カードの配り方
- 最初に親を決めます。
- 親は、自分の左側にいる人から1枚ずつ順番に、各プレイヤーに7枚のカードを伏せて配ります。
- 残りのカードは、全部テーブルの中央に伏せておきます。
ゲームのスタート
- 伏せておいたカードの一番上の1枚を、親が場にオープンします。
- 親の左側のプレイヤーから、時計方向にゲームを始めます。
- ゲームスタート時点で親が文字カードをオープンした場合は、次のようにします。
- Wildカードが出たときは、親の左側のプレイヤーは自分の好きなカードを使えます。
- Wild Draw fourカードが出た時は、伏せておいたカードの中に戻して、もう一度切りなおしてから、次のカードをオープンします。
- Draw twoカードが出た時は、親の左側のプレイヤーは無条件で、伏せておいたカードから2枚とらなくてはなりません。
手元に使えるカードがあっても使えず、その次のプレイヤーの番となります。 - Reverseカードが出た時は、親から逆回りにゲームを始めます。
- Skipカードが出た時は、親の左側のプレイヤーは飛ばされてしまい、その次のプレイヤーからゲームを始めます。
プレイ時のルール
- 場のカードと、色、数字、文字のうち、どれか1つでも共通なものが手元にあれば、そのカードの上に出せます。
但し、前のプレイヤーが文字カードを出した場合は、そのカードに従います。 - 順番が来た時に、使えるカードがない場合は、伏せておいたカードから1枚とります。
- とったカードが使えるカードなら、そのまますぐに使えます。
- 使えないカードの場合は、手持ちとなります。
- この時、手元に使えるカードがあるときでもカードを引いて構わず、また引いたカードが使えるカードでも手持ちに加えて構いませんが、カードを引いてから手持ちからカードを出してはいけません。
- 1枚カードをとれば、ゲームは次のプレイヤーに進みます。
文字カードの使い方と内容
Wild(ワイルド)カード
- ゲーム中、自分の番が来た時にはいつでも使えます。
- 次のプレイヤーに色の指定ができます。
Draw two(ドロートゥー)カード
- このカードは、次のプレイヤーに無条件で、伏せておいたカードから2枚とらせることができます。
- カードを取らされたプレイヤーは、手元に使えるカードがあっても使えず、その次のプレイヤーの番となります。
Reverse(リバース)カード
- このカードが出ると、ゲームの順番は、逆回りとなり、次のReverseカードが出るまで続きます。
Skip(スキップ)カード
- このカードが出ると、次のプレイヤーは、飛ばされてしまいます。
Wild Draw four(ワイルド・ドロー・フォー)カード
- 場に出ているカードと同じ色のカードが手元にない場合のみ使え、カードを出したプレイヤーは色の指定ができます。
- 次のプレイヤーは無条件で伏せておいたカードから4枚とらなくてはなりません。
手元に使えるカードがあっても使えず、その次のプレイヤーの番となります。
但し、"チャレンジ"をコールすることができます。- チャレンジについて
手元に使えるカードの色があっても、作戦としてWild Draw fourカードと使うことができます。
カードを出されたプレイヤーが、出したプレイヤーに対し、怪しいと思えば(作戦として使った)"チャレンジ"とコールし、手持ちのカードを見せるよう、要求できます。(コールした人にだけカードを見せます。)- チャレンジ成功
カードが正しく使われていない場合は(手元に使える色のカードがある)カードを出したプレイヤーが、手元にWild Draw fourカードを戻し、使える色のカードを場に出します。
さらにペナルティとして、伏せておいたカードから4枚とらされます。 - チャレンジ失敗
カードが正しく使われている場合は、(手元に使える色のカードがない)チャレンジをコールしたプレイヤーは通常の4枚に加え、ペナルティとして2枚、合計6枚を伏せておいたカードから取らされます。
- チャレンジ成功
- チャレンジについて
上がり
- 手持ちのカードが残り1枚になるときにプレイヤーは「ウノ」(1の意味)と言い、他のプレイヤーに次回、上がる可能性のあることを知らせます。
- この時「ウノ」と言わなかった場合、他のプレイヤーが指摘するとペナルティとして伏せておいたカードから2枚とらなくてはなりません。
- 次のプレイヤーにゲームが進んでしまった場合はペナルティにはなりません。
- 誰も上がらないうちに、伏せておいたカードがなくなった場合は、場の一番上のカード1枚を残し、ほかの使い捨てたカードを切りなおして加えます。
- 上がったプレイヤーの捨てたカードがWild Draw fourカードまたはDraw twoカードの場合、次のプレイヤーは、伏せておいたカードから4枚または2枚とり、スコアに加えなくてはなりません。
- 1人のプレイヤーが上がると1ゲーム終了です。(上がった人が次回の親になります。)
- スコア計算をして、カードを配り直し、次のゲームを始めます。
スコアの計算方法
- 各プレイヤーの手持ちカードの合計点が上がった人の点数です。
各カードの点数
カード | スコア |
Wildカード | 50点 |
Wild Draw fourカード | 50点 |
Draw twoカード | 20点 |
Reverseカード | 20点 |
Skipカード | 20点 |
数字カード | 各数字が点数 |
国際ルールの点数計算と勝敗の決定
手持ちのカードを早くなくし、得点が500点に達した人の勝ちです。
日本ルールの点数計算と勝敗の決定
手持ちのカードを早くなくし、5回戦の合計点が多い人の勝ちです。
二人でゲームをする場合
- Wild Draw fourカード、Draw twoカードは、相手に伏せておいたカードを取らせ、カードを出したプレイヤーは続けてもう1回出来ます。
- Reverseカード、Skipカードを出したプレイヤーは、続けてもう1回出来ます。
- その他は通常のルールに従います。
- 同じ数字のカードは重ねて出せる
→NG。基本的にカードを複数枚出してはいけない。 - Wild Draw fourカード、Draw twoカードは等位もしくは上位のカードを重ねて出すことでその効果を次のプレイヤーに押し付けられる
→NG。「無条件で」山札からカードを取らされる。 - 記号カードで上がってはいけない
→上がれる。Wildで上がっても一向にかまわない。 - 最後の一人になるまでプレイする
→1人目が上がった時点でゲームは終了し、残りのプレイヤーの余ったカードをスコアとして換算する。
以上のルールは80年代のものを参考にしており、公式ルールではWild Draw fourカードの使用条件が厳しくなっていたり(手元に使えるカードがある場合は出せない)、日本ルールでは数字カードに限っては重ねだしが許されていたり(国際ルールではNG)などと変化がみられる。
またUbisoftが出している電子版UNOではドロー重ね回避が許可されていたりWild Draw fourカードの制限がなくなっていたりしている。
今回のルール
- 初期配布のカードは11枚。
- ゲームスタート時に文字カードが出た場合は、全てにおいて親が出したものとして効果を発動する。
- すべてのカードについて使用制限は設けない。
- 上がりについては、本来のルールであるスコア制と、1人を除いて全員上がるまで続けるルールのいずれでもよい。
スコア制にする場合はカード枚数とスコア表に基づいて計算し、国際ルールを適用させるときは2000点で上がりとする。 - 重ね出しは禁止。
- ドロー回避は特殊カードの使用を除き禁止。
- 記号上がりは許可する。
- その他のルールについては、本来のルールに従う。