キャラクター性能

ステータス

エスカ・メーリエ

劣悪な物理攻撃力とアイテムの使用に特化した性能、つまりはアトリエ主人公らしい性能の持ち主。
・・・と見せかけてノックバック付きの範囲攻撃や補助スキルも持っているハイスペックな子。
しかし今回は爆弾投げ放題かつ、使わないとお給金に関わるので白兵戦の機会は歴代以上に少ないだろう。
とは言えスピアと称して杖を投げるのは色々な意味で一見の価値あり。課題ボーナス抜きではMP以外の全てのステータスがロジーに劣るが、二つのスキルで錬金術士としての性能はロジーより上。
また、自分にお菓子を使うともぐもぐする。この際、健全をうたう本作にしてはなんとなく弾力を感じなくもない。どことは言わない。
専用アイテムの四極天の知恵書は、潜力次第では終盤のボスを完封できる壊れアイテム。使用は自己責任で。
2周目以降で楽したい人は1周目でエスカを選んで四極天を作り込もう。

以降はロジーにも共通することだが、主人公に選ばない場合はもう片方が最初のターンで敵を殲滅してしまい出番がない場合が少なくない。
主人公にターンが回る前に戦闘を終わらせて時間を節約する定番のテクニックだが、W主人公制なので人によっては気になる点かもしれない。
また、アイテムが引き継がれる2周目中盤から四極天調合まで攻撃性能でロジーと明確な差が出てしまう。一時的なものだが、きになるならあらかじめ次元爆弾あたりを作りこんで持たせておこう。

ロジックス・フィクサリオ(ロジー)

シリーズ6代目の男主人公。男性錬金術士では4人目（非主人公は除く）。
歴代の男主人公の殆どと同様に剣を得物にしているが、戦闘スタイルはアイテム中心の立派な錬金術士である。
エスカとの違いは錬金術士としての性能で劣る代わりにMPを除く全ステータスで勝る事（課題ボーナス含まず）。
専用アイテムの各種コアが非常に便利。アイテム引き継ぎのない序盤では、グリュネブリッツが非常に使い勝手が良い。
アイテムなしでもスキルだけでそれなりに戦えたりする。さすがに他メンバーには劣るものの
中範囲攻撃から高火力の単体攻撃&継続ダメージまで揃っており、装備さえ整えばアイテムを使うより威力が出る。
が、タウゼントブリッツにはさすがに叶わないため、やはり出番は少ない。
主人公に選ばない場合の注意はエスカ同様だが、ステータスの違いから開幕即雑魚殲滅の戦法がエスカよりも楽。

アウィン・サイドレット

最初期から加入し、もやしっ子な錬金術士2人をしっかり引率。サポートを駆使すればまさに頼れるお兄ちゃん。
その代わり、彼のキャライベント（西の果て解禁）は未踏遺跡到達までの時限制。好感度は優先してあげておこう。
中盤以降攻撃ミスが目立つようなら装備に命中上昇系の潜力組み込むことも検討しよう。
スパークビッターがダメージソースとして非常に強力。雑魚殲滅からボス戦まで使えて低燃費。
ブレイクインパクトもメンバーの火力の底上げに使えてダメージもなかなかのもの。
ステータスやスキルのおかげで盾性能もピカイチであり、序盤から終盤まで頼りになる。
何故か必殺技のフィニッシュジングルがシリーズ初の歌付き。ドリルは男のロマン。

スレイア・ヘーゼルグリム

上級者向けのキャラクター。アウィン・リンカに次ぐ攻撃力の高さを持つが、HPと防御はルシル並である。
しかしスピード系アタッカーという訳ではなく、素早さは並で攻撃面でも範囲攻撃スキルがない大きな欠点を抱える。
では彼女の長所はどこかというと独特な各種スキルと最強装備にある。
鉄壁のボディ(物理ダメージ軽減、行動押し戻し完全無効化)と研究者の意志（状態異常軽減、回避率上昇）
で実際の耐久力は数値以上。
更に最強武器の聖涙のタリズは全属性に25の耐性（最高品質で33）を持つので、装備とテンプレ潜力の組み合わせ次第では属性攻撃をほぼ完全にシャットアウトすることも可能となる。
攻撃スキルも範囲攻撃がないだけで全て能力低下等のデバフがついており、特に次に発生させるダメージを増加させるアナライズは非常に強力。
ＨＰと防御力の低さを補えばボスキラーとして非常に有用なキャラと言える。

