ルール

Last-modified: 2022-03-11 (金) 18:07:55
本来のルール

カードの配り方

  • 最初に親を決めます。
  • 親は、自分の左側にいる人から1枚ずつ順番に、各プレイヤーに7枚のカードを伏せて配ります。
  • 残りのカードは、全部テーブルの中央に伏せておきます。

ゲームのスタート

  • 伏せておいたカードの一番上の1枚を、親が場にオープンします。
  • 親の左側のプレイヤーから、時計方向にゲームを始めます。
  • ゲームスタート時点で親が文字カードをオープンした場合は、次のようにします。
    • Wildカードが出たときは、親の左側のプレイヤーは自分の好きなカードを使えます。
    • Wild Draw fourカードが出た時は、伏せておいたカードの中に戻して、もう一度切りなおしてから、次のカードをオープンします。
    • Draw twoカードが出た時は、親の左側のプレイヤーは無条件で、伏せておいたカードから2枚とらなくてはなりません。
      手元に使えるカードがあっても使えず、その次のプレイヤーの番となります。
    • Reverseカードが出た時は、親から逆回りにゲームを始めます。
    • Skipカードが出た時は、親の左側のプレイヤーは飛ばされてしまい、その次のプレイヤーからゲームを始めます。

プレイ時のルール

  • 場のカードと、色、数字、文字のうち、どれか1つでも共通なものが手元にあれば、そのカードの上に出せます。
    但し、前のプレイヤーが文字カードを出した場合は、そのカードに従います。
  • 順番が来た時に、使えるカードがない場合は、伏せておいたカードから1枚とります。
    • とったカードが使えるカードなら、そのまますぐに使えます。
    • 使えないカードの場合は、手持ちとなります。
    • この時、手元に使えるカードがあるときでもカードを引いて構わず、また引いたカードが使えるカードでも手持ちに加えて構いませんが、カードを引いてから手持ちからカードを出してはいけません。
  • 1枚カードをとれば、ゲームは次のプレイヤーに進みます。

文字カードの使い方と内容

Wild(ワイルド)カード

  • ゲーム中、自分の番が来た時にはいつでも使えます。
  • 次のプレイヤーに色の指定ができます。

Draw two(ドロートゥー)カード

  • このカードは、次のプレイヤーに無条件で、伏せておいたカードから2枚とらせることができます。
  • カードを取らされたプレイヤーは、手元に使えるカードがあっても使えず、その次のプレイヤーの番となります。

Reverse(リバース)カード

  • このカードが出ると、ゲームの順番は、逆回りとなり、次のReverseカードが出るまで続きます。

Skip(スキップ)カード

  • このカードが出ると、次のプレイヤーは、飛ばされてしまいます。

Wild Draw four(ワイルド・ドロー・フォー)カード

  • 場に出ているカードと同じ色のカードが手元にない場合のみ使え、カードを出したプレイヤーは色の指定ができます。
  • 次のプレイヤーは無条件で伏せておいたカードから4枚とらなくてはなりません。
    手元に使えるカードがあっても使えず、その次のプレイヤーの番となります。
    但し、"チャレンジ"をコールすることができます。
    • チャレンジについて
      手元に使えるカードの色があっても、作戦としてWild Draw fourカードと使うことができます。
      カードを出されたプレイヤーが、出したプレイヤーに対し、怪しいと思えば(作戦として使った)"チャレンジ"とコールし、手持ちのカードを見せるよう、要求できます。(コールした人にだけカードを見せます。)
      • チャレンジ成功
        カードが正しく使われていない場合は(手元に使える色のカードがある)カードを出したプレイヤーが、手元にWild Draw fourカードを戻し、使える色のカードを場に出します。
        さらにペナルティとして、伏せておいたカードから4枚とらされます。
      • チャレンジ失敗
        カードが正しく使われている場合は、(手元に使える色のカードがない)チャレンジをコールしたプレイヤーは通常の4枚に加え、ペナルティとして2枚、合計6枚を伏せておいたカードから取らされます。

上がり

  • 手持ちのカードが残り1枚になるときにプレイヤーは「ウノ」(1の意味)と言い、他のプレイヤーに次回、上がる可能性のあることを知らせます。
  • この時「ウノ」と言わなかった場合、他のプレイヤーが指摘するとペナルティとして伏せておいたカードから2枚とらなくてはなりません。
  • 次のプレイヤーにゲームが進んでしまった場合はペナルティにはなりません。
  • 誰も上がらないうちに、伏せておいたカードがなくなった場合は、場の一番上のカード1枚を残し、ほかの使い捨てたカードを切りなおして加えます。
  • 上がったプレイヤーの捨てたカードがWild Draw fourカードまたはDraw twoカードの場合、次のプレイヤーは、伏せておいたカードから4枚または2枚とり、スコアに加えなくてはなりません。
  • 1人のプレイヤーが上がると1ゲーム終了です。(上がった人が次回の親になります。)
  • スコア計算をして、カードを配り直し、次のゲームを始めます。

スコアの計算方法

  • 各プレイヤーの手持ちカードの合計点が上がった人の点数です。

各カードの点数

カードスコア
Wildカード50点
Wild Draw fourカード50点
Draw twoカード20点
Reverseカード20点
Skipカード20点
数字カード各数字が点数

国際ルールの点数計算と勝敗の決定

手持ちのカードを早くなくし、得点が500点に達した人の勝ちです。

日本ルールの点数計算と勝敗の決定

手持ちのカードを早くなくし、5回戦の合計点が多い人の勝ちです。

二人でゲームをする場合

  • Wild Draw fourカード、Draw twoカードは、相手に伏せておいたカードを取らせ、カードを出したプレイヤーは続けてもう1回出来ます。
  • Reverseカード、Skipカードを出したプレイヤーは、続けてもう1回出来ます。
  • その他は通常のルールに従います。
本来のルールで勘違いされがちなこと
  • 同じ数字のカードは重ねて出せる
    →NG。基本的にカードを複数枚出してはいけない。
  • Wild Draw fourカード、Draw twoカードは等位もしくは上位のカードを重ねて出すことでその効果を次のプレイヤーに押し付けられる
    →NG。「無条件で」山札からカードを取らされる。
  • 記号カードで上がってはいけない
    →上がれる。Wildで上がっても一向にかまわない。
  • 最後の一人になるまでプレイする
    →1人目が上がった時点でゲームは終了し、残りのプレイヤーの余ったカードをスコアとして換算する。

以上のルールは80年代のものを参考にしており、公式ルールではWild Draw fourカードの使用条件が厳しくなっていたり(手元に使えるカードがある場合は出せない)、日本ルールでは数字カードに限っては重ねだしが許されていたり(国際ルールではNG)などと変化がみられる。
またUbisoftが出している電子版UNOではドロー重ね回避が許可されていたりWild Draw fourカードの制限がなくなっていたりしている。

今回のルール

  • 初期配布のカードは11枚。
  • ゲームスタート時に文字カードが出た場合は、全てにおいて親が出したものとして効果を発動する。
  • すべてのカードについて使用制限は設けない。
  • 上がりについては、本来のルールであるスコア制と、1人を除いて全員上がるまで続けるルールのいずれでもよい。
    スコア制にする場合はカード枚数とスコア表に基づいて計算し、国際ルールを適用させるときは2000点で上がりとする。
  • 重ね出しは禁止。
  • ドロー回避は特殊カードの使用を除き禁止。
  • 記号上がりは許可する。
  • その他のルールについては、本来のルールに従う。