示される。またアンカーページにおいてアンカーが選択されていない場合も、8文字のアスタリスクが表示される。 - アンカーポイントへの機首磁方位/距離 (R8)
TO/FRアンカーポイントLSKで選択した、アンカーポイントへの、もしくはアンカーポイントからの機首磁方位と距離が、それぞれ角度(1~360)と海里(0~9999)で表示される。距離が100海里未満ならば十分の一海里が表示され、距離が100海里以上の場合は四捨五入された整数部分のみの近似値が表示される。アンカーページにおいてアンカーが選択されていない場合、8文字のアスタリスクが表示される。距離が9998.5海里を超えた場合、“9999.”が表示される。 - アンカーポイントTO/FRロータリーLSK (R9)
アンカーポイントへの(TO)か、アンカーポイントからの(FR)機首磁方位/距離表示を切り替える事ができる。デフォルトはFR。 - スクラッチパッド (L10)
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