なお、ボディは鉄壁だがある部分が柔らかい。健全な本作では恐らく唯一のキャラ。
こだわりのある方はレベルアップ画面をスキップせぬよう。

レイファー・ラックベリー

ステータス自体はリンカと似ているが攻撃スキルや補助スキルを比べると、スキルはステータス低下や
状態異常は持っておらず、攻撃範囲は最大で中範囲とリンカと比べると雑魚戦闘面では劣ってしまう。
補助スキルのロマン主義は命中率と回避率アップするが、発動条件がHPがピンチになるか、
強大な敵でないと発動しないので少々使い勝手が悪い。
が、攻撃力に関しては全キャラ中最高であり、装備が整う終盤であれば四天神や還元潜力を付けた
ドラゴンブレスが非常に強力。対ボスの番長にもなり得る性能を持つ。最強アイテムを除くと恐らく
最強の威力を叩き出す。龍の秘薬などで底上げした威力は一見の価値あり。低いMPはアイテムなどで補ってあげよう。
HPが高いため盾はできなくともないが、鉄壁スキルを持つスレイアや、高い防御とHPを持ちさらに
毎ターンHP回復のスキルを持つアウィン、ダメージ軽減スキルを持つリンカには及ばない。
ロジーのボーナス付きと同等かそれ以下ぐらい。
アイテム集めに関してはスペシャルサポートのロマンズダート(物理ダメージ＋戦利品を必ず入手)と補助スキルの
冒険家の目利き(アイテムのドロップ率up＋お金の入手ボーナス)があるのでうまく活用しよう。
ロマンズダートは一度に全てのアイテムを入手できるわけではない模様（ver1.03時点）。また、入手率100％のアイテムも選択肢に入っている可能性あり？

ルシル・エルネラ

これまた伝統の非錬金術士の回復役。そして歴代のカバン装備者同様、実際の得物はエグい。
全体回復技を持ち、範囲回復手段に乏しい本作では欠かせない回復要員。
攻撃スキルは単体技一つしかないが、サポートゲージの上昇量が高いと言う特徴を持つ。
また、素早さが非常に高めなので前衛としての需要も高い。リンカ等を後衛に置けば交代ですぐに行動できる。
しかしHPはダントツで低く、エリキシル源薬やブラザーコールが出てくる終盤は役目を奪われがち。
いっそスキル関係のテンプレ潜力を消費MP半減×2に付け替えて回復に特化するのもいいかもしれない。

リンカ

　
攻撃と防御が高いが素早さはパーティー中最低というテンプレ的重戦士。
そのため、素早さ低下や行動押し戻しを用いる相手は相性が悪い。
攻撃スキルは直線、中範囲、大範囲と揃っていてスロウや弱体化等もあるので殲滅戦には向いている。
ただし、クラックショット以外のスキルのディレイが非常に長く、使った後に敵から何度も
殴られる羽目になり、強敵、ボス戦では少々使い所が難しい。
補助スキルもヴァルキリア(攻撃対象になりやすい＋クリティカル発生時ダメージ補正上昇)や、
強化筋肉(クリティカル発生率上昇＋物理ダメージ軽減)があるので囮＆壁役としても使える。
素早さを除けば使い勝手が良いので、素早さを上げて如何に運用するかがカギとなる。
ルシルの後衛において即交代すれば雑魚戦で大いに役に立つ。

ウィルベル・フォル=エルスリート(DLC)

　
攻撃力と素早さが高く、HPと防御力が低い典型的な攻撃型魔法使い。スキルに癖がありボス戦向け。
唯一の全体スピードアップスキル、ウィンドシェルが中々に強力。自身が素早いので開幕直後に使えることも多い。
魔法使いの素養(クリティカル発生率の上昇とスキル威力がアップ)のスキルにより攻撃スキルのダメージが他のキャラに比べて高く、さらにウインドコールはイベントでツインコールに強化される。強敵や時間のかかるボスに強い優秀なアタッカーである。
しかし雑魚戦においてウィンドシェルを使う必要性は低く、唯一の範囲攻撃のウィンドコールはタイム型(前作をやった人なら、スキル版天元方陣と言えばわかりやすいだろう)のため完全に死にスキルと化している。
手軽な攻撃スキルは単体攻撃のウィンドカッターのみであり、殲滅力に欠けるのが最大の弱点。
また、サポート含めスキルは風属性で構成されており、得手不得手がはっきりしている。HPと防御力もルシル同等かそれ以上に低いので対策が必要。

カトラ・ラーチカ(DLC)

ステータス面ではミーチェ同様にスピード系アタッカーだが、スキルの関係からどちらかと言うと補助寄り。
獲得資金増加スキルを持っているので、強敵遭遇を発生させる際には隊列に加えておくと良い。
サポートアタックは相手のパラメータを吸収する。

ミーチェ・サン・ミュッセンブルグ(DLC)

スピード系アタッカー。
今回の確率連続行動（レインスラスト）持ち。他に替えの効かない非常に強力なスキル。
ただし、歴代のアンナやジオと比べると確率は低め？3回目で既に安定しないように思える。
その代わり、良家の血筋は他のボス戦での能力強化と違い、行動時間短縮効果も付与される上位版となっている。