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Last-modified: 2015-05-31 (日) 15:58:35
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▲7六歩△3四歩▲2六歩△4四歩▲4八銀△4二飛▲5六歩(中央図)△3二銀▲2五歩(右図)△3三角▲6八玉(左下図)

 後手番初手は原則的に△3四歩なので、▲7六歩には△3四歩と突いて角道を開ける。ノーマル四間飛車を目指すので、▲2六歩には△4四歩と突いて角道を止める。ノーマル四間飛車を目指しているので、▲4八銀には△4二飛と振る。
 ▲5六歩には△3二銀の原則より、▲5六歩には△3二銀と上がる。△3二銀は引き角を警戒している。▲2五歩△3三角▲7八銀△4三銀▲7九角に△2二飛と振り直せるようにしている。
 △2二角△3二銀型だと角が浮き駒になっているので、次の手は原則として△3三角だが、▲2五歩は飛車先の歩交換を狙っているので、飛車先の歩交換を受けるためにも、△3三角と上がって角に紐をつける。「飛車先の歩交換3つの得あり」の格言より、無条件で飛車先の歩交換を許してはいけない。ちなみに、3つの得とは、(1)持ち駒に歩が増える(2)歩が居なくなった場所に自分の駒を進められる(3)飛車が敵陣を直射できる。

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△6二玉▲7八玉△7二玉▲5八金右(中央図)△8二玉▲9六歩(右図)△9四歩▲3六歩(左下図)

 △8二玉型美濃囲いを目指すので、△6二玉~△7二玉~△8二玉と移動させていく。天守閣美濃には△7一玉型美濃囲いがいいらしいが、よくわからないので、△8二玉型美濃囲いを目指す。
 ▲9六歩は穴熊を牽制した手だが、美濃囲いを目指しているので、端歩には端歩の原則より、△9四歩と突いて玉の退路を作っておく。

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△7二銀▲6八銀(中央図)△5二金左▲5七銀左(右図)△5四歩(左下図)

 △8二玉型美濃囲いを目指しているので、▲3六歩には△7二銀で片美濃囲いを完成させる。△8二玉型美濃囲いを目指しているので、▲6八銀には△5二金左で本美濃囲いを完成させる。
 ▲5七銀左に何を指すかが悩ましい。候補手としては、△1二香△5四歩△4三銀△6四歩△1四歩。
 △1二香は角のラインから避けて▲1一角成で香車を取られないようにしようという狙いだが、▲2三歩成や▲2三銀成となったときに香車に当たるというデメリットがある。
 △5四歩は△4三銀~△3二飛~△4二角と引いたときに△6四角と出られるようにしようという狙いだが、飛車のコビンを自ら開けるので、▲9七角を誘発するというデメリットがある。
 △4三銀は角頭を守ろうという手だが、角交換になったときに▲3三角成に△同銀と取れなくなるので、2筋を突破されやすなくなるというデメリットがある。
 △6四歩は将来の角のラインで狙われたときに緩和しようという手だが、△6四角と出られなくなるデメリットがある。
 △1四歩は手待ちの手だが、相手が端歩を受けた場合は手待ちになっていないのと、端歩を受けなかった場合と端歩を受けられた場合の両方を考えなくてはいけないというデメリットがある。
をから為りたぶん、どれを選んでも直ちに不利になることはないと思うので、

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