世界初最初の電話帳

Last-modified: 2009-03-02 (月) 15:27:50

最初の電話帳は「加入者リスト」とよばれた。ニューヘブン局で交換が始まった1878年1月には、僅か21人の加入者をつないだだけだったが、約2ヶ月後には2倍以上に増加した。そして最初の電話帳は、1878年2月、50人の名前が載ることとなった。コストは全部で39ドル50セント。番号は記載されておらず、名前だけのものだった。それなのに、たった50名が職業別に分類されていた。住宅・内科医・商店・工場・生肉魚類市場・貸馬車・厩舎・その他2つ計8つの分類に分けられた。電話加入者の負担費用は高かったので、住宅電話は11戸のみで、公共的な仕事をしている人のみのものであった。その中でも大部分は電話局会社の社員や支援者。
この時の電話交換局の業務は、当初朝6時から午前2時まで翌月には24時間体制という激務。その後8月には227人の新加入者リストを印刷した新しい電話帳が発行された。この時住宅電話は42名分。

 
 
1985年のニューヘブンの電話帳
ニューヘブンでの世界初の電話帳