Dwarf Fortress 2010/Beekeeping
作成時のVersion | 0.31.25 |
最終更新Version | 0.31.25 |
Dwarf Fortress 2010において実装されたBeekeepingについての解説です。
養蜂概説
Beekeeping(養蜂)は、蜂を飼育して食物であるHoney(蜂蜜)・Royal Jelly(ロイヤルゼリー)、工芸素材となるWax(蜜ろう)を生産する産業です。
主にBeekeeping Laborによって運営されます。
養蜂入門
養蜂に必要なBeeは、Embark時に持ち込むことができません。養蜂を営むには、Verminの一種であるBeeが生息する地域、すなわち気候がFreezingではない地域にEmbarkしていなければなりません。
まず、Hive(巣箱)を生産します。石・木(Craftsdwarf's workshop)、陶器(Kiln)、金属(Metalsmith's Forge?)で作ることができます。
野外において[b]uilt-alt+Hで指示すると、BeekeepingをonにされたDwarfによりHiveが設置されます。プレイヤーが禁止(cキー)しなければ、Beekeeperは自動的に蜂の巣を探し、捕まえたBeeをHiveへ巣分けします。
※ちなみにHoney Bee(ミツバチ)が存在しなかった場合、DwarfはBumblebee(マルハナバチ)を捕まえてきて、謎の力によってBumblebeeをHoney Beeに変身させます。
一度巣分けされたHiveは、しばらく経つと"ready to be split,"(巣分け可能)となり、他のHiveへの巣分けに使用できるようになります。
やがて、HiveにはHoneycombとRoyal Jellyが生産されます。HiveにいるBeeの数や生産品は、View I[t]emsメニューにより確認することができます。
Hiveの機能について、プレイヤーにはふたつの選択肢があります。
- Hiveから収穫しない(gキー)ことにより、Beeを継続的に育成することができます。この巣は、他のHiveへ巣分けするために使用されます。
- 特に指示をしなかった場合、Beekeeperは6ヶ月ほど後にRoyal Jellyを空のJugへ収穫し、Honeycombを入手します。この作業により蜂の巣が破壊され、住んでいたBeeは全滅します。
収穫品の利用法
HoneycombはScrew press?で圧搾することにより、HoneyとWaxに分離されます。
Royal JellyとHoneyは、そのまま食用にもなりますし、Kitchenで調理することもできます。さらに、HoneyはStillで醸造してMeed(蜂蜜酒)にすることができます。
Honeyを得たあとのWaxは、Craftsdwarf's workshopで作成するWax Craftの素材になります。
Tips
- Hiveの働きバチは、Hiveの周囲数タイルを飛行し、ときおり生物を刺します。Dwarfが刺されても負傷とは記録されませんが、Health Screenにおいては"Slight Pain"が表示され、"Recover Wounded"タスクのトリガーとなります。しかし、この被害がBad Thoughtを喚起することはないようです。
- BeeもVerminの一種です。Refuse StockpileがBeeの死体だらけになっても動揺しないように。
バグ
31.25現在は結構深刻なバグが存在する。
一番深刻なものは「蜂がいなくなった巣からも蜂を回収しようとするため、beekeeping指定した人員が実質働かなくなる」というものである。